いつも多彩な食材でとても美味しい料理を提供してくれるお気に入りのイタリアン : ラ・コメータ

夫婦で訪問し、コースのディナーを注文しました。コロナ感染防止対策で営業時間は２０時まででしたが、お店の雰囲気は以前と変わらず心地よいものでした。入り口を入った所には大きな生け花が飾られ、壁にはシェフが仕留めた立派な角を持ったエゾシカの顔のはく製が据え付けられています。入り口で手指をアルコール消毒し、他のテーブルとは離れて着席です。シェフとスタッフの方は皆マスク着用です。私達もマスク会食を実践しました。

コースの内容は次の通りです。
◆冷たい前菜
・ブラータノカプレーゼ
・阿寒湖のワカサギのエスカベッシュ
・石垣島のローストビーフ　ラスパドゥーラ添え
・24ヵ月熟成サンダニエーレ生ハム
◆温かい前菜
・ホワイトアスパラのバポーレボッタルガ添え
・長崎県産穴子の赤ワイン煮込み
◆パスタ
・ズワイガニと菜の花のタリアテッレ
◆お口直し
・レモンシャーベット
◆メイン
・燕三条産天然イノシシ備長炭の炭火焼き　カッチャトーラソース
◆デザート
・ティラミス
・パンナコッタ　いちごのマチェドニアソース

先ずは食前酒のスプマンテで乾杯。これが美味しくて料理への期待が高まります。
シェフが目の前でロディジャーノチーズを削ってくれて冷たい前菜の生ハムに盛り付けてくれました。このチーズとブラータチーズはこのお店ならではの本場の味を楽しめました。
温かい前菜のアスパラはシャキシャキとした食感でした。
パスタは平打ち麺でズワイガニのソースとよく絡んで食が進みます。ズワイガニの風味が口の中いっぱいに拡がりました。
お口直しのレモンシャーベットは酸味が強いけどさっぱりとしていて口の中をとても爽やかにしてくれました。
メインは炭火焼のイノシシ肉でした。イノシシ肉は初めての経験でしたが、全く臭みが無くしっかりとした歯ごたえで、優しい味付けのソースと相まって肉の美味しさを存分に堪能しました。
デザートのティラミスやパンナコッタは甘過ぎず珈琲と共に後口のよい味わいでした。
シェフにお任せで選んでもらった白ワインは軽い味わいで大変飲みやすく美味しかったです。

お皿に幾種類もの料理が盛られておりそのどれもがとても美味しかったので至福の時間を過ごせました。いつものことですが6,500円のコース料理とは思えない味と量の工夫された料理でとても満たされた気分に浸れました。

会社の同僚との食事会で訪問しました。
コロナ感染防止対策として、入店時の手指のアルコール消毒、スタッフのマスク着用、テーブルごとのソーシャルディスタンス確保などが行われていました。
6,500円のコース料理を注文しました。コース料理の内容は以下の通りです。
＜冷たい前菜＞
・ブラータ　ハーブオイルと共に
・ナスのマリネとマスカルポーネのインヴォルティーニ
・24ヵ月熟成のパルマ生ハム
・シーアスパラと魚介のマリネ
＜温かい前菜＞
・トリッパの煮込み
・ナスのオーブ焼き
<パスタ＞
北海道産　野生の本シメジとトリュフのパスタ
＜メイン＞
和牛と小鹿の炭火焼のグリル
＜デザート＞
・低糖質のパンナコッタ
・栗のカッサータ
・コーヒー
＜その他＞
・オリーブの実（お通し）
・パン
・レモンのリキュール（デザート前のお口直し）
＜追加注文の飲み物＞
・イタリアビール（銘柄メッシーナ）
・イタリアワイン　白、赤

同僚の一人が遅れて来るため、会食の開始までメッシーナというイタリアビールを味わいました。イタリアビールは初めてでしたが、くせが無くのど越しのいい飲みやすいビールでした。
冷たい前菜はワンプレートに４種の料理が盛られていました。ブラータはこの店では定番の美味しいチーズです。ナスでマスカルポーネを巻いたインヴォルティーニは上品な味でした。生ハムはイチジクの上に載せられ生ハムの塩味とイチジクの甘さがマッチしていました。シーアスパラは初めて食べました。シャキッとした食感でタコの味を引き立ててていました。
温かい前菜のトリッパは牛の胃袋でトマト煮は臭みも無く柔らかく調理されていました。ナスには削りたてのパルミジャーノチーズがたっぷりかかっていました。ナスにいいアクセントを与えていました。
パスタはグルテンフリーの麺に野生の本シメジとトリュフが合わされていました。シェフが野生の本シメジをテーブルまで持ってきてくれて説明してくれました。パスタがテーブルに運ばれてきた瞬間、シメジとトリュフとのよい香りが立ち込め食欲をそそりました。野生の本シメジはしっかりとした食感で美味しかったです。
メインの小鹿は肉質が柔らかく希少部位の和牛のグリルも赤身と脂のバランスがよくそれぞれの美味しさを主張していました。
デザートは低糖質のパンナコッタでしたので糖質を気にされる方にはありがたい美味しいデザートでした。

3度目の訪問で、今回は会社の同僚達とディナーを楽しみました。
いつものようにフロアの女性が笑顔で迎えてくれました。
クロークのそばの生け花も豪華でお店の家庭的な雰囲気を盛り上げてくれます。
コース（6,500円）とワイン３本を注文しました。
コースの内容は次の通りです。
１、冷たい前菜
・五島列島天然真鯛のカルパッチョ
・産地直送水牛モッツァレラのカプレーゼ
・２０ヵ月熟成トスカーナ生ハム
・ポルケッタ
２、温かい前菜
・ホワイトアスパラのストラパッツァータ　ラスパデューラチーズ添え
・じっくり煮込んだトリッパのトマト煮込み
３、パスタ
・青海苔のフェットチーネ　スキャンピソース
４、お口直しのシャーベット
５、メイン
・熟成エゾシカの赤ワイン煮込み
６、デザート
・栗のカッサータ
・パンナコッタ
・キャラメルムース
７、コーヒー
・カプチーノやエスプレッソも選べます。

＊追加注文のワイン
・白1本　⇒　赤1本　⇒　赤1本

３度目の訪問ですが、毎回ほとんどの料理が目新しく新鮮です。もちろん食材の鮮度も抜群です。
配膳ごとにシェフがそれぞれの料理の説明を丁寧にしてくれます。
水牛モッツァレラチーズは産地直送で新鮮なためチーズの断面には外側の皮部分と内部との間に境界線が表れているとのことでした。
トスカーナ生ハムは２０ヵ月熟成した高級食材で、上品な旨味が感じられました。
アスパラは甘みがあり、トリッパ（牛の胃袋）は臭みが全くなくしっかりした食感を楽しめました。
青海苔を練りこんだフェットチーネは初体験でした。手長エビのソースと相まってほんのり海の香りを感じました。
お口直しのシャーベットは広島産レモンを使ったもので、レモンの強い酸味が口の中を一気にさっぱりさせてくれました。
エゾシカはシェフ自らが北海道で撃ち取った鹿肉で、臭みが全く無く口の中でほろほろとほぐれました。
デザートはそれぞれ甘すぎることなく食感もスムーズでとても美味しく、メインでお腹が十分満たされた後もデザートのお代わりをしたくなりました。
ワインはシェフのお勧めの中から選びました。白はすっきりとした味わい、赤は渋みが無く濃厚な中にフルーティさを感じ取れました。2本目の赤ワインはシェフがイタリア南部で見つけてきた銘柄で日本では珍しい銘柄だそうです。どのワインもとても美味しく気を付けないと間違いなく飲み過ぎてしまいます。
全ての料理に食材の吟味と調理に対するシェフのこだわりを感じることが出来て、とても美味しく幸せな時間を過ごせました。

このお店で50年来の友人達とディナーを楽しみました。注文したコースの内容は以下の通りです。
１、冷たい前菜
　・蒸した蝦夷アワビグリーンソース　
　・２４ヵ月熟成サンダニエーレ生ハムと富士柿　
　・三重県的矢産の生牡蠣　レモンソース
２、温かい前菜
　・蝦夷鹿のボリート
　・穴子の赤ワイン煮込み
３、パスタ
　・リガトーニ　カルボナーラ
４、お口直し
　・シャーベット
５、メイン料理
　・熟成蝦夷鹿の骨付きロース　和歌山備長炭グリル　山ぶどうソース
６、デザート
　・栗のカッサータ
　・プリン
　・珈琲
アワビは柔らかく、牡蠣はほんのり磯の香りがしました。スライスした富士柿の上に添えられた生ハムは最高級品でとてもマイルドな味わいでした。
蝦夷鹿はシェフ自ら北海道に出向き銃で仕留めたそうです。
蝦夷鹿のボリートはシカの首の希少部位を使った料理でとてもやさしい味でした。
メインの蝦夷鹿肉は熟成させた上で炭火で焼いて提供されました。臭みがなく香ばしく絶品でした。
栗のカッサータは初めて口にしましたが、口どけがよく程よい甘さでクセになりそうでした。
おすすめのキャンティの赤ワインは渋みが少なく飲みやすく料理にぴったりでした。ついつい飲み過ぎてしまいます。
珈琲もコクがあって美味しかったです。
全ての料理が高級な食材を使い、どれもこれもとても美味しかったです。
シェフが料理をテーブルまで運んでくれ、一つ一つ丁寧に料理の説明をしてくれました。
フロアのイタリア人の女性も笑顔を絶やさずとても家庭的な雰囲気で居心地が良かったです。
何度でも訪れたいと思えるとてもコスパの高いイタリアンレストランでした．