「フレンチ」で検索しました。
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ラグジュアリーなホールで、高いレベルの接客はとても心地よい。 東京駅を見渡せるトレインビューな立地で、窓からは新幹線を含めた列車の動きをよく見渡せるし、周囲のかっこいいビルも素敵だが、窓際の席も座席は内向きに設定されている。 最初のスパークリングワインはペアリングに含まれずグラスでも4〜5種ある。高級店でなんかよくわからない高そうなのはたのめない。ペアリングは高級店によくある2種類設定があり高いのはコース料金よりだいぶ高いので、お手頃な方をとオーダー。 お料理はもちろん美味しいが、甘鯛の鱗の火入れはベストではなかったような。メインの鴨のあとに出てきた鴨の出汁とかを使ったリゾット的なのはとても美味しかった。今日は中華料理を意識したようなアプローチがいくつかあった。 今日のお客は、半分以上外国の方のようだった。コースを出し終えると、ホールからみえるレンジフードも磨いてるようだった。きっとキッチンの床はピカピカだろう。
2023/10訪問
1回
発酵を多用し、食感を楽しませるような工夫も随所に
2023/04訪問
1回
気になっていたイタリア料理店にやってきた。5月にも一度予約したのだが、諸事情で少し前にキャンセルしたことがある。 今回予約して、しばらくして星を取ったが、その後の予約が殺到したりはしてないと。以前は気軽に独りでも予約させてくれても、星を取ったりして人気が出ると独りではなかなか入れてくれなくなったりする店があるが、これからも入れてくれるかな? かわいい感じの奥様と2人でされているが、奥様の接客は臨機応変でとても心地よい。帰りに尋ねると、物理的にはスペースがあるお店なのに、最大で6〜8人しか入れないという。皿数も多いから、それくらいしか対応できないと。それでも、今日の金曜の夜は満席ではなかったようだ。 帰りに奥様が、飲んだワインを書き出してくれた。そんなことをしてくれたのはずいぶん前に、IL ghiottoneで村尾さんがしてくれて以来だ。
2019/10訪問
1回
数年前のMauroシェフのpop upも面白かったので、日曜日のランチにやってきた。綺麗に整備された”将門塚”を通り過ぎてすぐ立派な看板があり、ビルの一階の角がお店になっている。天井の高いホールは2面がガラス張りになっており、入り口の大きな扉の先には風除はあるものの、入り口の扉を開けてホールに入る際にはどちらも開いた状態になり、外気がダイレクトに入ってきて、ホールの温度が変わる。これからの寒い時期は大丈夫だろうか。 それほど広くはないホールの奥には、かっこいいオープンキッチンが見渡せる。一流のプロの所作は見ていたいものだが、客席からはわりと離れているので細かな作業は見えない。また、ホールから見て左側の1番手前には薪焼きの設備がある。アルゼンチン出身のMauroシェフの意向とのことで、メインの肉料理に使うと。せっかく客席側にあるけど、火は見えないしちょっと残念。こんなかっこいいキッチンを自由に使って料理をすることができたら楽しいだろうなぁ。 野菜を使った温かいスープでほっこりした後、 植物の成長cycle(根、葉、花、果実)を表現した4種のタパスでお店のコンセプトをしっかりとアピール。 ターメリックと人参や雲丹を使った皿は、バランスが面白かった。 有名なスペシャリテは、ほっとするような安定感を生む。 続いて、上に添えられていた香ばしく焼かれた里芋の皮が印象深く、帆立と里芋のソースがおいしくまとまっていた。 鴨川七里という枝豆や葉っぱが浮かべられた下に緑色のラビオリ。スープまでしっかりおいしい。 春菊のソースに海藻やフィンガーライム、春菊が添えられたアンコウ。下に海藻やソテーした春菊が。 蝦夷鹿は薪焼のあと、ストウブの中で仕上げられる。 そして、2品のデセールと続くが、2品目はpop upの時も出てきたスペシャリテ。 最後に、また"根、葉、花、実"が表現される。 世界を制したシェフのスペシャリテは安定するし、独創的な料理も完成度が高い。メニューは2カ月に一度とか、季節変わりとかじゃなくて随時変わっていき、再来の客はある程度の対応もできるようだ。 ホールの右側には立派なセラーが置いてあって、ワインに詳しくない小生でも知ってるような、わかりやすい高額なワインがたくさん並べられていた。ホールの方々はスムーズな動きで無駄がない。所作を見ているだけで心地がよい。 今回は11:30の予約で来たが、12:00前までは他の客は来なかったので、30分ほどは新しい話題のレストランは貸し切り状態。なかなか贅沢な時間だった。結局12:00前に1組来て、その後3組来たが、広いホールは割とゆとりがある状態だった。お料理はテンポよく出て来て、13:48にはお店を出た。
2023/11訪問
1回
はじまりはやや難解な皿が続いたが、やはり理論的に構成されたうまみを強調するようなお皿が続く。簡単な組み合わせじゃないのにとっても美味い。 ニョッキと呼ばれるものが入っている料理が出てきたが、葛粉を使っていると。前回きたときにニョッキと呼ばれていたものは上新粉が使われていた。 ヒジキを焦がしバターと合わせたペーストも面白い。 前回来たときは、まだ周りの施設はオープンしてなかったので、早めに麻布台ヒルズにきてウロウロ。Tower Plazaっていう棟の一階の案内で、”フロリレージュまでどうやって行くのが1番近いですか”と尋ねたら、少し端末をみて、”本日は臨時休業と伺っています”と。ドキッとしたけど、聞き流してtable checkで再度予約を確認した。 お店につくと、ちゃんとやっているようで安心した。キッチンをよく見渡せる真ん中の席に案内され、お皿が仕上げられるのもよくみえる。今日はシェフはいなかったけど。 中に白子が隠れているお椀には、ニョッキと言われたものが乗っていたが、かなり香ばしく仕上げられていた。上新粉に黒トリュフを練り込んで蒸して焼いたとうかがった。もはやそれはニョッキなんだろうか。 今日もなかなか面白い構成。 素人には分かりにくいお料理なんかと思ってたら、運ばれてきた料理は複雑に仕上げられてるのに、完成したものは分かりやすい美味しさ。特に、こんがり焼き上げた鰻にいろいろ海藻をあわせたお皿はウマミが際立っていた。 全部埋めても30席弱だろうか。一斉スタートだが、お料理は席ごとに、何回かに分けられて運ばれて、複雑な工夫がされているようだった。お料理、サイドディシュとノンアルコールペアリングの組み合わせはなかなかのバランス。 コースは20000円(+サービス料2000円)だが、東京の高く評価されているダイニングは近年どんどん高騰化しているので、なんだか安く感じる。シェフは、値段を上げて自由にやるより、制約のなかで作り上げることに興味があるのだと。オープンなキッチンの他に2か所調理場があるらしいが、バックヤードのはひろくはないらしい。
2024/04訪問
3回
安定してキャパを埋めれるような人気フレンチに、小生のようなおかしい客が来たら、冷たくあしらわれたるするが、ここは時間も読めるし、独りできても心地よい。 フレンチにくるなら、イタリア料理店に行きたいが、ここはなんだか立ち寄りたくなる。 YouTubeで目立ってる、経歴もなかなか華麗なシェフのお店に。いろいろなシェフの料理動画を見ていると、腕が上がったような気になるが、残念ながら微妙なバランスはなかなか身につかない。 今日のカウンターには小生も含め、独りで来ている男性が4人並んでいた。キッチンは全てオープンで、手際のよい作業がよく見える。キッチンの写真もとっていいと。多皿だけど、テンポよく料理も出て来て、2時間ほどで全ての料理が出された。 料理もちゃんと美味しく、心地よい時間を過ごせた。効率よく動く人たちがたくさんおり、滞在時間がよめるのもいい。シェフは後ろ姿までカッコよい。
2023/06訪問
2回
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ WEST 百名店 2023 選出店
野町/フレンチ、イノベーティブ
美術館からふらりと歩いてイノベーティブなお店に。繊細な仕事でちゃんと美味しい。お酒もたっぷり飲んで、わりと眠い。 メニューは、食材の絵が書いてあるカードがならんでいる。
2023/01訪問
1回
築150年という古い建物を改装して営業を開始し、もうすぐ1年になるお店に。 クラシカルなスタイルで、しっかり安定感のある美しい料理が続く。 "雨滝ほたるの里"という5月下旬~6月中旬は蛍を楽しむことができる川沿いのエリアがすぐ近くで、食事が終わった20時ごろにシェフとマダムに案内していただき、蛍のピークは過ぎていたようですが、蛍も楽しむことができました。 また行きたいと思いながら、久しぶりにやっとやってきた。 最寄りの横河原駅から、東温タクシーを呼んだらわりとすぐ来た。ただし、平日は6台でまわしており、しばしば松山市内に行くので、平日はすぐ来れないことも珍しくないと。で、十数分2180円でたどり着いた。 帰りは、タクシーを呼んでもらいそのまま松山市内にもどると5780円。 お料理は相変わらずの安定感があり素敵だ。気になっていたロッシーニも頂くことができた。 芝公園の緑に面した通りの赤れんがの洋館で昭和32年に開店し、2020年10月に惜しまれながら閉店したクレッセント。そこで腕を磨いた自信に満ち溢れた26歳のシェフが愛媛に戻り、わりとアクセスの悪いところにあるフランス料理店「Luciole(リュシオル)」を先月オープンさせた。 松山市周辺のローカル鉄道である伊予鉄道の東温市側の終着駅である横河原駅から車で12分くらいの場所にある。夜はあたりは真っ暗になる場所で、以前調べてみた範囲内ではディナーは公共交通機関と徒歩だけでお店に行きかえりするのは困難のようだ。 最近の自信があるシェフは、油断すると海や山を目指してお店を出してしまうので、できれば呼べばタクシーも来てくれるような1時間に片側2~3本は電車が停まるような駅からタクシーで15~20分以内にはたどり着けるくらいのところくらいまでにして欲しい... とは思っていたが、その希望は満たしている。 また、とある有名シェフはもしそのうち地元に戻るとしたら、大幅に単価が落ちるし、出すとしても、大きな病院の近くになるかなと言っていたが、横河原駅からは愛媛大学医学部付属病院も近くだ。 可愛らしい奥さまの接客も好印象。飲食の経験はないらしいのに、お店に立ってくれている。高松の素敵なイタリア料理店のマダムがどんどん素敵になってきたのを思い出します。 安定感を感じるクラシカルなフレンチは久しぶりでしたが、期待を超える安定した仕事でした。
2023/06訪問
3回
初めて中川シェフの店に行ったとき、ちょっとはこだわった、よくあるカジュアルなお店かなと思って行った。が、どこかでみたようなアプローチだけど、どれも完成度が高い。 それで、誰かに彼の仕事を勧めるときに、個性的な料理じゃないけど、全体的にレベル高いよと、最近も伝えていた。だが、新しいお店に移行して、たまにしか来てないけど、なんだか来るたびに素敵なお店になってきてる。今日は、キッチンに5人いて、ホールの若い子たちもいい顔をしている。来るたびに料理の個性も出ている。 また次来る時が楽しみだ。 6年ほどで3店舗目を出した中川さんの新店にやっと来ることができた。広めのキッチン、ゆったりとテーブルが配置されているホール。個室もあるらしい。高級店を意識したような配置。 人に恵まれているのか、中川さんはキッチンではなくホールでサービスをしながら、キッチンに指示をだしていた。以前の店でキッチンで見た彼より、なんだかイキイキしているようだった。店主が、ホールにいることはお客さんにとっても満足につながるだろう。 今まで通り、(イタリア料理店以外のジャンルを含め)色々な人気実力店のいいところを取り入れるようなスタイルで、試行錯誤されているように感じる。1万円のコースなのに、白トリュフもしっかり使われており、値段なりの満足度も高い。 この日は、早い時間の客が多かったからか、19:30に来店したのだが料理がとても早くでてきた。ペアリングのワインも楽しく、ついついいいペースで飲んでしまった。 ところで、こだわりを感じるお皿が使われているが、綺麗な青のグラデーションは、写真が撮りにくかった。最後のお菓子も綺麗に写真を撮るのは難しい。
2022/11訪問
4回
シンプルに仕上げられた料理だが、とても美味しい。今日もワインも美味しく頂いた。 久しぶりにやってきた。 理論的に仕上げられたシンプルで迫力がある完成度の高い料理が続く。シンプルなアプローチのように思えるから、一見まねできそうな気がするが、やってみたらきっとだいぶ違う残念なものになりそう.. 自分でもちまちま色々料理をしてると、プロの凄さがよりわかるようになってきた気がする。 渋谷からとぼとぼ30分ちょい歩いて行ったら、汗だくになってしまいました。ワインちょっとずつ継ぎ足されてどれくらい飲んだかわかんなくなりました。
2024/04訪問
3回
気になるイタリア料理店がある。菊名駅から徒歩数分、横浜アリーナも徒歩圏内のところ。 RED U35などで何度か目にしたシェフのお店で、tabelogなどの写真を見ると、少しcreativeなアプローチ。シェフの経歴が面白く、”3歳から12歳にかけてイタリアのミラノで育ち、現地の給食でイタリア料理に初めて出会う。” と公式サイトに書いてある。イタリアで修行したシェフは日本中にたくさんいるが、小さい頃ミラノで過ごした日本人シェフはほとんどいないんじゃないだろうか。 ランチのカジュアルなコースのハズだが、高いクオリティ。こだわりのあるベテランシェフの経験を求めるような重厚な構成とは違い、ランチだからもあるだろうが、わかりやすい軽い構成でおいしい。 前菜、パスタ、セコンドはプリフィクスで、圧倒的なコストパフォーマンス。飲んだワインの量は前日のディナーより多いくらいだが、支払った金額は昨晩の約1/6。価格帯も高くない、それほど目立ってない(小生が知らないだけで目立ってる?)シェフでもこんな仕事をするんだ。実績のあるベテランの仕事も楽しみだが、若いシェフの活躍も面白い。
2019/02訪問
1回
咀嚼の回数を意識して料理を組み立てる