2回
2016/01 訪問
二胡と楊琴の演奏と共に魅惑的な料理を頂く さすがのひと時を楽しませていただきました
横浜出張、ホテルに着いてまず食事、いつもの様に中華街をそぞろ歩き。さてさて今回は?という感じで萬珍樓さんにお邪魔しました。悩んだのは一人ではコースのお願いが出来ないこと、まぁなんとかなるだろうと軽い気持ちで入りましたが半分正解、半分失敗という結果。メニューを開くと初めて見るが非常に魅惑的なお酒の数々、料理の数々が並んでいて目移りしますが、なんせ一人ですので種類は選べません。まずお酒は桂花陳酒白麗という一品を(600円+ソーダ割200円)。すっきりした飲みくちで、さっと爽やかな風味が口の中に拡がります。中華を頂くには最適な感じ(あまりこってりしてないものには)。お料理はお店の方と相談して(結構ボリュームがあるとの話だったので)少し控えめな感じで。しかし甘かったことは間もなく解ります。頂いたのは、からすがれいと蓮根のオイスター炒め(1200円)、牡蛎と豚肉の祝い膳(財産がたまり、福がくるようにとの意味が込められた膳らしい、2100円)、この二品はいずれも小盛りを、大山鶏の塩魚炒飯(1600円)、そしてデザートには亀ゼリーのカプチーノ仕立て(620円)。どれも魅惑的、美味しそうでしょう?たった四品、しかも二品は小盛り、お腹がまだ余裕があったらどうしようかな?と思いません?しかしここは中華街、量もサービスの内だったのです。からすがれいと蓮根のオイスター炒め、からすがれいの白身としては濃厚な味と独特な食感、これと小気味良い蓮根の食感が加わり、不思議な風味のオイスター?ソースと合わさると超美味しい、絶品でした。ここで女性が2人現れ店内に優雅ど華やかな音色がしとやかに響きます。二胡と楊琴の生演奏が行われる、素晴らしい演出。数曲演奏すると彼女たちは一旦引き下がり、暫くするとまた。音楽と歓談してもらう時間のバランスを考えたもてなしで感銘しました。牡蛎と豚肉の祝い膳は濃厚な素材を濃厚なソースで頂く中華料理らしい一品。そして中華料理らしくボリュームもすごい。確か「小」頼みましたよね?という盛り具合(からすがれいも写真だと判りにくいですがひと固まりは結構大きい、一口サイズではまったくありません、それが3個ですから)。牡蛎と豚肉、素材自身がいいところにソースが絡み、口の中に牡蠣と豚肉の旨味とお汁が弾けます。2杯目の桂花陳酒を頂きながら2皿を空けると既に余は満足だ!状態。そこに大山鶏の塩魚炒飯が運ばれます。ちなみにこれは小ではありません。後で追加?、そんな意識は吹っ飛びます。塩魚の風味と辛さが楽しい。鶏もプリプリで噛み締めると旨味が溢れます。美味しーい!んですが...量が半端じゃない。最後はいっぱいいっぱいで二胡と楊琴も耳に入りません。デザートは入るかな?と思っていましたがこれが素晴らしく旨い。ふわふわのミルクの下には中華らしい少し変わった風味なゼリー。今まで食べたことが無い中華のデザートに大興奮、あっさりと食べられました。これだけ美味しいものを腹一杯たべて7120円、これに10%のサービス料が付きますが、こちらは訳のわからないサービス料ではありません。素晴らしいサービスに素晴らしい二胡と楊琴の生演奏付きですから。料理やサービス、雰囲気どれをとっても言うこと無し、おまけにリーズナブル。今度は家族で是非と思える素晴らしい夜でした。
2016/07/13 更新
家族3人では初めての横浜中華街、となれば水餃子でビールというわけにも参りません(決して水餃子たでビールを否定しているわけではありませんよ)。で、こちらにいきなり夜になってから電話、無理を言って少し遅めからではありますが一テーブル開けて頂けました。
通されたのは昨年のニ胡の調べが楽しめる1階席ではなく、今度はジャズを中心としたピアノ演奏が流れる2階の席で。注文はアラカルトで、こちらはハーフサイズがあるのがうれしい、色々と楽しめます。
2種のきのことかさごの塩魚煮こみ、蟹肉入りとうもろこしスープ、点心3種(小籠包、海老蒸し餃子、ふかひれ蒸し餃子)そしてこちらのチャーハンは外せない、海老チャーハンはドンと。デザートには杏仁フルーツポンチと苺とマンゴの中華トライフル、イヤーみんな大満足です。
おいしいし、珍しいし、雰囲気いいし、音楽も、そしてこれだけ食べて一人4000円いかないんですから。
また、家族でと話が直ぐに出る、そんなお食事でした。