slr7さんが投稿した里味庵(佐賀/唐津市その他)の口コミ詳細

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里味庵唐津市その他/そば

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2018/11 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

わくわくしながら蕎麦を待つ

20181124(土)11:00
佐賀・唐津 再訪

九州で蕎麦と言ったらこちら。「里味庵」さんへ伺いました。

2014年に「里味庵」さんの蕎麦と出会い、これまでにこの蕎麦を超える出会がありません。
田舎系が好きな私にドンピシャ。

この日は蕎麦打ち指導をされていたようで、お弟子さん達が大勢いて
自分たちが打った蕎麦を食べながら、ワイワイ楽しんでいました。

さて、この時期期待するのは新そば。
入り口に「糸島産 在来種 田舎新そば」の張り紙がありましたが、

私:「大将、新そばはどんなのがありますか?」と尋ねると
大将:「どんな蕎麦が好き?」と好みを聞かれ
私:「田舎系が好き」と即答すると
大将:「それなら北海道産 幻のそば牡丹の粗挽きと中挽きがあるので打とうか?」
と言うではありませんか!
私:「大将のお薦めでお願いします。」

こんなやり取りをして、何となく注文確定。
どんな蕎麦がでてくるのか、わくわくしながら蕎麦を待ちます。

「幻のそば牡丹そば」とは?
 北海道内で古くから作られていた品種ですが、背高で倒れやすく
 栽培が難しいうえに収穫量が少ないなど、現在ではその改良種の
「キタワセ」が主流となり、手に入りにくい品種になっていますが
 味や香りが優れ「幻のそば」として根強い人気があるそうです。


こちらのお店でもう一つの楽しみが縁側席。
この日のように、お天気が良いとお日さまに照らされて、ポカポカ最高!
また、縁側に座って外を眺めると、店が山の中腹にあるため
目の前が大きく開けた景色が広がり、気持ち良いのです。

こんなロケーションに癒されていると、太打ちと細打ちのそばが到着。
シッカリと星が入った素敵なフォルムに、期待ましましです。
まずは、何もつけずそのままいただきます。
細打ちから、食感良し、香り良し、あとから甘味がほんのり感じ、のど越し良し。
太打ちは、細打ちより更に強く香りと甘味を感じるので、私は太打ち好み。

岩塩を削りかけて、食べても良し
スプレー醤油を少量かけて、食べても良し
でも、やっぱりそのままが一番美味しい。

つけ汁もあるのですが少々甘めの味なので、つけ汁としては使わずに
食べ終わる頃に出てくるトロトロそば湯を注いで、飲む用にしています。


今回はスペシャルな蕎麦をいただきましたが、お薦めのレギュラーメニューは
 この店の旨さを知るには「里味の香り 1500円」からいただきましょう。
蕎麦の美味しさを素直に感じる事ができると思います。
 初めての客には出さない「里味頑固そば 1600円」は、荒々しくてかなり個性的です。
超粗挽きの粉を使った蕎麦は「噛んで食べる」感覚で、蕎麦の概念がすっ飛びます。
大将の技があって完成する蕎麦で、この粉で蕎麦を打てる人はほんの一握りでしょう。
更科系がお好みの方は避けた方が良いと思います。
 他にも温かい蕎麦やうどんも美味しいらしいのですが、私は未経験です。

蕎麦は注文が入ってから打つので、好みを伝えればお好み蕎麦が食べられます。
部屋の奥で蕎麦を打つので、暖簾をくぐり目の前で大将の技を見る事もできます。
見ためはちょっと怖そうな大将ですが(笑)、気さくに話せる方なので、蕎麦の事を
いろいろ聞いちゃいましょう。
縁側に座って食べてると大体、庭に出てきて話かけてくれます。
香り、味は元より、蕎麦が光る、麺の透明感。などと言う言葉が自然と出てくる会話や
今年の蕎麦の状況、「ぼたん」が幻になった本当の話など聞けました。

毎回、期待を裏切らない美味しい蕎麦をありがとうございます。
ごちそうさまでした。また行きます!


交通案内
 お店の場所はちょっとわかり難いのですが、佐賀県唐津の七山にあり、唐津方面から
R323を進み山崎酒店を左折、案内板通りに山道を登ると、「そば」ののぼりが立っています。
急な下り道があり、車で降りられない事は無いのですが、路肩に車を止めて徒歩で下ると
左手2軒目がお店です。
お店と言っても一軒家ですが、入り口に看板もありますので、ズンズン進んで
玄関から入りましょう。
不定休なので、前日又は当日に電話で確認してから行きましょう。
せっかく行ったのにお休みだと、かなりショックです。(経験者談(笑))

  • ぼたん太打ち

  • ぼたん太打ち

  • ぼたん太打ち

  • ぼたん太打ち

  • ぼたん太打ち

  • ぼたん細打ち

  • ぼたん細打ち

  • ぼたん細打ち

2018/11/30 更新

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