えもやん★スイーツハンターさんのマイ★ベストレストラン 2018

レビュアー名が変えられなくて恥ずかしいえもやん★スイーツハンターのスイーツ探訪記

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2018年もスイーツやパンを中心に食べまくりました!
フォロワー様や「いいね!」をして下さる皆様のご支援のおかげで、
2018年はケーキのレビュアーランキング4位・スイーツのレビュアーランキング2位となれました。
本当に日頃のご愛顧感謝致します。この場を借りてお礼申し上げます。

2018年はこれまでもあった定番スイーツが進化・飛躍した年だったかなと思います。
逆にパンケーキやかき氷、ビーン・トゥ・バーのショコラはもう完全に定着した感が更に増しましたね。
が、結局ランキングにするとしたらパティスリーが多くなってしまうw

2019年も美味しいスイーツに巡り逢えますように……

マイ★ベストレストラン

1位

アヴランシュ・ゲネー (春日、後楽園、本郷三丁目 / ケーキ、チョコレート)

2回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2021/02訪問 2021/02/26

宝石の国 ~フォスフォフィライトの煌めきに~

「宝石のような」という形容詞。

美しいもの・大切なものに対して使われる言葉。
まさにその言葉を使用するにピッタリなお店だと思っております。

春日に燦然と輝くパティスリー「アヴランシュ・ゲネー」さん。
初訪時には感動を禁じ得なかった、日本最高峰のパティスリー。

それこそ「フォスフォフィライト」の輝きを体現した……。
いや、キャラ的にフォスも好きだけど、アンタークチサイトも……。

宝石の国の話をしたいってバレバレですね。
無理矢理過ぎますね。月人に拐われてきます。

コチラは2015年にオープン。2018年より3年連続でスイーツ百名店入り。
オリジナリティ溢れるガトーは、まさに「宝石」と呼ぶに相応しい。

シェフの上霜考二氏が考案するガトーは、
他のどのお店でもお目にかかれない、唯一無二の光を放っていらっしゃいます。

……こう書くと、某かの信者みたいですね。
いやむしろ信者で合ってるかも……というぐらい、コチラは素晴らしいのです。

何てゆーといて、3年ぶりの訪問ですからね。
行きたいお店が大量だとは言え、再訪も充実させなければ。

お店があるのは、春日駅のすぐ近く。
真っ赤っ赤な外観がとにかく目を引く、ギラギラな見た目。

しかしながら、コチラはお店の方が皆ほんわかなんですよねー。
凄い柔らかで丁寧な応対が、荒んだ心を溶かしていく(大丈夫か)。

こんなご時世ですので、やっぱり人気店。入店制限を設けてます。
店内に入るのは数分待ったけど、入ってからは……あら、後ろに並びが無い。
ちゅー訳で、ゆっくり写真を撮らせて頂けました。有難や。

ビビッドレッドな外観とは裏腹に、店内は木材が中心。
たおやかな印象で、焼菓子・ショコラ・コンフィチュールなどが有。

生ケーキは20種類程。趣向を凝らした、一目惚れしちゃうケーキばかり。
しかもパウンドケーキも美味しそうに誘惑してくる……こりゃたまらんぜ。

あ、ちなみにイートインは無くテイクアウト専門ですので。
遠方の方はこれからの時期、時間にはご注意を。


以下食べたもの

◼️ピスターシュ
ピスタチオとホワイトチョコレートのグラサージュ。
ピスタチオムースにフランボワーズと、ブラックベリーのソース・フランボワーズクリーム。
惚れ惚れするライムグリーンの球体。美しい。天体のようです。
パリッとした外壁のチョコレートに、ピスタチオムースの滑らかな舌触り。
そしてとろっと溶け出すフランボワーズソース。うん、完璧だ。

◼️フレシュール・ショコラ
ベルギー産のチョコレートテリーヌ・カカオハンターのドゥマゴ85%を使用。
ねっとりとしてコクの深い、濃い。ショコラテリーヌのねっとりさがとにかく強い。
全体を飲み込むショコラの魔法。ショコラ好きにはマスト。

◼️ガトーフロマージュ・ブリー
ブリーチーズを使用したベイクドチーズケーキに、
シャンティ・黒胡椒。スポイト内はオリーブオイル。
小さいけど剛力なチーズケーキ。とっても濃厚~。
フォークの通りを阻むほどで、ブラックペッパーの効能がスパシーバ。

◼️マカロン・ボジョレー
ワインに漬けた洋梨のコンポートにマカロン・ムースリーヌ。
全体に洋梨。この見た目、アヴランシュ・ゲネーさんらしい。
サックリした外壁に、スクエア型のさっぱり洋梨コンポート。
見た目も味わいも激烈に素晴らしい。

◼️エピス・フランボワーズ
ベリーのタルトに、スパイスのチョコクリーム。
フランボワーズピューレを使用したジュレ。リピート品。
やっぱり目を奪われますね。このお姿。粒々で「何者?」と思わずにはいられない。
ぷるぷるしたジュレは、最初こそフランボワーズの甘酸っぱさが来ますが、
次第にスパイスの波に飲み込まれ。複雑怪奇かつ高貴な味わいに。

◼️キャラメル・ポンム・リチー
ジョコンド・ショコラ・キャラメルソース。
リンゴのキャラメリゼ・ライチのムースにリンゴのシャンティ。
キャラメリゼされたリンゴは甘苦く、ショコラのムースとビスキュイはやや軽め。

◼️タルト・カキ
和歌山県九度山の柿を使用。キャラメルのクリームに、アプリコットとキャラメルのナハージュ。
柿が大振りでとろーり甘い。キャラメルは少し苦味があって、タルトはサクサク。
柿のタルトってそうそう見ないけど、こいつはかなりの高レベルです。

◼️シューキャラメル
クレームディプロマットに、キャラメルの生クリーム。
このシュークリームも只者じゃ無い。何とも力強いキャラメルの味。
苦味がぶわぁあぁ~~っと広がる。濃厚なキャラメルにKO。

◼️サバラン・カフェ
ババ・コーヒーにムースショコラオレ。シャンティとプラリネ。
カップ型のサバラン。中に入ったムースはじっとり。ビスキュイ染み込む。

◼️ケーク・オ・テ・フランボワーズ
紅茶とフランボワーズのケイク。つぶつぶフランボワーズがけ。
真紅に染まった照りの強い外観。これまたビビッドで絵になるわー。
フランボワーズの酸味が広がるしっとりした生地。
プチっとしたフランボワーズ果肉もニクい。


本当に、本当に、美しく美味しいケーキ達。
夏期はテイクアウトが厳しいので……また秋~冬にお伺いしたいです!


ごちそうさまでした!

この日は春日・水道橋・本郷三丁目・東大前周辺へ。

こちらも前から行きたい行きたいと思っていたお店。
そろそろ、念じすぎて念能力が芽生えてしまうんじゃ無いかと危惧していた程。

春日駅、あるいは後楽園駅からすぐ。
白山通りにあるパティスリー「アヴランシュ・ゲネー」さん。

個性的な店名ですが、こちらはオーナーシェフである上霜考二の経緯から名付けたもの。
上霜シェフがフランスで修行していた街の名前がノルマンディー地方の「アヴランシュ」で、
初めての修行先のオーナーの名が「ゲネー」と言う事で。それぞれをくっ付けてます。

2015年にオープンした、まだまだ新しいパティスリーですが、
シェフが「ミクニ」や「ル・コワンヴェール」等に勤められていた事もあり。
オープン当初から、かなりの人気店になっています。

お店の外観は真っ赤。大通り沿いでこの見た目なので非常に目立ちます。
店内はさほど広くなく、左手に焼菓子の詰め合わせ等が棚に並べられ、
右手に個売りの焼菓子・ショコラや、常温持ち歩き可能なタルト・ケイク等。
正面にケーキショーケース。およそ20種類弱程のケーキが整然と着席していました。

ケーキは色鮮やかで、オリジナリティ溢れるものが多数。
ピカピカキラキラ光っていて、まるで宝石のような……うっとりするものばかり。

イートインコーナー……っぽい、座れる場所はお店の奥にありましたが、
訪問した日は稼働して無いようだったので、今回はテイクアウトで。
ケーキが潤沢にあるうちに取り置きをお願いし、後で受け取りに行きました。


以下食べたもの

■フレザリア
イチゴのショートケーキ。
見た目はフツーな感じですが、シャンティの軽やかさたるや!
驚くべきフレッシュさ。このシャンティマジハンパ無いですね。
ビスキュイもふわふわで、いくらでも食べられちゃいそうな生地。

■タルト・リュヴァーブ・フレーズ
リュヴァーブ(西洋フキ)とイチゴのタルト。
ヘーゼルナッツプラリネのメレンゲが、ふわふわもこもこ入道雲みたいw
そのメレンゲがプラリネが入る事によってとっても香ばしい。
土台のタルトはザックザク。苺ジャムが敷かれていて甘酸っぱ~い。
どこにも見た事の無い超個性派タルトですね。

■マカロン・サモトラケ
フランボワーズのマカロンに、ココナッツの生クリーム。
フランボワーズのジュレ・フランボワーズのムースリーヌで構成。
外側はベリーのホワイトチョコレート。パリパリした食感。
対して中はねっとりした質感、かつ酸味のあるフランボワーズ。
可愛いし、美味しいし……言うこと無しやで。

■ルナール
ムースショコラオレ・ヘーゼルナッツのクリーム。
オレンジのコンポーテ・サクサクしたアーモンドスライスをキャラメルでコーティング。
非常にふんわりした口当たり。滑らかなムースとヘーゼルナッツクリームが一体化。
オレンジの爽やかさが随所に光る、後味がべらぼうに良いチョコレートケーキ。

■モンドル
カマンベールチーズのムースケーキ。
トップにアーモンドスライスがパラリ。カマンベールの滑らかな舌触り。
土台はアーモンドプードル香るビスキュイ。あっさりさっぱりした甘さ控えめチーズケーキ。

■スヴニール・ド・ノルマンディー
青りんご。どっからどう見ても青りんご。
パリッとした青りんご=ホワイトチョコの皮の中にはアニスのクリームとライチ。
とてもあっさり、フルーティーさを感じる初夏の香り(冬だけど)。

■エピス・フランボワーズ
もの凄い見た目。つぶつぶの不思議な球体。
外側はラズベリーのゼリー。中にはチョコレートクリームにベリージュレ。
ピスタチオクリームが入っていて、土台はベリーのタルトになってます。
ぷぷぷる震えるゼリーののど越しが最高!チョコレートクリームにはスパイスが混じって刺激的。
これはヤバイですね。味の想像が付きにくい上に、想像を越えてくる味。大大大お勧め。

■モンブラン・ジョンヌ
熊本県産和栗ペースト・メレンゲノワゼットとシャンティが中に。
振りかけられた粉末は何だべか?と思ったらきな粉でした!
モンブランにきな粉とは前衛的~。好き嫌いは分かれるでしょうが私は大好き。
メレンゲのサックサク具合と、生クリームのコクもあって二重丸。

■ピスターシュ
ピスタチオとホワイトチョコのグラサージュ・ピスタチオムース。
タイベリーのソース・フランボワーズクリームが入っていて中は情熱の赤。
ベリーがやや強めですが、ピスタチオの主張もしっかり。


どのケーキもまさに「宝石」の如き美しさと味わいでした!
店員さんも皆さんニコニコで超対応良かったし……。
1月にして早くも2018年度マイベスト候補入りですわ。


ごちそうさまでした!

  • ピスターシュ
  • マカロン・ボジョレー
  • ケーク・オ・テ・フランボワーズ

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2位

PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI (等々力、尾山台、九品仏 / ケーキ、カフェ)

2回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2022/12訪問 2023/08/27

銀河ビューティフルパルフェ伝説 ~第2楽章~

この日は自由が丘・九品仏・等々力・上野毛周辺へ。

間違いなく日本最高峰……いや、世界最高峰のパフェが頂けるお店。
あまりにも美しくて美しくて、惚れ惚れしてしまう事請け合い。

コチラは「パティスリー・アサコイワヤナギ」さん。
等々力にある、激烈にレベルの高いパティスリー&カフェ。

等々力に降り立つ……人はコチラ目当てがほとんどでは無いかと思う(偏見)。
ぐらいの超絶人気店で、等々力に姉妹店含め3店舗展開。

「アサコイワヤナギ・サロン・ド・テ」
「アサコイワヤナギ・プリュス」。そして本店のコチラ。

私は当然3店舗制覇済。本店には2回目の訪問です。
前回はウォークインで入れましたが、他レビュアー様既報の通り現在カフェは完全予約制。

事前にomakaseにて、食べるメニューを選んで事前決済の上予約。時間は1時間15分制。
ちなサイトで選べるのはパフェのみ。まぁ、カフェ利用希望者でパフェ食べない方は居ないでしょうが。

店頭にはケーキやパンも並んでいますが、
そやつらは追加で頂いていく事も可能になっています。

お店の場所は、大井町線の線路沿いに。
大概、等々力駅から線路沿いに尾山台方面に歩いている方が居たらコチラ目的かと。

コンクリートビルな外観で、店内もシルバーのコンクリ構造。
店員さんは全員白衣で、どこかの実験室か研究室みたいな感じです。クール&クール。

ショーケースに並んでいるケーキは15種類ほど。
パンもヴィエノワズリーから豪勢なサンドイッチ等も。

ケーキやパンも相当に魅力的な輝きを放っておりましたので、
パフェを店内で頂いた後、ケーキやパンもテイクアウトさせて頂きました。


以下食べたもの

◼️パルフェ・ビジュー・ノエル
2022年クリスマス期間限定のパルフェ。
激烈に美しい。この美しさはポケモンSVのグルージャ並ですわ。
あのやる気無さそうな表情にモコモコマフラー。
そんでバトルの時に一瞬見える口元がエロリティの高さを増(ry
構成はグラスをパイ生地で上下に仕切りを作っていて、
上にハーブ・シュースティック・ピスタチオのジェラート。
苺チップにフランボワーズ・松ぼっくりのショコラ。
グラス内になるとヴァンショー苺ソルベ・苺ピスタチオのクラックラン。
フラケットダックイジュレ・苺とピスタチオのブリュレ。
マーブル苺のピュイダムール・赤すぐりフランボワーズソース・エペスクリーム。
苺ヴァンショーコンポートマリネ・ヴァンショーのソース。
インスピレーションフレーズディスクショコラ・レモンジュレ。
ビジュアル完璧過ぎますが、お味も当然レベチ中のレベチ。
パリッとしたパイ生地に、酸味豊かなソースの交わり。
どこを切り取っても幸せしか感じない、レジェンド級パルフェ。

◼️カリフラワーのサブレサンド
ローストしたカリフラワーを、ターメリック・グローブ・フライドガーリック。
クミン・コリアンダーでマリネ。ひよこ豆のフムス・ローストハムを合わせ。
食感が良く少し甘いカリフラワー。クミンとコリアンダーで良い具合にスパイシー。

◼️柑橘のデニッシュ
サクサクなデニッシュ生地に、フレッシュ柑橘とカスタードクリーム。
オレンジでっぷりー。じゅわっと果汁にさっぱりしたクリーム。
デニッシュのパリパリさが輪をかけてオレンジを引き立てる。

◼️たっぷりきのこと鮭のフライサンド
北海道産秋鮭を黒ごまパン粉でフリット。
爽やかなハーブクリームと、たっぷりきのこをプラス。
ポルチーニ香るマッシュポテトを合わせ。ふかふかで深みのあるごまパン。
香り高く、くにくになポルチーニに鮭のフィッシュサンド。
パンとキノコが旨いですね~。鮭はもうちょい薄味でも?

◼️クレア
コチラのスペシャリテ。レアチーズケーキ。
ムースの中には季節のソース。求肥で包み込み。
むに~~っと広がる求肥。見た目も相まって大福みたい。
中にはブルーベリーソース。甘酸っぱさとむにむにさの共演。

◼️りんごのミルクレープ
丁寧に焼いたもちもちクレープ生地に、
旬のりんごをジャムにして、クレームシャンティと重ね。
やや厚ぼったい、むちっとしたクレープ生地。
シャキッとしたりんご。特にジャムが爽やか。

◼️特撰ブランマンジェ
季節のフルーツブランマンジェ。
シャインマスカットにブドウ。下にブランマンジェ。
皮付のシャキッとシャインマスカット。とぅるとぅるなブドウのゼリー。

◼️ピュイダムール
ピスタチオダマンドとイチゴ。カスタードにメレンゲクリーム。
滑らかなクリームにさっぱりしたイチゴのジュレ。
サックリタルトは真ん中近辺がパイになっててパリパリ。

◼️柿と栗のフレジエ
オレンジ山椒ソースとショコラムーステリーヌに、
マスカルポーネクリームと栗を忍ばせ。中々の異形な取り合わせ。
醤油ソースとな?しっかり甘じょっぱさを感じます。
ショコラテリーヌのねっとりさに、マスカルポーネのコクと調和。

◼️タタゴン
クセのある香りが特徴のゴルゴンゾーラチーズに、
キャラメルリンゴのタタンをマスカルポーネクリームと層に。
いやーすごい個性。ガチンコゴルゴンゾーラ。
本意気のゴルゴンゾーラ。ケーキに使われるような気色じゃない。
めっちゃ好き嫌い分かれそうですが、こんなのケーキじゃないって意見もありそう。
こゆーいチーズに、タタンの瑞々しい味わいがたまらん。


パルフェもパンもケーキも最高過ぎて神神神。
こんなに美味しいのに、両隣の女性客が大量に残してやがった……。
そんなんなら来るなや……予約取れなかった人に謝っとくれ。


ごちそうさまでした!

この日は二子玉川・上野毛・等々力・尾山台周辺へ。

とってもとっても行きたかった「パティスリー・ASAKO IWAYANAGI」さん。
「行きたい度」が高いほど、後回しになっちゃう傾向の強い私。
あれですよ、好きなおかずは最後に取っとく……ってヤツ。ようやく行ってきました。

パフェの写真を一目見た瞬間、籠絡され身も心も虜に。
「この感情こそまさしく愛だぁああっっ!!」と、
某ガンダムOOのあの方の台詞が飛び出しそうになる程、恋し焦がれていたお店。

既にたーーーくさんのレビュアー様が書かれているので今更ですが、
コチラは岩柳麻子氏が手がけるパティスリー。特に美麗極まりないパフェが超絶有名。
メディアに取り上げられる機会も多く、平日・休日問わずかなりの賑わいを見せます。

場所は東急大井町線。等々力から尾山台に向かう線路沿い。
「オーボンビュータン」や「パーラーローレル」も近くにあるので、何気にスイーツ超激戦区。

外観の印象はパティスリーと言うより、何かのラボ?的な印象。
店内も非常にスタイリッシュ。コンクリート打ちっぱなしで天井にはダクトもそのまんま。
奥が工房になってるんですが、全面ガラス貼りで実験場みたいな空間です。

訪問したのは平日13:00過ぎ。場合によっては待ちが発生する……、
と覚悟していましたが、カウンターが数席程空いておりすぐに案内頂けました。
平日のこの時間帯でもほぼ満席というのは流石大人気店ですね~。
やっぱりほとんどの方がパフェを召し上がっていらっしゃいました。


以下食べたもの

■パルフェ・ビジューローズ ~ベリーとオリーブオイルジェラートとともに~
ホワトデーまでの限定だったローズ風味のパフェ。
フランボワーズのソルベとオリーブオイルを使用したジェラートを中心に。
イチゴ・フランボワーズ・ナタデココ・アロエ・ライチ・ローズヒップ、
レモンのジュレ・ヨーグルトバニラ・マスカルポーネにローズペッパーで構成。
ソースはローズ・フランボワーズ・ライチの3種がかかっています。
ホワイトチョコとイチゴのフィユティーヌ、ベルローズを散らした飴細工添え。
スプーンに塩が盛られてくるので、お好みでオリーブオイルジェラートにかけて頂きます。
美しすぎて惚れ惚れするビジュアル……うっとり。パフェ銀河系代表。
まずトップのフランボワーズソルベ&オリーブオイルジェラートからいきますが、
ソルベはさっぱりハッとする刺激。オリーブオイルジェラートは非常にオイリー。
ジェラートなのにこのオイリーさは!?と唸る味わい。塩をかけると更に味が引き立ちます。
中層は各ジュレのさっぱりさや、ヨーグルトバニラが効いててあっさり。
が、次第に出てくるマスカルポーネクリームの濃厚さで、また口内は混沌。
ナタデココとアロエののど越しもナイスアクセント。これは最強パフェと呼ぶに相応しいですぞ。

■クレア
スペシャリテのレアチーズケーキ。
ムースの中にフルーツとソースを忍ばせ、求肥で包んであります。
求肥が……求肥がむっちりすぎ!うま~、これうま~。
むっちり求肥にしっとりスポンジ。そしてベリーの爽やか酸味が果てしなく旨し。

■ほうじ茶のクレムー
フランボワーズをサクサクのブリゼで焼き込み、
ほうじ茶のクレームを纏わせた和なケーキ。
ほうじ茶クレームがとろっとろ。絹豆腐のようなぷるぷる質感。
ブリゼの食感との対比が良く、和風な苦味がキリッと味を締めています。

■宇治抹茶フランテリーヌ
宇治抹茶のほろ苦さに、濃厚なフランの半熟テリーヌショコラ。トップには黒豆。
みちみちっとフォークを通す際に、音が鳴ってそうな濃厚さ。
抹茶の苦さとショコラの甘みががっぷり4つ。

■フレーズティラミス
苺のコンポートとフロマージュブランのクリームを層にしたピンクのティラミス。
ティラミス名称ですが、マスカルポーネは特にそれほど感じません。
ふわふわした食感のスポンジが良いです。間に入ったクリームもしっとり。

■純モンブラン
和栗の峠をイメージしたモンブラン。アクセントに黒糖ゆべし。
なだらかな峠はマロンクリーム。中のシャンティはまろやか。
土台はタルトになっていてサクサク。黒糖ゆべしは四角くカットされて中に。
ゆべしってケーキに合うんだなぁと意外な発見。

■ピスタチオショコラクレーム -3種のナッツとともに-
ピーカンナッツ・ヘーゼルナッツ・アーモンドを、キャラメルソースと共に。
ショコラミルクのフレーバーアーモンド達のコリコリが癖になる~。
クレーム層は濃厚。これまためたくそ美味しいです。


パフェは最早言わずもがななビューティフルさ&美味しさですが、
ケーキもオリジナリティがあって、それぞれにしっかりと個性があり。
まーた「再訪したい!」リストに追加するお店が増えてしまいましたがなw


ごちそうさまでした!

  • パルフェ・ビジュー・ノエル
  • クレア
  • パン3点

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3位

廚 菓子 くろぎ (本郷三丁目、湯島、水道橋 / 和菓子、カフェ、かき氷)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2018/01訪問 2018/05/04

かき氷の最高学府

この日は水道橋・春日・本郷三丁目・東大前周辺へ。

東大に入ってきました。
いや~遂にという感じですね。日本の最高学……

……え?誤解を与えるような言い方をするなって?
いやはやこれは。大変失礼致しました。
東大と言っても、東京農業大学とか東海大学とかじゃなく……

ん?そっちじゃ無い?では何の事を言われているのかわかりませんな。
実際に東京大学構内には「入った」訳ですし……。

……まぁまぁ、良いではないですか。
私のおつむでは、ひゃっぺん生まれ変わっても入学出来そうも無いので。
レビューの中ぐらいは「入った」事にさせて下さい……。

……書いてて悲しくなってきたので、いつもネタはこの辺で。

ついにやってきました「廚菓子 くろぎ」さん。
和食の超有名店「くろぎ」さんの和カフェ業態。

東京大学キャンパス内に店舗を構えていますが、
春日門から入ればすぐなので、あんまり「東大に入る」って緊張はしないと思われ。

お店は「ダイワユビキタス学術研究館」という建物の1F。
看板は全く出てないので、初訪の方は「杉の板がバーーッと貼られためちゃデカい建物」
と覚えるのがよろしいかと思いますです。

学術棟の一部を借りている為か店内席は少なめ。その分テラス席がかなり広大。
人気店なので私の訪問時も店内は満席。テラス席に案内されました。
冬の時期は流石に寒い……と思いましたが、電気毛布が用意されてて外でも結構ぬくぬく出来ます。
(途中で店内が空いたので移動させて貰いましたが)

オーダーは先払い制。店内に入ってすぐの場所にメニュー表があります。
わらび餅や葛切り等、ザッツ和なものも魅力的でしたが、
前からずーーーっと食べたかったかき氷を頂く事に。


以下食べたもの

■苺姫
期間限定の苺とミルクの相がけかき氷。
紅白の超絶美しいコントラスト。練乳ソースが付いて来ます。
もう見た目から1RKOですね。井上尚弥もビックリのゴング同時KOですわ。
器もキレイだし、小さな花の枝も凛として……感激しっぱなし。
お味の程ですが、ふわふわさらさら~な氷の質は素晴らしく、
ミルクは濃厚で苺はキュッとしたクリアな酸味。中にはみつ豆入りで食感のアクセント。
驚いたのが最後に残してたトップのイチゴ。ちょっと外側が凍ってる!
うわーこれはやられた。美味しいだけで無く驚きまである。素晴らしいの一言。

■黒みつきなこ
超ビッグサイズ。どろーり濃厚クリームの上にきなこ。
トップには小豆とくるみ。箸休めに野沢菜と干菓子。黒みつは別添え。
うんま!まじうんま!これはやばい!ぱないの!
……ついつい、キスショットハートアンダーブレード化してしまう程旨し。
濃厚なクリームがまずガツンと来ますが、小豆のクオリティも高く、
中央にはあんこも隠れていて、スキを全く見せない。
こっちも最高レベルに美味しい。幸せですわ~。
ちなみにドリンクセットで提供されるコーヒーは、猿田彦珈琲のものです。


お味も素晴らしいものでしたが、接客においても感激した事がございました。
本当は先に黒みつきなこを頼んだんですが、オーダー時に「追加注文する際はもっかいレジに来て……」
と質問したところ、遠方から来た客と察知してくれたようで。席についた後に店員さんがやってきて、

「ご注文伺った時には作れるかどうか微妙だったので、確認してからと思ったんですが……」
「限定の苺姫がギリギリ1個作れそうなんです。いかがなさいますでしょうか……?」
……と、わざわざ確認しに来て下さったんです!

まさに2個目に頂こうとしてたので、是非にとお願いし1杯目に変えて頂きました。
この提案が無かったら完全に食べ逃してたので渡りに船。マジ有り難かったです!
お味も接客も素晴らしい「廚菓子 くろぎ」さん。本郷三丁目に来たら絶対に再訪するぞい!


ごちそうさまでした!

  • 苺姫
  • 黒みつきなこ
  • 苺姫

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4位

ラ・ローズ・ジャポネ (亀有 / ケーキ、カフェ、洋菓子)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2018/10訪問 2022/07/06

風とローズの詩

この日は綾瀬・亀有・柴又周辺へ。

前から超絶行きたかったパティスリー「ラ・ローズ・ジャポネ」さん。
実は2回ほどお休みに当たってしまい、今回が3度目の正直です。

コチラは「イナムラショウゾウ」や「マンダリンオリエンタル」
等でキャリアを積まれた五十嵐シェフのお店。

国際大会で燦然と輝く、数多の受賞歴をお持ちでいらっしゃって、
2000年の「クープ・ドゥ・モンド」並びに、2010年の「ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ」
で優勝した日本代表のメンバー。特にワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップでは、
最優秀味覚賞として、スペシャリテのピクシーで個人賞にも輝いています。

お店はしばらく前に金町から亀有に移転。
何と神社の境内内にお店があります。恐らく……世界唯一の神社内のパティスリー。

鳥居をくぐると、すぐにお店が登場。全面ガラス張り。
店内は結構広いです。入口から見て右奥がケーキショーケース。
正面から左手にかけて焼菓子棚。左奥がカフェスペース。

正面奥が工房になっていて、コチラもガラス張り。
ケーキを作っている様子がめっちゃクッキリ見えます。

五十嵐シェフのお姿もキャッチ!かなりの数のパティシエさんが居ましたね。
それだけ居ないと廻らないぐらいの人気店だという証拠でしょうなぁ。

ケーキの種類は超絶豊富。いや本当に凄い数。30種類以上は優にあったんじゃなかろうか。
しかも週末限定ケーキもあったり、頻繁に新作が出たり……らしい。げに恐ろしい。

だので……そりゃあ選べないよね。どれもコレも美しいしね。
しかも1個400円台~500円台が中心で、こんな華やかなお店なのにリーズナブルだし。
……と言う11個も食べてしまった言い訳乙です。


以下食べたもの

■ピクシー
2010年のワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップでの優勝作品。
ピスタチオとストロベリーのマリアージュ。コチラのスペシャリテ。
美しすぎるエメラルド。ピスタチオの香りと共にストロベリーの優しい甘さ。
下層生地はふわっとしていて軽~い。ナッツのアクセントも食感の違いをピンポイントに刺激。

■アンジェロ
ヘーゼルナッツのダコワーズにコーヒーのクレームブリュレ。カリブ産66%チョコムース使用。
激烈に濃厚!こりゃ濃いですわ。中に入ったヘーゼルナッツのペーストとチョコムースの相性がバリバリ!
パリッとTOPのチョコフレークも美味しいです。

■マカロン・フリュイ・ルージュ
イチゴ・ラズベリーの赤系果実を、マカロン・カスタードクリーム&チョコレートクリームでサンド。
可愛さ2000%。あざとい。ヴァンガードのアイチ並みにあざとい。
水玉がトップに。ストロベリークリームにカスタード。イチゴとラズベリーが中心。
サクッとした生地のマカロンと、さっぱりしたクリームが心地良い。

■セレスト
パリッとしたチョコ1枚の下にショコラムース、濃厚なビスキュイとまた1枚のチョコ。
下にはヘーゼルナッツとスポンジ。これは食感オーバーロード!
パリパリチョコが中・外に1枚づつ入る事によって、全然味わいが違ってくる。
そこにナッツも加わって……これは美味しい。衝撃のショコラ。

■ショコラマント
ミントのパヴァロワとチョコレートムース。ミントリキュールも少し効いてます。
ミント!ミント!ミント!こりゃチョコミン党員は選ばない訳にはいかない。
上半分が美しいミントグリーン。下がナッツ入りのチョコ台座。
ミントがしっかり清涼感。チョコ台座はビター。
清涼感も感じつつチョコレートの濃厚さも味わえる希有な一品。

■ベガ
ラズベリームースと桃のムースが合体。フルーティー!
ストⅡのアイツと違って、超可愛い桃のジュレにフランボワーズ。
桃の果実も入っていて、サイコーに口の中がリフレッシュ。

■マロンのロールケーキ
マロンの渋皮煮にナッツが散らされたロールケーキ。
たっぷりの生クリーム。その外側にマロンクリーム。
ロール生地がしっとりで超うまー。これは違うぜ。

■セザンヌ
ミルクチョコレートとキャラメルクリーム。皮付きのくるみを使った生地にくるみのキャラメリゼ。
上の方にナッツ付きのマカロン的な……パフみたいな面白い食感。
コリッとしたくるみにミルキーなチョコレートのケーキ。

■アルタイル
青リンゴのジュレとヨーグルトムースの下に、青リンゴのソテーを忍ばせ。
目玉のような目を引く外観。青リンゴの爽やかなさっぱり系ケーキ。
清涼感あるジュレに、中は角切りの青リンゴ。下地は少しショコラスポンジ。
最下層はタルトになっていて、サックリしています。

■オルカ
生地・ムース・ガナッシュ全てにチョコレートを使用。
ザ・チョコ・チョコ・チョコ。チョコレートの嵐。中には幾層にも味わいの違うチョコレート層。
ねっとりじわじわっと。ちょっと塩が効いてるのもアクセント。

■イチゴのミルフィーユ
3つの断層を作ったミルフィーユ。パイ生地・カスタード・イチゴ……とニュートラルな構成。
パイ生地は焼き強め。ザクッとナイフを入れると音が鳴る。
バターがリッチでカスタードが濃厚。ミルフィーユの王道。


どのケーキもハイパーメガマックス美味しかった~!
11個ぐらい何て事無いぜ。全部美味しく食べられちゃうぜ。再訪確定。
あ、そうそう。ケーキ販売は11:00からですが、
カフェは12:00から。カフェ利用目的の方は早く来過ぎないように注意ですぞ。


ごちそうさまでした!

  • ケーキ1回目
  • ケーキ2回目
  • マカロン・フリュイ・ルージュ

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5位

清寿軒 (小伝馬町、人形町、新日本橋 / 和菓子、どら焼き)

2回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2022/11訪問 2023/02/24

マイ・ベスト・オブ・どら焼き! ~第3章~

私的世界最高のどら焼きだと思っているお店。

本当にコチラのどら焼きは神です。異次元です。
感嘆と驚愕。生まれ落ちた事を感謝する傑出した御霊。

もしコチラのどら焼きが失われるようなことがあれば、
ロストテクノロジーとして、ダマスカス鋼と同様の存在として……。

なんて考えてしまうぐらい、清寿軒さんのどら焼きは群を抜いています。
恐らく、これからどんなお店に出会おうとも、私的どら焼きNo.1は確定。

生身での躍動感ある戦闘描写の「松本憲生」
宇宙空間でのビーム・光線の迫力と物量感の「板野一郎」
爆発による風と周辺物体の巻き上がり・生き生きした煙の「橋本敬史」

……ぐらい、絶対的な存在として認識しています。
はい。今回はアニメーターで例えてみました。非常に分かりやすいですね。

分かりやすいったら分かりやすいんです。
アニメを見る際はもっとアニメーターに注目して下さいませ。凄いから。

さて、そんな訳で行ってきました。「清寿軒」さん。
人形町にある、人類史上最も美味しいどら焼きを提供するお店。

私は今回の訪問で合計3回目の訪問。移転前1回・現在の店舗で2回。
人形町に来たら、コチラはやっぱ外せないっすわー。

老舗のどら焼き屋さんでありますが、移転後はビルの1Fに。
ガラス張りのスッキリした見た目。人形町の和菓子屋さんっぽい老舗感が無くなっています。
ま、その分入りやすい感じになってるんですけどね。

店内は左側から入って右側へ流れていく一方通行。
ショーケースのみで、一列の導線なので進みはサクサクです。

人気のどら焼きは遅い時間になると売り切れ上等。
だので、安全を期するなら午前中に行くのがマストです。


以下食べたもの

■大判どら焼き×10
1個や2個で我慢出来る筈が無く10個購入でっす!
箱目一杯に入ったどら焼きの神々しい事……崇めずにいられない。
綺麗な焦げ茶色の生地。ぷっくり膨れてパンパンになっています。
合間からあんこが顔を出していて、皮はふっくら。
ほわっと柔らかく、あんこを優しく包み込む生地。
ずっしりとした重量から感じられるように、あんこはたっぷり。
非常に甘味が強くて、小豆の粒立った強烈な個性。

■小判どら焼き×10
小判も当然同じく10個購入。同じ数買わないと贔屓になるしね(は?)。
コチラは生地であんこを閉じておらず、あんこがガップリ。
片面が黒々としたあんこが破壊的な存在感です。
大判に比べて生地の配分が少ないので、必然的に怒涛の如き甘さ。
あんこ甘さが大好きな人には、ホントたまらんですよ。

■栗まんじゅう×2
薄い生地の中に粒あんと栗。
大きな栗がゴロゴロ。こってりまったりしたあんこ。
しっかりした栗の風味がぶわり。栗が塊で入っていて強い印象を。

■栗最中
栗の形を模した最中。ずんぐりな可愛い形状。
二分割で中にあんこと栗のクラッシュしたものが混ぜ混ぜ。
シャリシャリした食感に、ほっくりした栗味わい。
そして、こってりした小豆のマリアージュが楽しめます。

多分前回は無かったと思いますが、どら焼きに購入制限がありました。
大判・小判併せて20個まで。私の購入数でギリギリですね。

いやー誰かにお土産をお願いされてたらアカンかったっすね。
……だって、私の食べる分20個は下限ですからw


ごちそうさまでした!

この日は人形町・水天宮前・小伝馬町周辺へ。

マイ・ベスト・オブ・どら焼き「清寿軒」さん。
べらぼうに×100美味しいどら焼きを造る神。いわゆるゴッド。

こんなに美味しいどら焼きがあったのかと、感激の涙で川が出来るほど。
一説には天の川は、彦星と織姫が清寿軒さんのどら焼きを食べた為に出来たとまで言われています。
……嘘です。今作りました。でもそれぐらい美味しいのはホントです。

少し前に移転しましたが、移転前・移転後共に同じ人形町内。
人形町に出かけたので、ここぞとばかりに寄ってきました。移転後初訪問になります。

移転前の店舗には、間違って来ちゃうお客さんが多いからか、
移転先への道順が描かれた地図が貼り出されていました。
かくいう私もちょいと迷って旧店舗前に来ちゃったので、助かる助かる。

新店舗はビルの1F。旧店舗と違ってガラス貼りの現代風。
うーむ、雰囲気は前の方が良かったなぁ。

開店とほぼ同時に到着しましたが、既に並んでいる方が数人。
人気は全然衰え知らずな模様。こりゃ昼時で売り切れもありえそう。

中には左の入口から入って購入⇒右から退店という流れ。
旧店舗に比べると広くなって、オペレーションがキッチリ流れてるので、
かなり行列を捌くのは早くなったように思えます。

包装が丁寧なので、結構かかるかなーと思いましたが、
ものの15分程度で購入する事が出来ましたわい。


以下食べたもの

■大判どら焼き 10個
会いたかったー♪会いたかったー♪会いたかったー♪君にー♪(古い)
10ヶ月ぶりのマイベストどら焼きにテンションMAX!
ふくふくした生地は焦げ茶色で香ばしーい。小豆は粒がピンと立ってとろっとろ!
恵比寿顔に自然となる甘さ。ガツンと脳天を刺激。あんこの量がハンパ無い。
怒涛の如き、小豆の甘さ大爆発。生地もそれに負けないふくよかさ。
相変わらず最高のどら焼きですわ。すんごい美味しい♪

■小判どら焼き 10個
オムレットみたいに、くるんと皮であんこが包まれたどら焼き。
大判に比べるとちょっと小さめですが、あんこ量は変わらず。
だからこそあんの味を大判より、つぶさに感じ取る事が出来ます。
あんこフリークは小判の方が好きかも。

■栗まんじゅう
小振りながら重量感のあるおまんじゅう。
ゴツゴツした見た目から想像出来る通り、中には栗がゴロッゴロ。
あんこも隅々まで入ってて濃さが凄い。栗の風味が芳醇。

■本練り羊羹
前回は購入しなかった羊羹も買ってみました。
こいつぁーズッシリ来ますね。みちみちの練り餡はめっちゃ濃厚。
ねっとりまったり、口に運ぶたびに餡の上質な旨味が弾ける。


前回は大判×3・小判×3で「どうしてもっと買わなかったのか」
と後悔したので、今回は思い切って大判×10・小判×10購入。
……結論から言うと「どうしてもっと買わなかったのか」の感想は変わりませんでしたw
もったいないから2日に分けて食べましたが……いくら食べても食べ足りないYO!


ごちそうさまでした!

  • 大判たい焼き×10+小判たい焼き×10
  • 大判たい焼き
  • 小判たい焼き×10

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6位

サンデーベイクショップ (初台、幡ケ谷、西新宿五丁目 / ケーキ、パン)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2018/09訪問 2022/08/21

絶対焼菓子黙示録

この日は初台・笹塚・代々木八幡・代々木上原・東北沢周辺へ。

とってもとってもとっても行きたかった「サンデーベイクショップ」さん。
レビュー数と評価の高さから、最早言うまでもない超人気店。

いやー場所と営業時間的に仕事前にも寄れるんですけどね。
せっかくなので「1日スイーツの事しか考えへんぞ!」って気分の時に寄ろうと。

私とて年がら年中スイーツの事ばっか考えて無いんですよ。
他にもアニメの事とかマンガの事とかゲームの事とか……。
……仕事の事はどこ行ったとかいう意見はスルー。

さて、コチラ「サンデーベイクショップ」さんは初台駅から北に数分。
水・金・日の3日間しか営業しない焼菓子のお店。

私が行ったのは金曜日の午前中。
「コーヒーの日」として、コーヒーとのペアリングを楽しむ日です。

人気店なので少なくならないうちに……と考え、8:00前に到着。
が、この時間でも店内は混雑気味。9席しかないイートインはほぼ埋まってました。
最後の1席を何とか確保~。まぁ、モーニングで寄ってる方も多いので空くのも早いんですがね。

店内に入ると正面から右手にかけて、ズラーリと焼菓子が並んでいます。
朝っぱらなので隅から隅まで埋まってて、テンション上がりまくりんぐ。

焼菓子棚の向こうでは、せっせとお菓子造りに励んでいる店員さんが。
カフェがある割には比較的小さな店舗ですが、かなりの人数で廻してます。
これだけ居ないとテイクアウトにカフェに……と、対応出来ないんでしょうね。

どれも美味しそうだったので全部店内で……といきたいトコロですが、
流石にずっと居座るのは迷惑だろうし、公安にマークされるので(されるか?)、
2点イートインをお願いし、残りはテイクアウトにしました。


以下食べたもの

■ビクトリアスポンジ ラベンダーレモンカード
バターと粉の香りをシンプルに感じるスポンジ。
ラベンダーの香りが広がるレモンカードをトッピング。
スポンジがふわっとしてて香り高~い。レモンカードのさっぱりさがそれをより引き立ててます。

■ジンジャー&ホワイト レモンバタークリーム
生姜が入ったケーキに、レモンが爽やかなバタークリーム。
ねっとりしたバタクリ。だけどレモンの香りにじゃりっとした舌触りで軽やかに。
生姜はちょいとピリッと来る感じ。強すぎないのが良いですね。

■キャロットケーキ。
以下はテイクアウトして自宅にて頂きました。
人参の細切りがたっぷり。くるみの香ばしさにスパイスの香り。
黒糖の甘みと、上にはクリームチーズクリーム。
細切りながら人参が視力0.3ぐらいでもキッチリ見えるぐらい入ってます。
生地の甘さと人参の甘み。クリームチーズクリームのとろとろが絶妙にマッチ。
こりゃー、キャロットケーキ至上ナンバーワンかも知れん……。

■レモンジンジャーチーズケーキスティック
スティック状のチーズケーキ。爽やかなレモンと生姜の香り。
レモンの効きが力強くてかなりさっぱり。夏仕様な感じ。
生姜はレモンに比べると弱めですが、どころどころ繊維が見えます。

■いちごとパッションフルーツ パイナップルトレイベイク
全粒粉のさくっとクッキーの上に、チョコレートの層が隠れています。
上にはいちご・パッションフルーツ・パイナップル。
まず一口目に酸味が。その後にサクサクッとした生地の味わい。
そして最後にチョコレート。三段階で攻めてくる豊かなケイク。

■パイナップルとバナナのココナッツスクエア
ココナッツとパイナップルの、爽やかなスクエア型ケーキ。
中にはバナナペースト・ココナッツが大量に、これでもかと入ってます。
バナナペーストは薄く横一列に。ややココナッツ支配が強め。

■上がじゃりっとしたレモンのケーキ しょうが&ラベンダー
定番のレモンケーキに生姜とラベンダー。
トップのじゃりじゃりからもレモンの芳香。生地はサクフワ。
じゃりじゃりなレモンアイシングがめっちゃ心地良いー。香りも食感もアジャスト。

■バナナハニーブラウニー
しっとりじっとりのブラウニーに、ハチミツとバナナを合わせて焼き上げ。
粒々バナナとハチミツの艶やかな甘み。なかなかに濃厚。
ダークブラウニーの生地は、じゅわっとチョコレートが染み出して旨し。

■ダージリンティーとレモンとしょうがのブロンディ
ホワイトチョコレートベースのブラウニーに、ダージリンとレモン&生姜。
ふんわり鼻に抜ける生姜の香り。甘さ控えめで生地の味がストレートに感じられます。


期待通り……いや、期待以上に美味しかった~。
間違い無く日本トップレベルの焼菓子専門店だと思います。
今度来たら、もう端から端まで全部食べちゃいたいわ。
でもそんな事したら、流石に「恥」ですかね?……お後がよろしいようで。


ごちそうさまでした!

  • テイクアウト7点
  • ビクトリアスポンジケーキ ラベンダーレモンカード
  • キャロットケーキ

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7位

お茶とお菓子まやんち (蒲田、京急蒲田、蓮沼 / カフェ、喫茶店)

1回

  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2018/07訪問 2022/11/05

まやんち……恐ろしいカフェ!

この日は蒲田・大森・大井町周辺へ。

格別美人という訳では無いが、優しく感受性が強い。
朗らかで素直な性格。まさに「どこにでもいる平凡な少女」

だが、事演技については類を見ない天才。千の仮面を持つと言われる。
役になりきるためにはどんな苦労もいとわず、役柄と完全に同一化する「憑依型」女優。

型破りな演技は見る者に新鮮な印象を与え、強いインパクトを残す。
一度見た演劇を完璧に記憶し、台詞を一字一句間違えずに暗誦出来、その動きもある程度ならば再現できる。
月影千草から姫川亜弓とともに「紅天女」候補に認定された。

何度となくドラマ化・舞台化・アニメ化されている。
代表的なアニメ化時のCVは、勝生真沙子(1984年・テレビアニメ)・緒方恵美(1998年・OVA)
小林沙苗(2005年・テレビアニメ)らが務めている。


※それは美内すずえ作「ガラスの仮面」の「北島マヤ」です。


いや……「マヤ」と来たらやっぱりね……(何がやっぱりだ)。
しかし、亜弓に比べると「可愛い」側面強めのキャラクターなのに、
演じてるのは勝生さんに緒方アニキに小林さん……って、
声低めで大人の女性・少年役が多い方々ばっかなのは意外だなぁ。


……はい。毎度の脱線はこの辺で終了。
コチラ「お茶とお菓子 まやんち」さんは、蒲田にあるカフェ。

「蒲田ロイヤルハイツ」というビルの2F。ビルの一室に入っているお店です。
真隣はとんかつの超有名店「とんかつ 檍」さん。人気店が隣り合ってんですね。

営業するのは週2日のみ。金・土のみという訪問難易度高めのお店。
ちょうど金・土の連休になったタイミングで行って参りました。

行くなら夏の時期にして、名物の「ピーチメルバ」を頂きたいと思っていたので、
ナイスなタイミングで休みになったもんだぜ。やっほい。

ただ、行ったはいいけど売り切れ……が怖かったので、事前予約をしようと木曜に電話。
席予約は12:00まででしたが、食べたいメニューの取り置きは出来るとの事で、
ピーチメルバと……どうせならと、アフタヌーンティーも予約!

来店は午後17:00頃。マンションの一室なので表札が出てます。
やっぱり人気店&営業日が少ない事もあって、訪問時は満席。15分ぐらい待ってから案内されました。
お客さんは……見事に女性だけ。男性は私1人だけど、気にしない気にしない。


以下食べたもの

■アフタヌーンティーセット
季節によってやや変化するアフタヌーンティーのセット。
この時期はフォレノワール・プチシュー・レモンのマカロン・レーズンバターサンド・スコーン、
グレープフルーツとエルダーフラワーのジュレ・サーモンのキッシュ・野菜のサンドイッチでした。
700円までの好きな紅茶・お茶がポットサービスで付いて来ます。
スコーンにはクローテッドクリームと自家製のジャム付き。
お茶は新入荷の1stフラッシュ・ダージリン・セリンボン農園をチョイス。
あったかいスコーンを最初に、続いてチョコがパリパリのフォレノワールの順に食べるのがお勧めとの事。
1人でアフタヌーンティーって贅沢~~アンニュイな気分(意味わかってない)。
スコーンはあったかでほろほろ。クローテッドクリームがとっても美味しい。
フォレノワールのチョコパリ具合とダークチェリー甘酸っぱさナイス。
他は特にマカロンが旨し。レモンの酸っぱさに滑らかなクリーム。生地もほろほろ。

■ピーチメルバ
夏限定。桃のコンポートにバニラビーンズたっぷりのアイスクリーム。
フランボワーズのソースが周囲に。美しい桃の孤島を形成しています。
何と美麗。華麗としか言いようが無い。まるで薔薇の花のよう。
「ピーチメルバ革命ウテナ」ですわ(は?)。見た目の美しさにまず圧倒。
その後、味にも圧倒。ピーチのクオリティがヤバ過ぎる。
ほろほろ溶けて無くなっちゃう柔らかさ。めっさジューシーかつ甘い!
フランボワーズソースはビビッドな色で、最高の相性。
ウテナに対するアンシーみたい(しつこい)。アイスのバニラビーンズ含有量もたっぷり。
ピーチ+フランボワーズソース+バニラアイス。この三位一体は神。


期待値を大きく超える美味しさでした!特にピーチメルバは凄い!
接客も非常に丁寧で居心地も抜群。再訪したいお店がまた増えました!


ごちそうさまでした!

  • ピーチメルバ
  • アフタヌーンティー
  • ピーチメルバ

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8位

モンブランスタイル (代々木八幡、代々木公園、代々木上原 / ケーキ、洋菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2018/09訪問 2022/08/21

栗賢人はかく語りき

この日は初台・笹塚・代々木八幡・代々木上原・東北沢周辺へ。

栗。秋スイーツの主役。和でも洋でも何にでも合うバイプレーヤー。
その栗専門のスイーツショップと言えば、谷中銀座にある「和栗や」さん。

その「和栗や」さんが今年5月にオープンしたのが「モンブランスタイル」さん。
栗好きの、栗好きによる、栗好きの為の、栗デセールのお店。

モンブラン好きとしては、絶対に行きたい!お店だったんですが、
オープン直後からあれよあれよと、あっという間に人気店に。
フラッと行ってフラッと食べられるお店じゃ無くなっちゃいました。

と、言うのもコチラ。席数が8席しか無いんですね。
その場で造るデセールオンリーの提供なので、造る数も限られてる。

現在は1日100食程度の提供みたい。だので、その席を求めて奪い合いですよ。
周りが住宅街なので並ぶ……事はさせずに、整理券制をとってます。

開店は11時ですが、10時より整理券配布スタート。
休日の場合は開店前に配布終了。平日でも12時前には配り終えちゃうそう。

まさに「ねんがんのモンブランスタイルのせいりけんをてにいれたぞ!」
⇒「たのむ!ゆずってくれ!」or「ころしてでもうばいとる!」状態。
……いや、後半は無いね。アイスソードじゃ無いんだし。

私が訪問したのは雨の日で、やや出足遅めだったと思いますが、
それでも11:45訪問で、17:00頃来店可でした。早めに行かないと絶対無理やね。

オーナーは栗農家でもある竿代氏。
モンブランの為だけに、約6000坪の土地で栗を栽培されていて、
店舗の設計、器、ロゴ、印刷物、HP迄、全て自らデザインもしているとの事。

その店舗外観はまるでお寿司屋さんみたい。
白木のカウンター奥で、氏が造り上げるデセールはまさに芸術……。
見事な手捌きと、笠間焼きの器に盛り付けられる様に見とれちゃいます。


以下食べたもの

■モンブランパフェ
自家製栗アイスとミニモンブランのパフェ。
選べるアクセントとして、季節限定の新栗甘露(+186円)をチョイス。ドリンクは茎ほうじ茶ラテ。
ははぁ~~……(恍惚)……ハッ!我を忘れておりました。
あまりの神々しさに見取れると言うか、見惚れると言うか……。

トップに絞ったモンブランデセル。その上に生栗。
生クリームムースの下には、固めに押し詰められたモンブランアイス。
一番下にアクセントの新栗甘露。もうね……ナニコレ?
当然良い意味での「ナニコレ」ですが、もう神としか言えない。
現世に顕現した神が栗の姿をしておられる。所謂GOD。
まずもって栗の味が五臓六腑に染み渡るぐらい深い。
モンブランデセルは当然の事、アイスまで濃厚な栗の風味が立ち込めます。
いつまでも口の中に居て欲しい。新栗甘露は食感しっかりで噛み砕くとほくほくした味わい。


これはやべーですよ。マジで。やべーもん食べちゃったわ。
でも残念な事が一つ。あんまり人気なもんで1人1品しか食べられないんですよねー。
だので次回は絶対にモンブランデセルを!絶対にラージサイズで!
間違いなく再訪する予定でございますですぞい。


ごちそうさまでした!

  • モンブランパフェ
  • モンブランパフェ
  • モンブランデセル作成中

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9位

レインボーパンケーキ (明治神宮前、原宿、表参道 / パンケーキ、かき氷)

1回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2018/08訪問 2022/09/27

雨がくる、虹が立つ

待望の……待望の……レインボーパンケーキさんです!

やぁぁあ~~っとこさ行ってきました。
期待値の高いお店は「ここぞという時に」と思っちゃう私。

大事に大事に暖め続けて……ハードルを高くしちゃうのもアレですが。
そのハードルを越えてくれると、感動もひとしおってなもんです。

レインボーパンケーキさんも、そのハードルを越えてくれましたわ。
いやー、素晴らしいお店ですね。感服いたしましたで候。
感動で言葉がおかしくなるのはデフォルトなのでご容赦を。

さてさてコチラは、今更説明する必要も無い程の人気店。
パンケーキ専門店が綺羅星の如く存在する、原宿にあってもまごう事無き一等星。

基本的に行列が無い日は無く、タイミングによっては数時間待ちレベル。
席数が少ないので、待つか待たざるかは結構運に寄るところが大きい。

お店は2F建てですが、1Fは完全予約限定の個室。2Fが一般利用のテーブル席。
入口には大きなフォーク&ナイフのモニュメントがあります。

この日もそこそこ列が出来てましたが、うまい事に前に並んでた方が多人数のグループで、
全員まとまって座る席を希望されてたので、数人抜きでお一人様の私が先に案内されました。

店内は横一列のテーブル席オンリー。かなりこじんまり感があります。
メニューは食事系パンケーキが3つ。デザートパンケーキが5つ。
夏限定でかき氷を出されている分、季節のパンケーキはありませんでした。


以下食べたもの

■マカダミアナッツパンケーキ
一番人気。レインボーパンケーキさんの象徴的なパンケーキ。
パンケーキは2枚。乳白色のミルククリームにナッツが振りかけられたキュートな姿。
横に置かれたナイフとフォークは、パンケーキで出来たラスク。
恐ろしいほどのしっとり感。この生地はヤヴァイ。ガチ勢ですわ。
見た目とは相反したもちっとした生地で、咀嚼するたび幸せの波動。
口の中が「コレ特別」って囁いてくるわいな!(落ち着け)
流しかけられたミルクソースの甘みと、ナッツのコクも合わさって、
最上級のパンケーキといって良いでしょう!ズバリ!

■季節のフルーツパンケーキ
旬のフルーツを数種類使って、生クリームで包んだパンケーキ。
パンケーキは3段。もりもりと生クリームが高く積まれています。
フルーツはバナナ・ブルーベリー・オレンジ・キウイ・グレープフルーツ。
生クリームがふっわふわ~。メレンゲに近いほわっほわさ。
ほわほわだけどしっかり甘いクリームで、フルーツの甘酸っぱさとマッチング。
やっぱりパンケーキ生地はもちっとしてて、すごうまです。


いやぁああ~、こりゃあ美味しいパンケーキ!
有名になり過ぎてどうかな……とも思いましたが間違い無い!
まさに「至高」と言える、素晴らしきパンケーキでした!


ごちそうさまでした!

  • マカダミアナッツパンケーキ
  • 季節のフルーツパンケーキ
  • マカダミアナッツパンケーキ

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10位

ル・ジャルダン・ブルー (小田急永山、京王永山 / ケーキ、カフェ)

2回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥4,000~¥4,999

2019/12訪問 2023/08/21

2019年のクリスマスケーキは「ル・ジャルダン・ブルー」!

先に伺ったお店のレビューがまだまだありますが、ちょっと割り込み。

クリスマスのレビューなので、あんま後になっても……。
まぁ、今時分の公開もちょっと遅い訳ではありますが。

写真編集して、レビュー内容を考えて……。
瞬発的に書く力が無いので、リアルタイムは無理なので。
今後もこんな形が続きますが、お付き合い頂ければ幸いです。

さて、2019年のクリスマス。毎年楽しみなクリスマスケーキです。
仕事が入ってると、本店に伺って……ってのは無理難題ですが、
こういう時に仕事場近くに百貨店があると助かりますね。

今年も新宿で調達。伊勢丹・高島屋・小田急・京王……。
おおっ、ニュウマンも「アヴランシュ・ゲネー」や「ヒロヤマモト」が出すのか。

どこで予約するかってーのも、ちょっと考えちゃうくらい、
各百貨店で確保してるお店が凄いです。毎度の事ですが。

でもやっぱ受け取りが楽なのは高島屋なんですよねぇ~。
ちょっと仕事で遅くなっても、何とかなる距離にあるし。

去年は「クリオロ」のショコラケーキを頂きましたが……。
今年はニュートラルなフレジエ系かな?と思ってたところバッチシハマる奴が。

「ル・ジャルダン・ブルー」です。多摩の超名店。
何でスイーツ百名店に選出されて無いんですかね。明らかな誤りだと思うぜ。

予約がかなーり後になってしまいましたが、
変わり種が捌けやすいのか、12月中旬でもコチラは残っててラッキー。
お仕事終了後、疾風の速さで抜け出して受け取りに行きましたぜ。


以下食べたもの

◼️フレジエ・ノエル
コチラのスペシャリテ的存在であるガトーフレーズのクリスマス仕様。
シンプルなスポンジの草原に、生クリームの森。そして苺達が華やいだ様子を見せる……。
広場にてさえずる小鳥のような、はしゃぐ子犬のような……詩的な表現が思い付かん。
いやー流石。名店中の名店。ホールでも全く飽きないですな。
生地としても本分を失っていない存在感のある生地ですが、
とろーんとした生クリームに見事な調和なり。偉大なスポンジ。
フルーツもほとんどがイチゴ。ブルーベリー・ラズベリーがほんの少しで、
ホントにホントにシンプルで基本的なフレジエですが、素晴らしいクオリティ。
ちょこっと家族に取られましたが、ホール。余裕中の余裕です。


今年も大当たり。最近影の薄いスポンジケーキですが、
「ル・ジャルダン・ブルー」さんはやっぱ違うなぁと再認識。
本店にもまーた行って見たいですわー。


ごちそうさまでした!

この日は新百合ヶ丘・稲城・永山・多摩センター・聖蹟桜ヶ丘周辺へ。

当日のメインに考えていたお店「ル・ジャルダン・ブルー」さん。
多摩地区では屈指の人気。連日お客さんが途切れる事の無い大人気店です。

2001年の「クープ・デュ・モンド」準優勝に輝き、
「フレデリック・カッセル」や「リュック・ギエ」・「レイナルド・プティ」
等で修行された、福田雅之シェフが2004年にオープンしたお店。

正直、京王永山・小田急永山って、辺鄙な場所にあるなぁ~と思いますわな。
ドラクエ4で言うと、サントハイム地区のフレノールみたいな。
……はい。わかりにくいですね。何で急にフレノールが頭の中に出てきたのか自分でも不明です。

駅からも若干遠く、徒歩で10分程度。住宅街の中にそびえています。
外観は白い壁に煉瓦。オリエンタルなテーブルクロスが美しいテラス席。

店内は白とブラウンが基調となった、落ち着いた雰囲気。
シャンデリアが輝き、中央の焼菓子棚には印象的な木のオブジェが。
カフェ席は、店内奥に数席ほど用意されています。

訪問したのは12:00過ぎ頃でしたが、焼菓子棚はかなり寂しいものに。
朝から作っては売れ・作っては売れ状態のようで、工房はかなり忙しそうでした。

当然フレッシュケーキも同様で、お昼まっただ中なのに凄い捌け様。
この時間に来といて売り切れはたまらんと早速オーダー。当然カフェ活用です。


以下食べたもの

■アルハンブラ
ラムレーズンやナッツが入った、ほんのりキャラメル味のチョコレートケーキ。
ザクザクしたクランブル入り。口溶けの良いチョコで、濃厚な味わいですがスッと入ってきます。

■和みのモンブラン
メレンゲが土台のモンブランに、生クリームと大粒の渋皮栗にかのこ豆入り。
懐かしさのあるイエローモンブラン。かのこ豆がちょー沢山!存在感がパないです。
和菓子のようなふくよかな甘さに、メレンゲのザ・洋菓子な軽いザクザク感が非対称で面白い。

■デリス・ピスターシュ
チョコレートムースとピスタチオムースの組み合わせ。
フランボワーズの酸味がアクセント。まるでプリンのようなとろとろピスタチオムース。
この食感は予想外でした。下部のチョコムースは濃厚ですが、ピスタチオムースのとろ感と、
フランボワーズの酸味が加わる事で、大分独特なケーキに仕上がってます。

■トライフル
色とりどりのフルーツ入り。華やかなトライフルです。
フルーツはイチゴ・ブルーベリー・パイン・オレンジ・キウイ・グレープフルーツ・メロン等。
中腹にはスポンジにストロベリージャム。下部にはカスタード。
さっぱりしたフルーツがたっぷりで、一気に口の中が掃除されますw

■キャラノア
キャラメルとチョコレートの二層のムースに、
キャラメリゼされたくるみがアクセント。世界大会出品のスペシャリテ。
外周をまとめるスポンジにもキャラメルの香り。くるみがかなり香ばしいです。

■フレジエ
ふわっとしたスポンジが輝く、シンプルなフレジエ。
王道。まさしく王道を往く柔らかく、ほのかな甘さのスポンジ。
シャンティも滑らかで、イチゴもさっぱり。バランス抜群。

■フロマージュクリュ
キリのクリームチーズを使用した、レアタイプのチーズケーキ。中にはサワーチェリー。
外周はふわふわした質感のスポンジ。かなりチーズがあっさり目。
サワーチェリーの酸味も相まって、かなり軽~いチーズケーキになってます。

■タルトミルティーユ
ブルーベリーをタルト生地に練り込んで焼き上げ。
タルトの上には中央にカスタード。ブルーベリーソースがかけられ、ブルーベリー果肉も。
タルト内部がブルーベリーまみれ!果肉感とタルトのザクザクが旨し。紫色の洞窟や~。


これだけの大人気店ですが、ケーキの値段は200円台~400円台と超リーズナブル!
そんでもってケーキのサイズも大きめで、ケーキ好きには夢のよう……。
店内で頂いている時、ほっぺをつねってしまったのは内緒ですw


ごちそうさまでした!

  • フレジエ・ノエル
  • フレジエ・ノエル
  • 断面

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