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リスボン最後の日、ちょっと時間があるのでリベイラ市場にまで行く。そこで、店の前に大きな水槽が置かれており、ロブスターやら蟹やらが入れられている魚介系の本レストランにて最後のリスボンでの食事を取ることにする。開店は12時ということだったが、10分ぐらい前に来たのでカウンターで座って待つ。飲み物は注文を受けてくれた。12時を過ぎても料理の注文は受け付けずに、開店の準備をしている。まあ、ここらへんはポルトガルだからしょうがないだろう。さて、12時10分ぐらいに注文を聞いてきたが、ここはやはりロブスターであろう。しかし、みな巨大だ。そして、値段も一キロ90ユーロと、割安ではあるが絶対的には高い。ということで、躊躇したのだが、小さいのならイケルでしょう、と言われてそうする。注文を受けると、この店員は若くて華奢な美人だったのだが、水槽からそのロブスターを取って、まな板の上に置くと、いきなり包丁で脳髄に振り下ろした。ロブスターはばたばたしているが、頭を押さえられているのでどうにもできない。ばたばたの力が弱まったのを確認して、店員は一挙に身体を真っ二つに包丁で分けた。ロブスターだけだと物足りない気がして、ポテトとパンも注文してしまったのだが、これはどちらかでよかった。というのは食事が来てから気づいたのだが、圧倒的な量だからだ。 注文してもしばらく料理は来なかった。私が最初の客だったので、これはちょっといらいらしたが、メニューに当店はスローフード屋です、と書いてあったので、しっかりと時間をかけてつくる店なのであろう。20分以上経って、ロブスターは出てきた。オーブンで焼かれたものだが、ニンニクとオイルだけの味付けのようだ。さて、しかし食べてみたらこれが絶品のように美味しい。私は日本以外では、ほとんど魚介料理を美味しいと思ったことがないので、これは嬉しい驚きであるし、予想外であった。まあ、さっきまで生きていたので素材は相当、いいのかもしれないが、どんなにいい素材でも駄目にしてしまうのがヨーロッパ人という偏見を持っていたので、これは私の認識を新たにしてくれた。というか、日本でもここまで美味しいロブスターを食べるのは難しいと思うし、ほとんど原価の値段ぐらいだから、日本だとここの3倍から4倍の料金は覚悟しないといけないであろう。ポテトフライもしっかりと、ここで切って揚げられたもので、これも美味であったが何しろ量が多すぎたのは難であった。 結局、ロブスターのサイズが大きくなかったこともあり、57ユーロ、チップを入れても65ユーロで済んだ。日本での食事を考えても、非常にいい食事ができて、海外の店では例外的に高い評価をさせてもらう。
2017/07訪問
1回
地下鉄アラミーダ駅のすぐそばにあるレストラン
2017/07訪問
1回
新鮮な野菜はこんなに美味しいのか、ということを知ることができる北海道観光のちょっとしたアクセントとなるような料理を体験できるレストラン
2015/07訪問
1回
自由が丘で高い家賃を払っているが、ここに来ると、その甲斐もあるかなと思わせる。それほどのお店である。