black631650さんが投稿したカフェ・ヴェルディ(京都/北大路)の口コミ詳細

black631650のレストランガイド

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この口コミは、black631650さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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カフェ・ヴェルディ北山、北大路、松ケ崎/カフェ、ケーキ

22

  • 昼の点数:4.8

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 5.0
  • その他の点数:4.8

22回目

2024/01 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク5.0

冬限定グラタン味のホットサンドを

「こういう限定があったとはなぁ」。そう思ったのが冬の時期にこちらで頂いたグラタン味のホットサンドです。

2024/1/4、久々に下鴨神社で開催された蹴鞠はじめを観た後、遅めのお昼に軽食を求め近くにあるこちらの店を訪れました。その際、「おや、前からあったっけ?」と気になったメニューに目が留まりました。それこそが今回コーヒーとセットで頂いた[ホットサンドイッチ 自家製グラタン]です。
サラダや小鉢も付いたここ『ヴェルディ』のホットサンドについて、私自身過去に定番の[タマゴとハム&チーズ]や[パストラミビーフとトマト&チーズ]、[ラタトゥイユ]は何度か頂いたことがありましたが、冬季限定だというこの度の[自家製グラタン]は初めてでした。他所のカフェなどではベシャメルソースを表面に塗った、もしくは生地の一部をくり抜いて器にしたものを[グラタントースト]や[グラタントースト]などという名で扱っておりますが、この度のホットサンドもそれに近い存在です。ホットサンド自体が出来立ての熱々を味わうものですが、その中身の具が同じく熱々が魅力のグラタン風なので、分かってはおりましたがやはり冬のこの時期に食べたくなる味だなぁと実感しました。

私が店の方にうかがったところ、来年以降もこの度の冬限定ホットサンドを提供していきたいとおっしゃっておりました。グラタン好きなど気になった方々は機会があればお試しあれ。

2024/02/21 更新

21回目

2023/08 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク5.0

祝20周年 ヴェルディ下鴨店

「今日のコーヒーも美味しかったです。今後も利用致しますのでこれからも頑張って下さいね」。その日の支払いの際にそう自然と声に出していたのが、京都の下鴨神社近くで誕生し20周年のこちらのコーヒー専門店です。

『ヴェルディ下鴨店』について、つい先日開業から20周年を迎えました。いちコーヒー好きとして私も少なくとも10年以上京都を訪れた際によく足を運んでおりますが、『イノダコーヒ』や『スマート珈琲店』といった老舗の喫茶店・コーヒー専門店が数多くある京都市内でこれだけ長く続いている実力店もそうそうない気がします。
猛暑日になったこの日は真っ先に[幸せ気分のアイスクリームコーヒー]というアフォガードに似たアイスクリームたっぷりのコーヒーを注文しそうになりましたが、まずは[スパイス珈琲アイスクリーム]というアイスと一緒に期間限定の[20th anniversary スペシャルブレンド]を頂き、その後[コーヒースパークリング]という夏らしいドリンクを注文しました。
20周年記念のこの度のブレンドコーヒーは、私のイメージとしてはこの店の定番である[ヴェルディブレンド]の豪華版といった感じで、バランスの良さはそのままで幾分甘さが増したような印象を受けました。ちなみに、このブレンドコーヒーは京都芸術大学にある店舗では扱ってないそうです。
一方、ブレンドの後で頂いた[コーヒースパークリング]ですが、こちらは自家製のコーヒーシロップを炭酸割りしたもので、一部の店で見かける、エスプレッソにトニックウォーターなどの炭酸水で割った[エスプレッソトニック]と異なり予め甘みがあるのでお子さんをはじめ苦いのが苦手な方でも比較的飲みやすいかと感じました。

[20th anniversary スペシャルブレンド]はコーヒー豆だけでなくドリップバッグ、更に限定デザインのキャニスターや巾着袋も販売しております。実際に店側と確認したわけではありませんが、多分今月末頃まで扱っているかと思います。皆さんも下鴨神社周辺を訪れる機会があれば是非こちらまでどうぞ。

2023/08/15 更新

マクアケを通じて究極の水出しコーヒーをゲット

「おぉ、確かにこれはすごいなぁ」。そう実感したのがこの度『マクアケ』を通じて購入した[究極の水出しコーヒー]です。

『マクアケ』とは、商品を先行購入する感覚で新しいサービスやプロジェクトを支援するクラウドファンディングの1種で、それを活用してこの度『ヴェルディ』が作り上げたのが[エチオピア・グジ]という最上級のエチオピア産のストレートコーヒーを使用した水出しアイスコーヒーです。
コーヒー豆は一般的に標高が高いほど成熟に時間がかかってしまうが、その分より熟度が高くなり風味も更に良くなるのだそうです。この度の[エチオピア・グジ]は標高2,400メートル以上の地域で生産された豆のみを焙煎したものです。そこまで標高の高いところの豆はエチオピアでも全生産量の実に0.003%と、非常に貴重で高級品なのです。それが『ヴェルディ』が『マクアケ』を利用した理由です。
水出しコーヒー用のコーヒーバッグ自体は『ヴェルディ』でも以前から夏限定商品として扱っております。私自身そちらも何度か頂いたことがあり、十分美味いなぁと思っております。ただ、この度の[究極]はそれまで頂いたことがないような、まるで果実酒のようなフルーティーな風味があり、その名に相応しい水出しコーヒーだなぁと実感しました。

この度の[究極の水出しコーヒー]は定番の水出しコーヒー用バッグの倍のお値段と、コーヒーとしては非常に高価格帯ですが、この記事を投稿した8/15時点ではまだネットで在庫があるようでした。他のコーヒー豆より在庫量は少ないので、気になった方はお早めに店舗に伺うかネットで注文して下さい。

2023/08/15 更新

19回目

2022/12 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク5.0

12/25だからシュトーレンとクリスマスブレンドを

「12/25に訪れたのならばやっぱりこれでしょう」。そう思ってクリスマスのこの日こちらで頂いたのがシュトーレンとそれにピッタリなブレンドコーヒーです。

私自身はここ『ヴェルディ』はかれこれ10年以上通い詰めているお店の1つで、大晦日や元日といったいわゆる年末年始の時期は何度か利用したことがありましたが、その年末年始直前のクリスマスシーズンはそれまで訪れたことがありませんでした。そんな中、2022年度のクリスマスイブとクリスマスがちょうど土日になり、12/25にスケジュール的に余裕が出来たのでこの機会にと思い店を訪れ、この日に最も相応しいメニューと言えるスイーツ、シュトーレンと、クリスマスブレンドというコーヒーを注文しました。
シュトーレンはクリスマスシーズンになると一部の洋菓子店やベーカリーで目にする定番菓子ですが、ここヴェルディのものも本格的な仕上がりでした。
一方クリスマスブレンドについてですが、『ヴェルディ』ではその年ごとに使うコーヒー豆の種類や焙煎度合いを色々と調整しているらしく、2022年のブレンドはエチオピア産の中でも特に高品質な豆を浅目の深煎りに仕上げ、そこに下鴨本店では初となるブルンジを合わせたものでした。頂いてみると、エチオピアナチュラルの個性が出ているのか深煎りらしい力強さもありつついわゆるモカフレーバーと呼ばれる穏やかで品のあるブレンドとなっており、シュトーレンのような比較的甘めなスイーツにもピッタリなブレンドでした。この味わいはスタバのコーヒー豆で言えば[スターバックス クリスマス ブロンド ロースト]という同じくクリスマス限定のブレンドに近いかもしれません。

シュトーレンはまだしもクリスマスブレンドは来年のものは今年のブレンドとはまた微妙に異なる風味になるかもしれませんが、店側の話によると基本シュトーレンや冬におすすめのスイーツとの相性が特にいいものにするつもりだそうです。興味を持たれた方は是非来年以降にお試しあれ。

2022/12/25 更新

ブラジルの国民酒で香りづけしたコーヒー豆

「へぇ、このヴインテージもまた面白いなぁ」。そう思ったのがこの度こちらの店からお取り寄せした、ブラジルの国民酒と称される酒で香りづけした珍しいコーヒー豆です。

『ヴェルディ』では、これまでにもウイスキーやラム酒といった強い風味の酒に使用していた酒樽で個性的な香りを付与したヴインテージ バレルコーヒーという希少なコーヒー豆を扱っておりました。そして、この度お取り寄せした[ブラジル・ヴィンテージ バレル・カシャーサ]という限定の豆もその1つです。ただ、この度の豆は過去のヴィンテージ バレルコーヒーとはまた少し毛色が異なりました。
カシャーサとはサトウキビを原料としたブラジルのを代表する蒸留酒で、カシャッサやカニーニャ、ピンガとも呼ばれております。聞いたことも無いという方も多いかと思いますが、世界中で広く愛されている[カイピリーニャ]というカクテルを作る際にこの酒が使われており、日本では『サントリー』の[カシャーサ51]が人気です。現地の法律で国産サトウキビの使用や熟度などしっかりとした基準が定められているカシャーサについて、ブラジルのコーヒー農園の中には自家製のカシャーサを作っているところも少なくないそうです。そして、この度のコーヒー豆はそういった自家製カシャーサに使用していた樽にブルボン・アマレロという品種の豆を1ヶ月寝かせ香りづけしたのもののようです。
過去に『ヴェルディ』でも何度か出していた[コロンビア・ダークラム]という豆は誰だって分かると言っていいほどラム酒の香りを感じるものでしたが、今回の[ブラジル・ヴィンテージ バレル・カシャーサ]はダークラムやウイスキーを纏わせたヴィンテージ バレルよりもお酒の風味は控えめで、飲みやすさの中にほんのりとカシャーサ由来と思しき深い甘みとスモーキーな香りを感じられるコーヒーに仕上がっておりました。なお、少し冷ましてから頂くと、よりリキュール感が増した印象を受けました。

これまでのヴィンテージ バレルと同様に数量はかなり限定のため、早々に売り切れ販売終了になる可能性が高いですが、皆さんもよろしければこの度の[ブラジル・ヴィンテージ バレル・カシャーサ]で秋の夜長を楽しんでみて下さい。

2022/10/15 更新

コーヒーの焙煎度合い8段階飲み比べ

「まさか家でこういう飲み比べを楽しめるなんてなぁ」。そう驚いたのがこの度こちらの店からお取り寄せした8段階の焙煎の違いを味わえる珍しいコーヒーの飲み比べセットです。

普段私達がコーヒーと呼んでいる飲み物は、コーヒーノキという植物の種子(*一般的にコーヒー豆と呼ばれているもの)を焙煎し、それを挽いた粉末を湯または水で成分を抽出したものを指します。抽出方法もそうですが、一般的にコーヒーの味を大きく左右するのが焙煎と焙煎する前の豆の品質と言われております。そして、この度『カフェ・ヴェルディ』からお取り寄せしたのが、[焙煎度合い8段階飲み比べセット(ドリップバッグ)]という同じタンザニア産の豆を少し黄土色になってきた頃から深煎りまでの8段階の焙煎に仕上げた計8袋のコーヒー豆のドリップバッグです。
専門学校や一部のコーヒーショップで開かれているセミナー(*一部ではコーヒー教室とも呼ばれているもの)でも焙煎による味の違いを教えることがあり、なかには実際に飲み比べをしているところもあるかと思われます。そして、この度お取り寄せしたのはその焙煎の違いを自宅で、しかもドリップバッグにしているため抽出器具が無くてもお湯とカップさえあればいつでもどこでも飲み比べができるというセットなのです。他のコーヒー専門店でも贈答用などで焙煎度合いの異なるコーヒー豆の詰め合わせセットなどを扱っておりますが、それらは焙煎度合いだけでなく産地や品種も異なったものがほとんどで、この度のように使用する豆(*今回はタンザニア産の豆)が同じのセットは他所にはそうそうないものです。
ドリップバッグには焙煎度合いの浅いものから順に①~⑧と番号が表示されており、私も自宅で①から順に淹れて飲んでみました。①と②については正直コーヒーっぽさはほとんど感じず、そば茶やはとむぎ茶を飲んでいるような気分でした。③になるとようやくコーヒーらしさを感じるようになりましたが、④までは少し気になる渋みやエグみがありました。それから⑤は一般的に浅煎り、⑥は中煎り、⑦は中深煎り、そして⑧は深煎りと呼ばれる焙煎度に仕上がったものでした。個人的には今回頂いた中では⑦が一番美味しいと感じましたが、人によっては⑥や⑧なども気に入るかもと感じました。

私個人は実店舗も含めこれまでにも『カフェ・ヴェルディ』でいろんなコーヒー豆を購入してきたつもりですが、その中でもこの度の焙煎度合いが異なる8種類の飲み比べセットが最もマニアック向けな商品だと感じました。人によっては「わざわざあまり美味しくないものまで入れるなんて」と思うかもしれませんが、個人的には同じ豆での焙煎度合いの違いを家庭で気軽に楽しめるなんて滅多に出来ない体験だと実感しました。具体的にいつまで扱っているかは確認しておりませんが、大のコーヒー好きやコーヒーショップやカフェの開業を考えていらっしゃる方は是非検討してみて下さい。

2022/09/21 更新

16回目

2022/08 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク5.0

大人なミルクコーヒー&コーヒークリームあんみつ

「これは他所のコーヒー専門店や喫茶店でもなかなかないかも」。そう思ったのがこの度こちらで頂いた大人なミルクコーヒーとコーヒークリームあんみつです。

つい先日の8/12にここ『カフェ・ヴェルディ』が開業19周年を迎えました。そして、この日下鴨神社を参拝した後にランチにホットサンドを頂こうと店を訪れたところ、“ブランデー薫る夏のミルクコーヒー”と“コーヒースパークリング”という19周年記念の限定メニューを扱っておりました。どちらにしようか迷いましたが、今回はホットサンドとともに個人的により気になった“ブランデー薫る夏のミルクコーヒー”を注文してみました(*ちなみに、ホットサンドの中身は数種類あり、今回はラタトゥイユを選びました)。
こちらは濃いめに抽出した(恐らく深煎りの)コーヒーにアルコールを飛ばしたブランデーとたっぷりの牛乳を合わせたものです。言うなればカルーアミルクに似たミルクコーヒーです。頂いてみると、甘さ控えめで且つブランデーの香りもほのかに香る程度でした。とは言え決して薄っぺらいわけではなくゆっくりと堪能したい、そんな上品さがありました。一般的なカルーアミルクは私個人はちょっと甘過ぎかなと感じるのですが、この度のミルクコーヒーならばアルコール分はほとんど無くコーヒーやブランデーの上品な風味を楽しめました。
さて、ホットサンドとミルクコーヒーを平らげ、後は自宅用のコーヒー豆を買って帰るだけ、そう考えていたのですが、この日は天気が不安定で店を出ようとしたら激しい雨が降ってきました。この時折りたたみの小さな傘しか持っておらず、そのまま外に出るのは嫌だなぁと思い、雨が止むまでもう少し店でゆっくりしていくことにしました。その際ただ待つのも気が引けたので、食後のデザートとして“ヴェルディしぐれ”というスイーツをホットコーヒーとセットで追加注文しました。
“ヴェルディしぐれ”は『ヴェルディ』の近くにある和菓子店・甘味処の『宝泉堂』の糸寒天とつぶあん、ほうじ茶アイスクリームと自家製コーヒーゼリーを合わせたクリームあんみつです。つぶあんやほうじ茶アイスの上品な甘さ、ゼリーのほろ苦さと香り、糸寒天の絶妙な食感(と言うより口溶けかな?)を楽しめ、並みの甘味処のクリームあんみつより美味いなぁと実感しました。また、このあんみつに店の定番コーヒー“ヴェルディブレンド”がまたよく合っておりました。

19周年記念の限定ドリンク及び“ヴェルディしぐれ”が具体的にいつまで扱っているかは確認しておりませんが、皆さんももし近々『カフェ・ヴェルディ』に足を運ぶ機会があれば是非これらのメニューをお試しあれ。

2022/08/16 更新

特別なグアテマラ産コーヒー豆

「通常のものより確かにしっかり味かも」。そう感じたのがこの度の希少なグアテマラ産のコーヒー豆です。

南米グァテマラのコーヒーはここ『ヴェルディ』の中深煎りの中でも人気の高い豆ですが、つい先日ホームページで店側の説明によると例年ならアメリカの某S社(もしかしてスタバ?)が買い占めてしまい他では出回らないという珍しいグァテマラコーヒーがコロナの影響で少量入ったと知り、試しにお取り寄せしてみました。それがこの度の[グァテマラ レイトハーヴェスト]です。
コーヒー豆は農産物であり、当然収穫時期というものがありあます。グァテマラでは一般的に12月~3月にかけて収穫されますすが、標高2,000mを超える場所にある[ラ・クプラ農園]という農園では気温の関係でより時間をかけて実が成熟するため、収穫期が他より後の5月、レイトハーヴェスト(遅い収穫)になるそうです。そのため、ここの豆は通常のものよりもギュギュっと味が詰まったものになるそうです。実際、私も今回初めてレイトハーヴェストのグアテマラコーヒーを淹れて飲んでみたところ、定番の[グァテマラ・アンティグア]よりも深いコクを感じました。

こちらの特別なグアテマラコーヒーについて、2022/6/16時点では店側のホームページでまだ取り扱っている模様でした。気になった方は在庫がなくなる前にどうぞお試しあれ。

2022/06/18 更新

白ワインみたいなコーヒー

「ふむ、確かに赤より白っぽいかも」。そう感じたのがこの度こちらのお店からお取り寄せした“カフェ ヴィーニョ”という白ワインを彷彿させるコーヒーです。

“カフェ ヴィーニョ”とは、ポルトガル語で「ワインのようなコーヒー」を意味します。ブラジルにあるサンタカタリーナ農園では、これまでも赤ワインのようなコーヒーを作ってきたそうなのですが、この度なんと白ワインのようなフレーバーのコーヒー豆が採れたらしく、それを浅く焙煎したのが今回のコーヒーです。私自身は過去に『ヴェルディ』でウイスキーやラム酒の樽に詰めてその風味を纏わせたコーヒー豆を頂いたことがありますが、今回の豆はワイン樽に詰めたわけではなくそれ自体がワインみたいな味わいがありました。しかも、個人的には芳醇で重厚な風味を持つ赤ワインというよりもフルーティーで軽やかな白ワインを思わせる風味だなぁと実感しました。

それまでにも「ワインのような」と謳ったコーヒーを何度か頂いたことがありましたが、それらと比べてもこの度の“カフェ ヴィーニョ”は珍しい逸品だと感じました。この記事の投稿をした時点(*2022/4/25時点)ではまだ扱っておりましたが、ごく少量だけの入荷のため間もなく在庫が無くなるかもしれません。気になった方はお早めにどうぞ。

2022/04/25 更新

2月限定の3種のチョコレートケーキ

「洋菓子専門店でもそうそうないかも」。そう思ったのがこの度こちらのコーヒー専門店からお取り寄せした2月限定の3種のチョコレートケーキです。

バレンタインシーズンになるとチョコレート風味のパウンドケーキやそれに似た比較的日持ちしやすいケーキを目にする機会が増えますが、先日ここ『カフェ・ヴェルディ』のホームページで興味深いチョコレートケーキを見つけ、試しに頂いてみようと以下のケーキをお取り寄せしてみました。
◆ダークラム
ラム酒の風味が香るケーキ。ラム酒やブランデーを加えたチョコレートケーキもいろいろありますが、この度のラム酒はほんのりと香る程度で、お酒が苦手な方でも比較的食べやすく頂けるかと思います。
◆ローズ
チョコレートケーキでは珍しい(と私は思う)バラの風味を加えたもの。そのエキゾチックな香りはいわゆる[女性]をイメージさせるもので、なんだか心をくすぐられた気分になりました。なお、チョコチップの食感も個人的にはいいアクセントだなぁと感じました。
◆オレンジ
オレンジピールやコアントローの香りを付与したもの。チョコレートでは定番とも言われる組み合わせですが、濃厚なチョコと爽やか且つちょっとほろ苦いオレンジのバランスが良く、「やっぱりいいよなぁ」と実感しました。

コーヒーが主力の店で3種類のチョコレートケーキを扱っているところはそうそうないかと思っております。バレンタインデー以降も扱っているようですので、皆さんもよろしければお試しあれ。

2022/02/09 更新

東ティモール初代大統領絶賛のコーヒー

「流石『ヴェルディ』だな」。そう感じたのがこの度お取り寄せした、東ティモールの初代大統領が絶賛したというコーヒーです。

店のホームページによると、昨年の2021年11月、京都国際平和構築協会、及び世界連邦日本国会委員会が主催した国際フォーラムへ参加するため、東ティモールの独立に尽力した初代大統領のシャナナ グスマン氏が来日したそうです。そして、グスマン氏をはじめそのフォーラムの出席者に提供され好評を博したコーヒーこそ、今回お取り寄せした『ヴェルディ』の“東ティモール・コカマウ・JASオーガニック”(中深煎り)です。
このコーヒーの味は、酸味や苦味は控えめで且つしっかりしたボディがありました。コーヒーもいろいろあり、好みも人それぞれではありますが、こちらは恐らく多くの方がコーヒーと聞いてイメージするであろうバランスの良い風味で、『ヴェルディ』が「古き良きコーヒー」と表現したのも分かる気がしました。
ちなみに、ここ『ヴェルディ』は東京の『カフェ・バッハ』という店を総本山とした『バッハコーヒーグループ』というグループの店の1つで、2000年の九州・沖縄サミットでは『カフェ・バッハ』が、2019年のG20大阪サミットでは大阪にある同グループ店の『カフェ バーンホーフ』がコーヒーを提供しております。私自身各店舗のコーヒーを頂いたことがあり実感しておりましたが、今回そのクオリティーの高さを改めて認識しました。

この度の東ティモール産のコーヒーは1月末までの数量限定です。無くなり次第販売終了となるので、大統領が絶賛したコーヒーを試してみたい方々はお早めに・・。

2022/10/15 更新

ヴェルディのトラジャ

「おぉ、ここのもいいなぁ」。それがこの度頂いた『ヴェルディ』のトラジャコーヒーに対する感想です。

トラジャコーヒーと言えば、かつて戦争の混乱で市場から姿を消し[幻のコーヒー]と呼ばれていたが、皆さんご存知の『キーコーヒー』が復活させたことで有名なインドネシアのコーヒーです。個人的にはトラジャはそれまで『キーコーヒー』のものしか頂いたことがありませんでしたが、つい先日ここ『ヴェルディ』でも数量限定でトラジャが販売されたことを知り、この度同じインドネシア産の定番、マンデリンと共にお取り寄せしてみました。
家で受け取った後、先に定番の“マンデリン クリンチマウンテン”から淹れて頂きました。マンデリンはインドネシアのスマトラ島産の大粒アラビカ種を指し、ここのはそのマンデリンの産地の中でも最高標高地域、クリンチマウンテンだけを集めたものだそうです。こちらはパンチの効いた苦味が大地を思わせる力強いコクとボディを引き立てておりました。
その後、今回の主役、“インドネシア・トラジャ・ランテカルア農園”を淹れてみました。トラジャの産地はマンデリンのスマトラ島ではなくスラウェシ島であり、この度のは現地語で「8つの山々」という意味の名が付いたランテカルア農園による単一農園産のものだそうです。こちらのコーヒーもコクがありましたが、力強いコクと共にザラメにも似た優しい甘さが口の中に残りました。好みは人それぞれですが、ブラックで飲む場合より飲みやすいのはトラジャの方かもしれません。

生産国は同じインドネシアで、前回取り寄せた“タンザニアAA”と“キリマンジャロ”とは異なり焙煎度合いも同じ(*中深煎り)であるにもかかわらず、この度頂いた定番のマンデリンと限定のトラジャの味わいははっきり異なっておりました。コクのある味わいがお好きな方をはじめ気になった方は参考にしてみて下さい。

2021/07/20 更新

本物のキリマンジャロ

コーヒーに詳しくない方々でも[キリマンジャロ]という名は聞いたことがあるのではないかと思います。なかには「うん、知っている。私の好きな銘柄でよく頂いてます」という方もいらっしゃるかもしれません。ですが、それは果たして正真正銘の[キリマンジャロ]でしょうか?

[キリマンジャロ]とはそもそもタンザニア北東部にあるアフリカ大陸の最高峰の山の名称です。そして、『ヴェルディ』の説明によると、日本で売られている[キリマンジャロ]という名のコーヒーの多くはキリマンジャロ山から遠く離れた地域で作られたものなのだそうです(*『ヴェルディ』曰く、熊本や函館で作ったものに[富士山]という名を付けているようなものだそうです)。また、一般的にキリマンジャロ近郊で作られる豆は良質なものが少ないようです。そういった理由から、ここ『ヴェルディ』ではこれまでキリマンジャロから遠くの地にあるタンザニアのスペシャルティコーヒーを[タンザニアAA](*【AA】は最高ランクの品質を意味します)という名称で販売してきました。
そんな中、つい先日キリマンジャロ山麓で作られた高品質のコーヒー豆を少量入手したことを店のホームページで知り、今回定番の[タンザニアAA]と共にその本物の[キリマンジャロ]を取り寄せてみました。
この度の[キリマンジャロ]は焙煎度は中煎りで、ペーパードリップで淹れてみたところ、酸味は思っていた以上に柔らかく、最初は熟れた桃のような風味で、その後ビターチョコみたいな甘みが感じられました。一般的にタンザニアのコーヒーは強い酸味と柑橘類のような香りが特徴と言われており(*定番の[タンザニアAA]もフルーツで例えるならオレンジっぽい気がします)、正直今回の[キリマンジャロ]にはちょっと驚きました。

『ヴェルディ』の[タンザニアAA]は中深煎りであり、無論焙煎度の違いも影響しているとは思いますが、それを加味しても産地が同じタンザニアでもこうも味わいが変わるものなのかと今回実感しました。好みは人それぞれなのでどちらが上かと一概には言えませんが、皆さんもこの機会に正真正銘の[キリマンジャロ]を試してみては如何でしょうか?

2021/06/27 更新

イエメニア、それはイエメン産の新品種のコーヒー

【THE COFFEE DISCOVERY OF THE CENTURY(世紀のコーヒー発見、コーヒー史の新たな1ページ)】-。そう称されたのがこの度頂いたイエメン産の新品種のコーヒーです。

コーヒーの品種は大まかには[アラビカ]・[ロブスタ]・[リベリカ]の3種類に分けることが出来ます。その中で、スペシャリティコーヒーをはじめ一般的に香りが良い高級品種にあたるのが[アラビカ]です。そして、この[アラビカ]は[ティピカ]・[ブルボン]という品種がその祖、母体なのだそうです。ですが、最近イエメンで新たに発見されたある固有種が、遺伝子検査によって[ティピカ]・[ブルボン]と同列の新たな母体品種であることが判明したそうです。それこそが今回『ヴェルディ』からお取り寄せした“イエメニア(YEMENIA)”という中煎りのコーヒー豆です。
この新たな品種の名称、[YEMENIA]の[NIA]は女性名詞で、[母体品種]という意味があるそうです。家で受け取った後、早速淹れて頂いたところ、全体的にはとても落ち着いた印象を受けました。具体的には、優しい酸味とまろやかなコクが合わさった、まったりとした口当たりがあると感じました。ただ、同封されていた店側からの手紙によると、この度の豆は全く扱ったことがない品種ということで、今後焙煎度合いを若干修正する可能性があり、次に取り寄せたものと今回のもので少し風味が変わることもあるかもしれないそうです。個人的にはこれまでにも『ヴェルディ』でいろんなコーヒー豆を購入してきたつもりですが、この度のような風味の変更もあり得る豆は初めてでした。

コーヒーの歴史に新たな一歩を踏み出すともいわれるこの“イエメニア”について、現在世界中のスペシャリティコーヒー業界で激しい争奪戦が行われるほど希少らしく、この度『ヴェルディ』から取り寄せた“イエメニア”も100gで¥4,200とかなり高額(*店で扱っている定番の豆と比べ7倍ほど)でした。価格が価格なので「気軽にお試しあれ」なんてとても言えませんが、それでも味はとても上品なものであるのは確かだと感じたので、個人的には一度は試す価値はあると思っております。『ヴェルディ』では5/27から“イエメニアSPブレンド”という“イエメニア”入りの特別なブレンドも出したので、そちらも含めよろしければ参考にしてみて下さい。

2021/05/27 更新

ヴィンテージなフレーバーコーヒー

「まるで上品な古酒やカクテルみたいだ」。そう感じたのが先日こちらの店からお取り寄せした、酒樽で香り付けしたフレーバーコーヒーです。

先にお伝えしておきますが、この度取り寄せたのは期間・数量限定の商品で、この投稿をした時点で完売しておりますので、予めご了承お願い致します。
昨年末、こちらのコーヒー専門店でまるでカレーのような風味がする珍しいコーヒー豆をお取り寄せしたのですが、先月の2月と今月の3月に取り寄せたのも扱い量が非常に少ない希少なコーヒー、ウイスキー及びラム酒のフレーバーコーヒーです。
◆ブラジル・ヴィンテージ バレルコーヒー
2月に取り寄せた、ブラジル産のスペシャルティコーヒーをウイスキー樽で1か月寝かせた中深煎りのコーヒー豆。以前、東京の目黒にある話題の『STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO』でも販売されたことで多くのコーヒー好きが注目しているというウイスキーフレーバーのコーヒーですが、中には過剰にウイスキーの香りを付けたようなものもあるそうです。その点、今回の豆は特に過剰なウイスキーの香りは無く、醸造樽特有のスモーキーな香りととほんのりとした甘み、すっきりとした飲み口で思っていたよりも軽やかな印象を受けました。
◆コロンビア・ダークラム
3月に取り寄せた、コロンビア国内でも標高が1700~1900mに位置する『プリマヴェーラ農園』という農園のスペシャルティコーヒーを、オーク材を使ったヴィンテージもののラム酒の樽で3か月寝かせて仕上げた深煎りのコーヒー豆。ホームページでは【『ヴェルディ』史上最も鮮烈な香り】だと紹介されており、実際に袋を開けた瞬間、甘く芳醇な独特な香りが部屋中に広がりました。これまでにもいろんなコーヒーを頂いてきたつもりですが、それと比べてもこの度のコーヒーの香りのインパクトはトップクラスでした。家で淹れてみたところ、香ばしさと共に上等なラム酒やそれを使ったパウンドケーキのような風味を堪能出来ました。気に入るかどうかは別として、その鮮烈な風味はコーヒー好きでなくとも並のコーヒーではないと感じるだろうと思いました。

この度の投稿を見て、「なんだ、もうそのコーヒー豆は無いのか」とがっかりした方もいらっしゃるかもしれません。そういった方々には対しては大変申し訳ないと思っております。ただ、それを分かったうえで今回の投稿をしたのは、ここ『ヴェルディ』では不定期でこういった珍しいコーヒー豆を扱っていることをいちファンとして少しでも皆さんに知っていただければと考えたからです。もしかしたらまた面白いコーヒー豆が登場するかもしれないので、コーヒー好きをはじめ興味を持たれた方はたまにでもいいので『ヴェルディ』のホームページをチェックしてみて下さい。

2021/03/19 更新

まさかのカレー風味?!なコーヒー豆

「ん?・・何それ?!」。この度こちらの店からコーヒーをお取り寄せしたのは、まるでカレー風味だと謳ったコーヒーです。

新型コロナの流行拡大を受け、個人的には今年の8月以降『カフェ・ヴェルディ』に行くのを自粛しておりました。ただ、何年も通い続けてきた者としては少しでもお店に貢献出来ればと思い、年末年始用にコーヒー豆をお取り寄せしようとつい先日店のホームページをいろいろと見ておりました。そんな中、とても興味深いコーヒー豆のセットを見つけました。それがこの度取り寄せた“フルッタメルカドン 3種セット”で、その中でも最も興味を持ったのが“マサラメルカドン”と名付けられたカレー風味だというコーヒーです。
“フルッタメルカドン(Fruta Mercadao)”は、ブラジルのセラード(サバナ)地域で8年の歳月をかけて研究、生産された、日本語で[フルーツ市場]という意味を持つコーヒーです。一般的にブラジル産のコーヒーと言えばチョコやナッツのような味わいだと言われておりますが、店主の続木氏がブラジルへ買い付けに行った際に仕入れることを即決したというこちらのコーヒーは他にはないフルーティーな風味が特徴です。そして、少し前にその“フルッタメルカドン”を生産している農園で何故かカレー風味のコーヒー豆が出来たということで、ピーベリー(一般的な楕円形でなく丸々とした形の希少な豆)と共にそちらの豆も仕入れたそうです。それら3種類をセットにしたのがこの度取り寄せた“フルッタメルカドン 3種セット”です。
届いてすぐにこの3種類のコーヒーを飲み比べてみました。
まず通常の“フルッタメルカドン”ですが、こちらはワインのような芳醇な香りや様々なラズベリーにも似た酸味があるなぁと感じました。
続いて“フルッタメルカドン ピーベリー”については、上品でフルーティーな香りでありながら、通常の“フルッタメルカドン”より幾分あっさりしていた気がしました。出来るだけ飲みやすいものがいいという方にはこちらをおすすめします。
そして、一番気になっていた“マサラメルカドン”ですが、マサラとはスパイスのことで、他の2つの豆と比べ[繊細]や[華やかな]よりも[複雑]という表現が似合う印象を受けました。唐辛子や胡椒のような刺激はありませんでしたが、その複雑玄妙とも言うべき奥行きのある風味は確かにスパイスミックス、つまりカレーみたいだと感じました。
ちなみに、“マサラメルカドン”は単体での販売はしておらず、“フルッタメルカドン”と“フルッタメルカドン ピーベリー”のどちらか一方、もしくは両方で計2袋(*1袋100g)購入した場合にサービスとして1袋頂けるということです。

この度の“フルッタメルカドン 3種セット”は“マサラメルカドン”の在庫が無くなり次第販売終了だそうです。ピーベリーはもちろん通常のも充分希少ですが、マサラは意図して作られたものではなく偶然の産物で、この機会を逃せば二度と飲めない味わいとのことです。コーヒーがお好きな方はお早めに購入を検討してみて下さい。

2020/12/29 更新

6回目

2020/08 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク5.0

17周年記念のオレンジアイスコーヒー

「おぉ、レモン以外もイケるんだなぁ」。この日こちらで頂いたのは、オレンジを使った冷たいアレンジコーヒーです。

8月のこの日、久々に店を訪れると店頭のボードに大きく17thの文字が書かれておりました。そう、ここ『カフェ・ヴェルディ』は2020/8/12に開店17周年を迎えたのです(*私が訪れたのはそれより数日前です)。そして、それを記念して考案されたメニューがこの度頂いた“オレンジアイスコーヒー”です。
こちらのコーヒーは自家製のオレンジシロップを皮ごと加えたアイスコーヒーです。なんでもこの店の店長がかつて旅行中にコーヒー嫌いのご友人が美味しそうに飲んでいたオレンジ風味のコーヒーの味わいに驚き、それをきっかけに理想の味を求め自らオレンジのシロップまで手掛け完成させたものだそうです。
少し前にもスタバやドトールでレモネード風のコーヒーを頂きましたが、同じ柑橘類でもオレンジのコーヒーはあまり見かけない気がします。頂いてみると、コーヒ自体の風味と共にシロップのまろやかな甘みとほんのりとしたオレンジの香りが口の中に広がりました。先述のレモネード風よりも幾分酸味は穏やかで、酸っぱいのが苦手な方でも飲みやすいと感じました。

ざっとですが、ネットで見たところオレンジジュースを使ったオレンジアイスコーヒーのレシピがいくつかありましたが、この度ヴェルディで頂いたのと同様のものは見つかりませんでした。他の店でもなかなか目にしないこちらのアレンジコーヒー、皆さんも機会があれば是非お試しあれ。

2020/08/23 更新

コーヒー豆とアイスコーヒーをお取り寄せ

「やはりクオリティが高いよなぁ」。そう実感したのが、この度取り寄せたこちらの店のコーヒー豆とアイスコーヒーです。

京都にも人気のあるコーヒーショップや喫茶店が多々ありますが、その中でも個人的に特に気に入り頻繁に訪れていたのがここ『ヴェルディ』です。ですが、新型ウイルスの感染流行を受け、今年の春以降店へ訪れるのを控えておりました。ただ、日に日に『ヴェルディ』のコーヒーが恋しくなり、「店に行けないならば、せめて・・」という思いでつい先日、それまで頂いたことがなかったコーヒー豆2種類とリキッドアイスコーヒーをお取り寄せしました。
◆ブラジル・ナチュラル “フルッタ・メルカドン”
日本語でフルーツ市場という意味を持つコーヒー。天然酵母をコーヒーチェリー(コーヒーの果実。私達がよく目にする豆はその果肉を取り除いたものです)にかけて作るという独創的なコーヒー。私も頂くのは初めてでしたが、頂いてみると程良い酸味で、華やかというよりフルーティーな風味を感じました。また、熱いときはフレッシュ、冷めたときは穏やかと異なる印象を受けました。
◆ヴァイスブレンド
京都芸術大学の副学長でもある小山薫堂氏の「キレがあって、コクのある、すっぱくない珈琲」というリクエストに応え、店主が独自に配合した中深煎りのブレンド。私の印象では酸味や苦味が控えめで、深煎りに匹敵するほどの甘みやコクを有しつつも重く感じることはありませんでした。
(*このコーヒーは店舗での飲用及び豆の販売は通常は京都芸大にある店舗のみだった気がするのですが、この度のお取り寄せの発送元が下鴨になっていたので、今回はこちら下鴨の店舗への投稿でコメント致します。)
◆リキッドアイスコーヒー
紙パックに入った無糖のアイスコーヒー。記憶が曖昧でかつて店で頂いたのと100%同じであるか断言は出来ませんが、この度のも尖った酸味や不快に感じる程の苦味は無く、芳醇な香りがあるなぁと感じました。

これまでも店を訪れた際はほぼ毎回コーヒー豆を購入して、自宅で淹れて楽しんでおりましたが、この度取り寄せた豆やアイスコーヒーもとても質の高いものでした。いつかまた店に伺えるようになることを祈りながら、今は家で『ヴェルディ』のコーヒーを味わっていきたいと思います。

2020/07/28 更新

4回目

2019/05 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク5.0

絶品あんこのホットサンド

「ここのが一番好きかも」。そう思ったのが、この度コーヒーと一緒に久々に頂いたあんバターのパンでした。

ここ『ヴェルディ』から5分ほど歩いたところに『宝泉堂』というあんこに定評のある(*わらび餅も大人気です)和菓子店があるのですが、そこから仕入れるあんこを使って作るのがこの日コーヒーとセットで注文した“あんこホットサンドウィッチ”です。
こちらは丹波大納言の粒あんと求肥(*求肥も宝泉堂謹製かも)、バターを挟んだホットサンドウィッチです。その上品な甘さもさることながら、ぜんざいとあんころ餅のいいとこ取りと言うべきとろっした口当たりが実に印象的でした。更に、そこに添えられたバニラアイスクリームを加えれば美味しさが倍増します。ホットサンドは他にもハムたまごやパストラミビーフといった軽食向けのものもありますが、この度のスイーツホットサンドもイチ押しの逸品です。
ちなみに、今回サンドと共に頂いたコーヒーはこの店では初めて頂くカフェインレスのコーヒーです。穏やかながらも上品な風味が確かにあり、他のコーヒーにも引けを取らない味わいでした。

小倉トーストなどのあんバターパンが好きで普段からいろんなカフェで頂いておりますが、ここの“あんこホットサンドウィッチ”はその中でもトップクラスの美味しさです。皆さんも近くに寄った際は是非コーヒーと共に一度味わってみて下さい。

2020/07/28 更新

3回目

2019/01 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク5.0

蹴鞠はじめを見る前に

「先にコーヒーを頂いておくか」。この日、正月の伝統行事の“蹴鞠はじめ”を観に下鴨神社を訪れたのですが、早く来すぎてしまい、時間潰しに足を運んだのが近くにあるこちらのお気に入りのコーヒーショップです。

今回はまだ頂いたことがなかった深煎りのブルンジ産のコーヒーと、キャラメルナッツ味のトーストを注文しました。
ブルンジとはアフリカにある国の一つで、いわゆる『キリマンジャロ』で有名なタンザニアと国境を接しております。そのコーヒーはどのようなものかというと、アフリカ産のコーヒーに多い特徴的な酸味は控えめで、深煎りでもふんわりと軽い印象を受けました。強い苦味や酸味などの刺激を求めるのではなく、優しい香味のコーヒーが好きな方にはぴったりなコーヒーだと言っていいでしょう。
一方、キャラメルナッツトーストについては、バタートーストに自家製のキャラメルとミックスナッツをかけて焼き上げたものです。キャラメルというと割と甘い味付けのものが多いですが、このトーストの場合は甘さ控えめで、甘いものが苦手な方でもイケると思います。キャラメルとナッツの香ばしさがコーヒー(特に今回頂いたような深煎りコーヒー)ともよく合い、個人的にはジャムトーストよりもおすすめです。

毎年大勢の方が下鴨神社の蹴鞠はじめを観に訪れることもあり、この日もこちらの店には続々とお客さんが来ておりました。タイミングによっては多少待つ可能性はありますが、美味しいコーヒーでゆっくりしたい方は是非足を運んでみて下さい。

2019/02/08 更新

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