バブ・グルマンさんが投稿したShinoiS(東京/白金台)の口コミ詳細

食道楽日記

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ShinoiS白金台、白金高輪、高輪台/中華料理

2

  • 夜の点数:4.6

    • ¥60,000~¥79,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 3.4
      • |酒・ドリンク 4.3
2回目

2023/02 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

繊細な香りを楽しむモダンシノワ

白金台駅から歩いて5分ほど、小さなビルの2階にお店は構える。
エレベーターを上がるとそこはすでにお店の中。
いかにも白金といった綺麗なお姉さんが店内へ案内してくれる。
4名ほどの個室と真っ直ぐなカウンター、その奥に厨房が覗かれる。

席に着くと、シェフからのメッセージカード、その裏には本日のメニューが記載されている。


ドリンクはアルコールペアリングを注文、まもなくシャンパーニュが運ばれてくる。
篠原シェフが一組一組に挨拶にまわり、料理が開始される。

前菜はフカヒレの春巻きから始まる。キャビアと熟成コンテチーズが盛られたこちらのスペシャリテ。
中は熱々で、初見ではヤケド必至。
注意しながら手掴みで少しずつ頬張り、シャンパーニュの流し込むと、この上ない至福の時間。

その後餃子や干し鮑、深い思い入れが感じられる鶏料理など、どれも中華ならではの調味料を駆使し、至極の味わいをもたらしてくれる。
ペアリングはワインだけではなく、日本酒、紹興酒、シェリーなど、一品一品に合わせて提供される。

〆には炭水化物三種。ラーメン、チャーハン、太麺のうどんの様なもの。量をあらかじめ調整してくれるので、か細い女子でも安心。
うどん以外どれも町中華には必ずある品だが、こんなにも違いを作れるのかと感心。

デザート、最後の一口の生月餅まで、まるで欠点が見当たらない完璧な味のオンパレード。

味に魅了されました。

2023/02/10 更新

1回目

2022/06 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

中華料理界の天才が紡ぐ香りの展覧会

遅ればせながら、行って参りました。
ヌーベルシノワ界で最もホットなこのお店。
ディナー2回転にお邪魔。

下調べとしてフォロワーさんのレビューを予習。
パッと見たところ、賛否両論入り乱れ、高点数もあれば低めの点数も見られる。
お値段設定に対し、どう感じるかが分かれ目の様子。
ただ、現実として予約が取りにくいのは確かで、今回もOMAKASEの予約日リロードアタックで何とか滑り込んだ。


中華料理は経験が少なく、まだ手探り状態。正直フレンチ、鮨、イタリアンの方が好みであり、大好きなお酒と楽しむイメージは無かった。

白金の地に構えたこのお店、小綺麗なカウンターに、明るい雰囲気のライティング。
店構えからは、イタリアンが供されても驚かない。

ビルの2階エレベータを降り、角を曲がるとカウンターの端の席に案内された。

ワインペアリングを注文し、しばしくつろぐ。
時間になると、いっせいに料理が並べられる。

はじめの春巻きから、言葉を失った。
ごめんなさい、中華料理を見くびっていたかもしれない。
こんなにも繊細で香り豊かなのかと。
食材、調味料は中華料理のそれだが、細やかな香りを重ね合わせるその手法はフレンチ、イタリアンとも通ずる。
かのアロマフレスカ、原田シェフの料理に感じた香りのハーモニーを、この篠原中華にも見いだすことが出来た。

これだけ香りが豊かであれば、ワインでそれらを更に引き上げることもできるだろう。
案の定、ペアリングはとても練られており、ワインだけでなく、日本酒、紹興酒などともマリアージュし、至高の味を作り上げていた。
最後のデザートに至るまで、90点以上品々が並び、久しぶりに食事で感動を覚えた。

中華って奥深い。
批判する気満々で訪れた自分が、かくも容易く魅了されてしまうとは。

確かにコース+料理でひとり6万円越えは、インフレ絶賛進行中の日本といえど、高めに感じてしまう。
しかし、値段を気にしながら食べる料理ではなく、むしろペアリングも積極的にお願いするのが良いだろう。
少なくともこの御代を支払うだけの価値は十分に感じられた。

2022/06/21 更新

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