あやふさんの行った（口コミ）お店一覧

予約の上、金曜22時過ぎに伺いました。 恵比寿駅から徒歩8～9分。数字だけ見ると遠く感じますが大半はスカイウォークで歩く時間、さほど距離は感じません。お店も道沿いで分かりやすいです。 スタイリッシュながらコンパクトな店内は、2～3人連れの少人数のグループが多め。その位が適正だと思います。 初訪問だったため、料理はお任せコースを。 カウンターのど真ん中に座らせていただいたため、調理風景も説明も堪能させていただきました。 そのくせ必死で食べていたためメニューのタイトルは適当です； ■ 【冷菜2種　盛り合わせ】 ・とうもろこしのムースと生うに 　こちらのお店のスペシャリテ。これを食べないと来た気がしない、帰れないとの声を各所で見かけ、楽しみにしていました。 　折しも旬を迎えようとしているとうもろこし、目を剥く甘さと香り高さ。 　添えられた生うにがなければデザートと称しても違和感がない仕上がりでした。 　さすがにおいしかった。これは次はアラカルトで量を食べたい 笑 ・カルパッチョ 　トマトやオクラ、みょうがをたっぷり付け合わせた初夏仕様のカルパッチョ。爽やかでするっと喉を通ります。 　サラダ側に振られた瑞々しい一皿でした。 【タンポポと生ハムのサラダ】 ほろ苦い西洋タンポポを生ハムで巻いて、バーニャカウダ風のソースをあしらったサラダ。 ナイフを使わないのがサラダの基本だそうですが、こちらはナイフで長さをカットしながらいただきます。 しゃきしゃき歯触りの良いタンポポと生ハムの塩気や香り、味のくっきりしたソースが印象的なサラダでした。独創的！ 【金目鯛のグリル　季節の野菜】 金目鯛のグリルに生のヤングコーン、アーティチョークや青唐辛子を合わせた一皿。ソースもアーティチョークをベースにしたもの。 アーティチョークのもったりしたソースが淡白な金目鯛によく合って、非常においしかったです。言葉まで淡白ですが、おいしいとしか言いようがない。 久しぶりに火を入れたお魚に絶品！を感じました。かりっと焼いた皮目の下で、ほろっと崩れる白身がお見事。抜群の火入れでした。 【ホワイトアスパラガスのグリル　トリュフ添え】 しっかり太いアスパラガスに牛の（！）生ハムを合わせ、ポーチドエッグをベネディクト風にあしらった品。 プラスでちょうどトリュフ大盛りフェアだったそうで、普段使われていないトリュフがこれでもかとかかっていました。香りにおののく量でした(;^-^) 牛の生ハムが珍しかった。厚みがあって力強かったです。土台のホワイトアスパラガスもそれに負けず、旬ならではの瑞々しさがありました。 【フォアグラのカステラサンド】 目の前で調理されている最中は、どちらか別のテーブルのデザートかと勘違いしていたもの。 薄くカットされたカステラにさらっとシロップを染み込ませ、たっぷりフォアグラを挟み込んであります。 フォアグラは甘味に合うから、とシェフの方が組み合わせの妙を説明してくださいました。これまでもエクレアやシュークリームなどと合わせてこられたそうです。そちらも興味… 【すいかのグラニテ】 宮崎から送られてきたというすいかを使ったグラス。グラニテの上に丸くくり抜いた生のすいか、種を模して黒胡麻をあしらってあります。 季節的には早めながら甘みが華やかな、文句なしに清涼感のある口直しでした。 【メイン】 選べるメインでチョイスした鴨のコンフィ。 元々好物なので選びましたが、じっくりじっくり時間をかけてほろほろになった鴨が食べたことのない食感でした。皮がパリガリに仕上がっているのも特筆もの。仰け反る旨さでした 笑 付け合わされた玉葱も驚愕。糖度の強い玉葱だったため強火を入れられず、ホイルでくるんだ上で3時間かけたそうです。これだけでも一皿になれる、二度見するおいしさでした。 ちなみに同行者は牛フィレのグリルを選択。 お相伴させてもらいましたがこれも凄かった！　脂身が少ないお肉を、実にジューシーに色鮮やかに焼き上げてありました。 金目鯛でも思いましたが、こちらのお店は火入れの技術が凄い！ 【〆の一品】 これまた選べる〆の中から塩焼きソバ。 これも常連さん達が愛してやまないとの噂を聞いており、悩みましたが選びました。サイフォン式のトマトラーメンもおにぎり茶漬けも試したかった… 塩昆布とピーマン、パプリカだけのシンプルな一皿。驚きと興奮のコースの〆に、安心して食べられるお味でした。 お店創業当時からあるメニューと聞いて納得。 【デザート】 最後の選べるシリーズから、GAMINの名がついたどら焼き。 どら焼きの生地からその場で鉄板で焼いてくださるこだわりぶり。たっぷりの餡子とアイスで、食べ応えのある一皿です。 食後の飲み物を選ばせてくださり、コーヒーをお願いしました。 終電の時間が迫っており、最後は急ぎ足での賞味になったのが残念…もっとじっくり味わいたかった。 完食の上飲み物まで頼んでおいてあれですが 笑 【番外編・パン】 途中でサーブされるパンは系列店であるパンやお菓子専門のお店、La Base Secrete du GAMINのもの。 基本のバゲットに加え、鰹節を効かせたという個性派が供されました。確かにふわっと鰹が香る。生臭さを感じさせず香りだけを出しているのがさすがでした。 ■ 噂は聞いていましたが本当に隙のない、それでいてこういったおしゃれ有名店の中では群を抜いて親しみやすい、実力派のお店でした。予想を超えました。驚いた。 料理の説明が流れ作業でなく丁寧で、お皿の中の構成説明だけでなく一つ一つの素材の味を最大限に引き出すためどんな手を加えているかまで熱心に伝えてくださいました。獲れたてのお魚は身が柔らかすぎるから一度締めてから洗い流して使うだの、どれだけの時間をかけてコンフィを仕上げているかだの、先に記した玉葱の過程だの。しかもそれを嫌味でなく、空気をみながら必要な分だけ、言葉をかけてくださいました。 またフロアスタッフの方もサーブの合間に適度な距離感で、気安くコミュニケーションをとってくださいます。普段あまりお店の方とお話しするタイプではないのですが、ついつられてそれなりにお喋りしてしまいました。客同士の会話は邪魔せず合間に挟んでくるのが見事です。肩の力を抜かせてくれます。 気楽に愉しく、勿論おいしく、それぞれに合わせたサービスを臨機応変に考えてくださる、素晴らしいお店だと思います。 お伺いした夜、隣席のお客さんがお誕生日だったようで、Dreams Come Trueのバースデーソングの店内BGMとケーキのお祝いが行われていました。当日ぶっつけで組まれたようです。非常に喜ばれてらっしゃいました。 そして私自身、当日は連れと二人でとあるマニアックなライブ帰りだったのですが、会話の端々からライブの内容を察したスタッフさんが帰り際にサプライズでその曲を大音量で店内に流してくださいました。あまりの不意打ちに、膝から崩れ落ちました 笑 私事なのでわざわざ伝えませんでしたが、永く会わなくなる相手との食事でした。 事前情報があろうとなかろうと、お客さんそれぞれに常に誠心誠意サービスしてくださるのでしょう、お店の姿勢のおかげです。暫しの永いお別れの前に本当に思い出深い、素敵なひと時になりました。本当に嬉しかった。 どんな場面でも最高においしく楽しい、特別な時間を過ごせると思います。全力でおすすめします。 ごちそうさまでした。ありがとうございました。 必ずまた伺います！

一期一会の黒板メニュー

最高峰のパティスリー

思い出として残せるお店

まさに三位一体！　ショートケーキの完成形

さらっと喉を通るスマートなジェラート

滋味深いスープ

フルーツだけじゃない実力

京橋の高CPカジュアルイタリアン

初入店に最適、食べ比べコース

揺るぎない味と居心地の良さ

楽しくおいしくにぎやかに

衝撃は退店後に

新宿駅前で時間調整が要った際、近かったので伺いました。 とはいえ小田急ハルク前の老舗甘味屋さんのことは見かけても聞いてもいたため、この機を逃さずの初入店です(*'-')b 確かに年季は入っていますが、明るく開けた店内。 週末の21時前後。夕食後、帰宅前の甘味といったところでしょうか。意外とお客さんで埋まっています。 エプロンをかけた昔ながらのスタイルの店員さんが、注文をとってくださいました。 ■抹茶と中どら焼き 事前に噂で聞いていたどら焼き。お店の名前が焼き印でくっきりと浮かんでます。 きちんと包装された持ち帰りやお持たせとは違って、皮が仄かに温かい状態で出てきました。ちょっと嬉しい。 中サイズが一般的にどら焼きとして見かける大きさ。こちらの皮の特徴、しっとり水分をはらんだ触感や先の温度と相まって、手のひらになじみます。 甘さ控えめながらねっとり煮含められた粒あんが惜しみなく使われ、中サイズでも中々の食べ応えです。中でこれならウィンドウで見かけた大や特大はどんなダメージを食らわされるんでしょう 笑 抹茶の苦味がよく合いました。 ■白玉あんみつ さらっとしながら舌先にコクが残る黒蜜がベースです。先のどら焼きと同じこだわりの餡子に、白玉、寒天、赤えんどう豆、求肥。栗やバナナ、りんごに缶詰みかんなどのフルーツも添えられてます。 黒蜜のくっきりした甘みも印象に残りましたが、メニュー名にもなっている白玉が面白かったです。よく見かけるそれより小さめ、ビー玉大。黒い蜜の中にぽこぽこ幾つも浮かんでいて可愛らしい。長崎のかんざらしを思い出しました。 他にも寒天がちょっとびっくりする量だったり、控えめに添えられたもっちり求肥に作り込みを感じたり。甘味専門店ならではの一杯です。 かしこまらずゆったりと、そこかしこで会話が弾んでいてもどこか落ち着く、ひなびた、懐かしい、実家のような。 時間調整の入店だったためそれほど長く居られなかったのを残念に思えた、居心地の良い空間でした。 次はもっと時間をかけて楽しみに来たいです。ごちそう様でした！

夜のテラス席

嬉し懐かしのB級グルメ

ちょっと新鮮、さらっと焼きそば

謎の中毒性 シャバシャバカレー

経営が心配になる高品質・高CPランチ

がっつり刺身を食らいたい時に