KaKさんが投稿した浅草じゅうろく(東京/浅草)の口コミ詳細

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KaK (東京都) 認証済

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浅草じゅうろく浅草(つくばEXP)/そば、日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2020/02 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

馴染みになりたい、粋な店

店主が素材にこだわり過ぎて市場で散財するが故、
採算の取れていない面白い店。
食材の話に耳を傾けているだけで、
こだわりの強さ、飽くなき貪欲な追求心が伝わってくる。

この日の八寸は
・石垣島の早採れ枝豆
・湯葉
・穴子の煮こごり
・鱧の板わさ
・明太子の薫製
・いぶりがっこ
・鯖の押し寿司
・花山葵の三杯酢漬け
・丹波の黒豆

まずは早採れ枝豆、外は寒いのに夏を思わせるような”蒼”が鼻に抜ける。
続いて湯葉は在来種の豆の色が濃く反映されての薄柳色、これまた香り高い。
アナゴの煮凍り、鱧の板わさ、
明太子の薫製と丁寧ねいなしつらえについつい”ウンウン”と肯く。
鴨川の鯖の締め加減も花山葵の味加減も絶妙。
押し寿司の酢飯は小さくとも赤酢にガリを混ぜ込んだしっかりとした内容。
最後の黒豆まで息しなかったのでは?というスピードで食べきる。

続いて刺身4点盛り。
魴鮄・平目・目近鮪・白甘鯛は軽く昆布締め
どれも高級魚と言って良いラインナップ。
メジは京都・井根のものらしくかなり脂が載っていた。
醤油は最後まで使わず、山葵のみで楽しむ。
わさびを乗せても乗せてもすっと消えていき、
香りが刺身の甘みを引き立てる。
また息つく間もなかった。

筍は鹿児島県蒲生のもの。
筍はあの”まき村”さんと競うように良いものを仕入れているのだとか。
これまた鼻をくすぐる春の息吹。
穴子は運ばれてくる数メートル先から
”美味しいに決まっている香り”を纏ってやって来るから
脊髄反射のように食らいつくしかない。
置かれるやいなや口に放り込む。

続いてセリ鍋。
ここにきてセリ鍋、セリの他に鴨のつくね、蕎麦書き、大黒しめじ、牛蒡が。
すごいボリュームだなと思ったら更に鴨肉がやってきた。
どんな量だろう、全部残さず平らげたけど。
セリのシャキシャキ、鴨の力強さ、生命力みなぎる感じ。

余市のあん肝、
箸休めの若布自家製ポン酢和えは茗荷・くらげと共に。
牡蠣フライはおおぶりのぷりっぷり。
胃袋苦し過ぎ。

しかし〆の蕎麦も旨かった。
奇をてらうことのない、
王道どまんなかの手打ちはすっきりとした甘み、
どんなに満腹でも胃袋の隙間にするっと入り込む。
流石の百名店・つゆとの相性もいい。

最後は自家製の水羊羹を大振りの苺とともに。
水羊羹は口の中ですっと消えていく繊細かつ儚げな甘味。

とにかく凄かった。腹パン。
次回はぜひ寿司を試してみたい。
さぞ美味いだろうことは分かっているから
あとはFacebookで仕入れネタを物色するのみかな。

2020/02/20 更新

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