10回
2020/07 訪問
うどん<冷、小1玉>
---2014年9月の口コミ---
初回訪問は2009年。初めて訪問した時は未だマイナーだったのに、今では讃岐うどんの中でもに超メジャーになった須崎食料品店です。
私自身は"須崎が讃岐うどんのNo.1"と信奉しているのですが、私が鹿児島遠征する8月のお盆近辺は、須崎の休業期間と重なる事が多く、毎年訪問することが叶わないのが悔しいのです。でも2014年は鹿児島遠征が9月になったので、猫まっしぐらで横浜から須崎<三豊市>まで750kmを9時間で走破しての訪問です。
2014年は"冷"と"温"の2種類を注文しました。"冷"は須崎のうどんが現在もNo.1である事を確認する為、"温"は山越うどんの"かまたま"との比較の為です。
まずは"冷"の確認。須崎のうどんのエッジの凄さは今更なので他のレビュアー様に委ねるとして、、、これだよ。これぇ。顎全体で噛み砕く食感と小麦の強~い香り♪。出汁は市販醤油を5~6滴かけるだけなので、他のうどん屋には及ばないけれど、うどんの玉だけで勝負している点がシンプルで潔いです。やはし頂上店だと思います。
続いては"温"のかまたま比較です。最近は、生玉子(\30)以外にも温泉玉子(\60)という選択肢もあるのですね。迷わず生玉子を選んで黄身を潰して和製カルボナーラを仕上げます。いざ実食。。。。ありゃりゃ。。。結論から言うと山越のかまたまの方が私好みでした。
理由2つあって、1つ目はうどんのコシ。"温"は"冷"に比べて、コシが弱く感じてしまいます。水で締めるという工程が、これ程うどんに劇的に変化を与えるものなのか。と別の意味で驚愕します。須崎のように、うどんの玉で勝負している店はぜったい冷を選択すべきですね。
2つ目は出汁。須崎の市販醤油では、山越のかまたま専用出汁には遠く及ばないようです。ふ~ん。山越の出汁ってば、結構塩辛いのに"かまたま向け"にはシッカリと研究されている訳ですね。
かまたまジャンルでは須崎は負けてしまいましたが、讃岐うどん全体では須崎がNo.1である事を再確認できた有意義な食事でした。ご馳走様でした。
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◎うどん<冷,小1玉>(¥200)
○うどん<温,小1玉>(¥200)+生玉子(\30)
2020/07/18 更新
2020/02 訪問
2022/06/26 更新
2019/08 訪問
2022/06/26 更新
2019/03 訪問
2022/06/26 更新
2018/07 訪問
2022/06/26 更新
2017/07 訪問
2022/06/26 更新
2015/08 訪問
2022/06/26 更新
2014/09 訪問
2022/06/26 更新
2011/08 訪問
2022/06/26 更新
2022年は値上げラッシュの季節です。小麦粉/ガソリン/乳製品…うまい棒まで値上げとの事。まぁ欧州が人道危機やエネルギー禁輸のリスクまであるので、日本の値上げは家計に痛いけど人命までは失われないので、甘んじて受け入れるべきなのでしょうね。はよ平和にならんかなぁ。コロナウィルスだけでもウザいのに……
でも、そんな暗い社会情勢だから一隅を照らすのも大事だよね。須崎食料品店という讃岐うどんの奇跡を紹介します。
初回訪問は2009年。2022年は10回目の訪問です。そこかしこが傷んだよろず屋は朝9時に行列が生まれます。その数20人超。皆、手に整理券を握ってます。駐車場に目をやると、土日は半分以上が香川県外の車だったりします。
客の側はそんな感じでガチャガチャしてますが、須崎食料品店の店側は至ってシンプル。うどんは温or冷。サイズは大or小。トッピングは生玉子のみという潔さです。
いつものように「冷の小」を注文。うどんを受け取ったら、だし醤油を少なめに小葱/生姜は多めに盛って完成~♪。どうだっ。これでたったの\230。今どき有り得ない値段です。香川県内でも小麦粉の値上げ起因でうどんの値上げに踏み切る店が多い中。2019年以降は圧巻の価格据え置き中です。
本当は大2玉を食べたいんだけど、讃岐うどん遍路11軒の途中なので小1玉で我慢。各店は同じ条件で比較しなくちゃネ。生玉子のトッピングもアリなんだけど、やっぱ須崎のは「冷の小」のみで味わいたい。それ程にうどんの麺がダントツで秀逸に美味しいのです。
冷水で締められた極太の麺が整然と白絹のように並んでて麗しいっす。1本をつまんで噛みます。よ~く、よ~く噛みます。顎に「噛め」と命令が要ります。もの凄いコシ。剛麺の頂点です。
それでいて噛めば噛むほど味わいが広がります。あっまーい。うっまーい。小麦の香りで口の中が満たされてHappy~♬。訪問の度に唸らされます。分かっちゃいるけどやめられない。Simple is best。須崎こそがうどん遍路の到達点なのです。奇跡を楽しみましょう。
朝9時開店だけど土日は11時過ぎに売切れちゃうので人気のほどが伺えます。約2時間の営業なので工程の難所です。
うどんを食べ終えたら丼ぶりの返却と共にお会計。料金は後払いで申告制ってのも性善説の昭和良心とマッチしていて微笑ましい。古めかしい建屋とも趣きが重なります。
須崎の愛好者としては、いつ迄も剛麺を楽しみたいので事業継続にも注力して欲しいです。価格据え置きは超ありがたいけど、それは店が続いてこそのお話し。振り返れば、初回訪問の2009年は"冷の小"で\150だったもんなぁ。2009年→2022年(+13年)で\150→\230(+\80)って頑張り過ぎでは。懐かしいなぁ…
これからも讃岐うどんの奇跡であり続けて欲しいので、販売価格に材料費増を適切に反映して欲しいです。頑張り過ぎないで下さいね。また寄らせて下さい。ご馳走さま。
2022年の11軒を好み順で表示:須崎食料品店>一福>うつ海うどん>山越うどん>おか泉>やなぎ屋 西大浜店>よしや>上戸>もり家>一匠>瀬戸晴れ
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うどん<冷,小1玉>(\230)