yasu-s1さんが投稿したすし いわお(東京/赤坂見附)の口コミ詳細

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yasu-s1 (50代後半・男性) 認証済

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すし いわお赤坂、赤坂見附、溜池山王/寿司

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2023/02 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

五感全てを楽しませてくれる

今日は赤坂でお寿司食べてきました。
浄土寺の参道を進み、右手に曲がると素敵な雰囲気の佇まいのお店があります。こちらが、いわおさんです。
入店し予約名を告げるとすぐに席に案内していただけました。
まずは大将からご挨拶いただき、軽く緊張をほぐしていただきます。
乾杯はやっぱりビールで。しかし、いわゆる普通のビールは置いてありません。ラインナップは
・箕面ビール
・ROCOCOビール
私は箕面ビールをいただきます。箕面市で作られた地ビールだそうです。
いただいてみると、軽めのコクがある地ビール。って感じ。飲みやすいです。

では本日のお品書き

・蛤の一番出汁
蛤の旨味と海の香りがぎゅーっと詰まってて、とても美味しい♪♪ 空腹の胃袋に染みわたります。

・鮃(大間産)
塩&山葵でいただきます。
まずは塩(たぶん岩塩)から。口に入れると程好き歯応えと溢れ出る旨味。確かに塩が合います。
お次は山葵と醤油で。口に入れるとすりたての山葵がスッと鼻に抜けます。やっぱり魚と山葵は合いますね?塩と山葵。優劣付け難いです。
何よりもこの鮃が美味しいんですが、大将がかける一手間二手間がより一層美味しく食べさせてくれます。

・子持ち槍烏賊
直前に軽く柑橘類の皮をすり下ろしてあり、ほんのり柑橘系の香りが食欲をそそります。
いただいてみると、ねっとりとした烏賊独特の味わいです。味は濃すぎず薄すぎず、絶妙な塩梅です。
ここに先ほどの山葵をのせても美味しいです。

・たいら貝の磯辺焼き
タレにつけて、目の前の七輪でゆっくりと焼き上げてくれます。ほんのりと香ばしさが漂い、香りの良い海苔の下にたいら貝。良い歯応えの向こうには貝特有の強い旨味が溢れています。味わいそのものは帆立にちょっと似ていますね。
とっても美味しいです。

・めじ鮪の燻製 山山葵添えて
目の前で燻製を仕上げてくれます。わりといろいろなお店でもやってくれますが、こちらの大将はちょっと一捻りしてくれますので、なかなか楽しめます♪
いただいてみると、燻製の香りの向こうに程好き爽やかさと旨味を両立させためじ鮪。山山葵特有の味と香りがこの旨味を一段も二段も引き上げてくれています。

・鮟肝(余市)
ただただ美味い・・
余分なしつこさも雑味なく、純粋に鮟肝を味わえます。舌触りも滑らかで、今まで食べた中で一番美味いかも。いや一番美味い!
そして・・やっぱり山葵が合う。

・のどぐろ(金沢産)
紅瞳というブランドだそうです。炭火で香ばしく焼き上げたのどぐろを、器の中でシャリとよく混ぜてからいただきます。
脂がしっかりのってて、赤シャリからわずかに顔を出す酢の香りがとてもよく合います。めちゃくちゃ美味いです。
こちらのお店では安定的にのどぐろを手に入れるために、直接船と契約して仕入れるそうです。こだわりがすごいです。

・ずわい蟹の茶碗蒸し
蟹の旨味と味わいがぎゅーっと。
滑らかな舌触りと食感。この美味しさは私の語彙力では表現出来ません(笑)

握り
・小鰭
締め具合が絶妙です。仄かで爽やかな酢の香りと味わいがたまりません。
・つぼ鯛
優しい甘味がしてシャリとのバランスの良さが光ります。
・赤貝
綺麗にひらいた飾り切り。そしてコリッとした食感がありますが、今まで食べた貝類の食感よりもとても柔らかです。
やはりこれが腕なのでしょうね?
・赤身ヅケ
赤身の優しくしっかりとした旨味と山葵の爽やかな味わいが素晴らしい。
・トロ
余計な脂を感じさせることなく、純粋に口の中でほどけ、溶けていきます。
目で楽しめ、香りを楽しめ、味を楽しめ、いずれも大将の腕が光る素晴らしく美味しい握りでした。

焼物
・銀鱈の西京焼き
銀鱈と西京味噌。鉄壁のコンビネーションですね。
しかし今回ほどのコンビネーションの素晴らしさを体験したことはないかもしれません。口の中でほどけていく優しい食感。西京味噌の甘味。鱈の旨味。本当に美味しいです。

・車海老(天草産)
調理に入る前にまずは食材を見せてくれます。まだ活きてる。海老は臭みが出やすいので、新鮮さが大事ですね。
どんな風に仕上がるのか楽しみ。(タイミングは茶碗蒸しの前あたりに見せていただきました)
さぁ!茹で上がりました。これを大将が握ってくださいます。
まず見た目が美しいです。鮮やかな紅白のストライプ。食べてしまうのがもったいないくらいです。しかし食べない方が勿体無いので、食べちゃいます(笑)
噛めば噛むほど甘味旨味が溢れだしてきます・・ メッチャ美味い!

・鮑と肝ソース
アツアツの器に、鮑と鮑の肝で作ったソース。こんなの美味しいに決まっています!
一口いただくと・・ おぉ!想像のはるか上をいく美味さです!コクと旨味はスゴいのに、雑味等の余計なものは全く感じられません。通常の肝ソースよりもはるかに手間暇をかけて作っているとのこと。そりゃ美味いですよね!
この残ったソースにシャリを投入してくれます。そのシャリの上には極上の雲丹をのせてくれます。
こんな贅沢な食べ方するなんて・・なんて幸せなんでしょう♪
いただく匙は、ウサギさんが描かれた可愛い上品な匙です。
まず雲丹だけを・・ 劇的に美味いです!これだけで十分美味いのに・・  鮑の肝ソースと混ぜていただくと、各々の旨味がしっかりと感じられるのに、口の中で全然ケンカしません。それどころか、お互いが引き立てあっている感じで本当に経験したことのない美味しさです。
少しソースが残ってしまったので。シャリおかわりしちゃいました(笑)

・穴子
蒸したての穴子を握ってくれます。口の中に入れると、穴子がシャリとともに口の中でほどけていきます。その過程で穴子の豊かな旨味が口の中に広がっていきます。

・佐賀香味海苔のお椀
豊かな海苔の香りが感じられ、味も程よい加減でとても美味かったです。

・薄茶
ただの薄茶ではなく、ブレンドされたものだそうです。こちらもとても美味しかったです。

・干瓢巻き
干瓢の甘味とシャリの仄かな塩気のバランスが素晴らしく、お腹いっぱいだったはずなのにペロリといただいてしまいました。

・デザート
全卵ではなく、黄身だけで作ったプリンです。黄身の色が黄色ではなく橙色の濃くてコクのある品種だそうです。
火を入れてない、ってことは生卵?なんて会話を大将と交わしながらいただきます。とても滑らかで不思議な食感。普通のプリンで感じる食感とはどこか違います。
その違いは製法にあります。そしてその製法は秘密(笑) 是非とも召し上がって考察していただきたいです。
それも楽しみのひとつです。

お酒もありきたりのものは無く、非凡な銘柄をご用意いただいています。
いただいたのは鶴齢と無垢というお酒。鶴齢自体は比較的ポピュラーな銘柄であり良くいただくのですが、こちらの鶴齢はいただいたことが無く、そして食事を楽しむにはとても良いお酒でした。
チェイサーのお水も炭酸ありも選べます。

いやいや・・本当に満足しました!
数々のお料理。美しい見た目で目を楽しませ、香りで鼻を楽しませ、味わいで舌を楽しませ、調理する音、食べる際の音、そして大将の楽しいお話で耳を楽しませ、様々な温度の料理で触感を楽しませていただきました。

お客を楽しませたい。喜ばせたい。その思いがとても強く伝わってくる時間でした。

ごちそうさまでした。ランチの「ちらさないちらし寿司」も評判のようです。
一度試してみたいです。

ありがとうございました。

2023/02/19 更新

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