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食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
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野菜の美味しさ世界一
この日の近藤さんは少し春先取りな感じで、相変わらず美味しかった。
頂いたお料理は以下のとおり。
◯百合根と唐辛子(海老の代わり)
◯アスパラガス
◯キス(ちょっと軽い感じだったかな)
◯椎茸
◯ウニ
◯タラの芽
◯堀川牛蒡
◯ウマヅラ(肝が入っていて大変美味)
◯ナス
◯牡蠣
◯蕗の薹
◯スミイカ
◯菜の花
◯メゴチ
◯空豆
◯ハマグリ(デカくてぷりっぷり)
◯河豚白子
◯小玉葱
◯キンメダイ
◯レンコン
◯フグの白子
◯ジャガイモ(ご飯が挟んであって醤油を垂らしていただくというもの)
◯天丼(アナゴと万願寺唐辛子)
ビール1杯と日本酒1合で24,000円。今どきとってもお安いですね。
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、春の蕗の薹の爽やかな苦味、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのだが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
ちなみに、小鉢や刺身なども供されるコースもあるが、自分のおすすめは「おまかせ」。ひたすら天ぷらを頂くことになるが、コースのお客さんには出てこないネタがたくさん出てきてとても満足度が高い。サツマイモはとても大きいので、一つ頼んでシェアするということでもいいと思うし、持ち帰っているお客さん(ただし常連さんのようであったが)もいらっしゃった。
もう少しお酒が充実されれば完璧なのだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
今回は春を満喫。コシアブラもフキノトウも鼻腔をくすぐる芳しさ。この時期ならではの白子筍はもちろん、ホワイトアスパラやミョウガもさすがの美味しさ。
この日は魚介類にも力があった。とりわけウマヅラ。肝と一緒に揚げられているのだけど、その身の濃厚な感じが素晴らしかった。スミイカも身がプリップリッでとても良かった。
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、春の蕗の薹の爽やかな苦味、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのだが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
ちなみに、小鉢や刺身なども供されるコースもあるが、自分のおすすめは「おまかせ」。ひたすら天ぷらを頂くことになるが、コースのお客さんには出てこないネタがたくさん出てきてとても満足度が高い。サツマイモはとても大きいので、一つ頼んでシェアするということでもいいと思うし、持ち帰っているお客さん(ただし常連さんのようであったが)もいらっしゃった。
もう少しお酒が充実されれば完璧なのだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
平日の午後6時に2名にて訪問。下記のとおりの怒涛の21品+天茶。最近の天候不順のために魚も野菜もなかなか良いのが入らないなんておっしゃってましたが、いやいや、流石の一言。この日の白眉はシンイカだったかな。また、海老を回避したところ、海老の代わりに出して下さったと思われるのが最初の4品。とても得した感じである。
◯百合根
◯茗荷
◯万願寺唐辛子
◯蓮根
◯アスパラ
◯キス
◯栗
◯椎茸
◯ウニ
◯ピーマン
◯メゴチ
◯シンイカ
◯銀杏
◯谷中生姜
◯キンメダイ
◯ハマグリ
◯松茸
◯トウモロコシ
◯子持ち鮎
◯ミニ玉葱
◯穴子
◯天茶(小柱)
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、春の蕗の薹の爽やかな苦味、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのだが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
ちなみに、小鉢や刺身なども供されるコースもあるが、自分のおすすめは「おまかせ」。ひたすら天ぷらを頂くことになるが、コースのお客さんには出てこないネタがたくさん出てきてとても満足度が高い。サツマイモはとても大きいので、一つ頼んでシェアするということでもいいと思うし、持ち帰っているお客さん(ただし常連さんのようであったが)もいらっしゃった。
もう少しお酒が充実されれば完璧なのだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
春の近藤さん。平日午後5時に2名で伺った。5時の時点でお客さんは6名、6時になると満席。自分たちが7時少し前にお店を出ようとすると待ち客が数名。いつでも繁盛していて素晴らしい。
この日の白眉はメゴチ。かなり質の高いものだったのだと思うが、近藤さんの技術によって更に旨味レベルが引き上げられたのであろう、メゴチとは思えない深み。
蕗の薹のほか、タラの芽、初めて食べた虎杖など、春らしい爽やかな苦味と香りを楽しむ。
この時期にしか出てこないという白子筍も頂くこともできて大満足でした。
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、春の蕗の薹の爽やかな苦味、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのだが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
ちなみに、小鉢や刺身なども供されるコースもあるが、自分のおすすめは「おまかせ」。ひたすら天ぷらを頂くことになるが、コースのお客さんには出てこないネタがたくさん出てきてとても満足度が高い。サツマイモはとても大きいので、一つ頼んでシェアするということでもいいと思うし、持ち帰っているお客さん(ただし常連さんのようであったが)もいらっしゃった。
もう少しお酒が充実されれば完璧なのだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
秋、10月の近藤さん。この日は魚介類の充実ぶりが素晴らしかった。
仙鳳趾の牡蠣は爆発的な大きさでありながら、二つや三つに切ったりせずそのまま提供される。もっと小さな蛤だって二つに切ってくださるわけだから、この牡蠣についてはそのままガブッといけというメッセージだと理解してガブッと頂く。熱っ!とはなったが、なんとまぁ磯の香りと牡蠣の風味の凄まじいこと。
鱈の白子。いつも通り、山葵と塩でいただくわけだが、とろ〜りとしてこの上ない。
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ(実はまだ一度しか頂いていないのだけど)。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じるることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのですが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
もう少しお酒が充実されれば完璧だったんだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
四度目の緊急事態宣言の最中、平日午後6時に訪問。もちろん大将のカウンターは満席。奥の部屋はとても賑やかだったので、奥も一杯だったのであろう。
酒類提供がないので、まずはノンアルビールでグイっと喉を潤してから、その後はお水だけ頂きつつ近藤さんの天ぷらをじっくりと堪能する。
近藤さんの夏野菜の天ぷらは外すことができない。ピーマン、谷中生姜、とうもろこし・・・これらはどれも近藤さんの技術によって甘さが引き立たされていた。火傷しそうで瑞々しい丸茄子なども相変わらずの美味しさであったが、少し驚かされたのがオクラの花。心地良い苦味があって、食感はオクラらしくネットリ。
魚介類も抜かりない。旨味が後をひく金目鯛、濃厚な岩牡蠣も良かったが、特に良かったのは鱧。川海苔を挟み込んで揚げられたその旨味の凄さたるやなかった。
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ(実はまだ一度しか頂いていないのだけど)。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じるることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのだが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
もう少しお酒が充実されれば完璧なのだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
三度目の緊急事態宣言の最中の午後5時に訪問。午後8時までの一回転だけとはいえしっかり満席。アルコールなしで近藤さんの絶品天ぷらに向かい合うのもたまには良きかな。ヤングコーンなどの初夏のネタ、みょうが、ヤナカショウガ、金目鯛が特に良かったかな。
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ(実はまだ一度しか頂いていないのだけど)。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じるることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのですが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
もう少しお酒が充実されれば完璧だったんだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
今年初の訪問。平日の午後6時。緊急事態宣言を受けて午後8時までの一回転だけとはいえしっかり満席。
この日はタラの芽、こごみ、蕗の薹などといった春の野菜がたくさん登場。見たことのない黒い物体(お餅の海苔巻きのような?)を揚げられ始めたので同伴者とともに「あれは?」とザワザワ・・・平貝の磯部焼という風情の逸品で海苔と平貝の間に木の芽を挟んであげたものでした。「新商品です!」と嬉しそうにおっしゃる大将、いつまでも進化する気持ちを忘れられることないそのご姿勢に頭が下がります。
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ(実はまだ一度しか頂いていないのだけど)。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じるることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのですが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
もう少しお酒が充実されれば完璧だったんだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
この日は野菜がとても充実していた。大振りな百合根はホクホク、椎茸は物凄い凝縮感、万願寺はいつもながらジューシー、蓮根の甘さは強烈。なんと21品も頂いて、その後に天茶、そして最後に果物。ビール2杯に日本酒1合。大変満腹になったけど、お寿司をたくさん食べたかのような満足感で、油にやられるということはない。
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ(実はまだ一度しか頂いていないのだけど)。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じるることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのですが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
もう少しお酒が充実されれば完璧だったんだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
今回の訪問は初秋とはいえまだまだ夏日、食材は夏の名残りに秋の走り。秋の訪れは栗、松茸、銀杏あたりですかね。ピーマン、茄子、ハマグリは相変わらず絶品、牡蠣も美味しかった。
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ(実はまだ一度しか頂いていないのだけど)。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じるることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのですが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんをして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
もう少しお酒が充実されれば完璧なんだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。
野菜の美味しさ世界一
野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ(実はまだ一度しか頂いていないのだけど)。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じるることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのですが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんをして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
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店名 |
てんぷら 近藤(こんどう)
|
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受賞・選出歴 |
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
天ぷら 百名店 2023 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
天ぷら 百名店 2022 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2022 選出店 |
ジャンル | 天ぷら |
予約・ お問い合わせ |
03-5568-0923 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ 銀座駅 徒歩3分(B5出口) 銀座駅から119m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
25席 (カウンター25席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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お子様連れ |
シャンパン、ワインはございません。 |
ホームページ | |
オープン日 |
1991年6月 |
備考 | |
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この日の近藤さんは初夏を感じさせてくれつつも名残の春があるという感じで、相変わらず美味しかった。
頂いたお料理は以下のとおり。シラウオは絶品。見ためにはまだ半透明感を残しているけどしっかりと火が通っていて熱々で、そして火を入れすぎていないが故にあの苦味がちゃんとある。まさに火入れのマジシャンです。
◯百合根とミョウガ(海老の代わり)
◯アスパラガス
◯キス
◯ナス(熊本)
◯ウニ
◯ひめたけ
◯メゴチ
◯コシアブラ
◯シラウオ(北海道)
◯万願寺唐辛子
◯ヤングコーン
◯アオリイカ
◯稚鮎(琵琶湖)
◯ソラマメ
◯タイラガイ
◯谷中生姜
◯穴子
◯レンコン
◯タマネギ
◯天茶
◯フルーツ
ビール1杯と日本酒2合で2名で49,390円。今どきとってもお安いお値段。
下記はベース投稿
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野菜の一番美味しい食べ方は天ぷらだと信じている自分。そして近藤さんの野菜の天ぷらは他のどこの天ぷら屋さん(少なくとも自分が行ったことのある天ぷら屋さん)をも凌駕するので、野菜を美味しく食べさせてくれるという意味では近藤さんは日本一(いや世界一)。
とりわけ、瑞々しさを引き出されて初めて本領を発揮する野菜が見事。典型的なのはピーマン、ナス、そしてシイタケ。夏の賀茂茄子は舌が火傷しそうになるけど病みつきになりそうな美味しさ。また、瑞々しさが決めてのものとは違うかもですが、春の蕗の薹の爽やかな苦味、夏に出てくる谷中生姜の甘さ、冬に出てくるミョウガも素晴らしいし、土筆のような最近ではそんなに出会わないものを目の当たりにして季節を感じることができるのも良い。ホワイトアスパラガスも見事で、シャキシャキでありながら瑞々しい。一度だけメカブの天ぷらをいただいたことがあったのだけど、メカブを天ぷらにするという発想が驚きだし、メカブがあんなに旨味の塊だということも(近藤さんで天ぷらとして頂かなければ)知らないまま人生を終えたのではないかと思う。
魚介類のなかでは、天ぷら界の王様であるキスやコチなどの類は当然にうまいけど、何よりビックリさせてくれるのがハマグリ。ジューシーさを保つ見事なタイミングで天ぷら鍋から引き上げられるそれは、グッと甘さが引き立っていて、それを山葵と塩でいただくと更に甘さが引き立つ。
ずっ〜と下を向いて天ぷらを揚げ続けてきたからだと思うのだが、大将は背中が曲がっていて、某天ぷら屋さんの若き大将をして「天ぷらを揚げ続けた結果が身体に体現されているなんて職人として本望」と言わしめていた。
最後のお食事として自分がいただく事が多いのは天茶。緑茶ではなくて出汁を掛けていただくタイプで、余った出汁も常に飲み干してしまうほど美味しい。また、天茶でもかき揚げ丼でもなく、穴子の天丼にしてもらうこともあり、これもまた美味。
ちなみに、小鉢や刺身なども供されるコースもあるが、自分のおすすめは「おまかせ」。ひたすら天ぷらを頂くことになるが、コースのお客さんには出てこないネタがたくさん出てきてとても満足度が高い。サツマイモはとても大きいので、一つ頼んでシェアするということでもいいと思うし、持ち帰っているお客さん(ただし常連さんのようであったが)もいらっしゃった。
もう少しお酒が充実されれば完璧なのだけど、自分はここでは天ぷらに集中することに決めていて、お酒は二軒目で楽しむことにしている。