⭐︎ハシヤ系で唯一『海老トッピング』ができるお店 : スパゲティーnokishita

新宿三丁目のネオン街、その中にノスタルジーな外観の建物がある。『スパゲッティNokishita』、恵比寿の名店「アンクルトム」で修行を積んだ店主が2007年に創業したパスタ屋さんだ。店主はヘビーメタルで一旗上げようと北海道北見市から上京。その後、サラリーマンを経験するが「一生続けられる仕事を」と考えた末に誰からも親しまれるパスタの道を選んだ。“たらこパスタ”を生み出したお店「壁の穴」、そこから独立した「ハシヤ」、ハシヤから独立した「アンクルトム」、さらにアンクルトムから独立したのがこのお店ということもあってルーツを辿るとハシヤ系であることがわかる。

◆場所
新宿三丁目から徒歩1分

◆営業時間
11：30 ～ 21：00
※金曜日は20：30まで

◆定休日
土曜日、日曜日

◆混雑状況
平日の夜に足を運びました。
閉店間際だったのですぐに入れました。

◆本日は【たらことイカ】(¥1100)+【エビトッピング】(¥300)を注文。
都内のハシヤ系のパスタ屋さんは行っていないお店の方が少ないくらい「ハシヤのたらこパスタ」の大ファンで殊にこのお店は学生時代から足繁く通っている。

「ハシヤ系」を知らない人のために説明しておくと、代々木八幡にあったパスタの名店『ハシヤ』出身のパスタ屋のことを総称して“ハシヤ系”と呼ぶ(現在は西新宿に在る)。たらこスパゲッティは熱々が一番で、冷めると味が変わってしまうからと木の器を使用しているのが共通した特徴だ。

スパゲッティNokishitaは恐らくハシヤ系で唯一「たらこパスタ」に海老のトッピングができるお店だ。ハシヤ系のパスタ屋では「たらことイカのパスタ」はどのお店にもあるが「たらことイカと海老のパスタ」はありがちなようで存在しないのだ。ということでこのお店に来たら常套句のように「たらことイカのパスタに海老トッピングで」と注文してしまう。

ハシヤ系というと「たらことウニ」のパスタが1000円と破格な価格設定なので100円プラスして「たらことウニとイカ」の方がいいじゃないかと初来店の時は迷いがちだが長年通っているとウニのクセがない方ヘ自然と行き着く。

注文してから5分ほどでパスタがテーブルに到着。どちらかというと太麺のパスタはもっちりしとした噛み心地で、たらこの絡みも濃厚。そこに海苔が絡み合うパスタ三種の神器。イカはハシヤ本店がツルツルでもっちりとしたものを使用しているのに対し、こちらはふにゃっと弾力があり、パスタと一緒に食べても存在感があるのが良い。そして海老はぷりっぷりで下味がたらこの味に緩急をつけてくれる。

アイラヴユーNokishita。今年もお世話になる。

平日限定のハシヤ系のパスタ。パスタ百名店が存在するなら必ずここが入るだろうと思っている足繁く運ぶお店。

◆場所
新宿三丁目駅から徒歩2分。

◆混雑状況
平日夜に足を運びました。
すぐに入れます。

◆おすすめは【たらことイカのパスタ】(¥1200)。
学生の頃、都内で一番美味しいたらこパスタを調べてこのお店にたどり着いた。当時は【たらことウニとイカのパスタ】(¥1300)という衝撃のコスパにそちらを頼むのだが、足繁く通ってるうちにウニのクセのないこちらのパスタがとても好きになってしまったのである。存在感のあるイカと、パスタと完璧に融合したたらこ、食べた瞬間からまた行きたいと思う。

トッピングには青じそ(¥100)とエビ(¥300)をオーダー。ハシヤ本家のトッピングは辛口にすることしかできないんですが、nokishitaではぷりっぷりでガーリックの味付けがついたエビがトッピングできるのが個人的なポイント。

平日限定のハシヤ系のパスタ屋さん。
ハシヤの流れを汲んだ『たらこパスタ』もちろんのこと、トマトソースから納豆パスタまで豊富なメニューが人気。スパゲティのランキングだったら必ず上位に君臨するお店のひとつです。

◆場所
新宿三丁目駅から徒歩4分。

◆混雑状況
平日昼に足を運びました。
通常混雑しており並ぶこともありますが、この日はコロナ禍もありすぐに入ることができました。

◆おすすめは【たらことイカのスパゲッティ】(¥1100)+大盛り(¥100)+青じそトッピング(¥100)
このお店で一番頼まれるのはウニなのに破格な『たらことウニのイカのスパゲッティ(¥1200)』だと思う。しかし、ウニの風味が強いので、たらこを楽しみたいという方におすすめのパスタがこちら。本家HASHIYAよりもイカに弾力があり、ペーストしたたらこはつぶつぶで満足度が非常に高い！
値段設定が非常に優しく、大学生の頃からずっと通っているお店です。