無芸小食さんのマイ★ベストレストラン 2017

白金台交差点の東側の裏通り、
三階建てのオサレな建物の2階部分に入ってます。
2014年から4年連続でミシュランの星を獲得しています。

ホームページに書いてある当店のコンセプトは、

　　料理のコンセプト『旬』であること。


休日のランチタイムに予約してやって参りました。
入口に、３種類のコースが出ていました。

　MENU NATURE　4,650円
　MENU AUTOMNE　7,500円
　MENU DEGUSTATION　10,800円

お願いしたのは、MENU AUTOMNE(7,500円)。
アミューズ＋前菜＋スープ＋魚料理+肉料理＋アヴァンデセール＋デセール＋プティフール & コーヒー
となってます。
お値段は税込みで、別途サービス料10%がつきます。

この日は、自分たちを入れてカップル３組のみ。
ゆったりとしていて、とても静かな時間が流れていました。

まずは、本日のシャンパーニュ。
テタンジェ ブリュット(1,800円)。
連れは、基本的にお酒は飲まないのですが、
ワイン一杯だけ付きあってくれました。
2015シガリュス ルージュ(2,000円)。
・・・結局、最後にほとんど私が飲みました。。


当店のウリのひとつは「ダブルペアリング（一皿に2種類のワインマリアージュ）」。

　5皿　/　10種類(40ml)　9,500円
　4皿　/　8種類(40ml)　8,500円
　3皿　/　6種類(40ml)　6,500円
　5種類のシングルペアリング(60ml)　5,900円
　4種類のシングルペアリング(60ml)　4,900円
　3種類のシングルペアリング(60ml)　3,900円

連れに許可を得て、一人だけ5皿10種類(9,500円)をいただくことにしました。v(=∩_∩=)

◆アミューズ・ブーシュ①
　白レバーとハモン・セラーノのグジェール。

◇WINE① Domene Vincent Dureuil-Janthial RULLY 1er CRU LE MEIX CADOT
　1杯目は、ブルゴーニュ シャルドネ。
　強めの酸が食欲を高めます。

◆バケット
　ルクセンブルクから取り寄せてたバケット。
　表面はサクサクとしていて、中はもっちり。
　香ばしくて美味しい。
　しかも、とても食べやすい。

◆アミューズ・ブーシュ②
　モンサンミッシェルのムール貝。

◇WINE② CLOS FLORIDENE Blanc 2015
　爽快で透き通るような美しい味わい。

◇WINE③ アルガブランカ クラレーザ
　勝沼醸造の辛口ワイン。
　味噌、醤油、わさびとの相性もよいのだそう。

◆前菜① LE CRABE
　北海道産　毛蟹をエフィロッシェにし土佐産仏手柑で香り付け
　赤パプリカ・ルッコラのエスプーマと共にガトー仕立てに

◆前菜② LE FOIE-GRAS　+1,200円
　フォアグラのプランシャ焼き　和栗の渋皮煮と
　カシスのコンフィチュールと和栗のチップを添えて

◇WINE④ Marqués de Poley
　シェリー酒がフォアグラに合うのです。

◇WINE⑤ Valenciso Reserva 2010
　スパイシーで辛口。

◇WINE⑥ BREAD & BUTTER
　カリフォルニアワイン。
　カボチャにあわせて。

◆LE POTIRON
　広島県三次産 九重栗南瓜の滑らかなポタージュ
　ポワトリーヌヒュメと香ばしいクルトンを添えて

◇WINE⑦ Châteauneuf du-Pape Renaissance
　エレガントで複雑なアロマ。さっぱり。

◇WINE⑧ Domaine Marc Morey & Fils
　これは好み。

◆LE HIRASUZUKI
　鹿児島県産　平スズキのポアレ　新牛蒡のピューレに乗せ
　シメジと牛蒡のソテー マッシュルームのエキュームと共に

◇WINE⑨ 2015 CHATEAUNEUF DU PAPE

◇WINE⑩ Pernand Vergelesses 2011

◆メイン① LE SELLE D’AGNEAU
　ニュージーランド産　仔羊鞍下肉のロースト　
　初秋の野菜とブラックオリーブのコンディモンを添えて

◆メイン② LE BŒUF DE《KURI》+1,800円
　フランス　ランド産　小鳩のロースト　秋の野菜と共に

◇WINE⑪ Crème de Cassis de Dijon / Taittinger

◆LE MUSCAT
　シャルトリューズベールのサバイヨングラッセ
　シャインマスカットと巨峰のデュオ 赤すぐりのジュレをアクセントに

◇WINE⑫ ロン サカパ 23

・・・あれっ？12杯だ。。

◆LE CHOCOLAT ET POIRE
　熱々のチョコレートスフレに洋梨と生姜のコンフィを忍ばせて
　メープルシロップのグラスを添えて

◆LE CAFÉ ET SES PETITS FOURS
　カフェと小菓子


なんでしょう。とても居心地のいい時間を過ごさせていただきました。
ペアリングということであれば、
シェフと、ソムリエでもあるマネージャーとのペアリングも最高。
料理が『旬』であるだけではなく、
お店のメンバがまさに『旬』であるような気がしました。

松濤の閑静な住宅街にある一軒家レストラン。
2008年から2015年までミシュラン一つ星に輝いてます。

渋谷の雑踏から東急本店を抜けて
松濤の閑静な住宅街に佇む一軒家。
大正時代に建てられたそうです。

ランチコース(8,000円)をいただきました。

北側の門から家の中へ入り、
待合室的なスペースを抜け、
中庭に面した明るい部屋に案内していただきました。
2階にも部屋があるみたいです。
接客はオヤジフレンドリーで、なんとなくホッとします。

中庭ではご家族連れが写真を撮ってたりします。
何かのお祝いでしょうか。

まずはグラスシャンパーニュ。
Roses de Jeanne(2,500円)をいただきました。
すっきり辛口、炭酸弱め。

◆島根県産天然鰤のエスカロップ
　胡麻と纏って色鮮やかな赤パプリカのクーリ

　…ブリと黒胡麻の組み合わせが絶妙。。
　　上に乗ってる根セロリ・芽葱・人参がまた心地よい歯ごたえ。

白ワインをグラスで。
900円～2,500円までありましたが、一番安いヤツで。。(^^ゞ
2015 Soave Classico(900円)。

◆茹でたてのホワイトアスパラと帆立貝のポワレ
　トリュフ風味のヴィネグレットソース

　…ソテーしたホタテを噛みしめると、
　　口の中にじゅわぁ～っと旨みが広がります。
　　はぁ、これまた旨い。
　　幸せな時間が流れていきます。

◆香り豊かなオマール海老のビスクとフラン

　…思わず「ウマッ！」と叫んでしまふ。
　　まんなかにあるのは、オマール海老の茶碗蒸し。
　　いやぁ、ここまでスキなしです。

◆愛媛県産の真鯛をふっくら仕上げ
　マイヤーレモンのエキス香るソース
　アーティチョークバリグールと共に

　…低温でじっくり焼いた鯛が、、、たまりません。。

◆お口直しのシャーベット

　…青りんごのシャーベットです。

2005 Chateau Simard(2,500円)をいただきました。
サンテミリオンの南に位置するシャトー。
赤身肉にピッタリの赤ワインです。

◆国産牛の赤ワイン煮　ブルギニョンスタイル

　…じっくり煮込んだ牛肩肉。

◆本日のデザート

　…ふわっふわのスフレが出てきて、
　　これでおしまいかと思いきや、
　　その後、豪華なプレートが出てきました。
　　プチケーキ3つと、あまおうのシャーベットなど。

◆珈琲

　…ガツンと苦味のあとから甘味がやってきます。


美味しい料理でお腹パンパン。
居心地もよくて、3時間近く居座ってしまいました。


こちらで、口コミ5,900件目になりました～♪

千駄ヶ谷の住宅街にあるイタリアン Convivio。

トスカーナやミラノで修行し、
渋谷BIODINAMICOのシェフを務めた辻大輔シェフのお店。
イタリアの伝統料理をベースに、新しいエッセンスを加えた料理を
提供していただけるそうです。

交差点の角に厨房があって、中で料理をしているのが見えます。
入口は左手の道路を少し上がったところにあります。

テーブル5卓ほどの空間は、
まるで友人の家にでも来たかのような雰囲気。

白いテーブルクロスのかかった丸いテーブル。
中央にはフラワーアレンジメントかと思いきや、
細長いグリッシーニが4本。

とりあえずのスプマンテ(1,000円)は、
Marchese di Lamosa Franciacorta Brut。

月替りランチコース(4,000円)をいただきました。

　Entrata
　　 帆立貝とイカのタルタル　トマトの小さなスープぞえ
　Antipasto del giorno
　　和牛ホホ肉の白ワイン煮込み
　Pasta del giorno
　　自家製スパゲッティ　冷製バジリコのソース
　Secondo
　　サドルバック種豚肩ロース肉のロースト
　Dolce
　　本日のドルチェ
　Piccola Pasticceria
　　小菓子
　Caffè
　　カフェ

最初に出てきた帆立貝とイカのタルタルは、
敷き詰めた小石の上にホタテの貝殻。
その上に料理が乗ってます。
ホタテの上に乗ってるのはジャガイモ（ながさき黄金）です。
ピリ辛の味付けで美味しい。
細長いグラスに入ってるのはトマトのガスパチョ。

パンは、フォカッチャと天然酵母のライ麦パン。
フォカッチャはバターたっぷり。
ライ麦パンには、小さな葡萄と胡桃が入ってます。

豚肩ロース肉は鹿児島産チンタセネーゼ豚だそう。
ジューシーで脂の甘みが広がります。

カプチーノは猫がお風呂に浸かってるようなビジュアル。
立体的で楽しい。

お会計のあと、
シェフが外までお見送りしてくれました。

こちらで、口コミ6,400件になりました！

南麻布のイタリアン「カーザ ヴィニタリア」。
2011年から2017年までミシュラン一つ星に輝いてます。

当店、ランチはやっていませんが、
日曜日は14時30分から営業しています。

何も予定のない日曜日、
の～んびりと寝て、遅めの昼ごはんをいただきにやって参りました。

麻布十番から片側4車線の麻布通りを白金高輪方面へ南下、
休日の都心はオフィスビルやマンションが並んでるだけでとても殺風景なのです。
韓国大使館の並びのマンションに "Casa VINITALIA"の看板が出ていました。

1階はWINE BAR和音。
昼なのでやってません。
2階は営業しているのだろうか？と、階段をあがっていくと、、、
店員さんが数名、快く迎えてくれました。

中庭に面したテーブル席に案内していただきました。
2階の中庭は決して広くはないのですが、
十分に落ち着ける雰囲気です。

この日いただいたのは、7,500円(サービス料込)のメニュー デギュスタシオン。
プリフィックス スタイルのコースです。


まずはスプマンテ。
Cavalleri(1,600円)をグラスでいただきました。
イタリアスパークリング最高峰「フランチャコルタ」において、
カ デル ボスコ、ベッラヴィスタとともに“三大フランチャコルタ”と称されているらしい。
ガラスの器で出てきたオリーブをつまみながらいただきました。

◆バーニャカウダ カーザヴィニタリア スタイル
　バーニャカウダソース または ゴルゴンゾーラチーズソースか選ベルとのことで、
　バーニャカウダソースでいただきました。
　アンチョビとニンニクのソースが塩分抑え目で絶妙です。
　食の細い連れが、バクバクと食べてました。

パンは4種類。
グリッシーニ、バゲット、フォカッチャ、チャバタ。
グリッシーニは茴香の香り。
バゲットは、にんにくアンチョビソースにつけても美味しい。

◆前菜
　8種類ありました。
　連れは「軽く炙ったトリ貝と山菜のインサラータ」を
　私は「牛タンのタリアータ ヴィンコットソース」をいただきました。
　それぞれのメニューの下に、料理に合ったワインの種類が書いてあります。
　牛タンには「軽めの赤」と書いてありましたが、
　白をおまかせで持ってきていただきました。
　FLAVUS 2015(1,000円)。
　牛タンは、ちょうどいい歯ごたえで旨味ぎっしり。
　しかもボリュームたっぷり。
　これだけで「ねぎし」のしろたんセットくらいのボリュームありますね。。
　・・・フツーは比べない？ (^^ゞ

◆手打ちパスタ 又は お米料理
　メニューには、パスタ5種類とお米料理2種類ありましたが、
　この日のオススメということで、メニューにないアサリのトレネッテをいただきました。
　平打ちで断面が楕円形のパスタ。
　ラーメンで言えば、家系みたいな麺ね。。
　・・・フツーは比べない？ (^^ゞ
　ソースがむちゃくちゃ旨くて、太めの平打ち麺との相性もバッチリ。

ワインは、ETNA BIANCO(1,300円)へ。

◆本日の魚料理 または 肉料理
　2人別々にできないとのことで、
　連れが魚を希望したものだから魚になりました。
　サクラマスのポワレでした。
　すりおろした青トマトと一緒にさっぱりといただきました。

◆野菜のココット
　皮付の丸ごと新玉葱。
　塩加減が絶妙です。

赤ワインもいただいておこうと、
お店のオススメではないけど、
連れの好みにあわせて重ための
Bonaccorsi Valcerasa Etna Rosso 2011(1,300円)をいただきました。

◆シンプルパスタ お好みの量で
　30g、60g、100gで作ってくれるということで、
　連れは30g、私は60gでいただきました。
　ふきのとうの入ったペペロンチーノ。

◆ドルチェ
　5種類ありました。
　連れは「ブラッドオレンジのグラニテとカモミールのビアンコマンジャーレ」、
　私は「ナポリ風揚げシュー 苺とピスタチオのクリーム添え」。
　この頃になると、かなりお腹いっぱいで、
　結局、両方とも私がいただきました。

◆カッフェ
　カプチーノとキャラメルミルクティー。
　キャラメルミルクティーは、キャラメルの風味だけど
　甘くなくて最高♪

◆プチフール
　クッキーなど3種。
　もうだめ。。お腹いっぱい。。

店員さんの適度な距離感を持った対応がとても居心地がいい。

なんと、この日この時間帯は貸切でした。（V＾－°）イエイ！
休日の昼下がりに、中庭を眺めながらまったりと過ごす至福のひとときでした。

リストランテ・ヒロの青山店にやって参りました～♪

リストランテ・ヒロは、青山店、銀座店、大阪店などのほか、
八重洲北口のヒロ プリモなどを展開しているようです。

以前、丸ビル35階にあるリストランテ･ヒロ・チェントロでランチをいただいたことがあります。
当時は、博多店などもあったようです。


今回は、前日に予約して休日のランチタイムにやって参りました。
当店のランチコースは、平日は 3,000円(税・サービス料込 3,564円)～、
土日祝日は 4,000円(税・サービス料込 4,752円)～となっております。

熟成牛、液体窒素のシャーベットなど、当店のディナーのスペシャリテの入った
スペシャルランチ 9,500円(税・サービス料込 11,286円)があるということなので
それをお願いしました。

表参道駅からほど近く、
T-Place南青山郵船ビルの地下にお店があります。
ちなみに、昨年、お隣にディーゼル ブラック ゴールドの日本初の路面店がオープンしてます。
ディーゼル好きの女子と一緒に行くときには要注意です。　ﾎｽｨ…(人･㉨･)♡

さて、赤レンガ模様の階段を下りて、リストランテ・ヒロへ入店。
入口でコートを預かっていただいて店内へ。

丸ビル店とは違って、昼なお暗き空間。
照明を落としたシックな空間に白いテーブルクロスがLEDライトで照らされてます。
テーブルは8卓くらいですかね。こぢんまりとしてます。
テーブルの上には赤い薔薇一輪。
オッサレですねぇ～♪

とりあえずスプマンテ(2,000円)を一杯。

当店の一押し看板メニュー「30日熟成・国産牛」の塊りをもってきて
見せてくれました。
こういう演出は嬉しいですねぇ～♪

◆前菜盛り合わせ◆
　金の円盤の上に7種類の前菜が並んでます。
　中央にあるのがオマール海老のクロケッタ。
　早い話がコロッケ？(^^ゞ　いえいえ全然違います。
　北海道産 ウニと 玉ねぎのスープ、
　ブッラータチーズとフルーツトマトのカプレーゼ、
　パルマ産生ハムと 季節のフルーツ、
　プチシューの中は、アンチョビサワークリーム、
　カラスミ、平目もありました。
　いやぁ、これだけでお腹いっぱいになりそう♪

白ワインはシャルドネ系を一杯(2,200円)。
銘柄は忘れました。
まぁ、家飲みみたいなのをカパカパ飲ったら大変なことになっちゃうし、おまかせです。

自家製のチャバッタとオリーブオイルが出てきました。
チャバタというよりチャバティーナって感じ？
続けて、自家製フォカッチャも出てきました。
このフォカッチャの皮が美味しい。

◆アイナメのポワレ◆
　色鮮やかな根菜がいろいろで見た目も楽しい。
　表面がサクサクした白身と根菜の歯ごたえも楽しい一品。

◆パスタ◆
　あれっ？写真撮り忘れたみたい。。(ゝω・)ﾃﾍﾍﾟﾛ
　結構、イイ感じのカジュアルな接客だったので、気を抜いてしまった。。
　濃厚な白子、九条ネギなどに柚子の香りのするパスタでした。
　メインに行く前に、マジでお腹が膨らんできた。。ﾔｳﾞｧｲ…

赤ワインを一杯(2,200円)。
ロゴノーヴォ2013を目の前で抜いて、
トクトクトクっと注いでくれました。
この音がイイんですよねぇ～

◆メインディッシュ◆
　香ばしく焼き上げた国産熟成牛ロースの薪焼き。
　目の前でお肉と玉葱の丸焼きを切り分けてくれます。
　このお肉、水牛のナイフを前後にずらすだけでスッと切れていく感じ。
　口の中で柔らかいお肉の旨みが広がります。

◆苺のシャーベット◆
　甘く漬かった紅ほっぺ9個（二人分）を
　目の前で液体窒素をかけながらシャーベットにしていきます。
　なかなか楽しい演出。
　誕生日に家でドライアイスに水を入れてコポコポやったよねぇ～　ｱﾝﾅｶﾝｼﾞ…
　蓮の花にみたてた盛り付けもイイですねぇ～

◆プティフール◆
　ロールケーキ、プリン、生チョコなどのお菓子が五種類。
　美味しいけど、お腹が。。ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ…

ドリンクは、連れは紅茶を、私はカプチーノをいただきました。

こちらで、口コミ5,800件になりました～


帰りは、ディーゼルと反対方向に、、
と思ったら、やっぱり行くのね。。(-_-;;

銀座六丁目、昭和通りから演舞場通りを少し入ったところの地下にあります。

国内のフランス料理レストランやフランスの３ツ星レストランなどの
経歴をもつ中澤敬二シェフのお店です。
「野菜の魔術師」と呼ばれるミシェル・ブラス氏が日本で唯一腕を認めたお方だそうです。
店名の"Le jardin des saveurs" はフランス語で「風味の庭」という意味で
ミシェル・ブラス氏による命名だそうです。


日曜日のランチタイムに伺いました。
東銀座から昭和通り沿いに新橋方面へ、
デニーズ東銀座店の先の通りを左へ入ったたころにありました。
細長いビルの1階は、おでん割烹 馳走MATSUMIYA。
地下の店舗は、厨房を囲んだアーチ状のカウンター8席のみ。
カウンター席からは厨房の隅々までよく見えます。
・・・このつくりはお客さんによっては感じ方が違うかも？
・・・でも自信がないとできないですね。

厨房の中澤シェフとホールの大きな男性が迎えてくれました。

ランチメニューは 3種類。

　A: 2皿ランチコース：　5,000円
　B: お得なランチフルコース：　8,000円
　C: 豪華なランチフルコース：　13,000円

2皿ランチコース(5,000円)をお願いしました。
　※別途サービス料10%と消費税がつきます。

お肉か魚かどちらかを選べるので、
連れは魚を、私は肉をお願いしました。

◆アミューズ
　人参とクミンのピューレで包んだホタルイカ
　上には野菜がいろいろ乗ってます。
　ピューレの中から出てくるホタルイカの食感が楽しい。
　クミンの香りが強めです。

◆前菜
　ミッシェルブラススペシャルの温野菜の盛り合わせ”ガルグイユ”
　当店のスペシャリテ。
　南仏オーブラック地方の郷土料理をベースにしたミシェルブラス氏の創作料理。
　30種類の香草・野菜・キノコがキレイに盛り付けてあります。
　さまざまな温野菜を味わいつつ、
　バターとハムでまとめてあるということで、
　後半は　お皿を覆っている淡い黄緑色のスープがよりからんできて、
　濃厚でうまみたっぷりになってきます。
　うーん、このスープ美味しい。

◆魚料理
　市場からの本日の鮮魚のシェフスタイル
　天然真鯛の上にトリュフの煎餅。
　赤カブと根セロリのピューレでいただきます。

◆肉料理
　和牛ホホ肉の赤ワイン煮、人参のフォンダン添え
　牛ホホ肉は、とろっとろでナイフ要らない感じ。
　口の中で牛肉の繊維がが剥がれて旨みが広がります。
　ほうれん草とタイムの香りのする人参のフォンダンが
　箸休め的な役割をしてくれます。

◆デザート
　カルダモン風味レモンゼリー
　レモンゼリーの上に、ミカンの花のはちみつ風味牛乳アイス。
　レモンの酸味はほとんどなくて、ほっとできる一品。

ドリンクは、シャンパーニュ(1,800円)、
シャトーシャトレ1997(1,800円)、
ブルゴーニュ ヴィエイユ ヴィーニュ(1,800円)を
それぞれグラスでいただきました。
ワインはCP的にはイマイチですが、小さいお店なので仕方がないところ。
全部、新しいのを抜いていただいたようです。


こちらで、東京口コミ5,000件になりました～！　ワーイ ( ^_^)ｏ-ｏ<※ ☆ パンッ

銀座四丁目、かつての三原橋地下街を見下ろすように
ねじれたファサードのピアス銀座ビルがそびえている。
レストランタテルヨシノ銀座は、その12階に入っている。
2010年から8年連続でミシュラン東京の一つ星を獲得。

今は閉店したタテル ヨシノ 芝やタテルヨシノビズなど
今や吉野建さんのお店はミシュランガイドの常連になっている。
そんな吉野さんでも、2006年にフランス版ミシュランで星を獲得するまでは、
ミシュラン本社に乗り込んだりと、いろいろと苦悩があったらしい。

そんな振り返りをすると、このお店はサクセスストーリーの象徴のようにも見えてくる。
高い天井、銀座を一望できる開放的な空間。
・・・「銀座ルール」では、建物の高さの上限が56メートルとなっているので
・・・この位置からは、ほぼ全てを見下ろせると言っていいだろう。


さて、日曜日のランチタイムに２人で伺いました。

案内していただいたのは、高い背もたれの半円形のソファー席。
メインフロア内では、ハイソなご婦人方が10人くらいでテーブルを囲んでましたが
広々としているので気になりませんでした。

ランチのコースは、5,500円、8,800円、14,300円の3種類（税・サ込）。
値段付きメニューと値段なしメニューがあって、
ホスト側に値段付きメニューが手渡されます。
8,800円のMenu Emotionというコースをお願いしました。

◆アミューズブーシュ
　1品目は、シルバーの小皿が立体的に6枚飾りつけてあって、
　その上に一口サイズの料理が2つずつ3種類乗ってます。
　これは見た目も楽しめます。
　まんまるのは、チーズを混ぜた風味のいいシュー皮（グジェール）。
　オレンジ色の円盤状のものは、人参とフォアグラなんですが、
　クミンの香りがします。
　見た目だけではなく、味も楽しさいっぱいです。
　2品目は、カクテルグラスに入ったショッキングピンクのムース。
　ビーツを使ってボルシチのカクテル仕立てにしてあります。

◆前菜
　4種類から選べます。
　　　ニース風サラダのコンテンポラリィ見立て　マグロのグリルと共に
　　　岩手県産荒海ホタテのタルタル仕立て
　　　季節の野菜　モネの庭園をイメージして
　　　グリーンアスパラガスのリゾット　パルメジャーノ風味
　私は「ニース風サラダのコンテンポラリィ見立て　マグロのグリルと共に」を
　いただきました。
　ウズラの卵がポーチドエッグになってました。
　連れは「岩手県産荒海ホタテのタルタル仕立て」を頼んでました。

◆お魚料理
　こちらは、3種類から選べます。
　　　市場からの鮮魚料理
　　　山口県産スズキのグリエ　ヴェルジュ風味の赤ワインソース
　　　軽くスモークしたサーモンミーキュイ　ステラマリス風
　私は「山口県産スズキのグリエ　ヴェルジュ風味の赤ワインソース」を
　いただきました。
　甘味と酸味のコクのあるソースでした。
　連れは「市場からの鮮魚料理」。
　イサキのポワレでした。
　こちらは、アンチョビがアクセントになったバターソース。

◆お肉料理
　お肉料理は4種類。
　　　牛ホホ肉の赤ワイン煮込み　色鮮やかなお野菜をまとわせて
　　　和牛ランプのグリエ　そのジュと共に（+1,080円)
　　　豚足のファルシィ　あさりとフォワグラ添え
　　　仔羊のロースト　香草のペルシャード仕立て
　「仔羊のロースト　香草のペルシャード仕立て」と
　「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み　色鮮やかなお野菜をまとわせて」を選択。

◆デセール
　「フォレノワール」と
　「抹茶のヴァシュラン　グレープフルーツのムースグラッセ」

◆オーガニックコーヒーと小菓子
　コーヒーが香り高くて美味しかった。

パンは、ミニバゲット、ライ麦パン、豆乳パンの3種類ありました。

こちらで、6,300件目になりました～

小笠原家第30代当主・小笠原長幹伯爵の本邸として1927年に建てられた
スパニッシュ様式の小笠原伯爵邸。
2002年にレストランとして蘇り、
2008年より10年連続でミシュラン一つ星を獲得しています。

邸内には、グランドサロン、ラウンジ、シガールーム、
メインダイニング、テラス席などがあります。
1000坪の敷地内には、噴水や推定樹齢500年のオリーブの木、ガーデンテント、
パティオなどがあります。
パティオからは屋上庭園に至る階段があり、
2階にはルーフガーデンに囲まれたVIPルームもありました。

昭和の貴族は、こういうところでパーティーなんぞやってたんだろうなぁ～


こちらで開かれたウェディングパーティーに参加させていただきました。

グランドサロンでウエルカムドリンクサービス。
シェリー酒をいただきました。
アペティーボの「フォアグラのコルネ フルーツのコンフィチュール」をつまみながら
昭和の貴族になった気分で邸内をぶらぶら。

料理はメインダイニングにて。
小笠原伯爵邸オリジナル スパークリングワインで乾杯したあと、
次々と料理が運ばれてきました。

◆帆立貝 黒アワビ コールラビと青りんごのエッセンス
　ルビーオニオン　レモンのアリオリ
◆赤米のアロスメロッソ
　アオリイカ　ピメントンチョリセロソース
◆平目のプランチャ　ミニフェンネル
　マルーカのカラスミ　ピルピルソース
◆特選牛フィレ肉　フォアグラ　パースニップのクレモソ
　トリュフソース

特選牛フィレ肉とフォアグラの組み合わせが絶品。
シアワセ～な気分になれました。

ドリンクは、生ビール、白ワイン、赤ワイン、日本酒をいただきました。
赤ワインは、"Ramón Bilbao Palacio Del Conde De Ogasawara 2013"。
これも小笠原伯爵邸オリジナル。
重たくて、ちょっとスパイシーなスペインワイン。

パティオでケーキカットしたあとは、
季節のフルーツタルト、ストロベリー トマト、フルーツピンチョス、
マカロン、オリーブのガトーショコラ、クレマカタラナ、エラードなどを
邸内やガーデンで貴族気分で味わいました。
お腹いっぱいで全種類制覇できず。。
カットしてもらったウェディングケーキが美味しくてビックリ！
手抜きなしです。


お土産にポルポロンをいただきました。
口どけまでに「ポルポロン」と3回唱えると幸せになれる、
という言い伝えのあるスペインの伝統菓子。
サクサクッと軽くて、シナモンの香り。
ナッツの食感が心地いいお菓子です。

このタイトルが当店をもっともよく表現できていると思いつつ、
なんのことかわからないですね。。

渡良瀬川と旧日光街道との間、
幅1Kmもないようなこのエリアには、かつて古河城があり、
城下町として、また、日光街道の宿場町として栄えていた。

当店のあるこの通りには大きな商家が連なり、
城下で最も賑わう町通りだったらしい。
並びには「作家・永井路子旧宅」もある。

この通りと旧日光街道との交差点はT字路になっていて、
突き当りに、かつて古河警察署があったのです。
今は取り壊されて、そのまま古河駅方面まで道が突き抜けてます。

昭和初期、駅の向こう側には野原が広がっていて、
古河市の中心は駅の西側のこのへんにあったようだ。
そんな時代に、「警察からこっちでは～」というのが
エリアを特定する表現として使われたようだ。

そんな話を、当時「警察からこっちでは一番のべっぴんさん」
と言われていたというおばあちゃんから伺った。

そのおばあちゃん曰く、
「やっぱり川松は警察からこっちで一番だな」と。


こちらで会食をしました。
2階のお座敷に最大30名まで収容できます。

コース料理は３種類あります。
　桃：　3,000円（税抜き）
　　小付、刺身、焼物、煮物、揚物、食事、水菓子
　桔梗：　4,000円（税抜き）
　　小付、前菜、刺身、焼物、蒸物、煮物、揚物、食事
　福寿：　5,000円（税抜き）
　　小付、前菜、刺身、焼物、蒸物、煮物、揚物、酢物、食事

今回いただいたのは、桔梗コース。

仲居さんなどはおらず、
接客は、お店の娘さんの友達と夏休み職業体験の小学生。
このアットホーム感がイイですねぇ。

刺身の鮪がトロっととろけてむちゃくちゃ旨い♪
いいネタを使ってるみたいです。
天ぷらもカラッと揚がっていて美味しい。
うな重は、コースの〆なので大きくはないが、
あっさり系のタレで香ばしく焼いてある。
主観的には、つい先日、浅草の前川で食べたうな重より美味しい。

なるほど、「警察からこっちで一番だな」というのもわかる気がしました。