トントンマンさんが投稿したうな新(神奈川/平塚)の口コミ詳細

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うな新平塚/うなぎ、どじょう

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/10 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

ふわっと焼き上がった絶品うなぎ。コスパも最高!

緊急事態宣言が解除されたこともあり、家内と近場の温泉まで1泊2日のショートトリップに出かけることになりました。
今回の目的地は湯河原温泉です。

昨年母親が逝去してからというもの、父親の介護では家内にかなり世話になっていることもあり、たまには息抜きをさせてあげないといけないですからね。
父親も要介護認定を受けてショートステイも可能になりましたので、これからは最低四半期に一度くらいは旅行に出たいと思っています。
もっとも、コロナが急激に悪化しないというのが前提にはなりますが・・

この日は、台風一過で朝から青空が広がる絶好の天気。風も弱く、最低気温18度で最高気温は27度と、なかなか年間を通じてもこれだけの好条件が揃う日は珍しいと思います。

その湯河原までの往路、平塚で途中下車することにしました。
家内の実家は茅ケ崎ですので、平塚は隣り町ということになり、私よりも詳しいくらいなのですが、その平塚の駅近くを散策した後、ランチは、北口側にあるこちらのうなぎ専門店を利用することにしました。
平塚駅周辺の家内の感想は、随分さびれてしまったなというもの。
駅前の梅屋の衰退ぶりを見て、特にそれを強く感じたらしいです。昔は華やかなリし時代があったのでしょうね。
コロナ禍のせいだけではないと思いますが、確かに駅の周辺のお店にはシャッターが目立ったのは事実です。

温泉旅行時の往路のランチは、なんとなく、蕎麦かうなぎと相場が決まっており、ここ最近も東伊豆旅行時の熱海での蕎麦(@成木屋本店)、箱根旅行時の小田原でのうなぎ(@松琴楼)とその慣例を踏襲しています。
特に松琴楼での素晴らしいうなぎの思い出があるので、今回はうなぎということになりました。

平塚駅近くでうなぎの老舗と言えば、昭和3年創業の「川万」ですが、当店も創業50年近い歴史を持つお店で、とにかくハイコスパうなぎ専門店としての知名度では神奈川県でも有数の存在で、平塚でも人気では川万を凌ぐと言われているお店です。

緊急事態宣言中は、店内飲食をやっていなかったらしいのですが、事前に電話予約を試みたところ、緊急事態宣言継続の場合は予約は無効になるとの条件付きで予約可となりました。
営業しない場合は電話をくれるとのことだったので、了承して、無事緊急事態宣言解除となりこの日を迎えることが出来ました。

当店の場所は、平塚駅北口から西に延びるBENIYAパールロード商店街を抜け、さらに進んでプラザロードを超えた先になります。
プラザロードは信号が無いので、旧国1の市民プラザ前の交差点まで迂回して渡る必要があるので、ちょっと不便ですね。
なので、距離的には大したことなくても、駅から徒歩だと8分程度はかかると思います。

この日は12時からの予約でしたので、ほぼ時間通りに伺いました。
店頭には、看板が出されており、「本日の受付は終了しました。」と赤字で書かれています。
一瞬驚きましたが、その上に、「只今の時間、予約されたお客様のみとさせて頂きます。」とも書かれていました。
ひと安心して、扉を開けて入店します。

やや薄暗い店内ですが、入るや否やうなぎの香りに包まれて何となく幸せな気持ちになります。
店内は、カウンター席が2席ある他、4人用テーブル席が5卓20席、小上がりテーブル席が3卓12席の計34席のキャパです。
店舗情報では42席となっていますが、コロナ対応もあって席を間引いているものと思われ、緊急事態宣言が解除された営業再開後もこのキャパですので、最新情報として情報を手直ししておきました。

予約の旨を告げると空いているテーブル席へどうぞとのことでしたので、空いていた2卓のうち入口近くの卓に座りました。
注文も予め予約時に伝えてありますが(うな重特上@3,050円×2)、卓上のメニューを改めて確認すると、やはり首都圏のうなぎ専門店としては破格の安さだと思います。
我々は酒を飲むつもりが無かったので追加注文はしませんでしたが、周りのお客さんには肝焼き@420円をつまみにビールという人も多く見られました。

注文の特上うな重は、待つこと21分ほどでの提供でした。
お重の蓋を開けると、折り重なったうなぎでごはんはほぼ隠れています。
箸をつけただけで、ふっくらと焼き上がったうなぎがほろっと崩れ、その身を口に運ぶと、とろけるような柔らかさです。
骨抜きも完璧ですし、臭みも全く無い極上のうなぎですね。
タレも変に甘過ぎずにキリッと締まった感じがあって、うなぎの本来の風味をしっかりと味わえるようになっています。
ともすれば値段の安さだけが目立つお店なのですが、なかなかどうして、うなぎのクオリティも相当に高いです。

肝吸いには、肝のほかに椎茸と巻き麩が入ったしっかりしたものですし、きゅうり、大根、白菜の糠漬けもとても美味しかったです。
この極上のうな重が@3,050円とは、東京23区では考えられない相場ですね。

完全予約制にほぼ近い予約必須のお店ですが、少々交通費が嵩んでもわざわざ訪れる価値のあるお店だと思いました。

もちろん家内も大満足で、プチトリップのスタートとしては、これ以上無いとう感じになりました。
平塚へは約2か月振りの訪問でしたが、前回(洋食エイト高久製パン)もなかなか満足度は高かったですし、今回の当店もそれに劣らず素晴らしかったです。

この後はカフェタイムを過ごすべく移動しましたが、結論を先に言うと、そちらでも大満足。
平塚恐るべしです!

  • 特上うな重@3,050円

  • 特上うな重のアップ

  • とろけるようなうなぎです!

  • 肝吸い

  • 漬物

  • うなぎ料理メニュー

  • 一品料理と飲物のメニュー

  • 店内テーブル席

  • 店内小上がり席

  • 店頭の掲示

  • 外観

2021/10/18 更新

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