What's your name? 夜の部 : カフェ ラ・ボエム 新宿御苑

御苑のラ・ボエムに行きました。ラ・ボエムというかグローバルダイニンググループというとコロナ中に都と戦っていたのをよく覚えています。

ここ御苑のボエムは映画「What'syourname?」の舞台になったことでも有名です（本当の英語版の名前は「YourName.」）。
「君の名は。」は2016年公開ですが、その影響なのか、あるいはそもそも人気があるのか分かりませんが、夜なのにそして大箱なのに列が出来ていました。

これまでランチでしか利用したことがなかったので、夜だとどんな感じなんだろうと思って訪問。

予約していたので列を尻目に店内へ。11月下旬ということでクリスマス仕様になっていました。

大きなお店なので店員さんはたくさんいます。全員大学生アルバイトという雰囲気。ホールだけで6名はいらっしゃいました。
あちこちから店員さんを呼ぶ声が聞こえます。店員さんを捕まえるのがなかなか大変です。やや回っていない感じ。

なんとフードメニューを撮り忘れました。こちらはドリンクとスペシャリテメニュー。
（ボエムのメニューはHPなどでいくらでも詳しく見ることはできそうです）

■生ビール（660円）

銘柄はハイネケンです。
660円と安価ですが量が結構少なめかもしれない。

■グラスワイン180ml（1,650円）

グラスワインは90mlと180mlが選べます。
180mlって大きなグラスで来るのかな？と思ったら小さなお替りビーカーみたいなものと一緒にやってきました。斬新なスタイルです。
このスタイルで赤ワインも頂きました。

フードメニューの写真を撮り忘れてしまったので、料理名は雰囲気です（金額は合ってます）。

■小ヤリイカのフリット（968円）

最初に来たのはなぜかフリット。サラダよりも何もよりも揚物がきました。
カラッと上がっており味付けもお酒に合うくらいの感じで普通に美味しい。

料理の順番はいわゆるイタリアンのお店のような感じではありません。そこは居酒屋スタイル。
出来たものから出来た順番に運ばれてきます。

■ほうれん草とマッシュルームのサラダ（935円）

かなり取り分けにくいです。トングが欲しいです。トングは忘れたのか、ないのかわかりません。
ほうれん草は生です。シュウ酸大丈夫なほうれん草だろうか。少しえぐみがあります。
ごろっと立派なベーコンが入っています。

■海老とアボカド（1,045円）

味のベースはマスタードっぽい感じです。予想と違いました。甘みもあります。
雰囲気的に魅せる感じではありますがポーション少なめ。

■長谷川マッシュルームとポルチーニのクリームソース（1,815円）

長谷川マッシュルームというマッシュルームがどういうものなのかわかりませんが、特段普段食べているマッシュルームとの違いはわたしにはわかりませんでした（わたしの問題です）。
それ以上のパスタソースが工場っぽいというか市販のソースっぽい感じで、すごくファミレスっぽい方向性です。マッシュルームもソースに巻き込まれた可能性あります。

■ビーフカツレツ（2,178円）

ソースがなんだかエスニックな変わった味がします。
カツレツとしては衣が非常に厚いのが特徴です。そのせいかすごく脂っぽくてくどい感じになっています。
大きいというか面積が広いですが多くが衣なので、これはなかなかもう一つかもしれない。
うすーく伸ばして衣たっぷりなカツレツ。

■チーズケーキ（605円）

餡子隊長はチーズケーキで〆ていました。
わたしはカツレツの脂に翻弄されてお休みしてました。

■紅茶（550円）

紅茶はカップが大きいです。ギリギリ渋くなる直前くらいの仕上がりです。

箱も大きくアルバイト中心っぽい世界なので、心を込めて料理をつくるというよりは全体的にファミレス調になるのは無理もないかもしれません。

ランチのほうが印象よかったです。

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【オーダー】
上記の通り　1人6,740円

■ドリンク

■ワイン

新宿御苑にあるラ・ボエム。かつて一世を風靡したグローバルダイニングが運営するイタリアン形式のレストランです。
ここ御苑店は映画「君の名は」で主人公がアルバイトをしていた場所としても有名です。というか、その点のみで大変有名です。

店内に入ると、まさに君の名はで登場したアルバイト先の光景が広がります。
1度映画を見ただけですが、それでも「おお」とちょっと思います。

そうそう、こんな感じだった！と。ましてや君の名はが大好きな方にとっては最高の空間の1つではないでしょうか。
映画上映中は文字通り長蛇の列ができて、とてもではありませんが入店はかないませんでした。

最近でもテレビで再放送したりすると、また大変な列がよみがえります。
そうでなくても、中高生っぽい若い男性2名のお客さんなどを見るにつけ、君の名はの影響で来たのかな？と思うことがあります。

なぜならば、中高生の男子2名で来るには、ランチとはいえちょっと値段が高めなのであります。
650円のメランツァーネと一番安い250円のCセットにすれば900円に抑えることはできますが、油断するとすぐに1,000円オーバーとなります。

なお、2階席はよく見ると使うことが出来ないことがわかります。床がありませんので。
2階はオブジェなのであります。

またお店に入ると水をガス入りにするか、ガス無しにするか聞かれます。ヨーロッパでよくあるように。
どちらも無料ですし、2つともいただくことも可能です。

店員さんは往々に頑張っておられますが、学生さんと思われる方で、おやおや？と思うこともしばしばではあります。

A～Cいずれのセットでもサラダは付きます。
パスタ提供までの時間が結構長いので、サラダをもしゃもしゃ食べながらパスタの到着を待ちます。

これまで頂いたパスタを全部載せちゃいます。

■カルボナーラ（850円）

日式カルボナーラの代表のような味。普通に美味しいです。
日式でよく見かけるカルボナーラそのものの味です。オススメです。

■メランツァーネ（650円）

一番安いのに結構美味しいのがメランツァーネ。
トマト系では実は一番いいんじゃないかと思っています。650円なので100円のトッピングを付ける余力も生まれます。

■辛子明太子（700円）

明太子がしっかりとまぶしてあり、これもなかなかオススメです。
和系のメニューでは一番いいかなと思います。

■小エビと青じそ（850円）

さっぱりとした味にしたい時にはこれ。
紫蘇が結構ふんだんに乗せられており、常時風味を楽しめます。先になくなったりしません。

■ボロネーゼ（850円）

ボロネーゼは個人的にはあまりオススメではないです。
トマト系なら迷わずメランツァーネを推します。

■蒸し鶏と青葱の和風ソース（750円）

和風ソースが結構しょっぱいです。パスタというよりは焼きそばみたいな印象になります。
これもわたしはオススメしません。

■釜揚げしらすのペペロンチーノ（750円）

ノーマルなペペロンチーノだと具が少なくて寂しいですが、しらすが寂しさを埋めてくれます。
ものすごい量の大蒜チップが入っているので、その後の予定次第では注意が必要です。

お盆シーズンは休日モードになってしまい高いランチになったので頼んでみたリゾット。平日の昼間ではリゾットはありません。

総じて味は問題ないですし、雰囲気もいいし、居心地もいいし、とても使いやすいよいお店かなと思います。

■アスパラガスと小柱のジェノバソース（1,100円）

高いメニューですが、ジェノベーゼソースがあまり美味しくないため、一見美味しそうなのですがオススメじゃないです。


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【オーダー】
パスタ　650～850円
ランチCセット　250円

別のお店のラ・ボエムの記事はこちら。
・2009年7月3日　表参道店
・2014年4月17日　麻布十番店
・2015年1月3日　銀座店