mgmfanさんが投稿したアルベルゴ・バンブー(神奈川/強羅)の口コミ詳細

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アルベルゴ・バンブー強羅、彫刻の森/イタリアン、ステーキ、パスタ

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2012/08 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

ジノリのカトラリーでいただく、遊び心溢れる箱根や駿河湾の旬景!

夏休みを利用しての、箱根一泊旅行。

目指すは、西荻窪trattoria 29の「5月の29の日」イベント
「PANZANO村から巣立ったcuochi3人、夢の共演!」
http://blog.livedoor.jp/mgmfan/archives/7763115.html
で才気溢れる数々の料理を提供した、森岡シェフが働かれている当店。

  ▼このお店の特長▼

◆箱根・仙石原交差点から一本脇道に入ると、
そこは、イタリア映画に登場する避暑地の趣。。。

イタリアのアルティジャーノの数々の作品を求め、
8年の歳月を費やして建てられたという、
アルガンティコの白壁の洋館


アンティークの大理石や屋根瓦などをふんだんに使用しているので
箱根の森とうまく調和しています。

18世紀に制作された、古城のような風格を持った
ノッカーを静かに叩けば、
柔らかなフレスコ画と大理石のシャンデリアで照らされた
ナチュラルな色調のメインダイニングへと導かれます♪


ここの窓から見える箱根の緑は、
壮大なフレームで切り取られた風景画のよう。

6mの天井とこの景色を見ながらの食事は
開放感に溢れ、緩やかな時間が流れます
。。。

◆沼津港にあがった新鮮な魚介や三島で採れた野菜など
地の利を活かした新鮮な食材
を使い、
箱根をテーマにした遊び心溢れる夜のコース料理
貴重なリチャード・ジノリコレクションのカトラリーでいただけます!

▼いただいたもの▼

夜のコースは、
Piacere(ピアチェーレ・¥6,300)と
Felice(フェリーチェ・¥8,400のコースの2種類。

今回は、私と友人とで2つのコースを注文し、
シェアしながら頂きました。

【下記レビュー中、 ⑥は¥6,300のコース料理
            ⑧は¥8,400のコース料理から。】

※ 添付URLは、その料理について書いた時のブログ

◆「下田の岩海苔を練りこんだゼッポレ」 (⑥⑧共通)

ゼッポレはバルでも見かけるようになりましたが、
多くは揚げパンみたいな食感でしたね。。。

こちらは、サクッとモッチリ♪
要は、ナポリピッツァのモッチリ感を
一口サイズでまとめ上げた“小さなピッツァ”


下田の岩のりの柔らかでいて濃厚な磯の香りが
小麦の豊かな香りと共に弾けます♪


◆「新緑」 (⑥⑧共通)

「5月の29の日イベント」の時にも森岡シェフは
ハーブのサラダで我々を驚かせてくれましたが。。。
http://blog.livedoor.jp/mgmfan/archives/7763115.html

新緑に見立てたリーフをかき分けると
中には北海道産のウニとアボカド


本来は濃厚な味同士のものを
上品なコクのアボカドのムースで纏めあげるってアイディア、
斬新だと思いません?

この小さな森の中には、
豊かな緑の囁きが幾重にもこだましています。。。

◆「フリッタータ ペコリーノ フォンドゥータ」 (⑥⑧共通)

茹でたじゃがいもに、
パンチェッタと玉子で“小さなオムレツ”を作り、
パプリカのソースを添えて


ほっこりとしたじゃがいもに対して、
パンチェッタの凝縮した旨みが
豊かな香りがまどろみ。

こんな“ワインに合う、おとなのオムレツ”
初めて出逢いました
。。。
http://blog.livedoor.jp/mgmfan/archives/14330025.html

◆「ミルクパンとライ麦パン」 (⑥⑧共通)

石窯で焼いた自家製パン

パリッとした香ばしい皮が特長のライ麦パンは、
酸味を控えた柔らかいクラム


口溶けが良く、ミルクの甘味を活かし。
こんがりとしたクラストに
小麦の香りを充分引き出したミルクパン



Albergo Bambooさんでは、
パンはスパイス入りのミックスナッツと
オリーブオイルをつけていただきます


クミンをはじめとするスパイスとナッツの香りが
穀物の甘味や香りを引き立て、
噛む程に違った表情を見せて、新鮮♪


◆「自家製フェットチーネと早川の鮎」 (⑧)

カリッと焼き上げた鮎の芳しい香りは清冽!
きゅうりの仄かな青さは、
川面の香りを表現しているのでしょうか?

フェットチーネのコシと鮎は心地良いリズムを奏で、
それはやがて銀色の余韻に。
夏の香りに、すうっと吸い込まれてゆきました。。。

◆「駿河湾の赤イカと万願寺唐辛子のスパゲティーニ からすみ添え」 (⑥)

赤イカはパスタのようにカットされながらも、
モチッとプリッと!パスタに対抗する心地良い食感♪

サルディーニャ産のからすみは、
まろやかな塩味で生臭みが全く無く、芳醇!


穏やかな海鮮の旨みにと嫋やかな食感にまどろむ、
高貴な味わいのひと皿でした
。。。
http://blog.livedoor.jp/mgmfan/archives/14381412.html

◆「リガトーニ 足柄牛のラグー」 (⑧)

これには、ここに書けないような
嗚咽が思わずこぼれ出てしまいました。。。w

肌理の細かい肉質の足柄牛の
艶やかな香り! 澄んだコクと旨み!
研ぎ澄まされた濃厚な味わいが
口の中に溢れてきて
。。。

コリッ! シコッ!
存在感の有るリガトーニの食感と
新ごぼうのコントラストも素晴らしい♪


◆「駿河湾の真鯛とカッチュッコ」 (⑥の「本日水揚げされたお魚」から)

真鯛のポワレに魚のペーストを添えたものだそうですが・・・

スタイリングが素晴らしいですね!

偶然にも、皿の上は夜の海が月を映すかのように、
大理石のシャンデリアが涼しげに顔を覗かせて。

甘鯛の繊細な旨みと、
荒々しく、複雑で凝縮した旨みのカッチュッコのペーストは
ジノリの皿に描かれた、豊穣の海!

http://blog.livedoor.jp/mgmfan/archives/14488010.html

◆「仔牛のロースト 箱根の大地」 (⑧)

芦ノ湖を模したソースの後方には富士山。
フライドパセリと炭化させた粒マスタードで
箱根の尾根を表現する、一大パノラマ♪


粒マスタードをそっと口に運べば
サクッとした食感と香ばしさの後に
柔らかな辛み。。。

ミルクのような優しい仔牛の旨みに
大地の香りにも似た
素朴なマスタードが穏やかにテンポを加え


そう、これは箱根の大地を散策する
そんな喜びと興奮に満ちたひと皿です
。。。


◆「30℃コンフィーの桃とルパーブのジェラート」 (⑥)
◆「南高梅のカッサータと柚子のムース」 (⑧)
◆「黒トリュフのタルト」 (⑧)

私は料理に集中しながらも、ワインを2本呑んでしまい、
ドルチェが登場する頃には、相当出来上がってしまったので、
甘いものに目がない友人がドルチェ担当。 ここでのレビューは控えますねw

《追加オーダー》

◆「チーズの盛り合わせ」 (※コース外)

ソフトな口当たりで甘味のある「トミーノ」は、
洋梨を添えてデザート感覚で。

セミハードな「ウブリアーコ ディ プロセッコ」は、
その爽やかな香りに合うように、アカシアの蜂蜜を添え


羊の乳から作って、脂肪分がやや高い
「ペコリーノ・トスカーノ」は、栗の蜂蜜を添えて


チーズの濃厚な味わいは勿論、
コクと甘い香りのマリアージュを愉しみました。。。


そう! シェフの明確なコンセプトに裏打ちされた遊び心と
コース料理の展開の妙♪

駿河湾の波しぶきのように、強く深く押し寄せてきました!

  • 「仔牛のロースト 箱根の大地」⑧:炭化させた粒マスタードで箱根の尾根を表現する、一大パノラマ♪

  • 「自家製フェットチーネと早川の鮎」⑧:カリッと焼き上げた鮎の芳しい香りは清冽!

  • 「駿河湾の赤イカと万願寺唐辛子のスパゲティーニ からすみ添え」 ⑥:モチッとプリッと芳醇!

  • 「リガトーニ 足柄牛のラグー」(⑧):艶やかな香り!澄んだコクと旨みに嗚咽が思わずこぼれ出て♪

  • 「新緑」⑥⑧:中には北海道産のウニとアボカド。上品なコクのアボカドのムースで纏めあげて。

  • 「フリッタータ ペコリーノ フォンドゥータ」⑥⑧:“ワインに合う、おとなのオムレツ”初めて出逢いました!

  • 「駿河湾の真鯛とカッチュッコ」⑥:魚のペーストを添えて。ジノリの皿に描かれた、豊穣の海!

  • 「駿河湾の真鯛とカッチュッコ」(取り分けたもの)⑥:甘鯛の繊細な旨み!凝縮した旨みのカッチュッコ♪

  • 「下田の岩海苔を練りこんだゼッポレ」(⑥⑧):濃厚な磯の香りがする“小さなピッツァ”

  • 「30℃コンフィーの桃」⑥:桃がコリッ♪ 甘酸っぱくてミントの香りに溢れています!

  • 「ルパーブのジェラート」(⑥)

  • 「黒トリュフのタルト」 ⑧:素朴な食感のポレンタの粉のクッキーを添えて。

  • 「南高梅のカッサータと柚子のムース」 ⑧:

  • コース料理には無い「チーズ盛り合わせ」;チーズのコクと2種の蜂蜜の香りのマリアージュ♪

  • パリッとした香ばしい皮が特長の「ライ麦パン」と小麦の香りを充分引き出した「ミルクパン」

  • パンは、クミンが香る「ミックスナッツ」とテーブルのオリーブオイルをつけていただきます♪

  • パンに付ける「スパイス入りのミックスナッツ」と「オリーブオイル」:噛む程に違った表情を見せて、新鮮♪

  • 「ミルクパンとライ麦パン」(お代わり分):石窯で焼いた自家製パンは香ばしい♪

  • 「コーヒー」:イタリアンローストのコクの豊かなタイプ!

  • 連れが気を遣って選んでくれた、¥5,800のワインw

  • シェフに見ててて頂いた赤ワイン

  • 6mの天井!柔らかなフレスコ画と大理石のシャンデリアが穏やかなに照らします。。。

  • ナチュラルな色調のメインダイニングからメイン玄関に向かって

  • 貴重なリチャード・ジノリコレクションのカトラリーでいただきます!

  • 窓から見える箱根の緑は、壮大なフレームで切り取られた風景画のよう♪

  • テラスにはティーク材のテーブルセットが涼しげです。。。

  • マホガニーのメイン玄関扉のノッカーは1700年代のオランダ製とか!

  • 車付きのヨーロッパタイプのグリル台は、ガーデンパーティーに大活躍するそう。。。

  • 8年の歳月を費やして建てられたという、アルガンティコの白壁の洋館♪

2012/08/19 更新

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