5回
2021/09 訪問
百名店、3年ぶりの訪問でしたが、痺れるくらいおいしいなあ。
最近は夏の暑さも、陰りを帯びてきたので、たまにはラーメンを食べたくなりこちらへ訪問。
横浜市営地下鉄吉野町駅という、何もない駅からも離れている場所であるにもかかわらず、人気店。
この周辺はマンションが多く乱立し、大岡川に近い立地ながら、雑然とした雰囲気の街並み。
意外と住宅街なのかな。
13時過ぎの到着で、外待ち2人。
待っている間に奥さんがオーダーを取りに来ていただけたので、プレミアム醤油850円。
こういう時に私の老いた胃腸では絶対に、スペシャルとか、全部のせ、トッピング追加といったメニューの選択ができないし、それをできる方が全くもってうらやましい。
10分ほど待って、入店。
BGMは相変わらずの矢沢がシャウトしていらっしゃる、声が少し若いので古めの曲かな。
リフォームが済んだ店内は、L字のものであぅたのから真っすぐなカウンター1本になり、とてもきれい。
5分くらい待って着丼。
きれいなフェイスのラーメンは香ばしい。
スープは何というか、普通に通じないともいますがあくまで私見ですが「丸い味」。
尖ったところがなく、魚介なのか、動物なのかも判断できないけれど、まろやかで口の中に丸く広がり、それも嫌みがなく、砂糖とは異なる甘みを感じさせ、それでいて心地よい。
食後3時間しても口の中に味が残っていたのは、あっさりしていながらも、香味脂の重さを残しているのか、何が残っているのか不明だが、この余韻さえもよろしい。
麺は断面が丸いストレートの中太麺で、こしがありながらも軟らかいという相矛盾した表現になりますが、するりと滑らかに、喉を通り過ぎていく。
外に三河谷製麺の箱が置かれていたので、その有名製麺所のものなのでしょう。
穂先メンマは柔らかく、このテクスチャーがうれしくなる。
叉焼は目の前で七輪であぶっていただけていたもので、少しぼそぼそとはしているけれどもスープ、麺に負けていない。
トータルで素晴らしい一杯であったと感動さえした。
ラーメンというものはその丼の中でコース料理のように、麺、スープ、メンマ、叉焼。香味油などを表現し、それを一つにまとめている料理なのだという感想。
私はラーメンが特に好きでもなく、滅多にラーメンを食べない方ですが、これでまた少しはラーメンを食べたいと思うようになった。
それくらい感動したラーメンでしたラーメンでした。
2021/09/29 更新
食べログ百名店は必ずおいしい。
本日は吉野町まで
相変わらずの店内にYAZAWAのポスターが。
もちろんBGMもYAZAWA。
醤油プレミアムを。
しばらく待ってご提供いただける。
中太麺に、鶏がら、和風だしの良い香りが漂う。
中太麺との記載がありましたが細麺なのではないかと思う細さ。
この細さがスープに良く絡みやすい。
七輪で炙られたチャーシューが豊かな香りをもたらしおいしい。
穂先メンマは長くとろりとろりと柔らかく煮込まれた歯ざわりがよく喉元を軽く流れていく。
スープも鶏と和風だしのでしゃばらないコクがあり、おいしい。
いつもこちらのラーメンには満足させていただける。
吉野町まで伺った甲斐があった。
本日も充実した幸せなランチでした。
さすがに食べログ百名店はいつ伺ってもはずれがない。
2019/06/27 更新
2018/05 訪問
安定した旨さがここにはある。
『食べログらーめん百名店』、私には何と魅惑的なフレーズであろうか。
最近では食欲のフォーカスが全てラーメンに向かってしまう。
ランチの選択がラーメンしかできなくなっている。
久しぶりにこちらのお店へ。
吉野町駅からは少々歩きます。
カウンターだけの店内は狭く、券売機はなく対面でオーダーをし食後に支払うシステム。
ご夫婦での営業でしょうか?
プレミアム醤油を。
丼の下にアルミの皿を置いてご提供いただける。
麺は細麺、スープはあっさりめの醤油味。
スープをれんげで飲むだけでおいしさが喉を通り過ぎる。
メンマ、葱、柔らかいチャーシューとのバランスもとてもよい。
炙って提供されるチャーシューは柔らかく、香ばしい。
メンマは手作りなのでしょうか少々大きめでとろりとし、スープ、麺にたいしでしゃばらない味付け。
スープは濃すぎない優しい醤油の味であり、かつ煮干などの魚介と動物系の香りが臭みのない程度に感じさせてくれます。
さすがの美味しさです。
ここのらーめん好きだなあ。
店内はYAZAWAがシャウトしていたことは言わずもがな。
2018/05/19 更新
2018/03 訪問
食べログを信じた先に、旨いラーメンがあった。
食べログラーメン百名店というものがある。
突然、それに該当する店に行きたくなった。
遥か吉野町まで、ラーメンのためだけに行った。
食べログを信じて良かった。
食べログは信頼できる。
食べログがなかった時代、メディアの情報を鵜呑みにし失敗した経験は誰しもあると思う。
公平な人々の意見を拝読できる存在があることにより、客観的な情報を知ることが出来る。
醤油プレミアムを。
カウンター越しの目の前でチャーシューを七輪で炙っているだけで、うまいと確信する。
マジで旨い。
私にはドストライクの味である。
家系の尖った味も好きだが、この優しい醤油スープも良い。
麺は細麺でかつ歯ごたえがある。
スープは優しい醤油ベース、鰹節、鯖節、鶏がら等なのか優しい味が香りよい。
もちろん炭火で炙ったチャーシューは香ばしく柔らかい。
BGMは全てYAZAWA。
若かりし頃のYAZAWAがシャウトする、バラードを歌う。
このラーメンにYAZAWAが妙に合う。
もう少し食べログ100名店を訪れたい。
2018/03/26 更新
横浜市吉野町駅がもっとも近いのでしょうが、本当に何もない場所です。
横浜市民であっても、ここ吉野町にはまずもってくることのないでしょう。
しかし、こちらのラーメンはおいしい、何度も訪問していますが、ほんとうにおいしい。
今では。まずもってラーメンを食べたいなどと思うこともない私ですが、たまーに食べたくなるとこちらに伺います。
13時ころに伺うといつもあるべき行列もなく、即入店できたのは相当にラッキー。
支那蕎麦850円を。
前回は何をたべたものやら、思い出せないくらい前。
カウンターだけの店内で、BGMは相変わらずのYAZAWA.
ずっとYAZAWAがかかり続けます。
カウンターの高さは客席の目線よりも低いので、調理風景が拝見できる。
てきぱきとご夫婦で、阿吽の呼吸で一緒に作業されていらっしゃる。
少しの待ち時間で着丼。
見た目も麗しい一杯。
スープは魚介系の香りが先に感じ、そのあとから動物系の濃さが追ってくるまろやかさ。
醤油の味も素晴らしく、飲み干したくなるくらいのおいしさ。
麺は細麺で、パツンパツンではなく、しっとりとスープと絡みながら、するりと口の中に入っていく。
穂先メンマはスープと丼の境界線を泳いでいるように盛り付けられ、少ししょっぱさが、嫌みのない塩加減の味付けで、この大きさが口の中に広がる。
叉焼は大きめでありながらも、柔らかく、箸で持った先からほろほろと崩れていく。
ネギも食の邪魔することなく、スープの中にその美味しさを引き立てている。
世の中ではラーメンが国民食のようになっておりますが、私はほとんどラーメンを食べない人間であり、その少ないラーメンに対する食欲が出現したときにはとてつもなくこちらに伺いたくなる。
さらに他のお店に伺う気になれない。
いつも来てよかったと感動さえ感じるラーメンです。
いまのところ、個人的には、こちらのラーメンが日本一かな。