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大船の山の中に、地方都市の山中にあるような蕎麦屋 人生において食べ物に感動する事はほとんどない。この日は感動に次ぐ感動であった。接客から環境、雰囲気、出されたを糧に至るまで、およそ蕎麦屋と思えない、仕出し割烹のような完成度の高いそば御膳をいただくこととなった。もはやところで僕の説明は要らないだろうが、かつてお城のあったこのエリアで貴重な水源であったこの場所。ありがたい水は、やがてありがたいそばの元となって、この場所でいただくきっかけとなっている。もはや料理に説明などいらないだろう ぜひ行って雰囲気から何から全てを堪能して欲しい。
2019/12訪問
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ドライブイン文化とカツ丼と、ちたけキノコすいとん 道の駅のない時代ドライブインというのが旅の昼飯の花形だった。同時にトラック野郎の憩いの場であり、ご近所の人のちょっとした集まりの場でもあった。今でも、ツーリングライダーの休憩場所として人気があるのは駐車場の広さだけではないだろう。野草の鉢植えやキノコを売る店の前も、小上がりの座敷とテーブルが同居している店内も、全てがお手本のような佇まい。 そしてここでしか食べられないキノコ「ちたけ」のダシから出たそばうどんすいとん。オリジナリティと塩気の丁度良さ。非常に美味い! 天然の日光イワナの塩焼きも名物で、ここより北に行ってしまうとハラがオレンジ色のイワナは獲れないのだそう。肉厚で繊細というよりワイルドな身の味は、イワナの味としてはよそよりずっと美味い。これだけを食べに来てもいいぐらいのクォリティ。 同時に名物のカツ丼もいただく。カツ丼までもが昭和を体現しており、ワシワシと噛むカツ丼のコロモの薄いながらもしっかりとした感じに年季を感じる。こちらも濃すぎない上品な味付け。キノコの味噌汁も美味。ロケーションも味に加味されるのだとしたら、ここはレストランとしても素晴らしいと言えるだろう。
2019/06訪問
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スカイツリーお膝元のキリッとした薫香ツユの田舎そば。押上の昼はなかなかに慌ただしい。11:30を過ぎてしまうと店があっという間に客で埋まる。地元で働くもの、観光に訪れたもの、異なるクラスタも時間が来れば決まって同じ行動をとるからだ。この店は「朴仙」好みのそばがあるなら、そうこんな感じだろう。田舎せいろ750円。太くてつるっとした表面の田舎そば。すするというよりも噛むスタイル。キリッとしたツユも好み。燻製香の強いかつお節を使っているようで、非常に香りがたっている。ジャブっとつけてワシワシと噛むのが美味しいかもしれない。蕎麦湯は濁ったトロトロ系。
2019/05訪問
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クリアでフレッシュ、それが第一印象 何もつけずに、最初の一口をほおばるのが、 そばの香りを楽しめる瞬間だと思う。 こちらの蕎麦の風味は青々とした植物の香り 穀物というよりも、爽やかなハーブを食んだような。 黒い玄ソバはもちろん香りが強いのだが、白い方のおそばのこの香りだけで魅入られてしまった。 かえしはキレ系でもなく、アマトロ系でもない、 甘みを減らしたいトロみ系。なかなか珍しいつくり。 ほかのメニューをいただいていないので、これ以上言いようがないが、この1年、人気店の蕎麦を食べ続けた中で一番うまいと思った事を記しておこう