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店名 |
みどり食堂
|
---|---|
ジャンル | 食堂、カフェ |
お問い合わせ |
03-6380-9837 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
永田町駅より徒歩3分 永田町駅から209m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
100席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 建物の向かいがコインパーキングです |
料理 | 野菜料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
2011年4月 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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JAグループはしばしば権力組織であると批判されることがあります。
これは、農業に関わらない方々には少々わかりにくい部分もあるかもしれません。
というのは、農協協同組合(農協)は本来、農業事業者のみを会員とする共同組織であるため、一般社会への関わりが少なく、不明瞭な部分が多いからです。
先日、農協食堂というレビューを上げた際にも、先輩レビュワー様から、この農協組織が小規模専業農家に対して行っているという「専制的な対応」をご指摘頂きました。農家は販売先を独占され、保険も機材も消耗品購入も借入金も他に選択肢が無く、雁字搦めに縛られているとういうものです。私はその状況を親戚などから聞きこそすれ、直接確認できる訳ではありませんので、当レビューで説明することは正直難しいです。
しかし、それでも一部知っている部分があります。それがJAグループの中核企業の一つであるJA共済が行っている共済事業です。
一応解説をしますと、JAとはいわゆる農業協同組合(通称:農協)が組織する全国で組織されたグループの愛称です。また農協とは、農民や農業事業者によって組織された協同組合の事です。
この組織は農業協同組合法によって規定されており、その事業活動は細かく制限されると同時に保護もされているのです。
また、共済とは同じ職場の組合等が助け合いを目的として非営利で運営する事業のことで、規模の大きいものとしては、全労済、COOP共済、県民共済などが有名です。これらはいずれも、TVでCMを打つなど潤沢な資力を持っていますね。
ちなみに、この共済という組織名は、大企業や公務員の職場ではよく聞く事があります。職員の福利厚生を目的の一つとしている訳ですから、権力食堂の運営者としてしばしば登場するなど、このシリーズとは密接な関係があるんです。
さて話題をJA共済に戻します。
なぜ、共済事業を行うことに権力的な問題があるのでしょうか。
もう一度確認しますが、当事業は農業従事者のみが参加する非営利の共同運営であることが前提です。そのために、法律により業務が細かく定められ、税務上などの面では規制よりもむしろ保護を受けているとされます。
今、産業としての農業は難しい局面にあります。後継者問題、大規模化の難しさ、国外農産品との競争など問題は山積です。日本の食を支える第一次産業の改革は待ったなしの状況にあるのです。
しかし、現在のJAグループの組織の拡大はどうなのでしょう。今や農協の組合員は正規会員が主ではなく、兼業や臨時農業者の方が主流となっています。驚くことに農業が産業としての求心力を失っているのに、会員は大幅に増えているのです。
農業中央金庫もそうです。貯金残高は100兆円に迫り、銀行としての規模はメガバンクに匹敵するほどになりました。
そしてJA共済です。同社は農家のみを対象とする事業であることから、保険業務に類似するとされる共済事業を行うことができる、、、これが大前提のはずです。
しかし実際には保険事業との差が明確でない事が指摘されており、参入障壁を維持することに対しては様々な議論がある訳です。営利企業である(海外の)保険会社が、日本の共済組合のシェアを狙っているとも表現されますが、同時に過保護政策の見直し・適正な民間競争の実現という意味もあるのだそうです。
もし、非農業者を対象に金融事業に奔走し、本来の農業における需要に応えていないというのであれば、存在意義が問われることになるかもしれません。
JAグループは、食を生みだす農家のためにあって欲しいものです。
レビュワーとして、ほんの少しだけ食に関わらせていただいていますので、生意気なことを申しました。
※※※※
さて、当店【みどり食堂】のある平河町は、国家の重要施設がある地域とはとても近い場所にあります。東側は最高裁判所、南側は議事堂などが存在する永田町と接します。そのため歴史の舞台ともなった有名施設が多数存在する街となっています。
その平河町にひときわ目立つのがJA共済ビルです。巨大な建物の三階に当店【みどり食堂】はあります。
一般の方でも全く問題なく入れる場所ですので、エントランスからエスカレーターを上がって入りましょう。
建物もそうですが、食堂自体も新しく洗練された雰囲気です。広すぎて、綺麗すぎて、ちょっと戸惑ってしまうくらい。食品サンプルだって、メニュー表だってかなり作り込んだ内容です。この辺はさすが有名どころの社食ですね。
また、その料理ごとにエネルギー、たんぱく質、脂質、食塩相当量の表示がされているところも、農業従事者相手の企業といったところです。運営企業名は分かりませんでしたが、運営の洗練さを見れば多分委託でしょう。
入口ではデポジット形式のカード購入が必要なので、最低額として1,500円が必要です。購入もしくはチャージをした後に好きなカウンターで配膳を受けて、最後に支払いをするのが一般のシステムです。グラムごとの料理購入もあるみたいですが、カレーには関係ないのでよく見てませんw
カレーはえびと筍のレッドカレーでした。
お値段は610円(消費税込み)、ミニサイズだと390円です。
レッドカレーと言うから辛いのかなーと思って覚悟して食べたら、トムヤンクン風の甘酸っぱいスープカレーでした。この旨みのあるスープは食堂としては十分に美味しい。簡易なラーメンのようで、煮込んだ濃厚さがある訳じゃないけど、毎日の食事に飽きない工夫は感じます。
客層は地理的な要因もあるのでしょうが、男性サラリーマンの比率が高いです。周りにはハイスペックなお店も多いから、女性からはそこまでの評価は貰えていないのかも。
個人的には典型的な社食で、激安ランチという感想は持ちませんでした。
食事を終えてトレーを持って返却場所へ移動します。エリアを一周するような導線になっていてこの辺は分かりやすい構造です。社外の人でも抵抗なく入れる気楽な食事処という感じでした。
建物を出て永田町の駅に向かいます。隣は有名な砂防会館があった場所で、現在は建て替え中のため別館の一部が残るほかは工事現場になっています。かつては自民党の本部として幾多の歴史の舞台となった有名な建物です。今度、権力食堂シリーズのネタで訪問しようかと思ってカメラを向けていたら・・・
ん? フレームに全身ピンク色の人影が。
あはは。お元気そうで何よりです。政界を引退されていたと聞いていましたが、やる気も元気もまだまだのご様子ですね。