この口コミは、ランチザンさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数：4.5
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￥1,000～￥1,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 3.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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［ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気3.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク- ］
噛み締めるほどに蕎麦の香りが口の中に広がる
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2014/04/26 更新
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仕事の通りすがり、こちらでの評価を見て以前から気になっていたのでお昼に寄らせていただきました。
平日でお昼すぎのためか、店内は空いていましたが、土日は結構混雑するようです。
仕事中ってこともあり、メニューに「急ぐときにどうぞ」と書かれている「そば通」を注文いたしました。
こちらのメニューは、三色辛味大根ぶっかけそば、水そば、10割粗碾もりそばの組み合わせです。
それぞれの感想は以下のとおり
三色辛味大根ぶっかけそば
名前の通り、辛味大根のぶっかけ蕎麦です。
やや粗挽きの二八蕎麦に辛味大根二種を乗せたお蕎麦で、店を代表するメニューの一つだそうです。
三色にする際のギミックが楽しいです。
個人的にはシンプルな蕎麦が好みなのですが、見た目と辛味で楽しませていただきました。
暑い夏などに啜ると最高なのではないでしょうか。
水そば
粗挽きにした蕎麦の実を練りこんだ蕎麦を厚目切って、水に入れたものが出てきました。
かなりの粗挽きで、これまで見たことがないぐらいの挽き加減です。
一瞬、どうやって食べたものか悩んでいたのですが、よく噛んで食べるとよいとのこと。
噛み締めると、蕎麦の粒のプチプチとした食感と蕎麦の香り、甘みが口の中に広がってきます。
汁がない分、蕎麦の香りが強く感じられます。
10割粗碾もりそば
先にでてきた水そばの、もりそばバージョンです。
かなりの粗挽き蕎麦粉を練りこんだ十割蕎麦。
写真にはうまく映りませんでしたが、練りこまれた粗挽きの蕎麦が見えて、インパクトも十分です。
お味の方ですが、私の通常の蕎麦の食べ方をすると、このお蕎麦は堪能できません。
よく「そば通は蕎麦を噛まない」というような記述を見かけますが、
個人的には、蕎麦の味や香りを楽しむためにはある程度、咀嚼が必要と考えております。
ただし、よく噛んでしまうと蕎麦の持つざらっとしたのど越しを味わえないってことで、
これまでは、何回か噛んで、蕎麦の香りが口の中にあふれたら、飲み込むという食べ方をしておりました。
上記の食べ方で、数口食べてみたのですが、見た目のインパクトほどの感動がありません。
すると、ご主人から「その蕎麦も、よく噛んで食べてみてください。」とのご助言をいただきました。
そこで、いつも以上に噛み締めてみると、蕎麦の香りと甘みが広がります。
汁も濃い目で、蕎麦の香りに気を使っておられるようです。
のど越しこそ感じられないものの、蕎麦の食べ方として、一つの完成形なのではないかと感動した次第です。
そばがき
もりそばで感動してしまい、粗挽き蕎麦で作った蕎麦が気になってしまい、追加で注文。
写真を見ていただくとわかるのですが、見た目は蕎麦掻というよりオートミールに近いような形状です。
香りに関しては、通常の蕎麦掻の方が楽しめる気がしましたが、その分、蕎麦の食感と甘みが強く感じられ、
口直しに添えられた山椒の実との相性も抜群です。
蕎麦掻というより別の食べ物のようでしたが来店された方は是非注文されることをお勧めします。
全体を通して、これまで食べた蕎麦屋さんの中でもインパクトはトップクラスです。
蕎麦を噛むべきか、噛まざるべきかという長年の疑問に対して、一つの答えをいただきました。
是非再訪して、今度はコースを楽しんでみたいと思います。