レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
2回
2021/05訪問 2021/05/20
記録を見返すと3年ぶりの訪問でした。月日の流れは早いものです。
今回は初のカウンター席。穴見さんと対面で食事が出来るまたとない機会。
日本料理のいろはを説明してくれました。
個室もこの上ない贅沢ですが、やはりカウンターがいい。
料理、茶器の説明は穴見さんから聞くのが一番ですね。
料理の感想まで残す時間と気力がなく、前回はまだ頑張っていたので簡潔に。
またカウンターで訪問します。
ご馳走様でした!
とうとう足を踏み入れました。法善寺横丁の老舗「本湖月」さん
いつかはと考えておりましたが、意外に早くその時は訪れました。
□場所、お店
場所はよく知ってます。入れなかっただけ
その暖簾をくぐると檜とお香の香りが鼻をくすぐります
この日は個室を予約していたので店内の石畳を奥に進み 2階に案内されます
20年前に法善寺の火災で一度焼失し、再建しているので外装からイメージするより内装は綺麗
個室は畳張りですが掘りごたつ式になっており楽に食事が出来ました
その掘りごたつに足を延ばし ゆっくりと落ち着く間もなく仲居さんが料理を運んできました
写真の不可を訪ねると 撮ってもいいですがブログなどへの掲載はご遠慮下さいと言われたので掲載は控えます
□料理
まず運ばれてきた先付けは2種
そら豆と片栗の花を炊いたものに米あられがあしらわれてます
もう一つはみる貝とウドを合わせて煮込んだもの
食前酒は新潟のお酒「かろかろ」
かろかろはその軽さからこの名称らしいですが、軽いというよりアルコールだけが変に分かれているようでちょっと微妙(^^;
椀物は蛤と”このこ”の真薯
料亭で出る真薯としてはボリュームあります
真薯に入っている蛤は身もしっかりしていて美味しい
ですが出汁としては好みではないかな
お造りは桜鯛と淡路島は由良の雲丹。春蘭が造りの上に添えられています
貴重である由良の雲丹の美味しさはわかるが、昔に現地で食べた天草の赤うにの方が甘みは上か
さらには一昨年に浅井東迎さんで食べた水うにの甘さが未だ忘れることが出来ない
桜鯛もこの時期には市場にも出回らないほどの食材だそう
貴重な食材を頂けた記憶が残ることが喜ばしい
次にイイダコの煮付け。横に添えられるのはイイダコのいい
なんやそれ?と私も思いました。いいとはイイダコの卵らしく、大きさが米粒と同じぐらい
それを一つ一つを丁寧に取り出し、その見た目は透明なご飯のように仕立てられてます
それが木の芽のソースの上に添えられており 一緒に食べると粒ゼリーと木の芽のデザートのようで新たな発見でした
ここで運ばれてきたのは いわば八寸。仲居さんがやっと持てるほどの大きな器に串にささった色とりどりの食材とぼんぼり型の器が人数分まとめて盛り付けられています
串には穴子の八幡巻、百合根、鯛の子、胡瓜と納豆漬け、山芋、生麩、蒟蒻、燻製された鮭などが刺さっています
春らしいぼんぼりの器の中には熟成された甘えび
見た目のインパクトがある綺麗な料理。味を楽しむこともさることながら、季節を感じる料理でした
本日のメインでしょうか。旬である竹の子を皮に包み炭焼きにしたもの
火の入れ加減が絶妙。ゴロっと大きめに捌かれていますが、歯ごたえと柔らかさのバランスが最高
山椒の葉の香りがこれほど素晴らしいと思ったことはありません
揚げ物は伊勢海老のおかき揚げとよもぎ豆腐
そういえば料理が始まりしばらくして今日はこの伊勢海老を使用しますと4尾の伊勢海老をたらいに入れた状態で見せて貰いました
その伊勢海老からこれだけしか使用しないのかと思うほどの大きさ
これはかなり贅沢な一品でした
次にお蕎麦が運ばれてきました。花山葵と有明海の海苔をあしらえた上品なお蕎麦
細いお蕎麦は風味も上品で、大変美味しく頂けました
〆はやはりと言うべき竹の子ご飯
シンプルでも旨味と深みがあります
鯛のそぼろが添えられており、一緒に食べると何杯でもいけそうです
お腹もそれなりに膨れてきてましたが、ついついおかわりを頼んでしまいます
仲居さんは手渡しでもいい一杯のおかわりでも 必ず私の横まで運んでくれます
当然とはいえ しっかりとした給仕をしてもらえました
カウンター席も良いとは思いますが、日本の料亭らしさを味わえる個室もありと思います
デザート一品目は”うすいえんどう”をこして練り上げ、モンブランのように仕上げた和菓子
中には丹波の白小豆ときました。貴重な食材をこちらでも惜しげもなく使用しています
もう一品は苺が寒天に包まれたもの
使用される苺は徳島のさくらももいちごです
なかなか口にする機会の少ない高級苺。寒天が甘さを引き立てるいい仕事をしています
苺自体は超甘いわけではなく、酸味もある濃厚な味
以上で料理が終了。コースに牛肉が含まれていなかったのが良かった
後半に出てくるお肉は重たくて食べるのに苦労するんですわ(^^;
□総評
スタートからデザートまで春らしさを満喫できる料理構成
器も春を感じさせるものばかりで大変綺麗なものばかり
四季のある国で生まれて良かったと実感しました
決して現代の趣向に合わせることのない生粋の日本料理
正直、自分にはまだまだ早い。もう少し歳と経験を重ねてから再訪したい
そう思わせる本湖月さんでした
ご馳走様でした!
2位
1回
2018/03訪問 2018/05/18
3月1週目の日曜日。各地で大雪の被害があった2月と打って変わり、気持ちの良いポカポカ陽気
滋賀県大津市の山奥にある比良山荘に日帰りで行ってきました
目的はツキノワグマの鍋です
大阪から車で2時間半ほど
京都市街を抜け どんどん山奥に入っていきます
この道は昔 鯖街道として賑わっていたと聞きます
こちらはその時代から旅館として営業していたのでしょうか
それぐらい雰囲気は抜群。もちろん店の前で写真は撮るでしょうw
旅館だけあって食事だけでなく1泊することも出来るんですね
美味しい料理とお酒をたらふく頂いて、そのまま就寝出来たら幸せでしょうね(´▽`)
さてお料理は郷土の食材を用いた自然身溢れるものばかり
有名な話では料理評論家であり服部学園校長、服部幸應先生が最後の晩餐には比良山荘の熊鍋を食べたいと言ったらしい
世界の渡部氏(アンジャッシュ)も毎年春に訪問されるそうで(春は熊山椒鍋だとか)
これは期待値が上がります
料理は滋賀のなれ寿司など郷土料理を凝縮した先付けから。その後 鯉の洗い、鱒、本もろこと琵琶湖を有する滋賀らしい内容が続きます
どれも素材の良さを活かした日本古来の調理方法
普通のお店では癖が強く食べれたもんじゃないですが こちらでは素晴らしい料理になります
それらと日本酒を楽しむうちにメインの熊鍋が運ばれてきました
使用するのは国産のツキノワグマで、店主の納得いった熊のごく一部だけしか出さないそうです
あれだけ大きい熊の一部だけとは、そらいい金額がするはずです
その肉は臭みもなく とろける脂身はなんとも表現できない味です
牛とも豚とも違う独特の風味が広がります
これが熊の本質というわけですね
次に猪の肉ですが、熊を食べたあとではもう普通のジビエにしか感じません
これだけなら十分美味しい猪なんでしょうけど(^^;
とち餅を楽しみ、うどんで〆。デザートは柑橘系のシャーベットと柿のソースだったと思います
お腹一杯です。満喫できました
これで熊鍋はしばらくは食べんでもえぇかな
個人の評価としてはそれほど癖になるようなものでもなかったです
比良山荘で大勢でワイワイと熊鍋をつつく雰囲気は格別でした
ご馳走様でした!
3位
2回
2019/10訪問 2020/02/14
少し前になりますが、2度目の訪問をアップしておきます。
つじ川さんの和とフレンチの融合が忘れられず1年振りに訪問。
前回のようなインパクトのある料理構成とは少し違いがありましたが、日本食の優しさが隠されているフレンチは私好みです。
美味しい食事と共にほっこりとした時間を過ごすことが出来ました。
訪問した2回とも秋だったので、次は季節を変えて伺いたいと思います。
ご馳走様でした!
南船場にあるフレンチレストラン「つじ川」さんにディナーで訪問です
こちらではフレンチと和食を融合させた料理を提供してくれます
フレンチの食材や手法と 和風の出汁や食材を掛け合わせ、日本人なら親しみ深い味わいが楽しめます
□場所
南船場エリアのくくりですが、最寄り駅は心斎橋
北心斎橋というエリアがあってもいい気がします
□お店
心斎橋とお店の雰囲気のギャップがいい感じ
がやがやした通りにポツンと落ち着いた佇まい
店内もすっきりとした綺麗な内装。シンプルなカウンター席に座るだけで落ち着けます
□料理
8,000円のコースをスタート
・カリフラワーのピュレ 三杯酢ゼリー 甘エビ
・ズワイガニと帆立のタルタルサラダ
・フォアグラと海老芋 お出汁のあん
・甘鯛のソテー 松茸あさりソース
・牛フィレ肉のロースト トリュフソース
・鯛めしとお吸い物
・デザート 5種類から好きなものをいくつでも
以上のコース
主な軸としてフレンチと和食の融合
お店で焼いた絶品のパンがありながら じっくり炊き上げた鯛めしもあります
フォアグラと海老芋の日仏コラボにかけられるソースは和風のあんかけ
フォアグラに負けないように仕上げた出汁が大変美味しく、これほどマッチすることに驚きです
〆は鯛めしとお吸い物。最後は完全に和食で仕上げとなりました(笑)
デザートは5種の中から何種類でも頼んで下さいと言われるものの、さすがに満腹で 3種を分けました
□総評
お店、店主、店員さん
柔らかい雰囲気で進む時間と出汁を使ったフレンチには和みを感じます
シャンパン、ワインを料理ごとにグラスで頂いたので少し高額に…
次回はボトルにして飲む量を減らさんとあきません
またフレンチ店に和みを感じに行きたいですね
ご馳走様でした!
4位
2回
2019/07訪問 2019/08/05
2度目の訪問になります。
相変わらずフランス料理、ワインへの追及心が凄い。
この日のメインはフランス産の鳩にしましたが、その前にカエルが現れました。
予約時にカエルは大丈夫ですか?と聞いてくれるところが嬉しい。
見た目は鶏肉のチューリップのよう。
味も淡泊で癖のない身。味付けが抜群なので美味しく頂けました。
カエルを食べているという感覚は全くありません。
ワインの説明も1本1本 詳しく丁寧に教えて下さる姿に熱意を感じます。
8席のカウンターは家庭的で温かく、また訪問したいお店です。
ご馳走様でした!
1カ月に及ぶ放射線治療後、体調がすぐれない日が続いていたのですが、回復してきたのでフレンチを予約しました
BMしていたカウンターでいただける北新地の「グラン シャン」さんです
□場所
ANAクラウンホテル前にある相互タクシーの斜め向かいにある雑居ビルの4階です
□お店
新地らしい古い雑居ビル。扉を開けると別世界。これも新地らしい
先述の通りカウンターのみ。重厚感のある店内で絵画が映えます
カウンターで食べるフレンチほど勉強になるものはありませんね
この日も南フランス地方のお話を沢山聞かして頂きました
□料理
ご主人が2週間、南仏とイタリアに出掛けられていたようで、その時に出会ったもの、発想を得た料理を使用した期間限定のコースでした
記憶が薄れているので間違えるより書かないようにしています
各料理1品に対してソムリエが選んだワインが付くコースにしました
・ピサレディエールから始まり、
・夏にピッタリのズッキーニのムース
・野菜と水タコにアイオリソースを添えたもの
・ブータンドゥラメールと言われる魚介とお肉をイカに詰めた料理
・魚料理はマナガツオのミキュイ
・肉料理はピジョンを選択。ブルーベリーソースが良く合います
・5種のチーズからそれぞれを切り分けてもらえます。苦手なバカラは除きます
・デザートは桃のソースにヌガーグラッセと呼ばれるフランスのアイスクリームを乗せたもの
・口直しにフィナンシェなど洋菓子3種とエスプレッソを
上記のコースでしたが簡単に流し過ぎましたね
細かく書くとあと1時間はかかりそうなので省略です
南仏で出会った郷土料理を口に合うように仕上げるシェフが素晴らしいです
味覚が合うのでしょうか、どれも美味しく頂けました
□総評
なによりカウンターで食事を取ることでシェフや奥様と距離が近くなり 楽しく充実した時間を過ごす事が出来ました
ワインバーで手軽につまみにしている感覚がするほどフレンチが身近に感じます
特別な日はテーブル席が向いてますが、日頃のディナーならカウンターもありですね
シェフと奥様のやりとりをたまに気にしてみたり(#^^#)
ご馳走様でした!
5位
1回
2018/03訪問 2018/03/31
電話番号非公開、人気もあり なかなか予約の取りづらいひでさん
居酒屋と割烹の中間的なこじんまりとしたお店です
3名で訪問しました
□場所
東心斎橋は畳屋筋にある名店裏通り
□お店
この場所で15年目にもなると年期が入ってますね
L字カウンター8席の寿司屋のような居酒屋です
強面の大将が一人で切り盛りされています
□料理
アラカルトでも注文できますがお勧めはお任せだと思います
メニュー表にあるメニューを少しづついただけました
まずホタルイカの炙りから始まり、生牡蠣の漬けをいただきお造りへ
炙ったり、漬けにしたり様々な手法でいただけます
数も多いので割愛しますが、どれも当然のように美味しいです(´▽`)
造りのあとは焼き料理、肉料理で〆は濃厚卵かけご飯
□総評
日本酒を飲みながらゆったりとしたこれぞ居酒屋という時間を過ごせました
お隣の客と仲良く喋れるのも割烹では少ない魅力ですよね(´▽`)
支払いもビールを沢山、日本酒も黒龍のしずくを頂きながら一人10000円を切るお値段
CPも抜群でした!
ご馳走様でした!
6位
1回
2018/12訪問 2018/12/15
会員制完全非公開?!映像、光、音を駆使したサプライズディナーショー
こちらは住所、電話非公開の会員制のお店です。
そう聞くと敷居が高そうに思えますが 紹介もなく普通に予約出来ました。
情報源はABC放送おはよう朝日です。
ネットで確認すれば電話番号も出ているので、かなりオープンな会員制ですw
□場所
肥後橋の雑居ビル内になります。
ここはオープンにはなっていないので詳細は予約時に聞くパスワードを覚えておきましょう。
□お店
扉にはロックがかかっています。インターホンを押すとスタッフが開けてくれました。
真っ暗な通路を抜けると会場が広がってます。
これでマスクで顔を隠せば秘密倶楽部でしかありません。
□料理
電気が落ち、スモークが部屋中に広がります。
スタッフがライトアップされショーがスタート。
まさにエンターテイメント。映像と音と食事の融合。
プロジェクションマッピングと音楽を駆使し、料理に合わした空間を作り出します。
森林浴、お月見、花火など様々なシチュエーションの時間を楽しめます。
時には暗闇になり視覚を遮って食事をしたり、大阪らしく世界一のたこ焼きが出たり、サプライズな演出が随所に盛り込まれています。
まさに五感で楽しめる料理でした。
□総評
ドリンクも全て込みで15,000円ぽっきり。
料理の量が控え目であるものの ショーの料金も含んでいると考えれば納得できるもの。
一つの料理に付き一杯のアルコールが提供されますが、これも量が少ないので2杯づつでも頂けると嬉しいですねぇ。
あと、料理のタイミングを全員合わせなけらばならないので、20時のスタートが絶対になるのですが、プレッシャーはありますね。
急な仕事、渋滞、電車の遅延などあると最悪。
遅れるとショーの途中からになるそうなので、早めの到着がベストですね。
これまでに無かった体感型の食事。
女性の方はもちろん、男性の方も皆さん楽しんでおられました。
ご馳走様でした!
7位
1回
2018/10訪問 2018/10/15
大阪にウニに特化したお店がないことにオーナーの白羽の矢が立ち、オープンさせたそうです
相方が大のウニ好き。即BM、即訪問です
ちなみにこちらの店の雲丹はすべて「海栗」の字を使用しているので合わします
□場所
北新地ANAクラウンホテルの西側にあるラグジュアリービルの4階
同じフロアに蟹に特化したカニジェンヌ、5階フロアには肉に特化したサロン ド クマ3(クマサン)があります
全てグループ店になり、カニジェンヌとは厨房を共有し シェフの池田さんが兼任で料理長をされているそうです
店名から察しがつきますが東心斎橋の貝専門店「ゑぽっく」とも姉妹店です
ちなみに日本橋の鰻に特化した鰻組もそうです
□お店
店内はまさにラグジュアリー。同伴orデート使用
内装費用が高額であることは簡単に想像出来ます
コの字型のカウンター席13席のみ
それぞれの席の前でライブ調理が出来るようになってますね
□料理
ディナーは15000円の海栗食べ比べコースを軸に
18000円のアワビが付いたコース
同額でシャトーブリアンの和牛が付いたコースがあります
シャトーブリアンはクマ3で使用しているもと同じと思うので上質であることは間違いなし
この日は15000円のコースにしました
・海栗プリン
・鱧と松茸のスープ
・海栗食べ比べ
・まな鰹の塩焼き
・旬の野菜の炊き合わせ
・ウニドッグ
・海老パン 海栗トリュフオイル
・海栗しゃぶ 蛤、鱧、鮑
・洋ナシのグラニテ
・海栗ヌードル 海栗茶漬け
・デザート3種
の構成
メインの一つで楽しみな海栗の食べ比べ
5種類の海栗が一皿で盛られている絵面は圧巻
品種と産地で違いが分かることと、自分の海栗の好みも分かります
ウニドッグはホットドッグのように海栗を海苔で巻いたもので、海栗にかぶりついたのは生まれて初めてかもしれません
もう一つのメイン 海栗鍋
海栗で取った出汁に蛤、鱧、鮑を通して食べます
海栗の香りが食材を引き立ててくれます
その出汁で炊いた〆の海栗ラーメン。そら美味いわなぁ
□総評
これだけ海栗ばかり食べれることはないですね
それだけに一人20000円を超えます
美味しいシャンパンとワイン、雰囲気と珍しさも含めその価値はあるように思えます
ただ、今までで一番美味しかった雲丹を越える海栗がなかったのも確かです
旬の7~8月頃に再訪せんとあきませんね
ご馳走様でした!
8位
1回
2018/10訪問 2018/10/22
この食事会は9月に予定されていましたが台風で延期。
甲子園最終戦の翌日に変更されたので打ち上げとなりました
いわゆる残念会ですね(笑)
予約したお店はこちらの「和牛まつした」さん。本店ではなく上通り店で
春頃に京松蘭はなれのすき焼きが美味しかったので再び焼肉屋ですき焼きをすることにしました
□場所
本通りと上通りに面したラグジュアリーな幸田ビルの二階
□お店
北新地らしい綺麗な外観と店内
白を基調にした明るい内装は焼肉屋ではあり得ない選択
しかし、煙や油でも全く汚れておらず綺麗な内装を保っているあたりはさすがです
個室を利用したのですがかなり窮屈で、やはり焼肉屋かと思うほど周りの喋り声が大きい
落ち着いた食事というよりガヤガヤ楽しい食事になりました
逆に気を使わなくてよいので、シチュエーションを考えて利用するとよいですね
□料理
予約時に話を聞いていると メニューには無いシャトーブリアンのすき焼きを用意出来るということでそちらを予約しました
まずシャトーブリアンとヒレ肉の握りからスタートし、すき焼きへ
店員さんが持ってきた大皿に盛られたシャトーブリアンはさしが細く網の目のように入っており綺麗の一言
調理法は初めから割り下を入れる関東風
さっと割り下に通し 色濃い卵にくぐらせ 口に入れると溶けて無くなります
舌さえあれば十分で歯は必要なし
見た目より赤身が多く脂身もしつこくない
上質な脂が入った超柔らかいヒレ肉といった感じです
追加で注文した特上すき焼き肉は脂身がかなり多く繊維質な食感
もちろん柔らかいですがシャトーブリアンと比べると違いは歴然
それでもこの肉が好みの方もいると思います
しかしシャトーブリアンはこの高級感だけでも喜んで貰えると思います
□総評
この日は元甲子園のビールの売り子達との食事でしたが さすがによく食べる
ユッケ、特上肉、松茸を追加で注文。これで一人16,750円
新地で飲み食いして、シャトーブリアンも松茸も満喫してこの支払いなら納得です
ご馳走様でした!
9位
1回
2018/10訪問 2018/10/24
この日は店名からも察しが付く馬肉専門店に訪問してきました
現時点で5店舗を構えるまでになった「北新地はらみ」の服部シェフ
その「はらみ」とは違った形態でOPENさせたのがこちらの「北新地さくら」
はらみではなく馬肉を取り扱う唯一の店舗になります
□場所
北新地、船大工通りは相互タクシー横のファミリーマートの向かいのビル1階にあります
□お店
何も飾らないシンプルな外観。高級感があり新地らしい
店内はカウンター6席と4人テーブル1席
カウンターは間隔にもゆとりがあり落ち着いた食事が出来ます
□料理
7,000円、10,000円、15,000円の3コース
10,000円と15,000円の差は馬肉のステーキともう一品が増えるそう
量を食べることが出来なくなってきたのでキャビアが付く10,000円のコースにしました
まず7,000円のコースにはない さくら肉のタルタルとキャビアのワンスプーン
スプーンの上に一口サイズで盛りつけられており、これを見るとカランドリエを思い出します
ユッケ風に味付けされたさくら肉のミンチとキャビアの風味がよく合います
次に馬肉造り盛合わせ。4種の馬肉を食べ比べすることが出来ます
ロース、ヒレ、タテガミ、フタエゴ
フタエゴはお腹の部位
馬肉も部位によってこれだけ違いがあることが分かります
この甘い醤油と馬肉の相性が相変わらずたまりません
八寸が綺麗に盛られて出てきました
厨房に立つお二人の出身が和食とイタリアンということでこちらの八寸が出来上がったそうです
馬のもつ煮込みがあればカプレーゼもあり、変化に富んでおり楽しめます
次に馬肉の握りはロースとヒレ
触感、味とも牛肉よりマグロに近い感じがします
醤油で漬け込んでいるために余計にそう感じるのかも知れません
何も聞かず目を閉じて食べたらマグロと答えそう
もちろん美味しいです
メインははりはり鍋をさくら肉で
馬肉のしゃぶしゃぶですがお肉につける濃厚卵の上にはトリュフがかけられる贅沢ぶり
大将自慢のお出汁がしっかりとした味付けで最高の仕上がり
さくら肉6枚とみず菜、白ネギ、湯葉をあっという間に完食
〆はそのさくら肉の旨味が出た出汁でお茶漬け
ご飯の上にはキャビアが添えられています
馬肉出汁とキャビアの海鮮風味の相乗効果が最高ですね
最後に安納芋とバニラのデザートになぜかエスプレッソ縛りで終了
私はエスプレッソ好きですが相方が苦手
手間にはなると思いますが選択出来るとニーズに合わせたサービスでさらに印象が良くなると思います
□総評
背筋が凍るほどベタですが旨い!
そう言い切れるほど美味しい馬肉専門店「さくら」
独特の雰囲気と味の良い心斎橋のホースも再訪候補ですが、高級感に差がありますね
また訪問したいお店が増えました
ご馳走様でした!
10位
1回
2018/09訪問 2018/09/21
最近、カレーから遠ざかっていました
あまり下調べもせず訪問。その後食べログで飛ぶ鳥を落とす勢いのある店だと知りました
2017年4月にオープンしたばかりにも関わらず、カレーのバイブル誌となりつつある、「究極のカレー2019関西版」にて総合GPに選ばれたとか
それを知らない時はカレーで検索してなぜ定食堂と呼ぶお店が高得点なのか検証するための訪問でした
□場所
大阪メトロ長堀鶴見緑地線、松屋町駅から南に徒歩6~8分でしょうか
店の西側すぐに6台ほどのコインパーキングがありますが満車だと少し離れた駐車場を探す必要がありそうです
□お店
空堀らしい古い民家が並ぶ 趣のある街並み
それに合わした外観ですが、となりの店が空気を読めていないのが残念(^^;
内装も古民家風で、その趣を壊さず、カウンターのみのノスタルジックな店内です
□混雑
お店に到着したのは平日の2時頃
2席空席があり、待つことなくすんなり入れました
しかし、良く調べるとピーク時では30分ほどの外待ちは当たり前のようですね
たしかに、入店してからも来客は絶えず、常に満席の状態でした
□料理
メニューは日替わりのカレーと定食の2種のみ
今日のカレーはスリランカチキンカレーでこちらを注文
バスマティライスが売り切れのため日本米で
カレーが1種類のため提供時間が早く(3分ほど)回転が早いように思えました
さて実食
優しいスパイスの風味と旨味が広がります
ただスパイスをガンガン効かせたものでなく、バランスを綺麗に整えている感じです
カレーでこの旨味は反則ですね
ゴロっとしたチキンも柔らかくてよく味がしみ込んでます
ダルカレーとの合いがけになっており、飽きることなくあっと言う間に完食です
お米に関しては やはりバスマティライスより日本米の方が風味がありますね
雰囲気は削がれますが このカレーには日本米が合うように感じました
このお店のバスマティを食べていませんが(^^;
□総評
総合グランプリを獲得したとの情報を知らずに食べれたので素直に美味しいと思えました
雑誌を見てからだと粗探しをしていたでしょうしw
再訪確定の定食堂金剛石さん
日替わりの定食も気になりますが、一人ならカレーを注文するしかないですね
ご馳走様でした!
2018年に初めて訪問したお店の中から選びました!
ファーストインスピレーション、第一印象がとても素晴らしく、5位以上は是非とも再訪したいお店ですね。
昨年も書きましたが大阪市以外のお店への訪問、レビューが本当に少ない。
今年は北海道に1泊2日の弾丸ツアーに行ったぐらい…(^^;
きっと2019年も大阪市内のレビューばかりが増える年になりそうです(笑)