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昼の点数:4.6
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.3
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|雰囲気 4.4
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.3
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| 雰囲気4.4
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク- ]
驚きの味と価格の鯛茶漬けで至高のランチを頂きました
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2017/05/15 更新
東京出張のランチで。当日だめもとでお電話したところ、びっくり幸運にも空席あり、嬉しかったです。
お店は東銀座、間口は地味、ミシュランのオーラは感じません。開店時間になると中に通され、雰囲気が一変します。美しいカウンター席の向こうは厨房、凛とした空気の中立て板さん以下板前さん達がエレガントに仕事をこなしています。
中に女性の板前さんがいたのが素晴らしい。女性が調理師になる能力がないなんて、バカな一部の男尊主義者の妄想。男性も女性もない、料理が好きで才能があれば、そんな些細なことに拘るのがどうかしてる、普通にお客さんに美味しいものを提供するメンバーの一人、それが当たり前でしょう。こういうお店は旨い!ですよね。
お昼の懐石を頼まれていたグルーヴとありましたが、大半は鯛茶漬けを、もちろん私も。
鯛茶漬けはメイン、まず一品目は、ほうれん草、しめじ、舞茸のお浸し。これがね、美味しいんだ。ただのお浸しがこんなごちそうになるなんて。
そして鯛のあら炊き、鯛は捨てるところがない魚、是非骨までを堪能してくださいというコンセプトか、実際その通りの旨さですから。
鯛のあら炊きをつつきながら、板前さんが鯛を捌いていくの観賞、たまりません、至福の時です。
胡麻豆腐、こちらのもうひとつの名題だけあってのお味。表面が炙られて乾いた食感、しかしその内側はあくまでもクリーミー&ジューシー、濃厚でありながら上品な豆腐の旨味、胡麻の風味はでしゃばらず、しかししっとりと。上にすりおろした山葵をのせてカルクだし醤油を。参りました。
そしてメインディシュです。鯛はヒラヒラでは勿論ありません。厚切り、刺身で頂くのではなく、この料理の性格に合わせたやや厚めに切られた鯛の身が9~10切、これが風味豊かな胡麻たれの中に。板前さんが少しそのままで炊きたての ご飯と一緒に、残りは茶漬けでと。
胡麻だれにさび、下ろし立てのさびが胡麻の風味にアクセントを増す。竃炊き炊きたてのご飯はそれだけでご馳走。数切れを楽しみ、
残りは茶漬けに。茶漬けにした鯛が時間につれ食感が変わる、成る程の料理の工夫に脱帽です。鯛自体も素晴らしいですが、生の味と食感が茶漬けで楽しむ、時間につれて緩やかに身に火が通っていく、この食べ方、技術が素晴らしい。鯛がランチの茶漬けに使うものなのに全くの手抜きなし。旨さもダイナマイト。当たり前と言えば当たり前ですが、当たり前のことを当たり前に出来ているお店の少ないこと。
デザートはカボチャなの豆乳寄せに熱々のお茶。これまた工夫がされた旨い、そして食後の余韻を残すデザートでした。
カウンターの向こうが調理場、全く手抜きの無い仕事ぶりを拝見しながらが絶品のランチを頂く。そして、この内容が1500円では申し焼けない感じがします。
残念ながら懐石はあらかじめ予約が必要、前日ではだめで、混んでますが週間前なら確実とのことです。次回は是非夜にお伺いしたいお店となりました。