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閑話休題【雨の日も微笑ましい季節和菓子のお店】の巻
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店名 |
宗家 源吉兆庵 東武百貨店池袋店
|
---|---|
ジャンル | 和菓子 |
お問い合わせ |
03-3981-2211 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東武東上線「池袋」駅よりすぐ、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線・西武池袋線「池袋」駅より2~5分程度 池袋駅から50m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
(販売のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
関連店舗情報 | 宗家 源吉兆庵の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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休日。
気温は高くもないくせに
ジメジメと蒸し暑い地上の池袋に嫌気がさして
舞い降りた池袋地下で
甘いものでも購入しようとウロウロし、
マミーズで洋菓子を購入しました。
そのあとも、湿気に満ちた地上に戻りたくなかったので
ショッピングゾンビとなって
地下を徘徊していたところ、
こちらのお店の前で店員の女性に
頭からMAX体当たりされるというハプニングに遭遇!
どうやらかなり混み合っているらしく、
アセアセしながらお客さんの対応など
されていたようです。
胸元にくらったタックルがかなりの衝撃だったので
こちらが目をシパシパさせてビックリしていると、
特攻してきた背の低い明るそうな店員さんが
慌てふためきながらペコペコ謝罪。
ほぼ泣き顔で申し訳なさそうに何度も頭を下げられて、
こっちが申し訳ない気分になってしまいました。
こちらとしては、別に怒っていたわけでもないので
その場はまぁまぁとなだめて終わったのですが
なんとなく店先から去りがたく、
そのままフラリと物色してみることに。
すると、たったそれだけのことで
またもやその店員さんに「ありがとうございます」と
にっこりペコリと頭を下げられ、
苦笑とともにお店への好感度もあがっちゃいました。
単純でスミマセン。
こちらのお店、世間的にはおそらく
季節の和菓子がなかなかに有名で、
マスカットオブアレキサンドリアの果実を
そのまま砂糖菓子で包んだ「陸乃宝珠」などは
メディアでもよく紹介されています。
美味しいですよね、あれ。
とはいえさすがにそんなものを
お気軽におやつで食べたい気にはならなかったので、
先に購入した洋菓子と対になるような
さっぱり系の一品はないかとキョロつき、
「葛きり(単品350円)」と
「冷やしあんとろり(単品350円)」を
購入してみることにしました。
ちなみにどちらも8月頃までの期間限定商品です。
よほど縁があるのか様子を見られてたのか、
お会計を担当するのはまたしても例の特攻店員さん。
お互い少々照れて目をそらしがちです。
なんなのこの状況w
ともあれお会計を済ませて
お釣りを差しだされたので
受け取ろうとこちらも手を差し出したところ、
伸ばした手が店員さんの手元に届く前に
まさかの小銭落下!
距離感を間違えたのか!?
受け取る手もない虚空へと飛び出した小銭達は
当然のことながら重力に逆らうこともできず
派手な音を立てて床の上を転げ回ります。
またもや驚かされながら
小銭を拾おうと身をかがめると、
店員さんも速攻で飛び出してきて
ワタワタと小銭を救出し、
あらためて手渡してくださいました。
重ね重ねのミスを自覚しているのか、
顔が真っ赤で、かつ、ガン泣きな表情です。
正直、ここまでくるともはや微笑ましすぎて
ふきだしてしまいそうだったのですが、
相手の顔を見るとそんなこともできず、
仕方ないので「ありがとうございます」と
せいぜいソフトに善意への感謝を伝え、
お店を辞去するしかありません。
対応自体は丁寧で親切で、
人好きする笑顔も感じ良かっただけに、
しょげかえっている店員さんの姿を見ているのが
実に忍びなくて困りました。
そのあとしばらく東武西武をうろつき、
店員さんのしょんぼり姿もようやく忘れかけてきた頃合いで
自宅に帰還。
おやつにはマミーズのパイをいただき、
そのあとには夕食。
そして、テレビなど観ながら
緑茶とともに季節和菓子をいただくことにします。
熱い緑茶を一口すすってから、
「葛きり」をいただく準備に取り掛かり、
まず小皿とお箸を用意。
携帯用の注射セットにも見える
「葛きり」のビニールパッケージを開けます。
中にはプラスチックの細長い容器に封入された葛と
天突き(って言うんでしたっけ?)、そして黒蜜が入っており、
さっそく容器の封印をとって天突きで
ニュルルルル~ッと葛を小皿に押し出していきます。
手作り感が、良いですね。
そして小皿の上でプルプル震える葛きりちゃんに
黒蜜をトローンとまんべんなくかけ、
おもむろにお箸を入れてツルンとお口へ。
涼やかなのどごし!
ごくごくシンプルなお味ですが、
蒸し暑くてじめついた気分を和まして、
やわらかい涼をお口に運んでくれちゃいます。
なんてことないお味のはずなのですが、
美味しい、涼しい、と感じてしまうのは
日本人だからなのか。
黒蜜は濃すぎず、甘すぎず。
でもまったりとして葛によく絡み、
ツルツル味わっていたら
あっという間に食べ終わってしまいました。
今年の夏は省エネ節電でエアコンも付けにくいから、
こんな涼菓で暑さをしのぐのも良さそうですなぁ。
さて、心地よい涼しさを得たところで、
もう一品の「冷やしあんとろり」にもチャレンジ。
こちらは名前からして涼味のシズル感たっぷりです。
付属の小さなヘラでやわらかーい餡をすくい取って
舌先でなめとってみると、
なんともなめらかな質感と甘み。
泥のような、と形容したいところですが、
餡を微細に濾したようなざらつきを
かすかに感じます。
粘性もなく、ひんやりとした感触は
サテンのような舌触りでいっそ快感。
そんな餡をすくってはなめとっていると、
中からあらわれるのは3つの小餅。
これまたやわらかくてもっちりとしています。
冷蔵庫で冷やしていたのに
硬くもならず、餡の中に閉じ込められていなかったら
丸い形を保てるかどうかも危うそうなほど
芯までモニュモニュで驚かされます。
こちらもあっという間に胃の中へと溶け落ちてしまい、
気がつけば完食。
飲む暇もなかった緑茶が
まだ温かいまま放置されているのでした。
どちらの品もさっぱりとして食べやすいので、
まるで幻のように目の前から消えてしまったかのよう。
でも、しっかりと涼しい気持ちにさせてくれました。
せっかくだから、真夏にまた食べたいなぁ。
あの店員さんも、その頃には少しは
おっちょこちょいじゃなくなってるといいのですがw
ともあれ、ごちそうさまでした。