babukongさんが投稿したラーメンの店 ホープ軒 千駄ヶ谷店(東京/国立競技場)の口コミ詳細

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ラーメンの店 ホープ軒 千駄ヶ谷店国立競技場、千駄ケ谷、北参道/ラーメン

1

  • 夜の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 2.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味2.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

ラーメン一筋50年以上の味は・・・

「ホープ軒」を書く上では、ホープ軒の歴史から書かないといけないと思うのだが、コレかなり長くなるので、このスレッドをこれから読まれる方、各自ググッて調べていただきたい。

以下はすでに「ホープ軒」の歴史を把握されたという前提で書く!
尚、「野方ホープ軒」とこのお店は全く関係ない。(野方ホープ軒は完全なるインスパイアー店)

また「ホープ軒本舗 吉祥寺店」は難波二三夫氏の店である。


平成26年9月15日(月・祭日) 21時ごろ初訪問

神宮球場でプロ野球の試合が行われていたようで、阪神ユニホームを着ていた方々が、牛久保英昭氏が経営する「ホープ軒・千駄ヶ谷」店前で、夜の外苑東大通を賑わせていた。

阪神ユニホームを着た一部の子供連れ家族は「ホープ軒・千駄ヶ谷」店へ流れていく。

私もその流れに乗って、若干の豚骨臭が漂う店頭の券売機でラーメン並700円とライス・・・、ライス売り切れ・・・Orz
豚骨臭は私の感覚では我慢が出来るレベル。
ラーメンのみの食券を買いカウンターへ。
食券は家系総本山・吉村家と同じプラスチックタイプのもので、ラーメン並は黒い食券だ!

一人客は1階、立ち食いカウンターへ。
2人以上のお客様は2・3階の店内へ通される。

立ち食いラーメンは、やはりホープ軒の屋台から独立した元祖・下頭橋ラーメン、今は無き常盤台で食べた以来である。

豚骨ダシと醤油べースの基本的スタンスは家系ラーメンと同じだが、背油チャチャチャ脂のホープ軒系に対して家系は鶏脂というスタンスで両者は分かれる。

厨房内では若い店員がテキパキとラーメンを作っている。
と、その中に初老の・・・、いや、初老ではなくて老人?

あ゛あ゛!!
こ、この方がラーメン一筋50数年の「ホープ軒・千駄ヶ谷」店という「城」まで築き上げたあの有名な牛久保英昭氏、本人ではないですか!!

昭和35年1月20日、一台の屋台をホープ軒創立者である難波二三夫氏から借り受け(現在で言えばフランチャイズ制度)て営業を始めたのを基点に、現在でも若い従業員に支えられて現役で厨房に立っている!!

とても年老いたとは見えないその風貌は顔の色艶も良く、機敏に動きながら楽しそうに厨房でラーメンを作っていた!!

と、いうことは、その牛久保英昭氏自ら作ったラーメンを今日は食べられるということか?
これは非常に光栄であり、50数年という歴史の中でお客様というファンと共に作り上げられたラーメンを食べられるということだ!

10分弱で着丼!
ビジュアルは他の方の画像で・・・(ry

あれ?
オレ、注文したのはラーメン並だぞ?
器、デカくねーか?

違うんです・・・。

家系ラーメン中盛のドンブリが「ホープ軒・千駄ヶ谷」店では並ラーメンなのである。
私にとっては量が多すぎる・・・。
さて、一口目のスープをズズズっとな・・・

んん?

ラーメン一筋50数年で導かれた現在の味は、非常にライトな味で背油のコテコテは感じず、豚骨汁というより、旨みで食べさせるというヘルシー志向なラーメンであった!!
家系には無い長ネギのきざみが入れ放題で、カウンター上にあるステンレス製のザルの中に用意されている。

私が今まで食べた家系ラーメンに近い味として、JR新橋駅前にあった「八七三家」JR蒲田駅近くにある「えびす家」と非常に似た味である。

これ、何れも東京都内ね。←(これ、重要!!)

が、「ホープ軒・千駄ヶ谷」の方がよりライトな味だ。

明らかにガッツリ食べても健康的なラーメンへと偏移しており、これが50数年作られた伝統の大衆ラーメンという歴史の中で、牛久保英昭氏が出した答えであろう。

カウンターの上には醤油ダレと思われる液体の入った容器が置かれており、手のひらに一滴たらして舐めてみると「醤油」そのものである。

食べて3口目でこの醤油をタップリ投入!!
続いてニンニクをてんこ盛り投入!!

下頭橋ラーメン系譜で使われている「つるや製麺」に酷似していた、自家製麺と思われる麺との絡みはあまり良いとはいえず・・・。
しかも量が家系でいえばデフォルトで中盛という、私にとっては明らかに多く、食べられない量である。

でも見方を変えると、これは「質より量」的な感じで「味はヘルシーでライトになってしまったが、ガッツリと食べて下さい!」という社長の気持ちが見えてくるという私なりの感じ方であった。

この味は、あくまでも濃い味の好きな、私個人の好みの問題であり、不味いという位置づけではない!!

家系でもそうだが東京でラーメン店を営む場合、高齢化社会と健康志向という背景を念頭に置くと、ラーメン屋さんの展開とユーザーの求める傾向はライトでヘルシーな味、という終着点になるのではないだろうか?

ユーザー層は神宮球場や日本青年館に来ている客と、タクシーの運転手が主な客層である。
ココでも「誰でも安心して食べられるというラーメンを・・・」と、いうことであろう・・・。

24時間営業の700円でガッツリ食べられるという都会型ラーメンは、体に優しいラーメンでした!!

料理・味が2.0となっているにも関わらず、総合評価が最高点になっているのは「ホープ軒・千駄ヶ谷」は長い歴史ということだけではなく、ラーメン界にも大きな影響を与えたという経緯があり、現在でも多くのファンに支持されているラーメン店という理由で総合得点5.0という評価をさせて頂きました!!

2014/09/24 更新

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