レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2008/11訪問 2007/07/22
ここの珈琲(萩原のブラジル)とアイリッシュコーヒーの美味しさは、それぞれを好きな人に必ず一度は飲んで欲しいとつとに願う今日この頃です。
マンダリン等と違い、丁寧に均一に深煎りされたブラジルは、もともと豆自体に酸味がある分、焙煎から得られる苦味やコクがもたれることがなく、品のある味わいに。
また、そのブラジルにアイリッシュウイスキー、生クリーム(Nakazawa)、ザラメ等を加えて作られるアイリッシュコーヒーのバランスの良さ、味わい深さは、今まで味わった十数店のアイリッシュコーヒーの中で、間違いなく最高の逸品です。
また、もともと音楽を聴きにくる人のための喫茶店であるため、クラシックやジャズファンにはたまらないアルバムが、アキュフェーズ、ラックスマン、マッキントッシュ等の名機で聴くことができます。音楽、オーディオ好きな方も、是非足を運んでみて下さい。
2位
1回
2008/11訪問 2008/11/29
「唐突なのですが18時頃からお時間いただけますか?」
いつもたいへんお世話になっている方から、お誘いを受けたのは当日の15時頃。
ワインや食に、とても精通していらっしゃるステキな方からの唐突なお誘いは、
きっと意味があることだろうと思い、スケジュールを空けてお会いしたところ、
こちらのお店へ連れてきていただきました。
以前からお話だけはいろいろな方から伺っており、とても気になっていたお店だったのですが、
やはり、ステキなお店でした。
つまみからにぎりに至るまで、素材の良さを十全に引きだす工夫がいたるところにあり、
その仕事ひとつひとつから、素材に対する主人の想いが伝わる。
一度足を運んだところで、そのほんの一握りの部分しか感じ取れていないということが伝わるのに、
決して疎外感を与えることなく、ボクをあたたかく迎え入れてくれました。
3位
1回
2008/11訪問 2008/02/07
夜についてのコメントはまた後日。いずれにせよ07年でいちばん印象深かった居酒屋です。
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1000円1種類のみの昼食。
店主の人柄と、決して派手さはないけれど安心できる味わいの料理、それに惹かれた人達が、毎日「今日は何が食べられるのかなぁ」と心待ちにしている雰囲気が、とても心地よかったです。(07年7月昼のコメント)
4位
1回
2008/11訪問 2008/12/01
中華街の外れ、西門の交差点から程近くに、80過ぎたお父さんがひとりで休みなく切り盛りしている中華料理屋があります。
昔は小さな町工場やガレージだったような殺風景な店内は、6人掛けのテーブルが2つしかないので、合席になることも多々あります。お酒はビールか紹興酒(こっそり別のもあるみたいですが)しかありません。調理場が遠く離れているためにお父さんがいる間、つまり料理やお酒を出している間にしか追加注文はできません。
ただ、ボクが出会った中華料理店の中で、もっとも魅力的なお店でした。
電話注文の際に嫌いなものと食べたいものと予算を伝えておくと、その日、その予算でお父さんができる最高のもてなしをしてくれます。ここでしか味わえない深み、美味しさが確かにあります。
5位
1回
2010/11訪問 2008/10/06
羽富は、接客、器、豆、そして淹れ方等、いろいろなレベルが全て高い名店です。
その中でも最も素晴らしいところは、やはり珈琲。
山下コーヒーの豆はゆったりとペーパードリップで淹れ、コクテル堂のオールドビーンズは
ネルドリップで15分くらい時間をかけて淹れるというこだわり様。
通常1社の豆しか使わないお店が多い中、2社の豆を、それぞれの特徴を生かす形で使っているというのは、本当に素敵なことだと思います。
6位
1回
2010/11訪問 2008/04/29
自然派ワインを中心にした素晴らしいワインリストがあり、
価格も良心的で、いつ訪れてもそのワインを実際に飲んだことのあるスタッフがいる。
この3つの要素が揃っているお店は、なかなかないものです。
一方で料理も、スタンディングエリアでは燻製や串焼き等の軽くつまめるもの、テーブルエリアでは創作フレンチっぽいものが、どちらも安心して味わえる。
いろいろなシチュエーションで使える貴重なお店です。
7位
1回
2008/05訪問 2007/12/04
優しい味わいのスープも、遊び心を感じるお洒落な店内の家具達も、店員さんたちの晴れやかなサービスも、すべてにおいて大満足なランチでありました。
地下の雑貨屋さんも、上に置いてあるものたちを売っているのだけど、また足を運びたくなる場所。
8位
1回
2008/11訪問 2008/06/18
暖色系で統一された店内は、草花を用いた絵や、生花が過度に主張することなく飾られている。
若くてかっこよくて笑顔が素敵なマスターの造る珈琲は、自家炭火焙煎の豆を一杯毎に挽いて、ペーパードリップで丁寧にいれてくれる。味わいは色々な要素が目立つことなくあくまでも控えめななのだけど、どこか凛とした姿勢の良さが感じられる。
お店の名前、マスターの人柄、お店の雰囲気、そしてこれらに敬意を払い、楽しそうに働くスタッフ。全てが調和しているとても心地よいお店でした。
9位
1回
2009/02訪問 2009/02/26
2009.2.24再訪
以前伺ったとき以上に空気が馴染んでいて、更に落ち着ける雰囲気に。
ウサギのリエット、鹿のパテ、蛤のオーブン焼き、カスレを食しましたが、
相変わらずどれも美味。特に鹿の野性味を閉じ込めた肉肉しい味わいは流石でしたね。
食後に飲んだスイスのピノで造られたマールも不思議な味わいでありました。
ワインリストも以前より充実しておりましたし、
今度はカウンターで夜中のんびり過ごしたいと思います。
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神泉駅のほんとうにすぐそばにあるコンビニと同じ建物なのでは・・・という立地とは思えない世界が、ステキな扉の向こう側にあります。
アンティークのステキな家具、それに合わせた内装、そしてあたたかで力強いビストロ料理。
全てにおいて統一感があり、節度がある素晴らしいお店です。
ダルブルや土火土火で味わっていた大好きな料理がここにあるだけでも足を運ぶ価値があるのに、こんなにステキなお店にしてくれた松野夫妻に感謝です。
10位
1回
2008/11訪問 2008/11/29
住んでいるところや仕事の関係上、東東京~千葉方面へはあまり足を運ばないのだけれど、
珈琲好きのボクとしては、そちらの方面へ行くときは、ちょっと無理やりに時間を作ってでも訪れよう
と思わせてくれるだけの魅力があるお店です。
珈琲、紅茶だけでもおそらく50種類はあるであろう豊富なメニューの中でも、
特にブラジルの陰干しと名づけられた珈琲は、苦味と酸味のバランスと複雑さ、
そして上品な余韻が素晴らしく、ペーパードリップで比較的早めにおとしている珈琲で、
ここまで美味しいものにはなかなか出会えません。
自宅へ買って帰ってきた同じものを飲みながら、これを書いているのですが、
豆がちょうどなくなってしまったので、また近々無理やり予定を作ろうかと考えてしまっていたりします。
素晴らしいお店に数多く出会った中でも、立場がどんどん狭くなる一方な、美味しい珈琲がある喫茶店へ、想い入れをこめて作りました。