ちゅーかさんのマイ★ベストレストラン 2010

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ちゅーか (50代後半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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個人的な事ですが海外赴任から帰国してやっと落ち着いた一年となりました。
相方の関係で静岡での滞在が多くなり、静岡での美味しいお店との出会い、東京では味わえない素材に出会えました。
また行く店の趣向も和食系から洋食系になり?!改めて洋食系の仕事の良さを再認識をしました。
良い素材はそのままでも美味しい。それを加熱調理し、ソースと合わせ更に美味しくする技術、力量は素晴らしいと思いました。
価格以上の味わいとサービス。それとCPの良さを見てチョイスしてみました。

今回は「レストランコバヤシ」と静岡「ジャンティー」をツートップにさせていただきました。
それと素材の良さ、独特の緊張感、コスパを評価し静岡「末廣寿司」を3番手に。
ワインとイタリア料理が存分に楽しめる「ヴィンチェロ」、そしてコスパ抜群で味も美味しいとんかつ屋2代目の「グリル松本」を選びました。

今後成長が期待できる店ばかりかと思います。是非皆様行かれてみてください。

マイ★ベストレストラン

1位

レストラン コバヤシ (平井、東あずま、亀戸水神 / フレンチ)

5回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999

2021/11訪問 2021/12/15

一言。やっぱり良い!

自分の誕生日は10月なのですが、やっぱり息子がいると落ち着かないということで、息子がウインターキャンプに行く11月下旬のランチに伺いました。
緊急事態宣言中は大変だったと言ってましたが、この日はランチにもかかわらず満席でした。
いつも良くしてくださるソムリエの刀根さんとご挨拶をしてスタートです。

まずはウエルカムシャンパンで乾杯!
いや〜沁みますね。美味いです。
お通しで出てきてくれたのが、岩手県産ホヤのフォンダン 山葵クリーム・パパイヤ乗せ。
海のパインアップルのホヤと果物のパパイヤをわさびのクリームで組み合わせてくるとは〜〜
やりますね。濃厚な味わいですけど、ホヤの香りとパパイヤの甘味が口いっぱいに広がっていきます。白ワインを合わしてくれましたが、これまたジャストマッチ!料理の旨さを最大限引き出しれくれます。
そして次に本日のオードブル。
根室産蝦夷鹿のカルパッチョ 赤ワイン風味。
じっくり寝かされた蝦夷鹿は柔らかく口の中でほろほろと崩れ落ちていきます。
トリュフ、マッシュルームと組み合わせると更に味が変化して美味しい。
赤ワイン風味で肉の旨味を出し尽くしている感じです。あえてここではシェリー酒で合わせてくるセンスも素晴らしいと思います。
パンは安定に美味しいです。
そして赤貝とビーツのテリーヌ&北海道秋鮭の燻製と半熟卵のゼリー寄せ。
赤貝のなんとも言えない食感と赤いビーツの組み合わせも絶妙。
さらに秋鮭と玉子の組み合わせも面白かったです。
次にお口直しでフォアグラのテリーヌ ブリオッシュトースト。オレンジジャム添え。
ここのフォアグラは本当に美味しいんです。ずっと食べていたいくらい。濃厚で繊細な味わいがとても良い。それにブリオッシュのトーストの上に乗せて食べるんです。絶妙な組み合わせです。ジャムの酸味と甘味がホント絶妙でした。
そして魚料理。 シャフおすすめ白身魚を本日のスタイルで。
サワラと鯛をレアにして出してくれました。
しっとりとした食感でいやはや参ります。
そしてメインはフランス産青首鴨のロースト ソースサラミ(内臓風味の赤ワインソース)
ここの肉料理の醍醐味はソースに内臓を使うこと。
素材を生かしさらに美味しくなる技を使っている。ホントすごいと思います。
最後にデザートにアップルパイをもらって終了。
最後の最後に誕生日プレゼントでレストランコバヤシのマトリッツオを食べちゃいました。
うまかった〜〜 余韻に浸れます。
食べた飲んだ楽しかった。
古典的な料理が中心ですが、技と腕が光る都内でも数少ないフレンチレストランだと思います。
行かれてない方はお薦めしたいと思います。
10月が自分の誕生日月ですが、息子の都合もあって11月に行く事に。
年3回は行きたいお店なんです。
結婚記念日と夫婦の誕生日。
それだけ思入れがあるお店です。
サービスも満点、工夫してくれた料理。
クラシカルだけど、ちょっと今風にアレンジもしてくれます。
ジビエの季節にも拘らずGotoで来られるお客さんは、デフォルトのメニューを頼む方が多いようです。
ここは是非ともジビエを頼むべきだと思います。

さてさて今回はランチで利用させて頂きました。
まずはシャンパンで乾杯~
旨いな~ 身体に染みわたります。
そして前菜は北海道産昆布森産真牡蠣のマスカルポーネチーズ和え ジン・ライムのゼリー
濃厚なマスカルポーネチーズと牡蠣のハーモニーがたまらなく美味しいです。
繊細な味付けは素晴らしいと思います。
そしてオードブルは気仙沼産カツオと松輪産真鯖の燻製マリネ。
燻製の香りがまた良いんです。脂の乗った鯖とあっさりはしているけど、じっくり寝かされうまみが増したカツオが美味しい~
これなら白ワインも良いけどキリっと日本酒でも合いそうな感じです。
そして北海道産サンマの冷製アボカドとリンゴのパート乗せ 肝とイチジクのピュレ サラダ添え。
當店定番のメニューの一つ。漁獲が少なく身も小さいとは言ってましたが、使われていたサンマはかなり大ぶり。サンマの香りが口いっぱいに広がります。アボカドの濃厚さとマッチしていました。
そして石川産キスとパプリカのグラチネ リゾット添え。
キスのイメージは小さく薄いものですが、パン粉が付いていて身が厚く食べ応え十二分。
キノコのリゾットの味とすごく合っています。
本日の魚料理は 白身魚本日のスタイルで
真鯛を使った料理に仕立ててくれました。
バターの香りが際立ち白身のうまみを引き出しているかのようでした。
本日のメインは蝦夷鹿のロースト キノコのソテー マロンピュレ ポワヴラードソース。
火入れ加減が絶妙。硬さは一切なく濃厚な味わいでした。
とは言え脂の部分を極力抑えてもらってあっさり。

デザートをもらって終了~
飲んで食べて楽しかった~
小林シェフ、刀根ソムリエの二人三脚は素晴らしいです。

次回は嫁さんの誕生日前後に行けるかな~と楽しみにしています。


年に何回かお伺いできればと思っていましたが、今回は1年ぶりになってしましました。
夜は混雑しているとのことであえて昼間の時間をチョイスしてコース料理を楽しみました。
ここ最近はヘビーな料理ではなくてあえてライトな感じに仕上げてもらっています。
脂身少なめとかetc
そう言うわがままも聞いてくれるところが良いんです。

12時入店は我々のみ
13時から1組のお客様がこられただけでした。
ある意味貸切に近い。すごい贅沢だと思います。

ソムリエの刀根さんと挨拶。そして刀根さんの作るスイカとカンパリーのカクテルをいただきます。
すっきりとした甘さと、少々青臭い感じが夏らしさを演出してくれてとても良いです。
まずはハマグリ(九十九里)と根セロリのスープ。
トリュフまでトッピングしてくれました!
濃厚な味わいがとても良いです。
手作りのパンも相変わらず美味しいです。
ワインも刀根さんに全てお任せ。
ペアリングしてくれるのが良いです。ハーフサイズクオーターサイズも対応してくれますので、ちょっと飲みたいと言う方にもオススメできます。
そして本日のオードブルは帆立貝と洋ネギのラヴィオリ 甘口白ワインソース
濃厚なソースと帆立、そしてラビオリがソースと絡んで美味しいこと。
素晴らしいです。いや〜久々に食べるとリセットされる感じがします。
そしてパテアンクルート。
香り鶏と仔牛の冷製パイ包みになっています。上にはブランデー漬けしたチェリーがトッピングされています。
ちょっともそもそする感じはしますが、あっという間に口に溶けていく感じで美味しいです。
そして肉々しい。
そしてメインの魚は白身魚のポワレ、トロナスとウイキョウ
何より鮮魚の使い方は素晴らしいです。皮目はパリパリでしっとりした身。
濃厚なソースとまた合います。
そして肉料理は子羊鞍下のロースト 夏野菜の詰め物ターメリック入りマッシュポテト添え
脂身を落としてくれたこともあって赤身中心。
これまた美味いんです。肉の香り、味わい最高でした。
ワインも美味しいし料理も最高!
デザート、小菓子を頂いて、結婚祝いのチーズケーキも頂いちゃいました。
ホントありがたいです。

また年末に来れればと思っています。

嫁さんと息子が一時帰国
そして我々夫婦の結婚記念日もある。
當店のページを見ると子供は小学生以上であれば大丈夫とのことで
それじゃ〜と電話予約しました。
数日前でも予約できちゃうところが嬉しい。
都内の人気店は数ヶ月前から予約しなきゃ行けないところも多くて躊躇してしまうけど、ここなら全く問題ない。人気は高くなって欲しいけど、ある程度余裕がある方が絶対に良いと思います。

さて今回はお料理1万くらいの仕立てでお願いをしました。
そして息子には2プレートくらいのお料理を出してもらうことにしました。
事前予約の際にこう言う細かいことまで打ち合わせが出来るのはとても良いです。
そして店内も改装されてより高級感が増したと思います。

まずはソムリエの刀根さん作のスイカのカクテルで乾杯。
スイカの甘さとオレンジリキュールの苦味がまた良い感じ。
夏の暑さにぴったりの味わいでした。
そしてお料理のスタート
お通しは以下の通り
・愛知県さん真鰯のカナッペ・岩手県産ホヤのフォンダン・勝浦産鰹の燻製マリネ・赤貝のテリーヌ
シーズンインした真鰯のカナッペは手で頂きます。臭みもなく濃厚な真鰯の味が良い感じです。
白ワインと合わせると更に美味しさが増します。
ホヤも独特の磯の香りがありますが、ホタテと組み合わせてあってこれもまた塩梅です。
鰹は燻製もしてあ流ので濃厚な味わいに変貌していました。こりゃ〜たまらんです。
赤貝のテリーヌも素晴らしい〜
一方息子の方はヴィシソワーズ、蛤とムール貝。センターにはチーズがあり、ばくばく食べています。
パンは以前と変わって3種類入ったバスケット。どれもレベルアップしていて素晴らしいです。
息子はパンを食べ過ぎていて、この後のステークアッシェが入らなくなってしまうんじゃないかと思ってしまった程。
そして我々の方は本日のオードブル。
以前から定番の和歌山産鮎のパテ、メロンパートドフリュイ、サラダ添え
鮎の肝をふんだんに使っていて香りと苦味が良い。そして濃縮されたメロンのゼリーとベストマッチです。白ワインが進むこと間違いなしです。あ〜〜美味い。
息子用に次の料理が出てくる。
見た目はハンバーグでも肉肉しいカットをしていて、まるでステーキのよう。
添えられているポテトも良い感じだ。
既に息子はお腹がいっぱいになっているようで、半分食べて終了。
自分が残りを食べましたが、こりゃ〜美味いですよ。
子供が食べるには勿体無いくらい。

そして次のオードブル
青森県産オオメマスと茹で卵の煮こごりテリーヌ ディル、エストラゴン風味。
マスをこう言う形で仕上げてくるのも流石小林シェフの見せ方なのだと思います。
本日の魚料理はシェフおすすめの白身魚。
キンキが主体でしたが、濃厚なソースとベストマッチな味わいです。
最近のフレンチは和食っぽいものが多い中、こう言った古典的な料理も改めて良いな〜と思ってしまった。
そして本日のメインディッシュ
豚足、キノコ、エスカルゴのパイ包。タルタル添え
これが結構なボリューム。
濃厚な豚足の味わい。お肌がプルプルになるのがわかる程。
これはふた回りくらい小さくても良いかも。
結構お腹にたまりました。
チーズとデザートが出て終了。

食べて飲みました。
息子入れて3人で楽しめたのは良かったです。
次回は嫁さんの誕生日月の12月に再訪できればと思っています。
2016年10月再訪
今回は自分の誕生日祝いでやってきました。
いつも、いつも昼ばかりでしたが、今回は息子がお泊りキャンプでいない事もありかなり久々にディナーで訪問しました。
明るい昼間と違って、ちょっと暗めの照明で印象がガラッとかわって良い感じです。
お通しはイタリア産カルドンチェッロとポルチーニ茸のベニエ。
香りが良くて旨い!!
オードブルは定番の秋刀魚のマリネ アボカドとリンゴのパート乗せ イチジクと肝のピュレ サラダ添え。
秋刀魚のキモの苦みがアクセントになっていて美味しい
秋刀魚の炙り加減も絶妙で白ワインとバッチリ。旨すぎる~
北海道産雲丹のサラダも、風味が良く、サラダとは思えない味わい。
魚料理はオオモンハタの蒸し物。柔らかな食感と独特な香辛料の使い方。
まるでタイ料理を食べているかの様でこれも美味しい~
メインはシーズンインのジビエ。
自分は雷鳥のロースト。嫁さんは鹿の赤ワイン煮。
雷鳥は今年初めて出してくれたものだそうだ。
独特の香りがソースとマッチ。肉のカットの仕方も大胆で食感をより強調してくれている。
赤ワインが進んでしまう。
嫁さんの鹿の赤ワイン煮は柔らかで癖のない味わい。これも良い感じ。

ディナーと言う事でメニュー構成をあっさり目にお願いしただけあり、食べ終わってからのヘビー感はゼロ
フレンチを頂いたとは思えなかった。

ランチも良いけどディナーはもっといい。
またディナーに行きたいと思う。

***********以下過去レビュー******************
2016年8月14日再訪
今回は結婚記念日で再訪です。
写真が一杯なのが惜しい~ だいぶ消しちゃいました。

今回のメインはウサギと広島産本州鹿のローストを頂きました。
やっぱり印象的だったのはジビエ。
ぎっしり詰まったジビエのテリーヌ フルーツのコンフィとサラダ添えは山ウズラ、鴨、猪、鹿、ヤマシギがぎっしり。
これは旨かった~ ワインともベストマッチだった。

本日のオードブルの富山県産白ばい貝のマスカルポーネチーズ和え ジンライムゼリーも白ばい貝もこんな食べ方があるんだ~と思う味わい。
センスの良さが素晴らしい。

最後に出してくれたケーキは初めてのショートケーキ
甘さが控えめでこれも美味しかった~

次の再訪は秋。実に楽しみだ。

***********以下過去レビュー******************
2015年12月27日再訪
今回は嫁さんの誕生日記念と言う事で伺いました。
写真の数がFULLになってしまった関係で過去の写真。特にワインの写真を削除しました。<(_ _)>

さてさて今回は前回同様にメインは蝦夷鹿のローストを事前にチョイス。
お通しで出てきた新作の高知県産地牡蠣のマスカルポーネチーズ和え。ジンライムのゼリーとマッチしていてこれが旨い。シャンパンと一緒に食べると更に美味しい~~♪
そしてスープは何とスッポンとエスカルゴ。濃厚な味わいとコク。身体がものすごく温まる。
次に冷たいサラダ。この温度差のコントラストがとても印象深く良い感じだ。
鮮魚は鰆とタラの雲子のオリーブオイルのポワレ。なんと言っても白子が旨かった。
そしてメインの蝦夷鹿のロースト。適度な火の入れ具合がベスト。肉の食感に食べごたえがあって美味しい。そして栗のペーストとベストマッチ。この辺は素晴らしい組み合わせだと思う。
チーズはハード系中心にセレクト。熟成具合がとても良い。
何もかにもが我々の好みとベストフィット。変化球、そしてコントラスト、同じものが一つと無いところもこの店の醍醐味。
お決まりのコースも良いが、是非ともお任せでお願いすることをお勧めしたい。

次回は8月になるかと思うが次回が楽しみだ。

************以下過去レビュー*****************
2015年8月16日再訪
約1年ぶりの再訪。
息子はデイキャンプ。
この日はちょっと遅い結婚記念日祝いで訪問した。

さてさて今回の料理は夏のも関わらず本州鹿を使った料理が中心。
安定的に原料を入手できるようになったそうだ。
本州鹿のカルパッチョ 赤ワイン風味はドライ感があって、噛めば噛むほど味が出る感じでとても美味しい。
赤ワインと合わせると更に旨さが増してくる感じがする。
メインの本州鹿のステーキも固さはあるものの、これも野獣臭さはほとんど感じられず、実に美味しい。
原料もあるが、調理技術の高さをとても感じられた。
前菜で食べたカツオも程よい脂感とオレンジ風味の茄子ソースがベストマッチ。面白い組み合わせだがこれも良かった。
鮮魚の真鯛のポワレ 夏野菜のスイカ煮込み添えも実に面白い。スイカを利用してくる変化球が味に出ていてこれも美味しい。

いつも通りどの料理も満足度が高くいつも以上に工夫がみられてとてもよかった。
次回は10月になろうかと思うが再訪が実に楽しみだ。

************以下過去レビュー*****************
2014年10月5日再訪
自分の誕生日祝いに使わせていただきました。
今回も前回同様に13時ちょっと過ぎからスタート。
台風前の大雨の日だったが、今回も満席。さすがと言う感じだ。
今回は秋の味覚を堪能するスペシャルメニューと言う事で実に楽しみ!
まだジビエシーズンには入っておらず、海外産の雷鳥を2人でお願いすることにしてみた。

前菜は江戸前穴子のベニエイ仕立て。質の良い江戸前の穴子をフリットしたもの。
レベルの高い穴子を入手できるようになったと言う。
食べてみると、フリットしているにもかかわらず、穴子のいい香りと甘み、そして柔らかさが口いっぱいに広がる。
寿司屋の穴子も良いがフレンチの穴子も捨てがたい感じ。
次にオードブル。さんまのマリネ イチジクと肝ソース。さんまの皮目をパリッと焼いてあり食感のコントラストがあって良い。それとさんまの肝の苦みとイチジクの甘みが良く、さんまに乗せて食べるとこれが旨い。白ワインがどんどん進んでしまう。
次にブレス鶏のガランティーヌ キノコ フォアグラのステーキ。フォアグラのうま味と香りが全体に広がりこれが旨い。
そしてフレッシュポルチーニ茸才巻き海老。ムール貝のパスタ。とても美味しく食べてしまったが、ちょっと量が多めで、この時点でかなりお腹がいっぱいになってしまった。。
秋田産アマダイの蒸し物キャビアバターソース。アマダイの柔らかさと甘み。そしてキャビアバターソースが絶妙。あっさりとしたアマダイだがこってり系のソースがとても美味しかった。
メインの雷鳥。雷鳥の独特の香りと苦み。それと黒さくらんぼソースの甘みが三位一体になっていてこれが旨い。
流石ジビエの調理と思わせるバランスの良さだ。

パスタが量が多く重めだったが、どれも満足度が高く素晴らしい味わい。
次回は来年の1月くらいに訪問する予定だが、今から楽しみだ。

※写真が規定枚数を超えてしまったので、ワイン、デザート、重なったメニューについては削除しました。

*******************以下過去レビュー***************************
2014年8月3日再訪
毎年結婚記念日のお祝いに伺いました。
今回は11時半からスタートではなく13時スタート。
ゆったりとした感じでこれも良い。
今回も満席。他のお客さんでも誕生日のお祝いでお友達同士でこられていたようだ。
メインはソムリエの刀根さんおすすめの北海道産 仔羊のバリュエーションローストを嫁さん。そして特選A5和牛ランプ 網焼きローストを自分、と言う構成でコース。

前菜はもう定番になっている和歌山県産アユのパテ メロンのパートドフリュイ きゅうり・ういきょうのサラダ。
ウエルカムドリンクのシャンパンが前菜ととてもあう。
アユの独特の苦み。そしてメロンのあまみ。サラダの酸味の三つ巴と言った感じで美味しい。
定番になるのもよくわかる感じがする。
次に出て来たのはフロマージュブラン ビーツのムース 季節の貝 パパイヤと共に。これぞ貝尽くしと言った感じ。北寄貝とハマグリ、それにパパイヤの甘みが絡まってとても美味しい。ジャガイモとチーズがベースのビーツのムースも色鮮やかで白ワインととてもマッチしている。
そしてまたまた貝なのだが、千葉県大原産サザエのグラタン仕立てが出てくる。殻ごとオーブンで焼かれていて、中にカットされたサザエがぎっしり。バターの香り豊かで焦げたバター香りとサザエの苦みが実に美味しい。しょう油焼きも美味しいが、こういったフレンチ仕立てだと全く印象が異なっていて面白い。
次に秋田産メバルと夏野菜の煮込み。別にパクチーがあり好みでトッピングしていただく。嫁さんはパクチーがダメなのでイタリアンパセリをトッピングして食べる。香草の香りとメバルが最適な状態で食べられる。アジアンテイストなイメージだが、食べてみると一切そんな感じはしない。フレンチそのものだ。
そしてメイン!
北海道産子羊のバリュエーションローストは絶妙な火入れの仕方。網焼きされた香りが食欲をそそる。
カットしてみるときれいなピンク色。食べてみると歯ごたえ。肉肉らしい食感と野性的な味わい。
一方嫁さんの北海道産 仔羊のバリュエーションローストは仔羊の肉と周りにもつがたっぷり。すべての味わいを楽しめるのが良い。
印象的だったのは臭みが一切なく、濃厚な味わい。特にレバーは美味しかった。

今回も素晴らしい内容。
これで1万円の内容とは思えない満足度。
次は10月に伺うことになりそうだ!

-------------------過去レビュー -----------------------------------
2014年1月5日再訪
嫁さんの誕生日祝で伺いました。
この日は満員御礼。早くからこられていらっしゃる方が大半だった。
メインは事前予約だった事もあり、ヤマシギと青首鴨で悩んだが今回は青首鴨にすることにしてみた。

まずは青森県産鮑と胆のカネロン仕立て。鮑の食感と胆の濃厚感、それとシャキシャキとした野菜が印象的。
シャンパンと頂くとこれが美味しい。
そして前回も頂いた、蝦夷鹿のカルパッチョ。サラミ状になった蝦夷鹿の濃厚な味わいがとても良い。
銚子産マカジキの謹製は燻製の具合が丁度良い。白ワインと一緒に食べると美味しい
次に蟹のブイヨン。ニョッキ仕立てになっていて、蟹の風味がとても良い。そしてスッキリとしている。
北海道産まだらの蒸し物。入れ物はタジン風で面白い。レタスに包まれていて、鱈の食感とのコントラストとソースの味わいが良い。
こう言った味付けも有りなんだな~と思いました。
メインの青首鴨の胆赤ワインソース。適度に薄切りがされており、良い感じの食感を楽しむことができる。
濃厚な味わいが赤ワインとバッチリ。さすがジビエ料理と思わせる内容だった。

毎回思うが調理法が素晴らしいの一言。
また何時行けるかが楽しみだ。

--------------以下過去レビュー --------------

2013年10月再訪
今回は自分の誕生日祝で伺いました。
1ヶ月前に嫁さんが予約。
ジビエシーズン突入のはずだったが、まだ安定して捕獲できていないらしく今回のメインは山ウズラにすることにしてみた。
ジビエは始まってはいるものの契約している猟師さんに依存していることがあるので、予約時に確認をされると良いと思う。

毎回同じメニューは出てこないのだが、今回特に印象的だったのが野鳥のテリーヌだ。
ホロホロ鳥とヤマシギを使ったもので、ちょっと野性味ある味わいで今まで食べたテリーヌの中ではダントツに美味しかった。
それと金目鯛を自家製のフランス風味噌でマリネードしてパリパリに焼き上げた発想も面白く、これも美味しかった。
金目の脂感とフランス風の味噌が絶妙にマッチしていて、皮目がパリッとしている食感のコントラストも良かった。
そしてメインの山ウズラ。
火の入れ加減が繊細で硬いことは一切無く、美味しさを引き出している。
またソースが何とも言えず美味しい。

最後のデザートで嫁さんがお願いしたマロンのケーキは洋酒が強すぎて、まだまだ完成度が高くはないがこれからが楽しみな味わいだった。

次回は嫁さんの誕生日に合わせて予約!
再訪が楽しみだ。

--------------以下過去レビュー --------------

2013年8月再訪
結婚記念日で再訪しました。
8月お盆明け時期でどうかと思ったが、席は満席。さすが人気店と言ったところだ。
とは言え前回年末に伺ったとき違い、通常のお昼のメニューを食べていらっしゃる方が大半の様に見えた。

さてさて、今回も料理で8000円程度でお願いしてみた。
ジビエシーズンではないが、この時期でも楽しめる鴨、鳩をお願いしてみた。

まずはソムリエの刀根さんオリジナルのジンジャーとパインアップルのカクテルを頂く。
スッキリした味わいとジンジャーの辛み、パインの甘みが美味しい。
鮎のパテは独得のほろ苦さがたまらなく良い。メロンゼリーと交互に食べると更に旨さが増してくる。
白ワインと一緒に頂くとこれが美味しい。
次にヴィシソワーズ サザエとコンソメのスープ 鮑のせ。濃厚な味わいがとても印象的。鮑の独得の食感が絶妙に旨い。
そして兎とフォアグラ ゼリー寄せ。うさぎの独得な食感と淡白な味わい。それに濃厚なフォアグラが一体感があってこれも面白い。
魚料理は新潟佐渡産アラの蒸し焼き 南フランス仕立て。パクチーをトッピングして食べると言うやり方でとても斬新。
魚の味わいがグッと増してくる。香り消しと言うより魚の風味を強くすると言う印象だ。
メインの鴨は内臓のペーストの濃厚感と絶妙にローストされた胸肉。軟らかで飲み込むのがもったいないくらいの味わい。
鳩は野性味溢れる食感と味わい。
シーズンインしたら改めて別のジビエ料理を食べたいと思わせる味わいだ。
写真を見て頂くとわかるが一つとしてメインで重なっているメニューがない。これは凄いサービスとおもてなしで他店には無い内容だ。
次回は10月になろうかと思われるがとても楽しみだ。

--------------以下過去レビュー --------------

2012年12月16日再訪
嫁さんの誕生日祝に再訪しました。
伺った時期がクリスマス間もない事もあり、満席。
ランチメニューを頼んでいらっしゃる方はおられず、ジビエ目当てのお任せにされているのが目に付いた。
気軽にランチメニューも良いが、せっかくこの時期であれば是非ジビエを頂いてもらいたい。

今回は嫁さんセレクトでメインは山ウズラと十勝産蝦夷鹿にしてみました。
何度も再訪しているが同じ料理が出てこない事自体があり得ないサービスかと思う。
小林シェフの新作メニューかわはぎのボンファム風もあったりと隙の無い味わいだ。
何度行っても飽きない、これでもか!と言う驚きが毎回あるフレンチは無い。
毎回思うが、この値段で本当に良いのと思うような満足感はあり得ない。
次回行くのが楽しみになる。

--------------以下過去レビュー--------------

2012年10月7日再訪
ちょっと書くタイミングを逸してしまいしたが、自分の誕生日に嫁さんが予約して再訪しました。
何度も書くようですが、やはり小林シェフの意気込みがすべてに於いて感じられる。
今回もジビエの走りという事で、雷鳥をお願いしてみたが、独得の香りを旨く調理して美味しさに変えている点は実に素晴らしい。
トップページに書かれている「レストランコバヤシへようこそ」の本を購入して読んでみたが、なるほどこのシェフの歴史にこの味ありと思わせる部分がわかった。もし興味があるのであれば、購入してからお料理を味わうと更に感じ方も変わってくるかと思う。
この値段でこの味。損しているんじゃないか心配してしまうくらいの味わいで毎回驚きがある。

次は12月。嫁さんの誕生にに再訪する予定。実に楽しみだ。


--------------以下過去レビュー --------------

2012年8月12日昼再訪
結婚記念日のイベントはいつもこの店と決めているので、1ヶ月前に予約。
ミシュランのプチターブレに掲載されてから、予約が取りにくくなっているようだが、ここ最近は少し落ち着いて来ているようだ。
夏場のメイン選びは悩んでしまうのだが、今回は仔羊と鳩にしてみた。

前菜は京都産岩牡蠣のジンライム風味ゼリー載せ。キリッと冷えた生牡蠣とトッピングされたジンライムのゼリーがマッチしていて、あっという間に食べてしまう。素材との調和感は相変わらず素晴らしいと思う。
ムール貝のカッペリーニも満願寺唐辛子ソースの味わいが良い感じでとても美味しい。
写真には写さなかったが、ソムリエの刀根氏の作ったパインアップルベースのカクテルととても合っていて良かった。
次にフォアグラを入れた鴨と兎のテリーヌは濃厚感があり、またフォアグラの味わいが美味しい。赤ワインと合わせて食べてみたが、更に美味しく感じられる。
青森県産鮑の蒸し物 肝マスタード入り赤ワインソース 煮茄子添えは、軟らかに処理をしてある鮑とソースが絶妙。口の中で噛むと、独得の歯ごたえと味わいが素晴らしい。
秋田産甘鯛のヴァプール 夏野菜のこんがりソテー レモンバターソースは表面の皮目がパリッと焼かれ、濃厚だが、爽やかなレモンバターソースとマッチしていた。
魚釣りが趣味というオーナーの小林氏の素材へのこだわりをとても感じる事ができる。
そしてメイン。自分はオーストラリア産仔羊の岩塩生地包み焼き アルルカン風ガーリック・バジルソース、嫁さんはフランスラカン産 窒息鳩のしっとりロースト レバーペースト 野菜添え。
岩塩生地包み焼きは塩で固められた状態で見せてくれる演出もあり、何とも楽しみな感じだ。
開封された仔羊の肉の状態はレアでとても軟らかい。ソースとの相まって赤ワインが進んでしまう。そして嫁さんの方の鳩を少しもらって食べたが、表皮がパリパリと焼かれてレバーペーストとの味がこれでもかーと言う感じで美味しかった。

お料理だけの値段は8000円。ワインを入れて15000円と言うとてもリーズナブルで満足度の高いフレンチはなかなか無いと思う。

今回初めて知ったがオーナーの小林氏は、親戚は向島にある料亭きよしだそうで、幼少の頃から舌を鍛えられ、色々な素材を見て育って今があるとの事。
現在は介護もしながらお店の運営もやらており、すごいパワーを感じる事が料理の中からも感じられた。

--------------以下過去レビュー --------------

2011年12月18日昼再訪
嫁さんの誕生日月が12月。
クリスマスシーズンになる前に訪問いたしました。
今回はメインにはキジを使用した料理をお願いしてみた。

前菜は自家製福井産カツオの燻製。カツオの香りと旨みが凝縮されており、実に美味しい。オレンジ、コリアンダー入りの茄子のソースが絶妙。
良い素材を高い技量で調理しているのがよくわかる。
次にフランス産青首鴨のソーネリユ。これも青首鴨の味わいが実に濃厚。それと洋なしと根セロリのサラダと一緒に頂くと実に美味。
唸ってしまう程いいバランス。
長万部産ホッキ貝のマリネは緑マスタードと香菜の入った肝のソースが何とも言えず美味しい。
そして青森産鮑の酒蒸し。この価格帯こんな素材を出して頂けるのが実に嬉しい。
軟らかく鮑の旨みがギュッと詰まっている。
ザリガニなど食べることはあまりないが、ビスクは素晴らしい。
ザリガニの味噌が濃厚で今まで食べた中の料理では1,2番の味わい。
そしてメインのフランス産キジのブレゼミルミイ仕立て。豚の血液をソースに使い濃厚感をより強くしている。
これぞ究極のジビエ料理という感じ。野生的な味わいと繊細な味わいが混在している点は素晴らしい。

行く度に驚かされ、感動の連続。
ランチコースは人気で予約必須の様だが、昼にお任せコースでゆったり楽しむ事が実に楽しく感じられる。
大切な人とのひとときを楽しむには最高だ。
※今回酒代無しで9000円のコースでした。

--------------以下過去レビュー--------------

2011年8月21日訪問
結婚記念日はお決まりのこの店で!と言うことで今年も訪問させていただいた。
年3回訪問させていただいているが、季節感ある食材を使って出してくれる味わいは最高。
今回も堪能させていただいた。
まずはソムリエ刀根氏オリジナルのカクテル。パインに凍結したジンジャーエールとお酒の味が実に美味しい。
元々オーナーシェフの小林氏の誕生日に合わせて作ったとの事。食前酒でシャンパンを頂くのも良いが、少し甘めで爽やかなカクテルをいただくのも実に良い感じだ。
次に、付きだし 穴子と彩巻えびのベニエ。サクッと揚げられており、あっさりとした味わいで付きだしでいただくのにはピッタリ。
オードブルは自分は冷製のテリーヌ、嫁さんは鮎パテ。本来は同じものなのだが、自分がメロンが苦手(イガイガしてダメなんです)で外していただきました。冷製テリーヌは穴子、手長えび、カレイをまとめており、ニンニクマヨネーズと一緒に頂くとこれが美味しい。
嫁さんのは鮎のパテを少し食べてみたが、鮎の香りと苦みがあり季節感を非常に感じる味わいだった。
スープはクロアワビを浮かせたヴィシソワーズ。クロアワビの食感が実に美味しく、ヴィシソワーズの味と実にマッチしていた。
魚は銚子産シタビラメを蒸し焼きにし、ソース、彩りの良い野菜を載せたもの。ソースの濃厚感とシタビラメの味のコントラストが実に美味しい。
メインのお肉はフランス ラカン産の鳩丸ごと1羽丸焼き。夏の時期でも安定的に入る鳩を頂いてみた。
肉は小さいが味は濃厚。固さも適度で内臓のソースと一緒に頂くと実に旨い。
骨までしゃぶってしまったくらいだ。
パンは今年頭からフランス産小麦を使用した小麦粉に変わり更に美味しくなっている。豊な香りと味。それとパリッとした食感。フレンチで出してくれるレベルのパンとしてはかなり高くなっているのが感じられた。
デザートは桃のコンポートソルベ添え。桃半分の上にシャンパンのソルベが乗っかっている。これが旨い。
デザートは年間通じてあまり変わらないのだが、季節感あるものを選ぶと良いかもしれない。

相変わらず良い素材を技量の高い調理法で出してくれる、そしてこの内容にして価格はお手頃。実に満足度が高い。
ミシュラン東京プティ ターブルに掲載されたこともあり、ランチは盛況との事。
是非事前にお電話をして行かれることをお勧めしたい。


-----------------以下過去レビュー-----------------

2010年12月26日訪問
今回は嫁さんの誕生日祝でお昼にお任せでお願いした。
もちろん時期本番のジビエをチョイス。
今回はフランス産真鴨でお願いしてみた。
前菜の洋ネギ・ジャガイモのスープ 冬トリフを浮かべて のトリフの香りがとても豊で味わい深かった。
メインの新潟産網捕り真鴨の半肉丸でロースト 塩漬けレモン風味 聖護院蕪のの込み添え 肉の臭みが一切無く、肉の熟成度は抜群に良い状態。フィレは軟らかく、骨付きは固さはあるが味がとてもあるワイルドな感じだった。
何よりソースの相性が抜群に良い。
昼からお任せで頂くのは実に良い。裕に3時間を超える食事を楽しむことが出来た。
お任せメニューに関しては何一つ同じ物が出ること無く、何時も期待出来る内容であることは素晴らしい。
これぞ!と思うときに利用してはいかがだろうか。

-----------------以下過去レビュー ----------------

2010年10/9再々再々訪
自分の誕生日のお祝いで相方と2人で再々再々訪
ジビエが既にスタートしており、今回は雷鳥をチョイス。
相変わらず素晴らしい味付けとサービスを満喫。
この価格でこのレベルのフレンチは都内を探してもなかなか無いかもしれない。
と言うことで年末にまた利用予定。

-----------------以下過去レビュー-----------------
3/20再々訪
今回は野ウサギが特別に手に入ったとのお店のブログを見て即予約をしてみた。

予約時間よりやや遅くなってしまったが、気持ちよく受け入れてもらえた。
電話予約ですでにメニューをお願いしていたので、メニュー表が既にテーブルの上にあった。

まずは、メヒカリのフリット。サクッとした薄衣でフライしてあり、魚の風味が素晴らしい。
次に前菜の瞬間燻製のカサゴのマリネ。燻製の味わいに嫌みが全くなく魚の風味をより高めている感じだった。
次に利尻産ウニサラダ。前々回頂いた物と重なったメニューだったが、相変わらず美味しい。ウニの風味、軽く燻煙されたアワビの味わい食感のバランスがとても良い。
子持ちヤリイカのコンフュは程よい加減に加熱調理がなされ、口溶けの良い食感といか独特の甘みを引き出しており、嫌な風味は一切なく食べやすく仕上げていた。
本日の魚料理は太刀魚のスチーム、コリアンダーソース添えで、コリアンダーシードを用い、柑橘系のソースを合わせた酸味のある味わい。太刀魚の鮮度が高くソースとの相性は抜群に良かった。
そしてメインの野ウサギは、軟らかく一切獣臭がせずすっと口の中に消えていく感じだった。やや量が多く飽きて来たことは否定できないが、調理法、味わいは素晴らしい。

かなり良い素材を使って1万円(サービス料別)
この価格を考えると極めてコストパフォーマンスの高い内容であると再認識した。
ワイン、ソフトドリンク含め比較的安価であり、これぞと思う特別な日に行くにはピッタリなお店だと思う。
唯一自分がリピートしているフレンチになっている。

-----------------------------過去レビュー -----------------------------

2/12再訪問
今回は親しい友人とディナーの利用をしてみた。
写真にUPしたメニューの内容でジビエを頂いた。

実に良心的な価格で味のセンスがすばらしい。
豚の血液と鶏レバーペーストのパテはチョコレートケーキの様な飾り付け。
味も臭みが無くとても美味。
メインのジビエのベキャス(山シギ)と蝦夷鹿のステーキ マロン添えは圧巻の味わいだ。
そろそろジビエのシーズンが終わってしまうが、機会があれば是非行ってみて欲しい。

補足だが、ワイン持ち込みが出来る。1本あたり4000円弱の金額になるので、高いワインであればペイできる金額かと思う。

今回ワイン数杯、チーズ盛り合わせ、ワイン持ち込み料を合わせ一人18000円弱。この内容で非常にリーズナブルかと思う。


-----------------------------過去レビュー -----------------------------

総武線平井駅北口を出て左手に歩いて3分。
やや怪しい、人通りの少ない所を進んで行くとお店が見える。
当日10時に予約だったが問題なく予約することができた。

12時過ぎに入店。先客が1組。その後あっという間に満席近くなった。
祝日の最終日でもあったため、材料の手配がつかずすべての料理、デザートをチョイスできなかったのは残念だった。それだけ新鮮な材料をこだわって使っている事がわかる。

今回はジビエを頂く事を目的にこのお店を選んでみた。
ランチ、ディナーを問わずジビエ料理を選べるのはジビエに対して自信がある証拠なのだろう。

Bランチ5040円のコースをチョイス
それにオプションとして蝦夷鹿の赤ワイン煮と蝦夷鹿のステーキを頂く事にした。

レッドビーツと赤貝、マンゴーの前菜。これは本来であれば食前酒のシャンパンと頂くのが最高の組み合わせなのだろうが、今回は車での訪問だったため、やや塩味が強く感じた。

パンは2種類でバケットと丸いフランス。バターは塩分がほとんど感じられないプレーンな物だった。
パンは焼き直しとは言え、皮はさくさく、中身はふんわりとしておりプレーンなバターでも美味しく頂けた。

そしてサラダはウニをベースにしたドレッシングソースをあえてあり、これがあっさりとしている割に味がとても濃厚。実にバランスが良い感じだ。

次にジャガイモのポタージュ生牡蠣の牛乳の泡添え。ジャガイモの甘み、風味がとてもよく、生牡蠣の裏には青ネギが仕込まれてあり、牛乳の泡と一緒に頂く。蠣のうまみがより強調されとても美味。
やや味は薄めだが素材のうまみをうまく引き出している。それがこの店の狙いなのがわかる。

メインの蝦夷鹿の赤ワイン煮マロン添え。柔らかく赤ワインで煮られており蝦夷鹿の臭み等は一切感じられない。マロンと一緒に蝦夷鹿を頂くとマロンの香りと甘みが蝦夷鹿の味をより強調してくれる。またブロッコリーベースのソースも青々しい香りが蝦夷鹿の味をより旨く感じさせる。付け合わせのキノコのソテーもプレーンだが薄味で風味がより強く感じられた。

一方蝦夷鹿のステーキだが、仕入れした後マリネをして最後の1皿分とあって、柔らかさうまみ感は非常に良かった。臭みが目立つジビエを上手く料理しているのには感激した。

デザートはクレープ バニラアイス添えとグレープフルーツのゼリー カスタードソース満願寺唐辛子をチョイスした。
クレープは濃厚な味わいで蜂蜜が塗られている。アイスと一緒に食べるととても美味しい。グレープフルーツのゼリーにカスタードソース満願寺唐辛子をかけてみる。満願寺唐辛子の風味がカスタードの風味とマッチしており、辛いイメージとは全く異なった。

珈琲とエスプレッソを注文すると、お菓子を別に出してくれる。その中でもナッツのクッキーが味わい、食感とともに美味しかった。別に持ち帰りたいくらいの美味しさだった。

全体的にトラディショナルなフレンチと比較すると味は薄めで油も少なめ。その代わり素材の味わいが楽しめる様にシェフの小林氏の味付けなのがわかる。その点が評価を二分している事がわかった。

2月まではジビエコースがあり山シギ(ベキャス)は入荷待ちとの事だった。ジビエコースで最低8000円だが、小ガモ、雷鳥など色々なジビエを再訪して頂きたいと思う。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

レストラン ジャンティ (新静岡、静岡、日吉町 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥2,000~¥2,999

2011/05訪問 2011/05/17

【再々々々訪】静岡のフレンチはここだけ行けば十分です。 特別な日に行きたい店

2011年5月ディナー再訪
静岡に帰省したらどこのレストランに行こうかと言う話になると、未だ行ったことない評判のイタリアンリストランテ黒谷かこのジャンティにしようかと毎回なるのだが、今回も浮気せず再訪することとなった。
ディナーでの利用。料理は6500円のコースをお願いしてみた。
正直この価格帯で十分楽しめるのが実に素晴らしい。
毎回思うが、センスの良さ、味の奥深さは実に素晴らしい。
ちょっと高かったがお任せした赤ワインの味わいと料理はもちろんのこと、オプションのフロマージュの相性が抜群に良く、唸ってしまう感じだった。

前述している通り、高いお酒を頂けなければ1万円以内に収まり、この味を楽しめるのは実に良い。
特別な日に是非お勧めしたい。

なお、ランチは人気が高くなっているようなので、予定が決まっているのなら事前予約をすることをお勧めしたい。

また帰省の際には訪問したい。

-----------------以下過去レビュー-----------------

2010年9月11日ディナー再訪。
相変わらずセンスがいい店。
業界で有名な久保田敬子氏の睨みが効いているのがよくわかる。
どれをとっても外れがない。
ワイン、チーズのセレクト共に素晴らしい。
料理のみで1万円内外だが、都内であれば倍以上の価値がある店であるに違いない。
また静岡に来た際は訪れたい。

-----------------以下過去レビュー-----------------


5月22日ディナー再訪。
今回は特別の事があり相方と再訪してみた。
当日予約だったが、何とか予約が取れた感じだ。
以前のレビュー通りテーブル席は4卓しかない事から、あまり多くのお客様を入れることを考えてはいないようだ。
特別な日があれば是非数日前に予約することをお勧めしたい。

ここの2代目マダムの久保田敬子氏と少しお話させていただいたが、1,964年からの実質上のオーナーマダムは週のうち数日顔を見せてくれるそうである。
大マダム、現マダムの厳し味の管理をされているとの事。
シェフは数名おり、今回は三重県の合歓の郷出身のフレンチシェフだった。
フランスチーズ鑑評騎士団・チーズソムリエであるマダムの久保田敬子氏が常駐している事も他の店には無い。
下手をすれば銀座の高級店で食べるより贅沢な話かと思う。

さて今回は8,400円のコースメニューを選んでみた。
コースはメインの違いだけで価格が違ってくる。和牛フィレステーキだと10,500円のコースとなる。

オードブルはホタテの肝のカナッペとホワイト アスパラガスのポッシェ ゴーダトリュフの香り。
このホワイトアスパラの味わいがとても美味しい。香りが非常に良くびっくりした。

次に和牛カルパッチョ パルミジャーノを添え。
何よりパルミジャーノの味わいとカルパッチョの味がベストマッチ。
スパークリングワインが良く進む。

次に蒸し鮑の肝和えとホワイトアスパラガスのフラン
鮑は柔らかく味が絶品。そして何より食感が固くなく素晴らしい調理だと思う。
そしてアスパラの風味を玉子豆腐状にしたものとの相性が実にいい。

そら豆のジュレ寄せ サン・ダニエーレ産生ハム添えは生ハムの香り、味、コクと香り高い空豆の味がマッチしている。打ち所の無い感じだ。

鮮魚と帆立のポワレ カフェアライムリーフの香りは絶妙に焼かれた鱸と帆立がとても美味しい。
何よりバターリッチでは無いのにコクがあるのには驚く限りだ。

お口直しのハーブソルベは今までの口の中にある風味を消し去ってくれる。
ハーブが苦手な方にもすんなり受け入れられる味わいだ。

メインの仔羊のロティ。
柔らかく、仔羊の良さをソースで引き出している。
それでいて諄さが全くないのはシェフの味のセンスが素晴らしさを感じる。

そしてフロマージュ。
これだけのチーズを頂いて1,800円と破格。
是非コース料理に合わせて久保田敬子氏のチーズセレクションを堪能してもらいたい。

デザートはバラのアイス、ローズヒップのゼリー、抹茶のクッキー。一番美味しかったのは甘夏ケーキ、甘夏ソース添え。ほのかな酸味と甘みがケーキに味わいとマッチしている。

これ程のレベルのフレンチを静岡で頂けるとは思わなかった。
フレンチマニアの方!
静岡に行って食べる価値はあるレベルだと思う。

2,000円ランチも良いが、是非ディナーを味わってもらいたい。

それとバーも併設しているので、こだわりチーズをモルト、ワインで頂くのも粋な使い方かもしれない。


-----------------------------過去レビュー-----------------------------

 ここ1ヶ月静岡のフレンチに集中的に行っているが、正直良いところに出会えたのはTETSUYA SUGIMOTOくらいだった。
食べログで上位でランクされており、ランチであれば2000円という価格設定から、期待半分で伺ってみた。

店前の看板には1964年と書いてあり歴史有る店の様だ。
エレベーターを上がると、グランドピアノが置いてあり、左手はウェイティングバーが、右手にテーブル席が4卓あり非常に雰囲気の良い店作りになっている。

ランチメニューは2000円(サービス料込み)とスパイシーカレー(シーフード、野菜)、お任せコース(5000円)それと本場フランスの久保田さんがコーディネートしたチーズメニュー3700円がある。

当初の予定通りランチメニューをチョイス。
前菜は地元野菜を使ったサラダとスープがあり、自分はサラダ、相方はスープをチョイス。メインは鴨のポワレと鮮魚のポワレ。鴨をチョイスしてみた。

まずサラダ。小さなキッシュでほうれん草の風味が素晴らしくいい。クリーム、タルトのサクサク感がとても良い。スモークされた鱸がとても美味しい。何より素材の味を殺さずにメリハリのある味付けをしている。一口食べた印象は味付けのセンスが素晴らしいと思った。

メインの鴨のポワレは固さが一切なく、軟らかくポワレされている。ハーブの使い方が上手く肉の臭みは一切ない。また油っぽさが少なく、あっさりとしている所も良い。
なにより鴨皮が美味しく、骨までしゃぶりたい感じだった。

パンも当然美味しいが、ここの発酵バターは口の中で溶ける様な味わい。久々にバターが美味しいと思った。

デザートはブラマンジェと紅茶、ハーブのシャーベット。
ハーブの香り豊であっという間に口の中で溶けてしまう。紅茶のシャーベットも香り高く、甘みが少なく大人の味わいだ。ブラマンジェもふわふわした食感と濃厚な風味が美味しい。

そしてコーヒーで珍しくチコリコーヒーが有ること。
フレンチに行った中では初めてかと思う。
それと写真には撮らなかったが、ピンクレモネード。ハーブを使ったソフトドリンクで非常に美味しい。お酒の飲めない方にはソフトドリンクを飲まれる事をお勧めしたい。

隣の方がチーズを食べていたが、色々な種類がありチョイスされていたのが、羨ましい感じだった。

今回はランチだったが、次回は是非ディナーの利用で再訪したい。

今のところ静岡で味付けのセンスはNo1の店かと思う。

  • 小さなオードブル 
  • ほたての肝のカナッペ
  • アスパラのスープ

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3位

末廣鮨 (清水、新清水、入江岡 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2010/04訪問 2010/04/25

静岡で一番気になっていた寿司屋

清水駅から徒歩10分。
細い路地の途中に料亭の様な店がある。
バブルの頃は客を見る店で、静岡ではあまり良い噂を聞かない店だったようだ。
しかし、ランキングを見ても常に上位。
これはチェックをしなくてはならないと訪問してきた。

12時半に予約。
先客が2名。2階の座敷で食べている方もいたようだ。
やはりカウンターで頂くためには予約は必須だ。

今回は一人8000円でお願いをしてみた。
都内とたいして変わらない価格で、不満があるかと思うが、価格を言えばそれなりに調整もしてくれるので、最初に希望の値段を言えば良いと思う。

座って驚いたのがネタ箱の魚の良さ。
すべて一流。銀座レベルと変わらないと思う。
特に鮪の買い方は半端じゃないようで、大きなガラスショーケースに入っていた。
これでもか~と言う感じだ。

まず、初っぱなは鮪が2貫出てくる。
さすがと言う味わいだ。
何よりネタがでかい。しゃりは大きめ、適度な温度でなかなか良い感じだ。
次に沼津一本釣りの甘鯛。寝かされ具合がとても良い。ゆずの香りがとても良い。
アオリイカは固く甘みが足らない。しゃりに負けている感じだった。
沼津産鰺は肉厚。目の前で鰺をさばき握ってくれる。桜エビを沢山食べているからコクが違いますと言われた通り、とても旨い。
うには銀座レベル。文句の付けようがない。
穴子はタレ、塩共に時期では無いが、ふんわりと煮られており臭みも感じない。やや小骨が気になったが、レベルは高い。もう少し焼き目を付けてくれれば完璧だ。
赤貝は一般的。しゃりが大きく、負けている感じがした。
エビは甘みがあり、旨い。ただこれもしゃりが大きめ。
小鰭は肉厚で食感、味が濃く感じる。都内でもあまり食べた事がない感じだ。
初鰹もとろけるような味わい。ここ最近食べた中では1番かもしれない。
巻物は蒸し毛蟹、トロ、子持ち昆布。これもどれも特徴的で良い感じだ。
特にトロのレベルが高い。
平貝は標準的。

入店した当初は戦々恐々だったが、握り手の方との会話も弾み、あっという間に終了してしまった。

静岡でリピートしたい店はなかなか無いが、また行きたい寿司屋になった。

  • 鮪 中トロ
  • 沼津一本釣り 甘鯛 塩ゆず
  • あおりいか

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4位

ヴィンチェロ (新宿御苑前、東新宿、新宿三丁目 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2009/12訪問 2013/03/14

おいしい料理とワインのハーモニーが楽しめるお店

新宿3丁目から歩くのが近いと思うが、結構な距離がある。
新宿厚生年金ホールの近くなので、それを目指して歩くといいかもしれない。

年末押し迫った時期だったが、前日予約ができた。
さすがにクリスマスは事前に予約するのが必要かと思う。

レビュアーの方々が書かれているとおり
料理は12000円と15000円。
これには料理にあったワインが出てくる。

今回は15000円のコースをお願いした。
まず、ウエルカムスパークリングワインが出てくる。
すっきりとした味わいがおいしい。

アンティパストは野菜のトマト煮の上にエビを乗せ成形したもの。
エビの甘みと野菜の柔らかさ、トマトの酸味のバランスがとても良い。
フランスパンとオリーブオイルをつけてそれで食べながらアンティパストがとてもうまい。
そしてそれにぴったりな白ワインが出された。(名前まで覚えられませんでした。)
ワインとの完璧なセットアップがなされているのはとてもいい。

次にエスカルゴとジャガイモの焼き物。
表面の焼き上げたパリパリ感、エスカルゴの食感、ジャガイモの食感のバランスがとても良かった。
これにも白ワイン。絶妙な組み合わせだった。

次に出てきたパテとミミガーを使ったゼリー寄せに甘いパンを挟んだもの。バルサミコ酢とのバランスが良い。そしてこれにも白ワイン。

ロブスターのパスタだが、半身そのままがトッピングされており、下に濃厚なトマト味にソテーした手打ちパスタが入っている。ロブスターはやや固かったが甘みが強く赤ワインととても良い相性だった。

最後のメインだが、鳩肉のロースト。
ジビエの風味豊かだが嫌な臭みはほとんど感じられず固さもあまりない。
ソースとの相性、焼き加減はすばらしい。
パンチのある赤ワインとジビエが良い感じだった。

デザートはパンナコッタを頂いた。
特筆すべき味わいでは無かったが、ベストチョイスのワインの余韻に浸ってデザートを食べるのもなかなか良い。

斉藤シェフの気遣い、スタッフのサービスすべてに於いて都内トップな店だと思う。
また何かあれば是非行きたいイタリアンである。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

グリル マツモト (平和台、氷川台 / ビストロ、ヨーロッパ料理、洋食)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/05訪問 2011/05/19

とんかつ屋の2代目が始めた本格的洋食はCP抜群。地元に愛される店

2011年5月再訪
息子の誕生日祝を兼ねて姉家族と行ってみた。
ランチ以外のメニューも頼めるのか聞いてはみたが、基本的にはランチタイムにはグランドメニューや特別コースなどのサービスはやっていないとのこと。ちょっと残念だったが、期待して久々にランチを楽しんでみた。
入店したのは12時ちょっと前だったが、先客なし!
これであれば前回長々待たされた事もないだろうと思ってしまった。
メニューから姪っ子と父はハンバーグ。自分と嫁さん、姉は鮮魚のポアレをお願いしてみた。
すぐに前菜が出てきた。写真では3分割にしてしまったが、ワンプレートに3品種。季節野菜のラタトゥーユ、キッシュ、バケットのレバーホイップ。
どれも丁寧な作りで美味しい。CPの高いグラスワインと合わせても良い感じだ。
特にキッシュとレバーペーストをホイップさせたものは美味しいと思った。
スープはカリフラワーのポタージュ。濃厚な風味でこれまた美味しい。手間暇をかけて作っているのがわかる。
そして鮮魚のポワレ。イサキの皮目をしっかりと焼き込みパリッとした食感と身の柔らかさのコントラストが良い。また添えられている野菜も一緒に頂くと美味しさがより増して感じられた。

手間暇掛けたこの味と価格はズバ抜けている。洋食のカテゴリを遙かに超えており満足度も高い。
あまり安すぎて大丈夫なのかと思ってしまうくらいだ。
ここはリピート確実です!

-----------------以下過去レビュー-----------------

有楽町線平和台駅か氷川台駅から徒歩になるが、20分近く歩かなくてはならない場所にある。
車であれば環八から練馬少年鑑別所方向へ向かって数分のところ。コインパーキングが店の裏にあるので特に不便はないでしょう。

以前は「とんかつまつもと」というお店でパッとしない感じの店だったが、店主が2代目に代替わりして洋食店に衣替えをした様だ。
内装も以前のお店の色が残っているが、リフォームして味のある洋食屋。板の間のある店になっている。
日曜日の昼過ぎにお伺いしたが、家族ずれが多かった。また子連れだとファミレス以外には行きにくいものだが、この店は問題なく利用出来るのが嬉しい。

ランチの構成は1000円未満のものから1300円まで。1300円はコースになっている。
今回は相方は1000円の鮮魚のポワレ、自分は1300円のヒレカツコース、それとデザート3種盛り合わせを注文してみた。

コースは前菜が付いており、キノコのマリネ、豚肉のパテ、竹の子のマリネ。どれも薄味で素材の味わいを感じられる味付けで、美味しい。
次にかぼちゃのポタージュ。以前東長崎のレストラン セビアンで食べたかぼちゃのポタージュより、更に濃厚でかぼちゃの香りが素晴らしく良い感じだった。今まで食べたポタージュの中ではかなりレベルの高いものだ。

そしてメインのヒレカツ。
丸々良い部分だけをチョイスしており切った断面がうっすらとピンク。そして肉汁が出ており、絶妙な揚げ時間でフライしているのがわかる。
ソースはデミグラスをベースにヒレカツに合う様に調整しており、あっさりとしたデミソースで頂くヒレカツになっている。
やや衣の固さが気になる物の、ソースとの相性はかなり良く、手作りと思われるパンと食べるのが美味しい。
パンはクミンシードが混ぜられており、特長的な味に仕上がっている。好き嫌いが出るかも知れないが、個人的には味があって良いと思う。
添付されているポテトサラダはマヨネーズベースではなく、オリーブ油で作った手作りのソースで和えており、香りと味のバランスそしてジャガイモの食感と味の一つ一つがしっかりとしている。これをつまみにワインを頂いても美味しいかと思う。
添付されているサラダはバルサミコべースのドレッシングがかけられており、洗練された味わい。とんかつにはキャベツというイメージがあるが、このスタイルで提供されるのも良い。

一方鮮魚のポワレは甘鯛を使ったもので、甘みのある甘鯛と絶妙なソースの味わいがとても美味しい。
これで1000円とは思えない味付けだ。大抵ランチで魚を選んで失敗する事が多いが、この店は安心していただける。

デザートは1000円未満のメニューには添付されていないが、鮮魚のポワレとコースにはフロマージュブルーベリーソース添えがついてくる。
甘みを抑え大人の味わいになっており、まったく重さが無くすっと食べることが出来美味しい。
他3種盛も頼んでみたが、添付されているデザートで十分な感じだった。

このお店にひとつ注文を付けるとしたら、出てくる迄の時間がかかること。
一人で作っていること、仕事が丁寧な事もあるのだろうが、出すタイミングには是非気を使ってもらいたい。

こんな場所にこんな良いお店が出来ていた事は実に新鮮。
是非ディナーも利用してみたい。


  • 前菜
  • かぼちゃのポタージュ
  • ヒレカツ

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6位

ソビスケ (安倍川 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/09訪問 2010/09/15

【再々訪】ソバ+アソビ=ソビ 本格的ソビの味わいにびっくり

9月11日再訪
今回は鶏そばを頂いてみた。
相変わらず、香り、出汁の出来映えにブレが全くない。
下手な都内の有名店より美味しい。

そして今回、未発売の「おはげ」を頂く。
餡と蕎麦飯を合わせたもの。
名称が「おはげ」だけに商品化をためらっていると店主のユウスケ氏から話を聞いたが、蕎麦の香りと餡の味わいが良かった。

静岡に来たら寄りたいお店の一つだ。

-----------------以下過去レビュー-----------------

5月30日再訪
今回は相方と訪問してみた。
前回食べられなかった、三色蕎麦をお願いしてみた。相方は前回評価の良かった玉子とじ。
それと蕎麦掻き、蕎麦団子を注文した。
まず蕎麦掻き。
熱々の練り立てが出てくる]
何より蕎麦の香りが強く、甘みがいい。それに付けだれが美味しい。
蕎麦掻き好きな人には是非お勧めしたい。
三色蕎麦は更級、せいろ、田舎の3種類が食べられる。
更級は色が白く、通常は香りが少ないものだが、ここのは香りがあり甘みが感じられる。
下手な更級専門店より美味しい。
せいろは前回食べたとおり、全くブレがない。
原料の吟味、保存状態がすばらしいのだろう。
そして田舎。
もっちりとした食感、そして強い香り。実に旨い。
3種類ともに特徴的でとても旨い。以前食べたくろ麦よりかなり上位レベルだった。

蕎麦団子は蕎麦の香り、きなこの味、餡の味が良い。
おやつとしてあっさりしている。女性陣に受けることに違いない。

静岡市内であれば、外せないレベルの高い蕎麦屋としてお勧めしたい。

-----------------------------過去レビュー-----------------------------

静岡駅から県道208号線を安倍川方向へ。しずてつ「手越原」バス停から208歩、静岡市内から車で8分程度、安倍川駅から徒歩28分程度

と言った具合に、2:8に非常にこだわりのある店がこのソビスケだ。
オーナーのユウスケ氏は34歳。なんと8月22日生まれ。これがソビスケ2:8のルーツだという。
店員さんはおそろいのソビスケTシャツにまとい、「ユウスケ」氏は2年8組という名札を付けてある。
顔の口元にはマジックで腹話術人形の様な点線が書いてあり、非常に遊び心を感じる。
それに名札の名前をよくよく見ると「ソビマシーン」とかいてある。ホントどんな店なのかより興味深くなった。

3色ソビを頼もうとしたが、たまたま更級が売り切れで、温かいソビとせいろの2種類を食べた方が良いのではと「ユウスケ」氏からアドバイスをもらい、玉子とじとせいろを頼むことにした。

蕎麦屋でありがちなご飯類(どんぶり)やうどん、ラーメンを一切扱わないソビ一本の姿勢、コンセプトはすごい。
よくよく聞くと「ユウスケ」氏は静岡の有名蕎麦店であるくろ麦で10年強修行され、2007年11月にプレオープン、2008年8月にこの店をオープンをしたそうである。
普通の蕎麦屋では面白くない。みんなに来てもらいたい、印象的名他には無い蕎麦屋を目指そうと画策。彼の友人のグラフィックデザイナー、建築士の力を借りて今に至った。
ホームページを見てもらえばわかるが蕎麦屋とは思えない力の入れよう。それにお店に置いてある「ソビボン」(店の案内書)の出来がすばらしい。
ソビボンはダイレクトメールでは捨てられてしまうものだが、おもしろみのある内容の本を作れば家に置いてもらえるのではと言う発想で作っているそうである。
うちは蕎麦屋じゃなくて「ソビ屋」だと言うところがよくわかる。

さて本題の蕎麦を食べてみる。
修業先のくろ麦の蕎麦も頂いたが、香りが少なく今一つだったが、ここのソビは温かい玉子とじであっても若い青い蕎麦の香りがしてとても良い。麺の出来映えも都内の有名店と並ぶ実力かと思う。
玉子は絶妙な火加減で半熟感があり、あっという間に平らげてしまった。もちろん汁の味も工夫が見られ蕎麦の風味を生かした配合であるのがわかった。
せいろも同様に、麺はすばらしい。香り、のど越し、食感。つけ汁の出来映えはかなりのレベルかと思う。
あまり静岡市内で蕎麦屋巡りをしたわけではないが、今のところこの店が一番出来が良いと思う。

遊び心もあるが、しっかり真の通った蕎麦作り.
今後の成長が楽しみな店であることには違いない。

少し市内からは離れているが、車で気軽に来てもらいたいと言うユウスケ氏の考えでこの場所に店を構えたと言う。是非車を出して行ってもらいたいと思う。

  • 鶏そば
  • (説明なし)
  • 試作品「おはげ」

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7位

レストラン セビアン (東長崎、落合南長崎 / フレンチ、イタリアン、洋食)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/09訪問 2010/10/08

CP抜群。普通に美味しい普段使いしたいNo1の店

東長崎駅南口から徒歩数分の場所。
古くからある商店街の一角にある。
お店も2代目と言うくらいであり、少しレトロ調
昔ながらの洋食屋さんと言う雰囲気がある。

常連の友人とお店で待ち合わせ12時半頃伺ったが、店前にはママチャリがいっぱい。そして店内に入ってみるとほぼ満席。
友人が先に席をキープしてくれたこともあり無事に着席することが出来た。
土日のランチ時間は予約出来ないので、早めに行くか、ピークを過ぎた1時半前頃に行くと良いかもしれない。

友人は先にビールを飲まれて良い雰囲気。
早速メニューを見ると1000円以下で結構充実した内容になっている。
都内であればこの内容であれば1500~2000円が相場の様な気がする。

自分は鮮魚のポワレ和風タルタルソースを注文。相方はビーフハンバーグステーキシャンピニオンソース。友人はパスタをチョイスした。
まず、本日のスープが出てくる。
かぼちゃを使ったポタージュで、濃厚なコクとなめらかな口溶け感、そして絶妙な味付けが良い。
丁寧に時間をかけて作られているのがわかる。

続いて鮮魚のポワレタルタルソース。
甘鯛を表面パリッと中はジューシーに上手くソテーされていた。
タルタルソースもさっぱりとしており魚の味わいとマッチしていた。
添えられているサラダのドレッシングも美味で良い。
ただ一皿にまとめられ盛られているのが、少し残念。
パスタランチの様に是非分けて出していただきたい。せっかくの美味しいサラダとポワレを別々に頂きたいと思うのは皆思っていると思う。
ライスをお願いしたが、このメニューにはパンの方が断然合うと思った。やや軟らかいご飯だったので、もう少し固めに炊いてもらうと評価がさらによくなったかもしれない。

一方ハンバーグステーキシャンピニオンソースはボリューム感があり満足度が高い。
丁寧に作られているソースの味わいはなかなかいい。

この味わいでこの価格。
デザート無しでも十分満足できる内容。
普通に美味しく、普段使いしたいお店ナンバー1であることに違いない。

  • ビーフハンバーグステーキ シャンピニオンソース
  • 本日のスープ(かぼちゃ)
  • 鮮魚ポワレ 和風タルタルソース

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8位

magic (日吉町、新静岡、静岡 / ケーキ、チョコレート)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/04訪問 2013/04/19

【再訪多数】静岡でNo1の旨いケーキ

2013年4月再訪
約2年ぶりの訪問。
静岡は爆弾低気圧の影響で大雨。
嫁さんの実家の車も使っていてない。
そんな事もあり、自転車で雨合羽を着て向かってみた。
久々に伺ったので覚えていてくれるかと思ったが、ご無沙汰してます!と言うと。あ~!こちらこそとオーナーパティシエの植西氏から話をしてくれた。
久しぶりな事もあり20分くらい世間話をしてしまったくらいだ。

さてさてケーキは何にするか!
季節はイチゴのシーズン真っ盛り。
ショーケースの中のケーキも赤いイチゴのケーキが多い。
その中でも一際目立った、イチゴタルトとイチゴパイをチョイスしてみた。

雨の中必死にケーキを守りながら、持ち帰った。
早速、義兄家族と一緒にケーキを食べてみる。
うーん!旨い!イチゴの酸味。そしてパイのサクサク感。濃厚なクリームの味わいと甘みがベストマッチ。
静岡のイチゴのタルトと言えばキル フェ ボン 静岡本店。
ここは特別なイチゴを使ったと言うのが売りだが、ケーキ自体のレベルはここには到底及ばない。

センス、技量、接客の全て素晴らしい。
また静岡に行く機会があれば立ち寄ること必須だ。

--------------以下過去レビュー --------------

2011年5月訪問
静岡に帰省すると必ず立ち寄る洋菓子店の一つとなったお店。
オーナーパティシエの植西氏との楽しい会話が出来るのも楽しみの一つ。
こぢんまりした清潔な店内が心地よい。

早速、和栗のモンブラン、キャラメルミルクレープ、タルト生地の上にラズベリーを乗せその上にムース?プリン系の乗ったケーキを購入してみた。
持ち帰って食べてみる。
キャラメルミルクレープはキャラメルの濃厚な味と歯切れの良いクレープの食感が良い感じで実に美味しい。
普通の紅茶や珈琲がより美味しく感じられる。
和栗のモンブランは栗の香りがほのかに感じられ、甘みも薄く上品にまとまっている。
タルトシブレはタルトのサクサク感とムースの柔らかさのコントラストと味の違いを上手に出していて実にセンスの良い味に仕上がっている。

食感や味のコントラストを上手く表現して飽きさせない味に仕上げられているのは、さすがかと思う。
また帰省時には立ち寄って購入したい。

-----------------以下過去レビュー-----------------

2010年6月19日再訪
今回は以前買って、食することが出来なかったマジックチーズケーキ、季節限定のモモのパイ包み、コーヒージュレを購入してみた。
マジックチーズケーキはレアでも無い、ベイクドでもない今までに食べたことない食感。
濃厚なチーズの味わいと独特の食感が美味しい。
コーヒージュレは甘みを極力落とした大人の味わいのジュレ。
コーヒーは全く甘みが無いが香り高い。
下はエバミルクと生クリームを絶妙な粘度で仕上げた濃厚なやや甘みのあるソース。
コーヒーの苦みとベストマッチ。甘いのが苦手な人にもお勧めできる。
モモのパイ包みは季節限定。
上にはモモのコンポート。甘みが薄く生のモモの風味を生かしている。
下のパイはパリパリで濃厚な味わい。モモの爽やかさとパイの濃厚さ、食感のコントラストが素晴らしかった。

相変わらずレベルの高い洋菓子であり、誰にでもお勧めできるお店だ。

------------------以下過去レビュー------------------

2010年5月29日再訪
相方がマジックのケーキが食べたいので買ってきてとのリクエストで伺ってみました。
以前食べたバナナタルトがあればとのことだったが、今回は残念ながら無かった。
その代わりに5月末で終わりのイチゴタルトを購入することにした。
バナナタルトは来月から復活するとの事なので楽しみにしたい。
一際目立つ、ショートケーキ、マンゴーソースのムース、基本のプリンも購入してみた。

早速持ち帰り食べてみる。
ショートケーキは生クリームのコクがあり重さも無く実に良い。スポンジケーキのソフト感、口溶けもよく最近食べているショートケーキの中では1,2番かと思うできだ。
今月で販売をやめてしまうイチゴタルトはイチゴの酸味、タルトのバター感、さくさくした食感がとても良い感じ。バランスはすばらしい。
マンゴーソースのムースはマンゴーの酸味と生クリームそしてマンゴー風味の口溶けの良いムースが美味しい。甘いのが苦手な男性でも美味しく頂けると思う。
プリンは甘みが薄く実に濃厚。ただカラメルソースが無いプリンなので少しもの足らないかもしれない。

静岡の洋菓子、ケーキであればこの店に決まりだろう。


------------------以下過去レビュー------------------

新静岡駅のすぐ近く。静岡駅からだと徒歩10分くらいかかるだろう。
食べログ静岡の中でも一際ランキングの高いケーキ店であり、是非ともチェックしてみたいと思い、訪問してみた。
少し離れてはいるが静岡が本店のキル フェ ボン 静岡があり、洋菓子に関しては人気なお店がある。

ショーケース越しには仕込み中のクッキーが見える。また様々な小麦粉があり、こだわりを持った原料選びをしているのが、よくわかった。

今回は人気No1のマジック(チーズケーキ)、エクレア、バナナタルト、イチゴをトッピングしたパイを購入してみた。
バナナタルトはバターリッチなタルトにソフトなスポンジ、コク深い生クリーム、洋酒で味付けされたバナナがトッピングされている。若干甘い印象だが、乳のコクの深さでくどい甘さ感は感じられない。
イチゴをトッピングしたパイもタルト生地にスポンジ、パイ生地と重ねられクリームといちごのほのかな酸味がマッチしていた。パイの食感もサクサク感がとてもいい。

マジック、エクレアは買ったが食べるタイミングを失てしまったため、次回またレビューしたいと思う。

オーナーの植西氏は京都で修行。横浜のパティスリーエクリュを経て2007年に静岡でこの店を開業したとの事。

  • イチゴパイ
  • イチゴタルト
  • キャラメルミルクレープ

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9位

むさしの エン座 (石神井公園 / うどん)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/02訪問 2016/02/10

【再訪多数】ちょっと安定してきたのかな

2016年2月再訪
過去レビューを見てみたらなんと2年ぶりじゃないですか。
前回の印象と違ってどうなのかな~と思いつつ再訪致しました。
13時ちょっと過ぎに到着。混雑の予想はしていたものの待ち組は10組。
なんだかんだ40分強待つことになってしまった。
この辺りではレストランもないので集中をしてしまうのもあるのだろう。
さてメニューを拝見。
定番の糧うどん、霙うどんがある。
息子はもりうどん、嫁さんは豆乳ぶっかけ、それにイリコピックル、みぞれ小松菜。
自分は梅葱うどんの冷あつ、ポテトサラダと地野菜のかき揚げをお願いすることにしてみた。
事前に注文していることもあり、待ち時間は5分程度。
目の前にきらびやかなうどんが着丼。
早速頂いてみる。梅の酸味とダシの味がとても美味しい~。
麺は吉原食糧の小麦粉を使っている。
薫りはあまり感じなかったが、前回のイメージより良くなって安定しているような気がする。
嫁さんの豆乳ぶっかけは豆乳のマイルドな味わいがなかなかおいしい。
つまみのイリコピックルはイリコダシ用のいりこを酢につけたもの。
意外に旨い。小松菜はほのかな酸味があってこれも旨い。
ポテトサラダも自家製マヨネーズだけあってマイルドな味わい。
地野菜のかき揚げは長ネギを中心としたもの。甘味が強くこれも美味しい。

つまみ含めて満足度は高い。
待ち時間が長いのはデメリットだが、また機会を見つけて再訪してみたい。

*************以下過去レビュー**************
2014年2月再訪
かれこれ3年半ぶりの再訪。
江戸の食文化という展覧が、同じ練馬ふるさと館でやっていると言うことで、ここでお昼を食べることにした。
時間は13時ちょっと過ぎ。2組待ちだったが5分も待たずに入ることが出来た。

寒い日だったこともあり、自分はきざみうどん。息子は糧うどんの湯ための細麺。嫁さんは冷たい糧うどん。
それとふきのとうの天ぷら、野菜かき揚げ、団子2本をお願いすることにしてみた。
待つこと10分強だろうか。最初に団子が出てきた。
最後に出してもらう様にすれば良かったと思ったが、冷めてしまっては美味しくないので、とりあえずいただいてみる。
モチモチした団子と焦げたしょう油が印象的。ちょっとしょっぱいのが気になった。

そしてうどん。
きざみうどんは具がたっぷり。練馬の長葱と地元の豆腐屋さんの油揚げが入っている。
スープはいりこ系で透明のややしょっぱ目。うどんは柔らかめに仕上がっている。
のど越しが良いがもう少しコシが欲しい。
息子の糧うどんはオレンジ色、赤、緑と色とりどり。オレンジは辛くない唐辛子を使っているとのこと。
最初唐辛子と聞いて心配したが、息子はほぼ完食状態だったので問題はなかった。
かき揚げも地野菜中心に組み合わされていて甘みがあって良い。
それと季節限定の練馬産ふきのとうも苦みがあってこれも良かった。


粉も農林61号が3割と言う配合で、100%地粉という訳ではない。とは言え不満足な訳ではない。
うどんを喰いにわざわざ来たぞ~というのには不向き。普段使いのうどん屋さんとしては非常に良くできたレベル。
それと蕎麦屋さんの様にお酒を飲みながら、摘まんで行くのにも良いと思う。

--------------以下過去レビュー --------------

2010/09/15に再訪
移転して初めて伺ってみた。
場所は石神井公園の三宝寺池近くの練馬ふるさと館の中にある。
駐車場は無いので近くのコインパーキングを利用するといいでしょう。
平日の13時前nお邪魔したが、満席。外にまで並んでいる。
地域に愛されている店なのがよくわかる。
15分程待ち、席に通された。
今回も前回頂いた糧もりを頂く事にした。
それと地野菜のかき揚げ、たこ串、団子もお願いした。

ゆであがりに15分は裕にかかる。
おなかが空いているだけに期待感が高まる。
そして出てくるうどん!
早速つゆを付けずに頂いてみる。
以前よりコシが少なくなり、武蔵野系とは言えない食感になったと感じた。
麺線に麬が見られ全粒挽きの小麦粉を使っているのがわかったが、風味としてはやや薄いように感じた。
付けだれもうどんが主食様が仰るとおり、甘めで若干スッキリ感が落ちた様な感じだった。
とは言え、麺とつゆのバランスはかなりの出来映え。
以前の印象が強すぎるのかもしれないが、個人的には良い印象だった。

かき揚げはサクッと揚げられてなかなか美味しい。
タコ串は円形に焼いたたこ焼きを串に刺して、天ぷらの衣でフライした物。酒のつまみには良いと思うが、うどんのつまみ(笑)的には不適だった。
団子はうるち米をあら砕きして団子にしたもので、昔懐かしい味と食感。
これまた日本酒に合うものかもしれない。

こなれた来た感はあるが、こだわりある麺を打ち続けてもらいたい。


-----------------------------過去レビュー-----------------------------

石神井公園と武蔵関の丁度間にあり、かなり不便な場所にある。武蔵関もしくは石神井公園からバスの利用し西村バス停前で降車するのが一番近い。
駐車場もあるが止められるスペースは殆ど無く、近くのコインパーキングに止める事は可能だ。

さてエン座さんはAllaboutのうどんを書かれている蓮見さんが2006年うどんナンバー1にしたお店である。
http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20061230A/

その影響なのか最初からなのかはわからないが、外まで並ぶ人気店になっている。並ぶときは30分を覚悟した方がいいかもしれない。関東で並んで食べる店は横浜町田インター近所の、それと十条のすみた、根津の根の津くらいだと思う。

今回頼んだのは「季節の糧もり」750円今回はほうれん草が主体になっていた。ほうれん草の他、よく煮込まれた牛肉と葱、椎茸などこだわりある地場の野菜を使っている。

肝心の麺だが日によって使う小麦粉をかえている。今日は地粉を使用しており、ややクリーム色がかった味わいある麺だった。また食感もコシ、つるみ、のど越し、弾力共にすべてケチの付けようがない出来。久々に良くできた麺を食べることが出来た。

加藤夫妻2人で店を切り盛りしているようだが、ホールまで気が行き届いていない事が非常に気になった。せっかく良い店だけにその辺はもったいないと思った。

武蔵野うどんの神髄を食べるには一押しの店に違いない。またうどんマニアであれば是非ここの店はチェック必要だろう。

エン座さんのHP
http://www1.ocn.ne.jp/~chiyomom/enzaHP/index.html

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

ジャスミンタイ 四谷店 (四ツ谷、四谷三丁目、曙橋 / タイ料理、カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2010/08訪問 2010/08/20

すっきりとした甘さが美味しい

四谷駅から新宿方面へ徒歩8分。裏路地に入った左手にある。
正直路地の場所がわかりにくいので地図を確認してから行った方が良いでしょう。

気分はアジアン、それも辛い物が食べたい!と言う気持ちから、食べログのランキングからタイ料理をチョイス。時期がお盆休みと重なり行きたいお店は休業中。年中無休のこの店のありがたさがよくわかる。

店は入り口に木製で出来た雰囲気の良いオープンデッキ。行った日はものすごく暑かった事もあり、当然店の中で食事をする事にした。
店内も木をベースにしたいかにもアジアの雰囲気。そして店員さんはタイ人と完璧な演出だ。

1000円前後のランチがメインだが、夜のアラカルトメニューも注文することも出来る。
せっかく行ったのだからと、今回はアラカルトメニューでお願いをしてみた。

メニューの数多く、どれも美味しそうで目移りしてしまう。
その中からなすのサラダ、牛肉と野菜の黒コショウ炒め、太麺タイ焼きそば、えびすり身の湯葉巻き、トムヤンクンをチョイスしてみた。
辛さの表示も唐辛子の数で表しているので、辛い物好きな自分にはたまらない。

まずなすのサラダ。唐辛子レンジ1と書かれていたが、意外に辛い。相方もヒーヒー良いながら食べていたが、甘みがスッキリとしており美味しい。えび、いか、野菜、ハーブのバランス加減も実に良い味わいだった。
牛肉と野菜の黒コショウ炒めは中華料理的味わいなのだが、黒コショウの風味が強く、メリハリがあり美味しい。白いご飯と合わせて食べたくなる。これは全く甘みが無いので、酒のつまみとしては最高かもしれない。
そしてえびのすり身湯葉巻き。ベトナムでよく食べたメニューだが、粗砕きにされたえびの食感、味が美味しい。そしてボリュームもありこれも酒のつまみにピッタリな印象だ。ソースはタマリンドをベースで甘みが強く、個人的にはしょう油をつけて食べたい味わいだった。
太麺タイ焼きそばはきしめんより太い米粉麺に野菜、豚肉、えび、ホタテ、いかを炒めコショウベースの味付けをしたもの。麺が切れ切れだったのが残念だったが、ありがちな油っぽさが全くなく、またコショウベースのスッキリとした辛みが麺と合って美味しい。辛い物好きな方に是非お勧めしたい。
最後に出てきたのがトムヤンクン。メニューの写真では大きいえびが入っているが、実際はちょっと残念なくらいチープな大きさ。とは言え、スープの味わいはえびから取った出汁とハーブ、ナンプラーのうま味、レモングラス、ライムの酸味がとてもいい。何より甘みが控えめなのが良い感じだ。
最後の締めはトムヤンクンというのがわかる気がした。

都内でも本格的で味も美味しい。タイ料理初心者の方にも一押しでお勧めできるお店かと思う。
また行きたいタイ料理店になった。

  • なすのサラダ
  • 牛肉と野菜の黒こしょう炒め
  • タイ風焼きそば 太麺

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