料理も日本酒もクラフトビールも最高♪ : 麦酒庵 恵比寿店

週末の昼、通しで営業してくれてるので、まだ明るいうちから飲めるこちらのお店。いつ来ても料理は丁寧、お酒のセレクトも抜群、ほろ酔いで気持ちよく楽しめる。お酒も好みを伝えるといくつか候補を出してくれ、その中から最後は自分で選ばせてくれる。新しいボトルもどんどん開けてくれるし、来るたびに美味しい新たな発見があります。

この日は少し酒の肴が多め。
まずはホタルイカのなめろう最中。少し燻製感も感じられるホタルイカを味噌で和え、そしてパリッとした最中と一緒に味わう。そのまま中身だけ楽しんでも美味しいし、もちろん最中ごと丸ごと食べても最高♪

カラスミバターも美味しい。クラッカーのうえにのったカラスミバター。塩気がビールとも合うし、日本酒とも合う。ネットリとした濃厚な旨味とカラスミの旨味。美味しいに決まってるやつです。

そしてあん肝は海苔と一緒に。風味が良くて海苔のパリパリ感との相性もいい。そしてあん肝もまったく臭みがなく美味しい。これはぜひ純米吟醸と一緒にいきたい。

お刺身の盛り合わせも美味しい。
醤油で食べることなく、それぞれ味に変化をつけてるのが特徴。一番美味しいのは昆布締めしたヒラメでウニを巻いたやつ。昆布の旨味とウニの旨味が二重にも三重にも美味しくなる。
赤貝はバルサミコ酢のジュレでサッパリと、そしてヒラマサはふき味噌で。マグロはタルタル、しめ鯖はもろみでいただく。どれひとつ単調な味にならない提供の仕方が嬉しい。

もう少し生物が食べたくて生牡蠣を。三種類を食べ比べさせて貰ったけど、どれも特徴があって美味しい。的矢ガキがなんだかすごくクリーミーで美味しく感じた。

おでんや塩辛でもう少しお酒を飲んで、最後はお茶漬けでしめて終了。このお茶漬けも鯛を丁寧に炙って香りを高めてから提供。最初から最後まで最高のお店でした♪

二度目の訪問。
前回は丁寧なお料理とクラフトビール、そして厳選した日本酒を提供頂き、とても感動した。
今回も休日のお昼にゆっくり美味しいお酒を飲みながら、料理を楽しんできた。

お通しはまずはお椀から。
夏らしくとうもろこしのすり流し。サッパリそして甘みの感じられるスタートには絶好の椀物。

料理はまずお造りを。
この日は盛り合わせではなく、平目をチョイス。そしたら芽ネギを巻いてカラスミをふりかけたものと、昆布締めにしたもの二種で出てきた。このあたりのちょっとした気遣いが嬉しい。昆布締めはちょうどいい塩梅。じわっと旨味が口のなかに広がっていく。

続いて燻製の盛合せ。
はんぺんにうずら卵、カマンベール、ナッツ、そしていぶりがっこ。どれも本当に美味しい。これはビールとの相性が最高。少し酸味のあるフルーティーなビールと合わせ、そのあとは日本酒サワーを楽しむ。これも爽やかで美味しかった。

お酒がとても美味しいので、料理もそちらに寄っていく。まずは前回も頼んだアボカドの塩麹漬け。これがネットリ旨味が強く最高に美味しい。もっと食べたいのだけど、自分でも漬けられるだろうか。家でもチャレンジしたい美味しさ。

そしてホタテのわさび和え。これも前回に続いてのリピート。ピリッとした美味しさと、酒粕の風味、絶妙のバランスだと思う。

そして生牡蠣。三重県産。小ぶりでありながら旨味が強く、濃厚な味わい。三重県産の牡蠣は個人的にとても好き。

温かいものが食べたくなったので、ここで揚げ物をふたつ。まずは富山湾の宝石、白えびの天ぷら。神塩バージョン。これは箸が止まらなくなってしまうヤバさ。やみつきになりそう。小さいながらも旨味が強い海老。

次に新じゃがのフライドポテト。山椒バター味。美味しいに決まってる味。量もたっぷりなので、終盤に頼むと一気にお腹のキャパを満たしてしまう。

〆は迷いに迷って酒粕坦々麺。これが絶品だった。どちらかというと甘みが強い。でも絶妙な味わいと最高の風味。ミョウガと粕漬けが入って、くどくならないようにもケアされている。かなり美味しかった♪

期待を裏切らない料理とお酒ばかり。次は自慢の料理が揃うコース料理とペアリングでお任せしてみたい♪

休日の昼下がり。
プラプラとお出掛けをしてたどり着いたお店。クラフトビールと日本酒がオススメと聞いて期待に胸をふくらませて訪問。暑い日だったので、まずはビールでグビっと。

ビールは常時何種類かのクラフトビールを樽飲みできる。しかも分かりやすく好みが図表化してあって、それにあったものを店員さんが完璧に提供してくれる。なんて素晴らしいお店なんだろう。
その1杯目はどこか柑橘系の香りがする軽いエール。これが絶妙に美味しかった。ビールは1杯にしてすぐ日本酒へ行く予定だったけど、たまらずお代わり。
日本酒も同じように好みを伝えるだけで、それにあったものをしっかり提供してくれる。こちらも味の指標となるものをグラフ化してくれてて、そこを指し示すだけでチョイスしてくれるというナイスアイディア。

で、料理も最高。
まずはお通しが椀物でビックリした。姫鯛のおすまし。丁寧にお出汁が取られていて、そこに魚の脂もちょうどよくマッチしている。お通しでそのお店のレベルが分かるけど、これは最高のスタート。

お刺身もしっかり技術を見せてくれてる。カツオのヅケも最高の美味しさ。脂ののりも最高。スズキは芽ネギを巻いて食べる。サッパリとしたうまさが沁みる。サワラはふき味噌で頂く。ふき味噌でお刺身を頂くのは初めてだったけど、なかなかいい発想だと思う。そしてウニはもちろん美味しいに決まってる。

お酒のツマミとしてはアボカドの塩麹漬けがなんとも言えない美味しさだった。ねっとりとした濃厚な旨味が感じられる。ただの塩ではこうも美味しくはならないはず。さすが塩麹。

揚げ物は稚鮎の天ぷらを。極小サイズの稚鮎は頭からパクッと丸ごと頂く。まだ苦味も少なく、お酒との相性バッチリ。
そのお酒のツマミとしては三種盛り合わせもオススメ。この日はカツオの酒盗、イカの塩辛、そしてピリ辛風のサメ軟骨。梅水晶よりも好きかも。
さらにさらにツマミとしてはホタテの酒粕わさび和え。これは日本酒との相性バッチリ。ピリ辛でありなが旨みもあり、そして酒粕の風味も最高。これだけでチビチビ飲める。

ブルーチーズやお肉を頂きつつ、〆は冷たいカラスミ蕎麦。これがまだなんとも言えない美味しさ。カラスミに負けない蕎麦の風味はなかなか自己主張が強い。この組み合わせは最高。

お昼から飲める最高のお店でした♪