2回
2019/04 訪問
こんなにおいしく日本酒を飲んだことはなかった
平成から令和へ。10連休の初日。
平成最後の外食は、「美酒美燗 煮りん 船橋店」。
午後3時のオープンと同時に到着。
カウンターには、大皿に盛られた惣菜がいくつか並んでいる。
お通しのひじきの煮物と一緒に、このお店の売りの一つ「お通し燗酒」が盃で到着。
今月は、山形の「鯉川」純米酒。
さて、まずは、生ビール。たしか、黒ラベルだっと思う。よく冷えて、とてもおいしい。
さあ、飲むぞ。
山ウニ豆腐は、濃厚な珍味。量は少ないが、これだけで2合ぐらい飲めそう。
アボカドの西京漬けは、特筆すべき上手さ。アボカドという素材を選んだセンスに脱帽。
思案の末、マイブームの奈良の酒「篠峯」超辛口150ml。
冷やがおいしいということで、お薦めに従う。
日本酒は、90mlと150mlがある。
150mlは「熱燗」等、好みの飲み方を指定できる(90mlは冷やのみ)。
「GWは混みますか?」とお店の女性に質問。
「例年ですと普段とあまり変わらないんですが、今年は(10連休なので)全く読めないです」とのこと。そうだろうなあ。きっと午後6時を過ぎた頃には、さほど広くない店内は、満員になることだろう。予約なしだと厳しいかもしれない。
カウンターに並ぶ惣菜にくぎ付け。
全部食べたいが、三つに絞る。
・バイ貝の煮物…貝が大きく、食べ応え十分。
・厚揚げの酒粕煮…ネーミングは、自分で適当につけた(笑)。独特の風味は酒粕だと思うが、お店の人に確認していないので間違ってるかもしれない。(ちなみに、すべての惣菜について、お店の女性が最初に丁寧に説明してくれたのだが、注意散漫で覚えていない。困ったものだ…)
・キャベツの煮物…さっぱりとしたキャベツの酸味がいい。
他に、チャプチェなども並んでいた。
次のお酒は、やはり奈良。「花巴」純米酒150ml。ぬる燗で提供。
特に指定しなくても、お店の方が一番そのお酒に合った温度で提供してくれる。
茶色く濁ったその酒は、ぬる燗で香りたち、その旨味は、一口飲んだら忘れられない。
他の酒もいろいろ試したかったが、あまりのおいしさに、花巴をお代わり。
お酒の瓶が彩りよく並ぶ店内で、私は「プチ桃源郷」にいる気分だった。
10連休初日。お酒も肴もよかった。このお店を選んでよかった。
ぜひまた来たい。
またおんなじお酒頼んじゃったりして(笑)。
2019/04/28 更新
3年ぶりの訪問。うれしい。
お燗で飲んだ「扶葉鶴」。燗酒って、ほんとにおいしいね。
3年ぶりのアボカド西京漬け。また来たいな。