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食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
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mmatさんの他のお店の口コミ
店名 |
レザンファン ギャテ(Les enfants gates)
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受賞・選出歴 |
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ、ビストロ |
予約・ お問い合わせ |
050-5570-8886 |
予約可否 |
予約可 食材や調味料などでお苦手なものアレルギーがある場合は必ずお伝えください。当日ですと、ご対応ができない場合がございます。 |
住所 | |
交通手段 |
JR渋谷駅・埼京線渋谷駅新南口・東急東横線代官山駅からなら、徒歩約10分 代官山駅から549m |
営業時間 |
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予算 |
¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
¥10,000~¥14,999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Master、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T1010001038228 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
サービス料12%・チャージ料なし |
席数 |
24席 (内個室6名 ) |
---|---|
個室 |
有 (6人可、8人可) 個室のご希望の方はお電話でお問い合わせ・ご予約をお願い致します。 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
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料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ソムリエがいる、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(小学生可) お子様は小学生以上でお願い致します。 |
ドレスコード | 特に設けてはおりませんが、男性の方の短パン・Tシャツ・サンダルなどの過度なカジュアルの服装はご遠慮いただいております。 |
ホームページ | |
オープン日 |
2007年4月4日 |
電話番号 |
03-3476-2929 |
備考 |
土日祝日はお席が埋まるのが早いですので、お早目のご予約をお勧め致します。 |
初投稿者 |
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勧められてテリーヌを前面に出したメニュー構成のこの店で昼食を頂く事に。
従って選んだメニューはテリーヌが主役のランチコースの「ムニュ テリーヌ」4,950円、プラス1,320円でデザートをつけた6,270円。
内容は
・そら豆と生ハムのムースコンソメクリュフタッセ
・真鯛の昆布〆とちびネギの小さなテリーヌ ハマグリのソース
・グリーンピースのポタージュ 新玉ねぎのエスプーマ/桜えびのオイル
・テリーヌ 8種類のテリーヌの中から選択
・デザート 2品の中から選択
・コーヒー 又は 紅茶、ハーブティーと小菓子
となっており、メインに位置付けられるテリーヌはオプション価格無しの「地鶏胸肉と豚足のテリーヌ パセリ風味 根セロリのレムラード/アンディーブ」、連れは「長期熟成の田舎風テリーヌ 自家製ピクルス/ポルト酒のジュレ」。
デザートの選択は私が「大葉のバヴァロアと金柑のテリーヌ 抹茶の香り 洋梨のソルベ」、連れが「炭火ほうじ茶のテリーヌ クランブルショコラ/ココナッツ/濃縮ミルクとバナナのソルベ」。
ところで、私にとってのテリーヌは40年以上前、お客様を招いての立食パーティーの時、お客様が帰られたあと新人は残った食事を食べることが許されるのだが、必ず ほとんど残っているのがテリーヌ。これが私の実質的な出会いなのだが、ほぼ四角にカットされ、肉、野菜といろいろな種類があり、断面は美しいと言う食べ物がテリーヌであると思ってきた。私の人生でテリーヌはあれば食べるし、まずいと思った事はないが、とにかくパーティーでは不人気、と言う物だったのだ。
さて、一皿目は「そら豆と生ハムのムースコンソメクリュフタッセ」。何と、器、と言うか台が「テリーヌ」(実は後で認識)。「琺瑯引きテリーヌ」=台の上にそら豆の皮を3つ敷いた上に白い小皿に盛られている。クリュフタッセとは『海老や蟹などの甲殻類のこと。その殻を野菜とともに炒め、魚のだし汁を加えて煮出したソースのこと。』そうだが、スプーンで口に入れると複雑でデリケートな味の泡が瞬時に消えていく。あっけないが、印象に残る料理。
2皿目は重厚なガラス皿に盛られた「真鯛の昆布〆とちびネギの小さなテリーヌ ハマグリのソース」。いよいよテリーヌ料理の登場なのだが、濃い鶯色のハマグリのソースを敷き詰め、その上に盛られたテリーヌの真鯛を包んだダーク昆布の幾何学的な模様が四角い料理(テリーヌ)の切り口がモザイクの様で美しい。フォークを入れると押し固めただけの為か簡単にほぐれて行く。味は口の中に入れるとカルパッチョを食べている様なイメージ。この料理は見た目のインパクトが美味しさの大きなスパイス。ソースがもろハマグリの味かと言うと決してそんな事はなく、真鯛の昆布〆と見事に調和する。ソースを残さない様に工夫しながら食べ進める。
パン用のバターとオリーブオイルのうるわも分厚いガラス製で美しいので思わずパチリ。
3皿目は「グリーンピースのポタージュ 新玉ねぎのエスプーマ/桜えびのオイル」。狙っているのだろうが1皿目(台に利用した3つのそら豆の皮)、2皿目(ハマグリのソース)、そしてこの皿が全て鶯色。今度は白いスープ皿で口緣が大きくとってあり鶯色が一層映える。優しい味のポタージュで桜えびのオイルのアクセントが良い。
4皿目はメインとなる「地鶏胸肉と豚足のテリーヌ パセリ風味 根セロリのレムラード/アンディーブ」。ジュレでコーティングされた地鶏胸肉と豚足、そして野菜のテリーヌはオーソドックスではあるが白い皿に映える緑色の野菜、アクセントになる6粒の赤いケッパーと一連の「鶯色」色調を継続する。突出した旨みは無いがジワジワ湧き上がる味のバリエーションがテリーヌの醍醐味なのかもしれない。アンディープってチコリのはずだが、上に盛られた根セロリがレムラードで和えられている。レムラードとは『マヨネーズから派生したソースの一つでマスタード、ピクルス、ケイパー、ハーブなどを加えて作る』物。なかなか優れものの付け合わせである。
デザートは「大葉のバヴァロアと金柑のテリーヌ 抹茶の香り 洋梨のソルベ」。
これもソースが鶯色で何やら鶯色の粉末(抹茶?)が幾何学的な模様に形どられ、渋い土色の大ぶりの平皿とマッチ。抹茶のソースが鶯色。テリーヌは4層構造。最下層がジュレで固められた金柑で色が皿の色とマッチ。その上が白い大葉のバヴァロア層、その上が金柑のジュレ、最上層が抹茶の鶯色。とにかく、色彩感覚が素晴らしい。見ているだけで楽しくなってくる訳で、上品な味の最下層の金柑のジュレ部分に上3層部分が組み合わさり、なかなか複雑な味なのだ。
そして砕いたクッキーに乗せられた小菓子とコーヒー、で大満足の締めくくり。
思いもかけなかったテリーヌ(テリーヌ・ド・パテ)づくしのコース。この店はテリーヌをとても大切にしている様で盛り付けから始まって色彩でも楽しませてくれながら、単なるパーティーメニューの前菜だったテリーヌの新しい世界を開いてくれたのだ。
※ テリーヌ(フランス語:terrine テリヌ)は、『フランス料理で使う、釉薬をかけたテラコッタ製の蓋付きの土鍋、あるいは壺・鉢・深皿。現在では琺瑯引きの鋳鉄製の鍋もテリーヌに含まれる。これを使ってオーブンで焼いたり蒸し焼きにしたり、冷やしたりした料理もテリーヌと呼ばれる。正式には容器のまま供したものだけがテリーヌ、より正確にはテリーヌ・ド・パテ(terrine de pâté)であり、型から出すとただのパテとなる。』[Wikipedia]