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人間って本当に興味深い! ハムを芸術的に美しく薄く美味しくカットするためだけに、こんなに大げさなマシンを作ってしまうのだから。でも、色といいデザインといい、カッコいい!機能美と遊びっ気の融合。まさにイタリアンでしょっ! ・こんなマシンをイタリアパルマにオーダーし、 ・運ばれてくるまで9ヶ月も心待ちにされ、 ・岐阜の多田さんのペルシューを仕入れて、 ・食べてもらう直前にくるくるとハンドルを回してカットする、 のは、やはり、オーナーシェフの浅井努=Tomさんの好奇心=Curiosaが為せる技なんでしょうね。 お店の名前通りの「好奇心」という書がカウンター横の壁に飾ってあります。 背の高いカウンターは4人、4人テーブルが2つのこじんまりとしたお店。カウンターからはTomさんと女性シェフさんのお料理の様子が楽しめます。 とても美味しくて居心地がよく何度も食したいイタリアンが見つかりました。 15,000円(税込)のコースのみ。1.5~2ヶ月でメニューは変わるそう。素材の移り変わりに合わせて、のようです。 ☆甘鯛のフリット サラダ仕立て いきなり美味しい!甘鯛がとても柔らかくて、フリットにした温かみと甘味がじんわりと感じられます。少し酸味を感じられるパプリカとトマトのソースも温かみと甘味を引き立てる。で、上に盛られたサラダのドレッシングがとても上品で爽やか。 茄子の形のお皿も可愛い。 ☆パン 長芋を練り込んだもの。バケットとか3種提供されましたが、すぐそばの「シュクレクレール」さんのパンのようです。 ☆プチパンケーキ 安納芋のパンケーキ。上に溶かしたマスカルポーネ、更にキャビアが盛り盛り。 安納芋の甘味、マスカルポーネの甘酸っぱさ、キャビアの塩味の絶妙な味のトリオ。 パンケーキの柔らかさとマスカルポーネのなめらかさとキャビアのプチプチの食感のトリオ。 これ、好きです。 ☆冷製パスタ カッペリーニ。 細かく刻んでコンソメで煮込んだ茄子のソースに雲丹を合わせてあります。 先ずは、スダチの香り。 茄子の甘味を含んだコンソメの清んだ旨味。 雲丹を溶かし込んでいくと、細いカッペリーニに絡む絡む。 ☆ペルシュー 溶ける~~。ハムが溶ける~~。 溶けて美味しい~~。 きっと塩漬けの入れ方と出し方が凄いんだろうなと思わせる「旨甘しょっぱい」塩加減。 幸せですね。こんなペルシューがいただけるのは。 周りのお楽しみの品々と一緒にいただくのも、カップリングの妙! ・黒いちじく。皮ごといただきました。 ・ブラータチーズ。南イタリアのフレッシュ~~。 ・野生種のルッコラ。 ・サラミ。 ・桃のピクルス。 ・揚げパン。ペルシューが蕩ける~~。 ・ジャガイモのニョッキ。 ・ゆで卵。 ☆オマールのリゾット 炭火焼きのオマール。じゅわっとお汁が出てくる。お汁を逃したくない!お行儀悪くても、殻を手で持って、ちゅうちゅう。 ぷりぷりの身にトマトソースやパセリとレモンのソース、どちらも合う合う。 オマールのお出汁が滲みたリゾット。ふへっ。 美味しくて、全身の力、抜けた。 ☆鴨 京都の鴨と普通の椎茸の3倍も旨味成分があると言われている天恵姑(てんけいこ。「こ」の字は草冠が必要ですが変換できません。ごめんなさい。)を炭火焼き。 トリュフの香り。鴨と椎茸のどストレートな旨味。堪りませんね♪ ☆パスタ 〆のパスタは手打ちのもちもちの幅広細麺。秋刀魚の苦味も活かしながらオリーブオイルたっぷり。下仁田ネギとカラスミの香りと味もあるからなのか、日本の出汁の味わいが感じられます。量はリクエストができます。少し多目でお願いしましたが、もちもち麺で食べ応えはあるものの、しっかり最後まで味わい深い。 ☆ドルチェ ・葡萄のシャーベット ・ピスタチオのパンナコッタ(定番だそう)。焼きプリンみたい。 ☆エスプレッソ エスプレッソマシンで本格的に。 北新地の雑居ビルの2階。ANAホテルと新ダイビルの間の筋を大阪駅側に入っていったところ。通りすぎても、ビリケンさんを見つけたら振り返って2階辺りを見ると赤色の店名灯が見つかります。 ミシュラン一つ星のお祝い花束で隠れてしまったお店の玄関の写真が撮れず。次回ですね。
2018/11訪問
1回
【イノベーション:スペインの中にある和食】
2019/10訪問
2回
アノニムさんから教えてもらいました。 帰りにお見送りいただいた藤田シェフに伺うと、アノニムの前身のエスパス(?)時代にアノニムの加古シェフに師事されたとのこと。 ひとつの素材に複数の調理法でアプローチして味や食感を変えて表現されたお皿たち。最初の秋刀魚やホロホロ鳥は見た瞬間からその通りですが、私的本日一押しの鴨やその他のお料理もそういうアプローチがされていると感じました。 ソムリエの方はシェフのフランス時代からのお知り合いで、9月に東京からいらっしゃったばかりだそう。大阪のフレンチのレベルの高さに認識を新たにされているそうです。 当然、此方のレストランも高いレベルのお店です。 テーブルに置いてあるメニューは食材のみ。 夜のコースは10,000円の1コースです。 ☆ 秋刀魚 枝豆 ・枝豆を敷き詰めたお皿には、マリネして炙って更にもろ味噌を合わせてある秋刀魚を枝豆を練り込んだゴーフレットで挟んだもの。もろ味噌とマリネと炙りのおかげなのか、秋刀魚がとてもふんわりして美味しい。 ・スプーンには、秋刀魚の肝と合えた枝豆。秋刀魚メレンゲの焼き菓子のせ。肝の苦味を優しく包む枝豆。 ・枝豆のムースに燻製にした秋刀魚。仕上げに豆乳のスープを合わせて。優しいお味。 この秋刀魚3点のアミューズブシュは味もコンセプトの表現も素晴らしいです。 ☆ハガツオ 蕎麦 オリーブ ハガツオを黒オリーブとアンチョビのタプナードでマリネ。蕎麦茶のコンソメに浮かせてあります。オリーブせんべいを落としていただきます。 最初はオリーブの味が濃くて、他の食材が見えないのだけど、徐々に馴染んできて、ハガツオの旨味も感じられます。 ☆ホロホロ鳥 海老 人参 ・クミン(?)とマサラの泡ソースの下には人参と海老のジュのフラン。 人参のスライスの下にはホロホロ鳥と海老の煮込みが隠れています。 ・マサラが敷き詰められたお皿の上に海老の揚げボール。 マサラが効いているのでカレー風味ですが、フランも煮込みもとても美味しい。 ☆剣烏賊 小芋 ブーダンノワール 菊 これは美味しい! 小芋のムースの上に小芋の煮込み。剣先烏賊を烏賊そうめんにしてあります。菊の花とブーダンノワールの削りを香りつけに。 菊、リンゴ酢、ヘーゼルナッツオイルの3種のソース。 小芋の甘味とムースと煮込みの食感の違いの楽しさ。烏賊そうめんと小芋を絡めると、烏賊の粘りと甘味で小芋も相乗効果。ソースも美味しい。 ☆鱧 猪豚 大根 キノコ ベースに鱧と猪豚で旨味を加えたパテ。大根おろしを溶かした鱧のジュはパテや焼き松茸といただくと旨味満載でかつ和食のようで素敵なのだけど、パテの上の焼いた鱧は骨切りの処理が甘いです。 ☆鴨 イチジク ハイビスカス 発酵乳 私的本日一押し。 鴨、無花果、ビーツの甘味と発酵乳の爽やかな酸味のバランスがとても好きです。 栃木産の鴨は初めてでしたが、肉質も甘味も柔らかい。更に、ベースに鴨のそぼろのような煮込み粒々があり、これがまた発酵乳と混ぜていただくと止まらなくなる美味しさ。 ☆鮮魚 牡蠣 落花生 金針菜 五島のくえ。火入れよしです。 金針菜の上に牡蠣の味がするオイスターリーフとアイスプラント。燻したピーナッツを散らして。中華サラダのよう。 牡蠣を使ったマヨネーズのようなソースは単体としては牡蠣の風味が豊潤で良いのだけど、くえとの相性は微妙に感じました。 ☆和牛 牛蒡 海藻 お皿の上の配置が面白い。 牛のコンソメに昆布を加えてイチボをポシェ。仕上げに少し炙ってあるので香ばしい。 素揚げにした牛蒡も赤ワインで軽くマリネ。そこに牛節をぱらり。牛節(ぎゅうぶし)は儚いハムのような感じです。 赤ワインにアオサ海苔を加えてある。これは上品な海苔の佃煮のような味。 イチボのベースに海藻を細かく刻んで粘りを出させて敷いてある。 アオサ海苔のソースと共に海藻と牛肉って合うなぁ。楽しいなぁ。 ☆マスカット ローリエ ピスタチオ アバンデセール。シャインマスカットとローリエ を使ったブランマンジェ。ピスタチオオイルがかけてあり、とても爽やか。 ☆洋梨 黒トリュフ カカオ バローナというビターなチョコのアイスクリームに黒トリュフ。 洋梨のソース。 チョコレートのミルフィーユケーキ。洋梨、トリュフ、マスカルポーネが重ねられていて、なんとも贅沢なグランデセール。 ☆茶菓子 ははは(≡^∇^≡)。大阪ですね。たこ焼きさんです。胡桃ぱらぱら。本当は何かは食べてのお楽しみ。温かいです。 もうひとつは冷たいケーキ菓子に柿が巻かれています。ヒンヤリとした口当たりがたこ焼きの温かさとコントラスト。 レモンバーベナのハーブティーをお代わりさせていただき、はんなりと今日のメニューの反芻をしていました。
2018/09訪問
1回
【うどん:Go to 大阪うどん! 全6杯の2杯目。】
2020/07訪問
1回
【和食】納豆、何回混ぜますか?
2019/04訪問
1回
【フレンチ:此処だけのスパイスフレンチ】