2回
2022/03 訪問
最高の夜をありがとう!
八戸に行く目的は當店へお伺いする事。
當店の超常連の友人にお願いをして無理無理予約をして頂きました。
そして夜に友人と合流してお店へ。
綺麗なお店。雰囲気がとても良いです。
さてカウンターへ着座。
オーナーシェフの池見さん、ソムリエの奥様とご挨拶。
友人の友人が遅れて来られるとの事で、しばし待ちましたが仕事がお忙しいらしく我々二人でスタートすることにしました。
まずはスパークリングワインで乾杯。
いや~長距離運転の後のお酒はなんて美味しいんでしょうか。
まず前菜が出てきました。
自家製マスカルポーネチーズ(地場のジャージー牛の生乳から作ったもの)。イタリアパルマ生ハムが乗っていてとても美味しそう。
何と言っても自家製のマスカルポーネチーズが絶品。
香りも濃厚な味わいも別格でびっくりでした。このチーズだけ食べるだけでも価値のあるものだと思います。ハムの香り、塩味と絶妙にマッチしてました。
そして次に魚の前菜は八戸産生鰊、アピオスのフレッセ 肝ソース
鰊は生であまり食べる事はしないと言われてますが(一部鮨であったりはしますが。。)鮮度がいいので生で作られたとの事。
アビオスと言うのは初めて聞いたのですが、アメリカホドイモというツル性のマメ科の植物。原産は北米で、明治時代に北米から、青森県へ輸入されたリンゴの苗木の土の中についてきたのが始まりとされている芋だそうで、それを鰊にサンドしてなおかつ鰊の肝がお皿の下に施してある一品。
池見シェフが言われてた通り、鰊の食感が強く食べ応え十二分。肝の旨さとアビオスの味わいがマッチしてました。おそらくこのメニューは都内の有名店でも出せない味わいだと思います。
そして拘りぬいたイタリア産ホワイトアスパラ、春野菜のガルニーネ、桜海老
コロナとウクライナ紛争で手に入れにくくなっていると言うイタリア産のホワイトアスパラが手に入ったとの事。う~~ん嬉しい限りです。
独特の香りとほんのりとした苦みがとても美味しい。桜海老の香りがまた良かったです。
そして葱のサルシッチャ 青森県産シャモロック 生ハムのパウダー
鴨葱をイメージしたもので、輪切りにした葱に青森県産のシャモロックをサルシッチャ仕立てにして詰めこんだもの。一口で鴨と葱の味が楽しめてしまうと言う素晴らしいアイディア。
旨過ぎてワインがガンガン進んじゃいました。
そして次に出てきたのが栗蟹、フルーツトマト、唐墨、自家製サフランの冷製パスタ
栗蟹の香りと濃厚な味がフルーツトマトの甘みと酸味と素晴らしく合ってました。
唐墨の塩分と濃厚さが加わってフルに美味しさが楽しめました。
次に鮑のフェッティッチェが出てきました。
平打ちで太い麺と柔らかな鮑と肝ソースが絡んで旨い。硬めの麺の食感も合ってました。
そしてサクラマスをおだしのスープで。
サクラマスを使ったもので結構な量がありました。サクラマスから取った出汁と柔らかな食感がまた良い感じ。美味しいです。
次に肉料理。青森県三戸で飼育されている銀の鴨、黒ニンニクのソースと安納芋
レアに仕上げられていて、肉々しい食感。黒ニンニクのソースが甘さとコクを強めていて美味しい事。赤ワインと合わせると滅茶苦茶美味しく感じました。
最後のデザートはパンナコッタ ピスタチオ掛け
シンプルだけど口の中がすっきりさせてくれる、程よい甘さとピスタチオのumasaga八戸に行く目的は當店へお伺いする事。
當店の超常連の友人にお願いをして無理無理予約をして頂きました。
そして夜に友人と合流してお店へ。
綺麗なお店。雰囲気がとても良いです。
さてカウンターへ着座。
オーナーシェフの池見さん、ソムリエの奥様とご挨拶。
友人の友人が遅れて来られるとの事で、しばし待ちましたが仕事がお忙しいらしく我々二人でスタートすることにしました。
まずはスパークリングワインで乾杯。
いや~長距離運転の後のお酒はなんて美味しいんでしょうか。
まず前菜が出てきました。
自家製マスカルポーネチーズ(地場のジャージー牛の生乳から作ったもの)。イタリアパルマ生ハムが乗っていてとても美味しそう。
何と言っても自家製のマスカルポーネチーズが絶品。
香りも濃厚な味わいも別格でびっくりでした。このチーズだけ食べるだけでも価値のあるものだと思います。ハムの香り、塩味と絶妙にマッチしてました。
そして次に魚の前菜は八戸産生鰊、アピオスのフレッセ 肝ソース
鰊は生であまり食べる事はしないと言われてますが(一部鮨であったりはしますが。。)鮮度がいいので生で作られたとの事。
アビオスと言うのは初めて聞いたのですが、アメリカホドイモというツル性のマメ科の植物。原産は北米で、明治時代に北米から、青森県へ輸入されたリンゴの苗木の土の中についてきたのが始まりとされている芋だそうで、それを鰊にサンドしてなおかつ鰊の肝がお皿の下に施してある一品。
池見シェフが言われてた通り、鰊の食感が強く食べ応え十二分。肝の旨さとアビオスの味わいがマッチしてました。おそらくこのメニューは都内の有名店でも出せない味わいだと思います。
そして拘りぬいたイタリア産ホワイトアスパラ、春野菜のガルニーネ、桜海老
コロナとウクライナ紛争で手に入れにくくなっていると言うイタリア産のホワイトアスパラが手に入ったとの事。う~~ん嬉しい限りです。
独特の香りとほんのりとした苦みがとても美味しい。桜海老の香りがまた良かったです。
そして葱のサルシッチャ 青森県産シャモロック 生ハムのパウダー
鴨葱をイメージしたもので、輪切りにした葱に青森県産のシャモロックをサルシッチャ仕立てにして詰めこんだもの。一口で鴨と葱の味が楽しめてしまうと言う素晴らしいアイディア。
旨過ぎてワインがガンガン進んじゃいました。
そして次に出てきたのが栗蟹、フルーツトマト、唐墨、自家製サフランの冷製パスタ
栗蟹の香りと濃厚な味がフルーツトマトの甘みと酸味と素晴らしく合ってました。
唐墨の塩分と濃厚さが加わってフルに美味しさが楽しめました。
次に鮑のフェッティッチェが出てきました。
平打ちで太い麺と柔らかな鮑と肝ソースが絡んで旨い。硬めの麺の食感も合ってました。
そしてサクラマスをおだしのスープで。
サクラマスを使ったもので結構な量がありました。サクラマスから取った出汁と柔らかな食感がまた良い感じ。美味しいです。
次に肉料理。青森県三戸で飼育されている銀の鴨、黒ニンニクのソースと安納芋
レアに仕上げられていて、肉々しい食感。黒ニンニクのソースが甘さとコクを強めていて美味しい事。赤ワインと合わせると滅茶苦茶美味しく感じました。
最後のデザートはパンナコッタ ピスタチオ掛け
シンプルだけど口の中がすっきりさせてくれる、程よい甘さとピスタチオの美味しさが良かったです。
いや~~来てよかった。
こんなに満足できるイタリアンはそうそうないです。
遠いけど通いたいお店。
また時間を作って是非伺いたいと思います。
最高の夜をありがとう!
2022/04/24 更新
なんとThe japan times Destination restaurants 2023受賞店になりました。
池見シェフおめでとうございます!
以下レビュー
お昼にお料理 七草さんで食べて、呑んでもうこれだけでもお腹いっぱいなんですけど、今回のメインは當店。
ダイワロイネット八戸にチェックインしてお昼寝してから向かう事にしました。
で、約束の時間に起きなきゃいけないのに、寝過ごした~~~
友人から電話がかかってきてハッと目が覚めた感じで焦りまくり。
バタバタして何とかホテル前のバス停まで何とかやってきました。
そこから路線バスで現地に向かう。
本八戸からタクシーで行くと2000円強なので、行きは路線バス最強!って事で行かれることをおススメします。
さて予約時間より5分遅れで到着。いや~申し訳ないです。
オーナーシェフの池見さん、ソムリエ件パティシエの奥様とご挨拶。
カウンターに着座させて頂きました。
まずはイタリア スパークリングワイン Ferrari Perleで喉を潤します。
昼あれだけ飲んでるのに入っちゃうなんて。。凄いな自分(笑)
まずは前菜から。
青森モール温泉産のすっぽんを使ったソプレッサータ(食材を煮て圧縮し固めた,日本料理で言う煮凝りのようなもの)塩漬けされたすっぽんの卵がトッピング。
すっぽんの卵なんて初めて食べました。
ソプレッサータはゼラチン感が強くて食感がしっかり。すっぽんの内臓をうまく使っていてうまみが濃縮されている味わい。
更にすっぽんの卵がプチプチとして大きいイクラの様。
このバランス感が素晴らしいのも當店の魅力なんだと思います。
そして前菜は八戸産天然とらふぐの椎茸掛け。
とらふぐをこんな形で出してくるなんて、素晴らしいです。
これまたゼラチン感強めで勝沼の白ワインとバッチリ合わせてきます。
そして天然とらふぐの白子のパン粉付け焼き。サマートリュフと一緒に食べると更にとらふぐの白子の濃厚さが増して感じられるお料理かと思います。
そして青森県産フカヒレのをソテー干し貝柱のソースは濃厚な干し貝柱の味がフカヒレに絡んできて旨いの一言。
ワインが進みに決まっている味わいでした。
そしてイカ墨を使った平打ちパスタを八戸産生雲丹、更にヤリイカと合わせた冷製パスタ。
ヤリイカの甘さ、雲丹の旨味が口いっぱいに広がります。
その割に口の中がすっきりとしてくると言う変化も感じられて計算づくなのがわかる一品でした。
次に八戸産青ツブ貝と根曲がり筍のパスタ。パセリを使ったソースが全体にからんで美味しいです。
魚料理は八戸産喜知次の鱗焼が出てきます。にんにくの芽のソースがかさごとマッチしてました。
最後のメインは青森県産の馬肉のステーキで。
力強い食感と味わいが口いっぱいに広がっていくのが最後にふさわしい印象的な味わいでした。
デザートはアップルルバーブのコンポートとクレームダンジュとアーモンドミルクのジェラートを頂いて終了。
ここのお料理を頂いていると、計算された味の構成とグラデーションの素晴らしさがとても感じられるのが凄いと思います。
普通使わない食材や地場の食材を積極的に使うなど、都内の有名店とは全く違ったコンセプトであるのがわかる凄いお店かと思います。
また機会があればお伺いしたいと思います。
友人には感謝の言葉しかありません。