3回
2020/10 訪問
2020.10.10 龍ちゃん / 港南台
2020.10.10 龍ちゃん
1996年に創業して、港南台の地で愛され続ける此方を再訪します。
豪雨予想の間隙を縫って店舗へ到着し入店、ランチタイムをずらして到着したつもりですが、繁盛店故に最後の空席へ何とか滑り込みます。
早速BMであった期間限定メニューを、御主人へ口頭注文を済ませます。
豚すきラーメン ¥ 900
生卵・一口ライス付き
濃口なカエシを使用し甘口な “徳島ラーメン”
をインスパイアしたものが、此方の ”豚すきラーメン“ なのでしょう、先客も複数コールしており人気メニューと拝察します。
待ち時間に、厨房ストーブに設置された麺茹で用の大型中華鍋で、自由に泳ぐが如く麺が茹でられ、御主人の見事な平ザル捌きを拝見します。
プレヒートされた漆黒の器に、カエシ、背脂、豚骨スープ、中加水中太麺、支那竹、九条葱、板海苔、下味の付いた豚バラ肉が盛付けられ、カウンター高台越しに配膳され着丼、御対麺と相成ります。
追っ掛け生卵と一口ライスも馳せ参じ、一同揃い踏みとなり美しい絵面ですよ。
先ずは脂分が煌くスープを啜ると、濃口醤油又はたまり醤油を使用したと思しき風味が鼻腔に広がり、甘味が前面で主張する豚骨スープの旨味が追い掛ける構成は、東京ラーメンを筆頭とする関東圏の其れとは全く異なるベクトルですわ。
お次に “長多屋製麺所“ さんの軽くウェーブした麺線の中加水中太麺を啜ると、本来の淡黄色掛かった色合いの麺と真白い背脂は、カエシの茶色の染まり、濃めでパンチが効いた出来栄えです。
此の味付けで恋しくなるのは、当然乍らライスでしょう。
本日は初見のために店側が勧める、スープを足した卵掛けご飯として食すと、濃口なスープと淡白な卵掛けご飯の相性は言わずもがなで、其の恐るべしパンチ力に私のガードは追い付きません。
いやぁ、久方振りに突き抜け感ある一杯に出会いましたよ。
退店間際にラーメンに関して、少しばかりお話しさせて頂き、御主人と奥様へ挨拶を済ませて帰路に付きます。
“ラーメン” を堪能しつつも、新形態の日常生活を模索しましょう。
本日も御馳走様でした。
97-2020
2020/10/10 更新
2020/04 訪問
2020.04.04 龍ちゃん / 港南台
2020.04.04 龍ちゃん
港南台にて20年以上に渡り背脂チャッチャ系を提供し、愛され続ける此方を再訪します。
入店後、先ずは御主人と奥様へ挨拶を済ませて、カウンター末席へ陣取、背脂本来の醍醐味を堪能するため、“油そば” を選択しますよ。
油そば しょうゆ味 ¥ 650
トッピング
チャーシュー (3枚) ¥ 150
卵黄 ¥ 50
眼前の厨房では先客のコールした一杯を、見事な平ザル捌きで調理する御主人のオペを拝見し乍ら、暫しの待ち時間を過ごしましょう。
適切な待ち時間で、カウンター高台越しに配膳され、引き取り着丼、御対麺と相成ります。
艶やかな漆黒の器に、卵黄、白髪葱、豚バラ肉ロールチャーシュー、短冊切りのナルト、支那竹、僅かに伺える “長多屋製麺所“ さんの黄色掛かり軽くウェーブした麺線の中加水中太麺と真白い背脂、鶏油から構成される丼顔です。
早速、全ての食材を混ぜ合わせるために、天地返しをかまします。
此の天地返しには、カエシを満遍なく行き渡せる事は無論ですが、卵黄のレシチンを媒体として背脂とカエシを乳化させる目論みがあります。
乳化した背脂とカエシをタップりと纏った麺を手繰ると、濃厚な背脂に負けない、キレのあるカエシが味を引き締め、中毒性を感じる程旨いです。
乳化させた背脂とカエシは、麺へのノリが良く、更に油っぽさが抑制され、ジャンク感炸裂な出来栄えで箸を手繰る手が止まらぬ旨さですわ。
此方は長年に渡り変わらぬ一杯を提供してくれますね。
本日も御馳走様でした。
31-2020
2020/08/10 更新
2015/11 訪問
2015.11.16 龍ちゃん / 港南台
2015.11.16 龍ちゃん
デフォ¥630
横浜では珍しい背脂チャッチャ系の店です。
初訪はずいぶん昔になりますが、常に安定した味を提供してくれ、お気に入りのお店です。
此方の一杯は、ライトな豚骨スープに大量の背脂が浮かび、その風味を全面に押し出した、背脂豚骨醤油ラーメンです。これほど背脂が主張するラーメンを他に知りません。
また油そばには中毒性があり、たまに無性に食べたくなります。
背脂の旨さを此方で知り、ラオタを始めるきっかけとなったお店です。背脂抜きも可能ですが、スープは背脂と合わせて良い塩梅となるように計算されています。
2021/11/24 更新
1996年創業、港南台の地で愛され続ける背脂チャッチャ系の有名店。
2021/11/22 更新