Dr.TJさんのマイ★ベストレストラン 2011

Dr.TJのラーメン館

メッセージを送る

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

昨年は私のレビューの中心となっているラーメンだけを取り上げて2010年マイベストを決めましたが、同じような切り口でベスト10を決めてしまうと毎年同じ順位になりかねないので、今年はちょっと別の見方で…下記のような切り口で決めてみたいと思います。

①ラーメンにこだわらない
②今年初めて食べた店のベスト10とする
③必ずしも味だけで決めない 何しろ印象深かった店を選出する

こんな切り口で決まった私の2011ベスト10。下記のようになりました。
注)写真付きレビューの並べ方を間違えたため、下記コメントとレビューの順位がリンクしていません。
   10位と7位の順位が違っていますが、正しいのはこのコメントの方です。レビューの方の順位は間違っていますのでご注意下さい。

【第10位】
『ラーメン・ブギ』
図らずも10位から7位までが続けてラーメンです。
比較的家から近い店としては、この店が最も印象深いラーメンを食べさせてくれました。
徳島ラーメンというジャンルの食わず嫌いを改めるきっかけとなった店。もっとも本場の徳島ラーメンを食べたことがないので深いことは言えませんが…
臭みがなく、濃厚な豚骨スープは一食の価値あり…だったのですが、何と閉店してしまった模様!ショックですorz

【第9位】
『らーめん HANABI』
何処となく東池袋大勝軒のテイストを感じさせる店。少なくとも影響は受けているはず。山岸御大の偉大さが感じられます。
東池袋大勝軒の影響を強く受けながら、独自に味をブラッシュアップしていった店は沢山あると思いますが、中でも特にこの店はそれに成功した店ではないでしょうか。
味、接客、店作り…全て満足できる店です。

【第8位】
『らーめん 中々』
超淡麗、超清淡、体に染み入るとはこのスープ。
最近食べたラーメンの中では最もさっぱりした味わいで、もっと早く食べておけば良かったと思わされたもの。
お客さんの顔ぶれも老若男女問わず幅広く、地元で高い人気を博している事が分かります。
味の形容が非常に難しい店なので、気になった方はとりあえず食べてみることをお勧めします。
基本ラーメン600円というリーズナブルな価格も◎

【第7位】
『きんか本舗』
厚木にはラーメンの名店が多数ありますが、この店は今年初めて食べた店としては大当たりの店。
座間にある『きんか堂 本店』では、思い出せないほど前に一度食べた(はず)。その時は家系に近い豚骨スープに感じて大して良い印象を持ちませんでした。
新たにタンメンの店として厚木に店を構えたこちら。今では幾つもの店を経営するに至った社長が自ら中華鍋を振っています。それだけで素晴しい!
お味の方も素晴しいです。豚骨ベースの濃厚なタンメンはあまりお目にかかれないジャンルだけれど、炒め野菜の旨味を余すところなく取り上げたスープは絶品。
辛さなどの好みにも対応してくれるので、同じメニューでも毎回少しずつ違った味わいに変化を付けることが出来ます。
最近はメニューも増え、限定メニューなども充実して目が離せません。

【第6位】
『栗の里』
厚木の本店です。
R129山際交差点近く。とは言え車でなければ通うのはかなり困難な場所。決して恵まれたロケーションではありませんが、平日でも昼休み時は大きな駐車場がいっぱいになり、店内に待ちが出るほどの人気ぶり。
それもそのはず。アツアツの鉄板焼きハンバーグはつなぎが少なく大きなもの。とても美味しい。
ご飯はおかわり自由。コーヒーやデザートなども充実しているので近所の主婦仲間の憩いの場になっています。
綺麗な店内ですが気取るところなく居心地が良いです。なので外回りの営業マン風、学生、近所の現場の職人さんなど、様々な人が食べています。CPも優れているところがありがたい。
第7位のきんか本舗同様、オーナー自ら接客をするなど、経営者が現場に出て働いているのはとても素晴しい事だと思います。

【第5位】
『やきとり どん』
震災直後、電車の運行状況次第では身動きが取れなくなるので、翌日の仕事に合わせて前日泊をして、その晩に訪問したので非常に感慨深い店。
ここは夜のオアシス!サラリーマンから近所の学生、私のような一人飲みから若い女の子だけのグループまで、安くて美味しい店は誰もが入りたくなります。
メニューも豊富。特に串焼き類は一串100円が中心。焼酎のお湯割りは焼酎濃度が無茶苦茶濃いので、3杯も飲めば酩酊できます。

【第4位】
『食事処 おしゃまんべ』
家の近所の隠れた有名店。今年初めての訪問です。
何しろメニューが豊富で盛り付けが良いのが特徴。そんな中でも多くの方がレビューしている「ジンギスカン定食」は、その馬鹿馬鹿しいまでの盛り付けっぷりに誰もが驚くはず。二郎のバカ盛ラーメンを食べなれている私も出てきた瞬間に唖然としました。
盛り付けの良さばかりに話題が振れてしまうこの店ですが、味の方もとても良い。必ずや満足できます。
店員さん方のチャキチャキした働きぶりと接客も心地良い店。

【第3位】
『レストランBON』
今年の前半は本厚木駅近くに仕事で出かけることが数回あったわけですが、毎回の食事が好印象だったのでこの街が好きになりました。
そんな中で最も印象深かったのがこちらの店。
決して洗練されていません。特別安い店でもないでしょう。しかし一昔前ならどの店にもあった懐かしいレストラン。その雰囲気は非常にノスタルジックです。メニューも何処となく懐かしいもの。ファミレスではなく、昔ながらのレストランで食事がしたければ、この店はお勧め。
ウエイトレスのお姉さんがみな美人なことも特筆すべき点。

【第2位】
『うな新』
私はうなぎが好きです。でも値段ばかり高くて大したことのない店は沢山あるもの。
この店は注文を受けてから魚を捌き、串刺し、蒸し、焼くという高級店と変らない工程を経て作られるのも。なので提供までに時間がかかります。基本的には予め人数と時間、注文するメニューを伝えて予約する必要があります。
これだけ手間のかかる工程を経ていますので当然美味しい。しかも“上うな重”が1500円という今日日信じられない価格。手間と味を考えたら倍以上の値段を取られてもおかしくないもの。素晴しいCPで驚き!
焼き場担当が何と女性でした。調理を見ることが出来ましたが、気持ちの良い仕事振りで感心。

【第1位】
『スパゲティー&コーヒー マルコ』
この夏沼津での仕事の最中に色々な店で食べましたが、もっとも印象深かったのはこの店。
“あんかけスパ”という食べ物を初めて知りました。そしてその美味しさを教えてくれたのがこの店。
名古屋発祥の食べ物で良い印象を持ったものは少ない私ですが、これは絶対あり!美味しいです。
小学生の頃給食で食べた“ソフトめん”が最も近い印象。でもはるかに美味しいです。懐かしさもあって非常に印象深い食べ物でした。
基本のあんかけスパに色んなトッピングがされたメニューがあり、ご飯も一緒に食べることが出来ます。
決してCPが良いとは思わないけれど、今年食べたものの中では飛びぬけて印象深い食べ物、及び店でありました。

マイ★ベストレストラン

1位

スパゲティ&コーヒー マルコ (沼津 / パスタ、喫茶店)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/09訪問 2013/06/01

あんかけスパゲッティーとはこれいかに!? 予想以上の味に驚き!

【2013.05.27再訪】
ようやく仕事が一段落したこの日、友人とともに西伊豆方面に一泊して釣りに行くことにしました。前日までの疲れが残っていたのでのんびり出かけ、途中沼津で昼飯を食べて行くことに。
何処で食べようか…一昨年仕事で何度も訪れていたので、その時に食べた店をいくつか思い出してみますが、月曜日定休の店があったり…なかなか決まりませんでした。っで、やっぱりここだろうと。沼津で食べた店の中では飛びぬけて印象深い店です。
ちょうど昼飯時に差し掛かってしまったので混んでいるかなと思ったら、この日は空いていました。広い店内に数名のお客さんがいるだけ。私たちは一番奥のテーブル席に陣取って、メニューを眺めます。やっぱりランチだな。
今回の私は今まで食べたことのない「Cランチ(850円)」を、友人は「Aランチ(850円)」を注文。ちなみにCランチはミネラーゼのスパゲッティだそうです。と言われても良く分からないのですが。

さて出てきたスパゲッティ。見た目も何だし、麺がふにゃふにゃ。パッと見は全く美味しそうに見えないけれど、これが不思議な美味しさ。麺とあんかけが良く合っているのです。一昨年は大変気に入って何度も食べました。
しかし今回のミネラーゼは、少々酸味が強いですね。Aランチのスパゲッティであるマテリシャーナがこの店の基本だと思われ、私は昨年食べたマテリシャーナの方が好みでした。

ところがこの日、店主は暇だったらしく、食べ方の講義を私たちにしてくれたわけですが…まず卓上の魔法の粉…これはローレルとバジルその他数種類の香辛料がブレンドされたもの…を断りもなくパッパと掛けてしまいましたよ!そしてタバスコを数滴。更に餡と麺を良く混ぜてしまいます。まるで二郎の天地返しのように。
本当の食べ方はトマトを1/3くらいに崩して麺に混ぜ、付け合せのキャベツの酢漬けも一緒に混ぜ、その上何とご飯まで混ぜて食べるのだそうですが…香辛料強すぎです。もう少し控えめな方が良いですね。なお、私はご飯は混ぜないで最後に残った餡に和えながら別に食べた方が美味しかったです。

店主曰く、「人の味覚は千差万別。なのでこのような香辛料で好みの味付けにしていただくのが当店のポリシー」…ってほとんど勝手に味付けされてしまいましたが^^;
色んな意味で面白い店です。ベースは美味しいので沼津に立ち寄る事があったらぜひ一度w


【2011.08.24初訪 09.07 09.21再訪】
沼津での仕事は当初昼休みもまともに取れないほど忙しいものでした。そんな日には仕事場の近くで食事を済ませたいものです。こちら『マルコ』は仕事場のすぐ近く。食べログでの評判も上々ということで、満を持して無茶苦茶忙しかったこの日に初訪問です。
13:30頃店に入ります。お昼休み時間を過ぎていましたが、数人のサラリーマン風が食べていました。いや、食べ終わっているけれど新聞読みながらタバコをふかしている人が沢山います。一体この人達の休み時間はどんな事になっているのでしょうか。私も全く人の事を言える立場ではありませんが。

初めての店で何を食べたら良いのか分かりませんでしたが、事前に仕込んでいた情報ではこの店は“餡かけスパゲッティー”を売りにした店であるとの事でしたのでやはりそのメニューが良かろうと、店員さんが持って来てくれたメニュー表を眺めます。んが、そもそも名古屋発祥と言われる“餡かけスパゲッティー”というものが良く分かっていない私は迷はしてもどれが良いのかさっぱり分かりません。なので何となく気まぐれで「オムレツ(900円)」というメニューを注文して見ます。

待つ事しばしで注文の品が出てきました。おおっ!本当に餡がかかっている!その上にオムレツが鎮座しています。見慣れない光景です。先日『ボルカノ』で食べたものもこんな感じだったな…中部地区ではワンプレートに色んなものが乗っかったものが好まれるのかしら…

早速一口いただきます。スパゲッティーはかなり柔茹で。コシは完全に無くなっています。そこに問題の餡を絡めていただきます…あれ!旨いなw
餡は炒めた挽肉とマッシュルームをブイヨンで絡めたものでしょうか?味付けは醤油がベースになっているのかな?予想に反してさっぱりしていて、小学校の給食で食べた“ソフトめん”に良く似た食感のスパゲッティーに良く合っています。
名古屋の食べ物は実に不思議に思えるものが多くて、良く面食らいましたがこれは絶対ありです。とても美味しいです。

更にオムレツ。割ってみると中からはトロトロのチーズが出てきます。ベースがさっぱりしているから、このチーズの濃厚さがちょうど良いです。不思議にチーズと餡かけの味が良く合っています。

予想以上に美味しかったので、後日別のメニューを食べる事にしました。

*******

そして後日、先日別のお客さんがご飯が乗っかったものを食べていたので、私もご飯を食べようと決めて訪問です。あの餡かけは絶対にご飯に合うはずです!
店に入ったのは前回とほとんど同じ13:30頃。やっぱり新聞読みながらすっかりくつろいでいるサラリーマン風が数人います。一体…あまり深い詮索はしないことにして、店員さんにハンバーグが乗っかったスパゲッティーを注文します。その際にご飯を乗っけて欲しいとお願いしたところ、「それではランチにしましょう」と言ってくれました。どうやらこの店ではご飯が加わる事をランチと言うらしいのです。店員さんは厨房で働く店主らしき人物に「ハンバーグランチ一つ!」とでかい声で伝えています。つまるところ私が注文した品の正式名称は「ハンバーグランチ(1050円)」で良さそうです。

そのハンバーグランチ、前回と同じ餡かけスパゲッティーの上に大きなハンバーグと目玉焼きが乗っかっています。ハンバーグはつなぎが少なめで結構しっかりしたもの。柔らかくアツアツ!本格的なもので満足です。ここに目玉焼きの黄身を絡め、更に餡かけスパゲッティーと一緒に食らいます。
これまた今までに食べたことのない組み合わせですが、とても旨いですw
そして予想通り、この餡とご飯は良く合います。一皿で二度美味しいw

2度食べて旨かったので、もう一度来ようと決めて店を後にしたのでした。
ちなみにランチとは先述の通りご飯が乗っかるだけです。そのご飯の量を勘案すると、100円増しは高い気がします。

*******

更に後日、今度は定番メニューとして用意されている「Aランチ(850円)」を食べる事にしました。
訪問時間は前回よりも更に遅れて14:00近くになってしまいました。んが、驚くべき事にまたしても新聞読みながらタバコをふかしているサラリーマン風が数人…深く詮索するのはやめて、店員さんに予定通り「Aランチ」を注文します。
待つことしばし…

Aランチとは、正式な名称が分からないのだけれど基本スパゲッティーと思しきシンプルなスパゲッティーにご飯が付いたものでした。
ベースとなっているこの餡が美味しいから、どんなメニューも美味しいのだな、と基本の大切さが良く分かるメニューです。
当然ご飯を餡に絡めて食べれば前回同様美味しいものでしたw

また沼津に仕事で出向く事があれば、もう一度食べてみたいと思わせる店ですw
私は気に入りましたw

  • オムレツ
  • ハンバーグランチ
  • Aランチ
  • Cランチ

もっと見る

2位

うな新 (平塚 / うなぎ、どじょう)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2011/06訪問 2013/01/24

この味このボリュームにしてこの値段! 近所の方が羨ましくなる鰻料理店

【2011.06.06初訪】
所用を済ませたのが結局17:30頃。その後記録を作成する必要もあったので、平塚で夕飯を食べて帰る事に決めました。
この店は既にチェックだけは入れてあったのですが、夕飯を平塚で食べることは滅多な事ではないので、結局行けず仕舞いになっていました。携帯のデータで何を食べるか検索してみましたところ、この店が候補に挙がりました。確か焼きあがりに時間がかかるので予約が必要だったはず…早速連絡してみます。良く考えたら一人分の予約なんて出来るのかな?と心配になりましたが、店の方は快く受け付けてくれました。
予約はメニューも同時に行う必要があるのですが、今回は「うな重 上」をお願いしました。確かとてもリーズナブルだったはずなので…

さっさと仕事を終え、店に向かいます。携帯に入っていた住所から検索しましてカーナビに登録。平塚駅北側のちょっと外れにあります。私のカーナビはおバカなので、店が確認できる前に案内を終了しやがるわけです。これまでにもその件で何べんカーナビに制裁を食らわしたか分かりません。通り沿いには全くそれらしき店が発見できなかったので、仕方なく路地を折れてもう一回りしようと思ったらそこに店がありました。路地裏に店構えがあるので、普通なら迷うかも!良くぞ一発で探し当てたものです。

予定時間より10分ほど早い18:20頃でしたが、店の向かいにある駐車場に車を停めます。店先には予約の受付をしている旨が告知されています。やはり概ね一時間くらい必要なのですね。店は良い意味で年季が入っています。これは期待できそうです。佇まいを見た瞬間に感じる私の勘は結構当たるのです。
店の扉を開けると右手に調理場があり、その前にカウンターがあります。一人の私はそこに案内されました。奥には座敷があり、家族連れなどはそちらに入れます。

洗面所で手を洗って戻ってくると、すぐにうな重を運んでくれました。なるほど予約しておけば予め作り始めておいてくれるわけですね。
蓋を開けてご対面であります。
上と言うだけの事はある大きな鰻。一口いただくと、身はフワフワだけど皮の回りにコシを感じるのです。おおっ!この食感は印旛沼の近くにある鰻やに仕事関係で連れて行ってもらった時の鰻に通じるもの(ちなみにその鰻は今まで食べた鰻の中で一番美味しかった)。
タレが意外にも薄口。鰻の身の美味しさを堪能してもらうという事なのでしょうか。悪くないです。鰻の脂身の持つ自然な甘みは、やや薄口で甘さが控えめのタレの方が良く分かるのだと思います、多分(かなり自信無し^^;)。
その後はあまり考えるのはやめて、食べる事に専念します。久しぶりの鰻は美味しいなw
肝吸も漬物も味は薄め。それがとても良い。特に漬物。恐らく自家製だと思います。白菜漬けが特に美味しいw

食べながら調理場の風景を見ていました。この店は驚くべき事に若いお姉さんが鰻を焼き、そして蒸しています。捌いているところは見る事は出来ませんでしたが、生の状態から焼き上げ、その後蒸し、タレに絡めて味付けを行うという一連の工程がこのように行われているのは初めて見ました。これは確かに全工程一時間くらいかかりますね。と言う事は、結構な値段を取られる店であっても飛び入りで入って直ぐに出てくる店は、白焼きの状態で大量にストックしていると言う事ですね。お客さんの回転を考えたらそうなるのが普通だと思います。逆にこの店の実直さを評価するべきだと思います。

この質にして1500円!恐らくちょっとした店なら倍以上の値段を取られても良いものです。素晴しい!
平塚は良い街ですね。こうした真面目で良心的な店が多く、なおかつレパートリーに富んでいます。近所に住んでいたなら、この店では「骨の唐揚げ(何と100円!)」なんて言うつまみなど食べながら日本酒をいただきたいw

  • うな重 上 ①
  • うな重 上 ②

もっと見る

3位

レストランBON (本厚木 / 喫茶店、洋食、ヨーロッパ料理)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2011/06訪問 2013/01/24

かつて何処の街にもあったレストラン ノスタルジー漂う店内とメニュー

【2011.06.26初訪】
手ごろな価格で食べることが出来る洋食屋さんは貴重です。恐らく、かつてはどの街にもそんな洋食屋さんが存在していたと思うのですが、ファミレスの台頭と共にすっかり姿を消してしまった感があります。確かに小さな子供を連れた家族にとってはファミレスは使いやすいでしょう。駐車場があり、テーブルがでかくて他のテーブルとは区画されているので安心して子供を連れて行く事が出来ます。
反面味が画一的で、店によっては決して安上がりでない事も事実。やっぱり個人店にはそれなりの個性と趣があります。
この店は、今年仕事で本厚木に来る機会が多かったのでチェックを入れていたのですが、ほとんどの仕事が定休日の水曜日だったので、今まで来る事が出来ませんでした。今回初めての訪問となります。

仕事が終わり、店に出向いたのは19:45頃。ビルの地下1階にあって普通ならちょっと分かりにくいはずですが、広い店内はかなりのお客さんで埋まっていました。さすが老舗!ほとんどが学生くらいの年齢層で、休みの日の夕食時間を友人たちと過ごしているようです。
空いている席に自由に座って良さそうでしたので、適当な席に座ります。

メニューは沢山あってかなり迷います。最初はハンバーグを食べようと思いましたが、ここのところハンバーグばかり食べているような気がしたので「生姜焼きとエビフライの洋食セット(1575円)」を注文。ドリンクは食後のホットコーヒーにしました。
それにしてもこの店、フロアー係のお姉さん方が皆美人さんだ!別の意味でも驚き!

10分と待たされずに注文の品が出てきました。メニュー写真で見たものに比べるとちょっと量が少なめに見えますが、エビフライは頭の付いたもので結構大きなものが2本。生姜焼きの肉も厚さは無いが大判が2枚。これにミニサラダとスープが付いています。ご飯はファミレスの並盛よりちょっと多め。コーヒーまで付くので値段にしては良心的な内容ではないでしょうか。

生姜焼きはちょっと甘めの生姜醤油で和えられた肉。これは中華料理店などで食べる生姜焼きとは違い、まさに洋食屋さんの生姜焼き!ほんのりワインビネガーのような香りがするソースです。これはご飯が進みます。
エビフライはタルタルソースだけがかかったもの。かかっていると言うより、皿に敷かれたタルタルソースの上に海老が乗せられた格好。タルタルソースがかかってしまうことで海老の姿が悪くなる事を避けるためのビジュアル的な措置なのか、あるいはタルタルソースでビチャビチャにならないようにしているのか…何れにしてもタルタルソースの味がかなり薄く、飯のおかずとしては別にソースが欲しかったのだけれど、卓上にはありません。まあ最近塩分摂りすぎなのでちょうど良いかと前向きに考えます。

食後のコーヒーは非常に濃いもので、チェーンのコーヒー店のエスプレッソに近いくらいの濃度でした。久しぶりにこんなに濃いコーヒーを飲みました。ブラックで美味しいコーヒーですw

何だかほっとする店です。チェーン店とは違う個性を、料理からも、接客や店の作りからも感じられます。そういう店が私は好きです。

  • 生姜焼きとエビフライの洋食セット
  • 生姜焼きとエビフライ

もっと見る

4位

食事処 おしゃまんべ (上溝、番田 / 食堂、海鮮、揚げ物)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/05訪問 2013/06/01

皆満足満腹定食 メニューが豊富で家族連れでもOK

【2013.05.23再訪】
仕事がようやく落ち着いてきたこの日、次回の釣りのために近所の釣具屋へ出かけたついでに久しぶりに食べて来ました。
13:30という実に中途半端な時間。お客さんは最初私だけ。ところが後から2組4名が入ってきました。この周りには食事をする場所が少ないので、営業の外回りをしている人などにとってはありがたいようです。
店内に入ると、前回同様女性の店員さんだけで切り盛りされていました。厨房内に3、4人ほど、フロアー係が一名。みなさん元気な接客…ってこの日は元気すぎて居酒屋みたいにでっかい声で「ヘイ喜んで~!」。良く考えたらこの店は夜には居酒屋になるのでした。

今回はちょっと迷って「唐揚げ定食(780円)」を注文。備え付けの新聞を読みながらしばし待ちます…

…って結構待たされます。一瞬裏山まで今まさに鶏を打ちに行っているのではないか?と思ったら、後の方が注文した「生姜焼き定食」と同じロットで出てきました。唐揚げは作りに時間がかかるようです。
どうでもよい話ですが、北海道では唐揚げのことを“ざんぎ”と呼びます。この店は北海道料理の店だけど“ざんぎ定食”ではなかったな~…

さてこの店の凄いところは、どんな定食にもメインのおかず以外に小鉢が沢山ついてくることですね。しかもご飯は最初から良い盛りっぷり!CPについては言うことありませんね。

鳥の唐揚げは、衣に既製品の唐揚げ粉を使わずオリジナルのものでした。衣自体には味が付いていないので、レモンを絞った後でほんの少しだけ醤油をかけていただきます。この食べ方が好きですw
全体的にしっとりした揚げ具合。中までアツアツです。唐揚げは店によって趣が色々で面白いですね。
付け合せのキャベツやマカロニサラダもたっぷり。

付け合せの小鉢は、冷奴、かぶの漬物、野菜の煮びたし、そして味噌汁。
この日の味噌汁は玉葱でした。新玉葱で甘くておいしいw

今回も腹いっぱいになりましたw


【2011.11.23再訪】
この日釣具屋のバーゲンセールがあり、釣糸が超お値打ち価格で提供されていたので、ここぞとばかりに買いに行きました。そのついでに夏以来となるこちらの店へ。
12:30頃店到着。休日とあって、店内は家族連れ多数。
入り口近くのテーブル席に座り、何を注文しようかしばし迷います。前回来た時に比べると店内に張り出されたメニューの短冊が少なくなった気がしますが、それでも海鮮料理からジンギスカン、揚げ物や丼飯まで幅広いメニューがあります。これなら家族連れでも大丈夫。
私はかなり迷った挙句、北海道料理の店ならそんなメニューが良かろうと「紅鮭ハラス焼定食(860円)」を注文します。
ハラスとは…今でこそチェーンの居酒屋でも普通に食べることが出来るので誰でも知っている通り脂の乗ったお腹の部分。私は札幌在住時に鮭の身の内、この部位だけの焼き魚を初めて食べたのでした。肉で言えばバラに相当するのでしょうか、目の前で網焼きされた身から滴り落ちる油がいちいちジュージューと音を立て、なおかつボーボーと凄まじい煙を発しながら焼きあがるその姿は、さながら悪魔を召還する儀式のようで厳粛な風景でありました。

店備え付けのスポーツ新聞には釣りの欄がなく、仕方なしに“遼君が勝てないのでゴルフ人気が下降線を辿る”なんて記事を読んでいたら店員さんが沢山の小鉢を持ってやってきました。子供の頃からテレビを見たり漫画を読みながら食事をしたらいかんと厳粛に育てられた私は丁寧に新聞をマガジンラックに戻して鮭が出てくるのを待ちます。

値段が値段なのでもっとゴッツイものが出てくるかと思ったら、以外にそうでもないかな…と思ったのは間違いで、小鉢などを合わせるとそれなりの量になります。
とりあえず焼きたてを一口。
おおっ!十数年前に札幌で食べたあの味が蘇ります。脂の乗り方が凄い!魚も大きくなると動物のような肉質になってきます。鮪がその典型ですが、鮭も大きくなると部位によってはそんな肉質になるのではないでしょうか。魚の脂身でこれほどまで凄いのはなかなか食べる機会がありません。そのくせ大根おろしにほんの少しだけ醤油を垂らしたやつと一緒にいただくと、これは間違いなく魚の風味なのでした。
この部位は痛みやすいのですが塩加減は控えめ。調理の段階で塩が振られたものと思われます。恐らくは生の状態で仕入れているのでしょう。
これはご飯が進みますw

ちなみに小鉢は、トマトにごま油とマヨネーズを掛けたもの及び漬物と何かのやまと煮でした。どこかで食べた味…後になって、子供の頃に食べた鯨のやまと煮に似ていると思ったのですが、真相は分からず…
今回もご飯の炊き加減良く、味噌汁もしっかり出汁が効いた白菜たっぷりなもので美味しい。
毎回何を食べるか迷う店です。揚げ物なども是非食べてみたいところです。


【2011.08.23初訪】
皆さんのレビューを拝見し、かねてから行こうと思っていた店に終に訪問です。
平日の12:50頃。すでに昼休み時間は残りわずかのはずですが、外回りの営業風、現場の職人さん、近所の家族連れ、いろんな人が食べています。さらに引っ切り無しにお客さんが現れ、人気の程が伺えます。
店内にはびっしりとメニューが貼り付けられ、その内容は和食の系統から揚げ物、丼飯、焼肉の類まで様々。なのでどれにしようか迷ってしまうところですが、やはり食べログの皆さんの多くが推している「ジンギスカン定食(860円)」を注文します。待っている間出してくれた麦茶を飲みながら待ちます。水ではなくて麦茶と言うところが嬉しい。
店員さん方は皆テキパキした動き。恐らく厨房の中もそんな感じなのでしょう。数多くのメニューをバラバラに注文するグループが多い中、長時間待たせることなく次々に料理が運ばれてきます。私のジンギスカン定食も、ものの5分で出てきました。
そのビジュアルは…
皆さんの写真で知っていましたが、実物を見るとその凄さを改めて感じる事が出来ます。これは凄い!定食界の二郎ですw

先ず盛り付け方が凄い!宴会などで良く登場する、一人分づつ固形燃料で温めながら食べる鍋みたいに、一人分のジンギスカン鍋が登場し、店員さんが火を点けてくれます。既にある程度炒められた状態で出てくるわけですが、この通りの演出なのでいつまでもアツアツ!しかも盛り付けた山の大きさが半端ない!箸を突っ込む度にボロボロと野菜がこぼれるのには閉口しましたが、味付け用のポン酢が入った器を下に置いて、こぼれるのを受け止めつつ取り上げるのが良いと分かりました。

早速一口。
肉は本当に羊肉を使っています。ジンギスカンとは名ばかりで、豚肉を使った単なる焼肉をジンギスカンと称する店も多くありますが、これは本物。しかも臭みが少ない!マトンではなくてラム肉と思われます。ちゃんとしているなw
札幌在住時にも何度かジンギスカンを食べましたが、本場でもその味は様々でした。酷い店では本当に食べる事が出来ません。肉が独特の匂いでして…しかしここ、おしゃまんべの肉は、札幌の美味しい店と比較しても遜色ないです。夜にビール片手にジンギスカンを食べたいくらいw

野菜はモヤシを中心に、キャベツとニラが結構な量入っていて嬉しい。本場でもほとんどモヤシだけですからね。
あまり鍋に放置せずに、肉と野菜を一緒にいただくのが美味しい。シャキシャキした食感。ご飯が進みます。
ご飯は炊き加減良く、たっぷりよそってくれます。味噌汁も煮干出汁がちゃんと効いて美味しい。
その他付け合せにはトマト、お新香、大根おろしとイカの塩辛が付いてきます。全部食べれば満腹になれます。満足です。

この店は良心的です。近所に欲しい定食屋さんですね。つまみになりそうなメニューも豊富で、夜には居酒屋利用も良さそうです。

  • ジンギスカン定食
  • 紅鮭ハラミ焼定食
  • 唐揚げ定食

もっと見る

5位

やきとり どん (溝の口、武蔵溝ノ口、津田山 / 居酒屋、焼き鳥)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2011/03訪問 2013/01/24

地元の方々に愛される 雰囲気の良い大衆酒場

【2011.03.15初訪】
大地震から派生した停電によって電車が動きませんでした。この日は翌日の仕事になんとしても間に合わせるため、溝の口で前日泊です。まさか地元相模原から溝の口に出向くために前日泊をする事になるとは想像もしませんでした。電車が動いていないので当然車での移動となるわけですが、道路の混雑も半端ない状態です。
何とか溝の口に2時間近くかかって到着。腹が空いていましたが翌日に備えて良く眠れるように、一杯やりたい気分。そこで予め食べログで検索していたこちらの店へ。地図を控えていったのですが、何しろはじめて訪れる界隈で地図から距離感がつかめません。大分先まで歩いてしまいました。意外に近いところに店はあったのですね。

21:30頃店到着。テーブル席は一杯でしたが、カウンター席はまだ空いていました。真ん中あたりの席に腰掛けます。
とりあえず生ビールとマカロニサラダを注文し、何を食べようか次の注文を画策します。震災の影響でしょうか、刺身類のメニューが見当たりません。なので串焼きメニューを中心に注文してみます。マカロニサラダはハムやコーンなど結構入っていて、180円では申し訳ないほどしっかりしたつくり。そして旨い。こういうメニューが美味しい店は何食べても旨いので期待が膨らみます。

最初に注文したのは「ネギ間・砂肝・シロ」。全てタレでお願いしています。
注文ごとに大将が丁寧に目の前で焼いてくれます。焼き上がりに少々時間がかかりますが、味は絶品w
タレの甘みも適度で、ビールが余計に旨くなってしまいます。ついビールもおかわりw
中でもシロは格別でした。柔らかく。かつ歯応えが良く、タレが行き渡っています。決して大串ではないけれど、この内容で一本100円とは…素晴しい店だ!

あまりにも旨いので、芋焼酎のお湯割りと「ハラミ網焼き」、更に「レバー・シロ・バラ・ニラつくね」を立て続けに頼んでしまいました。シロはとても旨かったのでもう一回^^
この焼酎お湯割りは、何とも焼酎が濃いのでした!ウーロンハイなどの割り物は、安い焼酎を使うので焼酎を濃い目にして烏龍茶の量を減らした方が店は儲かると聞いたことがありますが、まともな焼酎のお湯割ではそうは行きません。どう考えても焼酎を減らした方が店は儲かるはずなのですが、この店は太っ腹!おかげでこいつの2杯目を空けたときにはしたたか酔っ払いました。
さて「ハラミ網焼き」も期待通りの美味しさ。柔らかく、焼き加減、味付けも適度で言う事ありません。400円というリーズナブルな値段ながら量的にもかなりなもの。

他の方のレビューによると、満席で入れない事もしばしばとの事ですが納得です。本当に安くて美味しい大衆酒場でした。夜に溝の口を訪れる事は滅多にありませんが、お酒が飲めるなら、きっとまたここに来るでしょう。大将はじめ、若い店員さん方の接客もさりげないがとても丁寧で好感が持てます。

  • マカロニサラダ(食べかけ^^;)
  • ネギ間・砂肝・シロ
  • レバー・シロ・バラ・ニラつくね
  • ハラミ網焼き

もっと見る

6位

レストラン 栗の里 (相武台下 / ハンバーグ、ステーキ、牛料理)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/06訪問 2013/01/24

こんな所にこんな名店! バラ園に囲まれたステーキハウスは美味しくてリーズナブル

【2011.06.15初訪】
午後から厚木で仕事があり、途中で昼飯を食べて行く事にしました。突然ハンバーグが食べたくなった私は早速食べログで検索してみます。いくつか候補に挙がりましたが、本厚木駅周辺は水曜日定休のお店が多い。昔百貨店の定休日に合わせていた名残でしょうか、そういえば町田の店も水曜休みが多かったような…

そしてこちらの店に決定しました。
R16の鵜森交差点辺りにも同じ店の支店があります。激安ランチの看板が掲げてあって、いつか入ってみようと思っていましたが、結局行かずじまい。厚木市山際にあるこの店はその本店のようですね。

カーナビに誘導され12:50頃店到着。R129の山際交差点を入ってすぐとの事でしたが、工場みたいな建物が並ぶこんな所に本当にあるのかな…と思ったら看板が出ていました。駐車場に車を入れると、おおっ!そこは別世界。バラに囲まれた木造の瀟洒な建物が奥に建っています。驚いたのは駐車場。駅からは遠い不便な立地なので広いのは当然かもしれないけれど、それがほぼ満車!空いていた数台の内の一台分に停めて店に入ります。

店内は予想通り大変な賑わい。広い店内はほぼ満席です!こんな不便な場所なのに!
店の方々も忙しそうで、配膳でてんてこ舞いになっています。しばし入り口で待った後、席に案内されました。
案内をしていただいた方は多分店のH.P.に出ていたバラ園のオーナーですね。まだ若い方ですが、この店のオーナーでもあるのかな?オーナーが自ら店に出て接客をしているなんて良い店だな~と感心。
4人掛けのテーブルを一人で使わせてもらえるなんてちょっと贅沢。しばしメニューを眺めて何を食べるか思案します。
結局、「ハンバーグ ダブルのサービスセット(1031円:税込み)」を注文。これはハンバーグが2枚(225gだったと思います)に、ライスとカップのスープが付いているもの。ライスは最初は盛が少なめですが、セルフサービスでおかわり自由です。

混雑しているので時間がかかるだろうと、持って来た本を読みながら待っていましたら、意外に早く出てきました。
こいつは凄いです!ジュージューいってます!油が容赦なくテーブルの上にはじけ跳びます。2週間ほど前に食べたステーキハウスは鉄板がぬるくてガッカリしましたが、今回のは素晴しい!とても旨そうですw

油の跳ねが収まったところで早速いただきますw
ハンバーグの肉はつなぎ少なめで肉肉しくてなかなか旨い。ソースは“トマトソース”、“醤油ステーキソース”、“イタリアンチーズソース”の3種類から選べますが、私は醤油にしました。醤油をベースに玉葱のみじん切りなど数種類の野菜や果物が使われているようで、過度な甘みが無く、私好みの味でした。当然ですがアツアツの状態で食べることが出来ます。やはりステーキやハンバーグはこうでないといけませんね。とても旨いです。

別の方のレビューではご飯の炊き加減が今ひとつだったとの報告がありましたが、今回は炊き加減良好です。しっとりしていて適度な歯応えもあり、とても旨いご飯。お店の農園で栽培されているものだそうです。やっぱり日本人はご飯が美味しくいただけると嬉しいものです。大盛ご飯おかわりさせていただきました。

付け合せの野菜やコーン、スープもおかわりしたご飯も全て完食。お腹一杯の満足です。
この店は予想以上に良い店でした。味も良くて素晴しいCPです。こんなに不便な場所で、しかも平日なのに大繁盛なのも頷けます。
お客さんも近所の主婦仲間風、家族連れ、外回りの営業風などなど様々な人から愛されているのが分かります。
この店は機会があれば是非ステーキも食べてみたいと思います。

  • ハンバーグ ダブルのサービスセット
  • ハンバーグ ダブル
  • 店の外観

もっと見る

7位

ラーメン・ブギ (小田急相模原 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2011/06訪問 2013/01/24

本格的な徳島ラーメンの店 濃厚なスープが旨い

【2011.06.09再訪】
またまた行って来ました。平日の夜ですがこの界隈は何故かひっそりしていますね。21:00頃の訪問でしたが先客は1名。
今回は店主一人での営業でした。店主は相変わらず元気です!券売機前で、前と同じと言うのも面白くないな…と迷って「中華そば 塩(600円)」と「餃子(350円)」を購入します。自らカウンターの外に出てテーブル席に案内してくれました。

待つ事数分で中華そばが出てきました。以前食べた「肉玉そば」に比べると…卵黄が入っていないだけにも見えるけど…
とりあえずスープを一口。
相変わらず濃厚で少々甘口なスープは美味しい。本来甘いスープを好まない私ですが、不思議にこのスープの味は甘さが悪くない。流行の魚介とのハイブリッドの豚骨ではなく、あくまでも豚骨をじっくり炊いて摂られたと思しきスープ。浅葱と玉葱が混ざると更に旨味が増します。特に玉葱のシャクシャクした食感は秀逸。独特の辛味や苦味もなく、玉葱そのものの味と食感がスープに絡んでとても旨いw

麺の茹で加減も適度。このスープに良く合っています。麺量は130g程度でしょうか。それ程量はありません。

肉の量も結構あります。正直なところ肉玉そばと比べ、どれ程肉が増えたのか分かりませんでした。
やっぱりこのラーメンは卵黄が乗っかったラーメンが一番良いかも…でも生卵が100円するのですよね…
そしてあらためて、ご飯との組み合わせがベストだろうと感じた私ですw


【2011.05.18再訪】
またしても飲んだ後の訪問です。改めて店に出向いてみると、駅から結構離れているのだな…前回記憶している距離と大分感覚が違って、店の前を通り過ぎたのかと思いました。酔っ払いはいけませんね^^;
10:00頃店到着。前客は一組3名。後から2名。こんな感じで回っていれば良い感じではないでしょうか。
前回は塩味を食べたので、今回は醤油に決めていました。券売機で「肉玉そば 醤油(850円)」を購入。店員さんに案内されて一番奥のテーブル席に着席します。酔っ払ってやって来て、カウンターではなく広々したテーブル席に案内されると意味もなく気持ちいいw

キッチンからはバラ肉を炒める音が聞こえてきます。香ばしい香りも漂って食欲を誘いますね。前のお客さんとほぼ同時に店に入ったのでちょっと待つかなと思いましたが、思いの外早くラーメンが出てきました。

見た目は前回と全く同じに見えます。スープをレンゲで掬うと、確かに前回と違って醤油の濃い目の色が確認できます。一口いただくと…なるほど!確かにこれはすき焼き風味かも。濃厚でトロミのある豚骨出汁に強めでインパクトのある醤油ダレがキリッと効いています。やや甘めの口当たりですが、厭味になるほどではありません。濃厚な動物出汁と甘めの醤油味…確かにすき焼き風。本場徳島では必ずライスを一緒に食べるそうですが、納得できる濃厚なスープです。
ちょっと量が少なめなところが惜しいですが…この辺で価格を抑えているのかもしれません。

麺は前回と同じ。中細でちょっとだけ縮れが入ったもの。スープを良く掴み、茹で加減も適度ですんなり胃に納まります。

チャーシュー代わりのバラ肉は…今回はちょっと炒め時間が長かったのかな…香ばしさが出る代わりにちょっと食感が硬めになっていました。前回のように柔らかいと、もっと好印象ですが…味付けは玉葱を漬け込んだタレのようなものが掛けられ、この味も甘辛風味なのでこのスープに合わせると確かにすき焼き風!
メンマもモヤシも前回同様たっぷり。食べ応えがあります。卵黄を崩してその中を肉や麺を通していただくと、薬味の葱が絡みついて来て、これはまさにすき焼きだ!と感じます。
丼表面に盛られていた玉葱のみじん切りは、食べているうちにスープに混ざってしまいますが、シャクシャクとした食感がとても良くて、絶妙な具に感じます。
このメニューは徳島の流儀に従ってご飯と一緒に食べるのが正解のように思われました。

店主も店員さんも元気で明るい接客はとても印象が良いです。また訪問したいと思います。


【2011.05.04初訪】
kuroたんさんのレビューを拝見し、是非行ってみたいとBMしていた店です。
徳島ラーメンを提供する店とのことで、どんなラーメンが出てくるのか大変楽しみでした。

22:00近くに店到着。GW中なので営業しているかどうか心配しましたがやっていました。前客は一人。
券売機前でしばし何を食べるか迷いましたが、券売機の一番左上にある「肉玉そば(850円)」を塩味でお願いする事にしました。お店は空いていたので、案内されたテーブル席でゆったりと待ちます。

程なく提供された「肉玉そば」は、非常に美しいビジュアル。勝手にごちゃ混ぜになったスキヤキ風情を想像していたのですが全く違います。卵黄の黄色、浅葱の緑、モヤシと玉葱みじん切りの白、肉の茶色が実に美しく盛られています。食べる前から期待が高まってしまいます。

先ずいつもどおりスープから一口。
やや茶色がかって白濁したスープは予想以上に濃厚。粘度が高く、レンゲで掬うと目に見えてトロっとしています。臭みが排除された濃厚な豚骨出汁で、その自然な甘さと旨味が口いっぱいに広がります。塩分濃度も適度でこれは予想以上の旨さ!驚きました。

さて次は麺をいただきます。中細で少々縮れの入った麺で、茹で加減適度。スープが上記のように濃厚なので、麺とスープの絡みは良好です。ツルツルとノド越しも良く美味しい。
卵黄を崩して麺をそこに潜らせて食べると、味の変化が出て楽しめます。濃厚かつマイルドになりますね。

チャーシューの代わりに豚バラ肉の薄切りが軽く炒められて乗っかっています。玉葱を漬け込んだと思しきタレに絡められていて、これもなかなか濃厚な味。このタレの味がスープの味を壊すのではないかと思っていたけれど、なかなか何でか悪くないのです。これも卵黄を崩したところに潜らせて食べると旨い。確かにこの食べ方はすき焼きを彷彿とさせますね。

その他、浅葱やモヤシ、玉葱みじん切りなどもスープに良く馴染んで美味しくいただきました。特に玉葱のみじん切りはスープに混ざると独特のシャキットした歯ざわりと清涼感が濃厚なスープに良く馴染んでとても効果的でした。

期待以上の旨さで驚きました。これは再訪必至です。
次回は醤油味を是非とも食べてみたいと思います。

  • 肉玉そば(塩)
  • メニュー(2011.05.04現在)
  • 肉玉そば(醤油)

もっと見る

8位

らーめん中々 (白楽、東白楽 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/05訪問 2016/06/09

これも淡麗 体に染み入るような奥行き深い味わい

【2016.05.29再訪】
最近は横浜で仕事がある度に六角橋界隈で食事をすることの多い私ですが、新しい店の開拓が優先されて、以前に訪問した名店を再び訪問する機会がなかなかありません。こちらの店もその一つでした。最初で最後にこの店で食べたのは、何と5年も前のことだったのですね…胃腸の調子が今一つだったこの日は、この店の優しいスープが身に沁みそう。

13:15頃店到着。時々外まで行列が出来ていることもあるこの店ですが、この日は空いていました。お客さんは私の前に1名、後から2組3名。前回は塩味を食べていたので、今回は醤油味にしようと決めていました。いくつかのメニューの中から「ワンタンめん(850円)」と「半ライス(100円)」を注文します。既定のメニューには、塩味のワンタンめんがないのですね。ちょっと不思議。もし塩味のワンタンメンが食べたかったら、200円でトッピングする事が出来るみたいです。
最近では珍しくなりましたが、この店には券売機がありません。口頭で上記メニューを注文します。待つことしばし。

概ね5分ほどで出てきた私のワンタンめん。前回も感じたことですが、この店のラーメンは見た目も美しいです。特に青梗菜の緑が映えますね。それではいつものように、早速スープから一口。
店の蘊蓄にもある通り、この店のスープの動物系出汁は牛筋なのだそうです。牛筋なんて言うと、凄くこってりしていそうなイメージを持ってしまいますがその真逆で、実に端麗なスープ。牛筋をベースに魚介と野菜で摂られた出汁とのことですが、魚介の扱いは控えめで、前面に顔を出してきません。牛筋による動物系出汁をフォローする側に回っています。そしてむしろ、野菜出汁がじんわりと感じられます。相変わらず優しいスープです。ここまで優しいと単調になりがちですが、丼に散らされた刻み葱と少量加えられたニンニクチップがコクを出しています。この味わいは、最近流行りのどのジャンルのラーメンとも違う、オリジナリティーに溢れたスープだと思います。

麺は黄色みの強い細麺。手もみによるのか、わずかなウェーブが感じられます。加水率は低め。なのでこんなに優しいスープですが、しっかりと麺がスープを持ち上げます。意外に麺量も多め。推定150g~160gくらいはありそう。食べ応えも感じます。
麺は自家製ではないと思いますが、このスープによく合うものが選択されていると思います。

チャーシューは周りがローストされ、旨みが閉じ込められたロース肉でした。これもしっかりと作り込まれています。ワンタンメンにするとチャーシューが抜かれてしまう店が結構多いですが、この店は基本ラーメンの具は全て入っていますね。
そしてワンタン。ワンタンには皮を食べさせるタイプと、しっかりした具を食べさせるタイプの二通りあると思いますが、こちらの店はその中間的なタイプ。皮は加水率が高いのでツルツルで、この食感は麺とはまた違って私は好きです。具もしっかりしていて、ちょっと生姜の効いた挽肉も旨みたっぷりで美味しい。

ちなみに半ライスは、半というには盛り付けも多めで、何と言っても炊き加減がややかためでラーメンのお供にぴったり。胡瓜の柴漬けを添えてくれるのも嬉しい。この半ライスはチャーシューやワンタンをおかずに半分ほど食べつつ、最後は残ったスープをかけて雑炊にしていただいてみます。こうすると野菜系の出汁…さらには昆布と思しき海草出汁がくっきりします。

久しぶりにこの店でいただきました。醤油味もとても優しく美味しいです。
しかし私のお勧めはやっぱり塩味ですね。もう一度塩味のメニューを食べてみたいです。


【2011.06.04初訪】
横浜で打ち合わせがあり、その前に食事を摂ろうと色々ネット情報を漁りました。少々時間に余裕があったので、今回は以前から気になっていたこちらの店に白楽で途中下車して行って来ました。
白楽駅出て商店街大通りを横切り、六角橋商店街仲見世を通り抜けます。六角橋界隈の商店街は未だに古き良き商店街が健在で、大型商店に駆逐されて行く現代都市の中にあって貴重な存在です。そこには重層する人間の営みがはっきりと感じられ、再開発で白っちゃけた薄っぺらい街とは一線を画す人間のためのスケールが存在します。仲見世通りは狭く、すれ違うのも億劫だけれども、その活気は一見の価値があります。

この店はそんな仲見世通りの中にあります。店内はもの凄く狭く、カウンターのみ7席の構成。開店直後の11:05に店に入りましたが、既に1組2名が食べていました。こうした商店街がある地域は、人々の行動も早いようで、私の後から家族連れ4名が入ってきて早くも店内満席となりました。皆さん地元の方のようで、注文の仕方も慣れたものです。
私は初めての店ではなるべく基本ラーメンを食べる事にしています。今回の場合は醤油か塩の選択となったわけですが、ネット上の評判から「塩らーめん(600円)」+「煮玉子(100円)」+「小ライス(100円)」を注文します。

待つ事数分で出てきました。
スープは濁り無く澄んでいて、青梗菜の緑と麺の白、メンマの茶色のコントラストが美しい。スープを一口いただきます。
これは淡麗!店の薀蓄によれば牛筋や魚介類、野菜などから摂り出した出汁との事ですが、動物系の出汁が良い意味で重くない。牛筋の出汁がこんなに軽いものだとは…魚介や野菜の出汁とのバランスが良いのでしょうか、非常に奥行き深く体に染み入るような味わい。細かく刻まれた葱が良く馴染んでスープを落ち着かせています。塩分濃度も適度で、微量入れられた焦しニンニクが極めて淡麗なスープに適度なパンチを与えています。
これは好みの味です!いきなりレンゲが止まらなくなりました。

麺は加水率低めの細ストレート麺で、茹で加減適度でスープを良く掴んできます。適度な重みを持っていて、予想以上に食べ応えがありました。

チャーシューは巻きバラ肉で、柔らかく味付けもしっかりしてご飯のおかずに美味しい。
青菜には上記の通り青梗菜が使われています。シャキットした食感を残し、味付けはしていないのでスープに良く馴染みます。この具材の選択はとても良くこのラーメンに合っていると思います。
メンマは味付けが薄めなところはこのスープにマッチするものだと思いましたが、味付けが少々甘めで好みではありませんでした。食感はカリカリで良かったので、ちょっとそこだけが残念。

一緒に頼んだ小ライスは、小というには大きめな茶碗にしっかりとよそってくれます。胡瓜の柴漬けを添えてくれるところが嬉しい。最後に残ったスープに半分ほど残ったご飯を投入してみたら…当然旨い!
スープ一滴も残らず完食となりました。

この界隈は豚骨系のこってりしたラーメン店が多いので、こうした淡麗なラーメンを提供する店は貴重だと思います。商店街という場所柄からかお年よりも多いので、老若男女問わず受け入れられているようで、私と入れ違いで年配のご夫婦が入ってきました。
店主の接客も優しく、近所の方々に愛されている店だと思います。
なお、この味にして基本らーめん600円という価格は、CPの上からも大いに賞賛されて良いと思います。

  • ワンタンめん
  • 塩らーめん+煮玉子

もっと見る

9位

らーめん HANABI (由比ケ浜、和田塚、長谷 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/04訪問 2013/01/24

丁寧な接客 綺麗な店内 麺が美味しい和風らーめんの店

【2011.04.08初訪】
3月は週末にも仕事が立て込みました。ようやく少し落ち着いたので、葉山に住む友人と釣りに出かける事になりました。メバル・シーバスを中心とした半夜釣りです。そんなわけで葉山集合は13:00を予定していました。
というわけで、せっかくだから滅多な事では食べに行く事が出来ない店でラーメンを食っていこうと思い立ち、以前から行きたいと思っていたこちらの店へ向かいます。
地元相模原を10:30過ぎに出発。予想以上に道路が混雑しています。全て一般道を使った結果、店に到着できたのは12:20頃。店内に4人ほど並んでいました。店の内装は現代的で明るく清潔感があります。これは女性にも入りやすいでしょう。実際この時間は女性単独客も含めて半数以上が女性のお客さんでした。十分デートでの利用も可能だと思います。店の方々は非常に手際が良く、接客も丁寧です。待っている間に注文を受けてくれます。ちょっと迷いましたが「つけ味玉(880円)」を注文。麺は太麺か細麺から選べますが、お勧めと書かれていた太麺を選択。ランチタイムは麺大盛がサービスされるのでお願いしました。


カウンターのみ10席程度の店内ですが、回転良く5分ほどで着席できました。更に5分ほどで注文の品が到着。早速つけ汁を一口いただきます。
やや甘みが強めで、最初は鰹節を中心とした魚介出汁が全面的に感じられます。後から動物系…ゲンコツなどでしょうか?…が着いて来るイメージ。魚介系動物系共にしっかり摂られていて非常に旨い。酸味は控えめでほんのり一味唐辛子の辛さが良い。味の方向性としては東池袋大勝軒の系統である『豪快@六会日大前』に近いものを感じました。

そして何と言っても麺が旨い。つけ麺は標準で1.5玉となっていますが、私は大盛りにしたので2玉。推定麺量300gですが、しっかり冷水で絞まっていてコシが強く、それでいてつけ汁との絡みも申し分ないもの。粉の旨味もしっかり感じられ、最近初めて訪問した店の中では最も麺が美味しい店です。麺が好きな私にとってこれは嬉しい。かなりの麺量のはずがあっという間に無くなって行きます。

チャーシューは巻きバラ。最近流行のトロトロではなく、歯応えは残しています。味付けが絶妙でスープの味を壊さないもの。このチャーシューもとても良い出来でした。せっかくだから全部乗せにすべきだったか…と思うも後の祭り。

メンマが太く、カリカリ食感でこれも私の好み。量も入っていて嬉しいです。青菜も歯応えが感じられる事から冷凍物では無いでしょう。しっかりその日の分を仕込んでいると思われます。
味玉は黄身が非常に濃厚で自然な甘みが感じられるもの。味付けはしっかりして旨いけれど、このつけ汁ならもっと薄味でも良いかも。

最後にスープ割をお願いすると、陶器のポットに注いで持ってきてくれます。これはアツアツ!気を付けないと火傷します。そのまま飲んでみたら魚介は感じられず、動物系…肉の出汁も感じられた…がしっかり出たもので、残ったつけ汁に注ぐと何故か鰹節がより強く感じられるから不思議。全て注いでちょうど良い味加減になりました。

通常私は初めての店では☆4.5以上を滅多には付けません。気に入ったら何度か通ってそれでもっと気に入ってから高得点を付ける様にしているのですが、東池袋系に通じる好みのつけ汁に極上の麺、具の美味しさなど、全てにおいて私好みだったので今回はいきなり☆4.5いっときますw
接客も爽やかで気持ちが良い店です。他のメニューも気になるものが多いので、近所にあったら確実に通うと思います。機会があったら是非もう一度行ってみたい店ですw

  • つけ味玉大盛

もっと見る

10位

きんか本舗 (本厚木、厚木 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2015/02訪問 2015/02/20

濃厚なタンメン 野菜たっぷりなアツアツスープが旨い

【2015.02.19再訪】
仕事が一時的に楽になったので、午後から釣りに出かけたこの日。その途中、久しぶりに本厚木のこちらの店で食べました。
こちらの店は、たんめんを専門とする、この界隈では珍しい店ですね。定番の「とまとたんめん」はこの店の一番人気のメニューです。そしてノーマルの「きんかたんめん」はこの店で初めて食べたメニューですが、その完成度に驚かされました。今では何店舗か店を経営する店主は調理も接客も素晴らしいw
店に入る前は、久しく食べていない「きんかたんめん」をいただくつもりでしたが、券売機に見慣れない文字を発見しつい予定変更して購入したのがこちらの食券。タコスって、あのメキシコ料理のタコスなんでしょうね?どんなラーメンになるのか想像できなかったわけですが、出てきたものはご覧のとおり、野菜としてレタスが加わっているところ以外はそれほど際物の印象を受けません。

この店ではお好みで麺を太麺・細麺の何れかから選択できます。また、辛さについても辛さ無しから激辛まで対応してくれます。今回は太麺、大辛で注文。カウンターに座ってしばし待ちます。
相変わらず炒め野菜の量は豪快。デカイ中華鍋で大量の野菜を炒めています。そこに寸胴から取り出した出汁を直接注ぎ、ベースとなるトマトピューレほか調味料を加え、最後に少しとろみをつけていました。最後にレタスと肉味噌、そして何か調味料をさらに加えて完成です。

まずはスープをレンゲで一口。濃厚な豚骨出汁がしっかり効いたスープにトマトピューレの酸味が効いています。そして何と言っても、炒め野菜から摂られた旨味成分が余すところなく取り込まれたスープはとても美味しい。ベースのスープだけでも十分美味しいのですが、ここに肉味噌を崩しながらスープに混ぜ合わせてゆくと…タコスの味に変わった(・□・;)
先ほど最後に加えていた調味料はタコスソースのようです。ラーメンでこんな味のもの初めて食べたけど、なかなか美味しいですね。大辛にしたので辛さもなかなかのもの。寒い季節にありがたい。食べているうちに額から汗が噴き出してきます。

麺は太縮れ麺。加水率やや高めでもっちり食感。スープが十分すぎるほど濃厚な上にとろみがついているので、否応なしに麺にまとわりついてきます。ものすごくアツアツ!なので花粉症でやられた喉がむせること^^;
麺量も多めで、間違いなく150gはあると思います。

そして野菜。先述の通り凄い量です。麺を食べ終わっても野菜が出てくる出てくる!本当はご飯をぶち込んで食べるのが旨いのですが、量的に凄いことになるので今回は自重して正解でした。

完食したらかなり満腹!最近は店主自ら座間にある『きんか堂本店』に出ているようなので、こちら『きんか本舗』は営業時間が短くなってしまいましたが、少しずつメニューに変化をつけながら継続しています。

一年以上ぶりの訪問でしたが、やっぱり美味しいです。


【2013.12.02再訪】
さて、高血圧でラーメンを控えるように言われている私ですが、この日は釣りに行って凄い距離を歩いて大汗かいたしお腹もすいたし…帰りは用があって厚木に寄ったわけでして…厚木と言えば知る人ぞ知るラーメン処です。本厚木付近の店をローテーションするだけでかなり満足なラーメンライフを堪能できます。そんな厚木でラーメン食わずに帰るわけにもいかず…

食ってきました『きんか本舗』の「冬季限定味噌らーめん800円」
この店はタンメンを基本メニューとする店です。今では何店舗かを経営するに至った店主が自ら中華鍋を振って調理しています。それは素晴らしい事だと思います。

麺は太麺、細麺から選べます。また、麺のかたさや辛味の程度など、好みに合わせて調理してくれます。
この味噌らーめんは、味噌味のタンメンだと思っていただければ間違いがないと思います。基本メニューのタンメン同様、凄い量の野菜!軽く下茹でされ、それを挽肉をサラッと炒めた中華鍋に放り込み、強火でガンガン炒めます。豪快!そしてその中華鍋に出汁を注ぎ、更に味付けまで中華鍋で行うことで、スープの完成は全てこの中華鍋の中で行われます。この方法は札幌ラーメンと全く同じで、炒め野菜の旨味成分が余すことなくスープに取り込まれます。当然美味しい!
ガツンと旨じょっぱい味噌味。甘みが排除され、純粋に野菜の旨味が滲み出たスープは札幌ラーメンに通じる旨さ。中辛でお願いした辛味も私にはちょうど良く、寒い季節に体がポカポカしてきます。

麺は太麺でお願いしました。茹で加減はお任せしましたが、やや柔らかめ。普段はもう少しかためでちょうど良かったのですが、茹で加減を変えたかな?恐らく麺量は150g前後と思われます。とにかく野菜の量が多いので、この麺量でもかなりの食べ応えを感じます。

店を出る際に店主から「まいどありがとうございます。寒い中ありがとうございました。またお越しください。」と挨拶されました。思えばこの店を訪問するのも1年と2か月ぶりでした。店主の接客は丁寧で、何しろ私のことを覚えてくれていたのは驚きです。

これからの寒い季節には特におすすめの店です。


【2012.10.15再訪】
ここのところドタバタと忙しく、久しぶりのレビューになってしまいました。やっと10月半ばのレビューです^^;

こちらの店は、同じメニューを何度も食べているのでレビューはしていませんが、実は何度か訪問していました。
この日は平日に休みが取れたので釣りに行く途中に食べて行きました。噂でJ系メニューが登場したらしいので、それを食べるのが目的です。
11:15頃店到着。釣り場にはなるべく早く出かけたいので、昼の部が11:00からやっている店は重宝します。昼時には早かったので一番乗りでした。さっそく券売機でお目当てのメニューを探すと…ありました「爆盛野郎(850円)」。1000円札を入れて購入したら、なぜか200円おつりが出てきた。不思議だ!

店主は相変わらず丁寧な接客。途中から奥様?と思しき女性店員さんが食材を抱えて登場し、手伝いを始めました。いつも店主一人で大変そうだなと思っていましたが、今後は誰かしらお手伝いに入るのかな…

早速調理に取り掛かってくれたわけですが、カウンター席から見えるその光景は!!!
中華鍋に投入された野菜の量!それは本家二郎顔負けの凄まじい物量!二郎は茹で野菜ですが、このメニューはこの店の他のメニュー同様しっかり強火で炒めています。野菜類の内容も、ほぼ他のメニューと同じで、もやし、キャベツが中心。そこにコマ肉が思いの外たくさん入っています。最終的にはスープも中華鍋に注いで仕上げるわけですが、野菜の量が多すぎて、お玉では乗せきれない。なので麺をゆでるテポに野菜を入れ、一度スープを切ってからどっさりと麺の上に乗っけることになります。テポに入れられた野菜は溢れかえっていて、お玉でぐいぐいと圧縮しています!

出てきたラーメンは、当然凄いことになっています!これは野菜だけで1㎏くらい使っているのではないでしょうか?早速いただいてみます。
まずスープ。
やはり炒め野菜から摂り出された旨味成分がしっかり出ているスープは美味しいw
見た目こそJ系ですが、中身は全く別物です。美味しいタンメンが爆盛になったと思えば分かりやすいと思います。この店の基本タンメンは塩味ですが、このメニューは醤油味。塩味に比べてちょっとジャンクなところが爆盛向きかも。
普段から二郎のヤサイマシ…しかも多摩系二郎の凄いやつを食べなれていた私は、万が一にも食べ切れないことはなかろうと高を括っていましたが…これが大変な苦戦を強いられました。何しろ野菜が多い!こいつをある程度やっつけないと、麺がほじくり出せないのです。
やっと丼表面が平らになって、麺を取り出せるようになった段階で、既に普通のラーメン一杯食った以上の感覚を覚えました。さあここから麺です。

この日は特に問われませんでしたが、太麺が使われていました。いつも私が食べているのと同じ麺。これはもちもちした食感で、コシが強くて麺自体が美味しいwこの店のメニューに良く合っています。
麺量は…普段の倍入っているみたいですね!これまた食べても食べてもなくなりません。かなり食べ進んだと思っていたら、まだ普通盛分以上の量が入っていました!

最後はかなり苦しくなりながら固形物は完食。残念ながらスープは満腹すぎてほとんど飲めませんでした。
恐るべし爆盛野郎!
店主のサービス精神と美味しさにあっぱれですw


【2011.12.20再訪】
所用で本厚木に出た際に、帰りに食べてきました。
今回こそカレーたんめんを食べるつもりで17:00過ぎに店を訪問。夕飯時には早めだったので店内前客はなし。
券売機でカレーたんめんの食券を購入しようとしますが…券売機には“限定・リクエストコーナー”なんていうのが出来ていて、先日食べた「大海老たんめん」などそそられるメニューがあって目移りします。結局そのコーナーから「超シーフードカレーたんめん(830円)」のボタンを押す私。まあまあ今回はカレーということで^^;
最後にご飯を投入したら絶対に美味しい事が確定的なカレー味なので、今回も「小ライス(100円)」の食券も一緒に購入します。店主はカウンター席に案内してくれました。その際好みを聞かれましたので麺は太麺、辛さは大辛を注文。

早速私の注文を調理してくれるわけですが、毎度の事ながら中華鍋で炒める野菜の量が凄いです。強火でガンガン炒めます。そして出汁を直接中華鍋に注ぎ、カレー他調味料を投入。片栗粉でとろみを付けてスープが完成。その後、麺が茹で上がるまでに味見をしながら細かい調整をしています。

さて出来上がった私のたんめん。アツアツです!気を付けないと火傷します。先ずはスープから。
当然の事ながら、味はカレーが支配しています。しかしベースになる豚骨の出汁は濃厚で、しっかりとその旨味も感じられます。炒めた野菜と挽肉の旨味も効いて美味しいw
カレー味は、はっきり言って反則技だと思うけれど旨いのだから仕方が無い。大辛にしたのでかなりの辛さになっていますが、寒い季節には体が温まって良いです。額から汗を流しながら食べ進みます。

麺もいつものふと縮れ麺。コシが強く、モッチリした食感で美味しい。この麺はこの店のメニューに本当に良く合います。加水率が適度なのか、これだけのアツアツスープに浸されても伸びにくいのがとても良い。

具は定番のたんめんと同じキャベツを中心とした炒め野菜と挽肉。ここに“超シーフード”の名のごとく、海老、紋甲烏賊、小柱がたっぷり入って、その旨味もスープに良く出ています。カレーに絡んだ野菜はとても美味しい。パッと見は大した量に見えませんが、食べてみると凄い量の野菜が入っていて驚きます。

最後はもちろん、残ったスープにご飯を投入。当然美味しい!やめられませんwww


【2011.11.14再訪】
厚木方面に出向く用があったので、またしても訪問です。
17:36店到着。夕飯にはまだ早い時間でしたが、前客二人、後からも二人。
今回こそ定番メニューから「カレーたんめん」を食べるつもりでしたが、何と期間限定の品が変っています!釣られてそのボタンを押す私。今回の限定は「マーボーたんめん(800円)」なのでした。これは以前も提供されていて、私が食べそびれたもの。食べたかったのでラッキーです。きっとご飯が合うだろうという予想から、「半ライス(100円)」の食券も購入し、店主に渡します。店主は相変わらず全てを一人でこなしていますが、その手際の良さと接客の良さは特筆ものです。

カウンター席からは調理場の風景が良く見えます。相変わらず凄い量の野菜を中華鍋で豪快に炒めています。鍋を煽った瞬間に立ち上る火炎が凄まじい。
ベースとなる具材は他のメニューとほぼ同じだと思われます。キャベツやモヤシが中心となったたっぷり野菜を、挽肉と共に炒めています。そこに直接出汁を注いでいるので、炒め野菜の旨味成分は全てスープの中に取り込まれていて旨いのです。
豆腐は一緒に炒めることなく、味付けされたものを後から載せる製法でした。豆腐が崩れてしまわないよう配慮しているものと思われます。

待つこと数分で提供された品は、仕上に載せられた白髪葱と糸唐辛子が綺麗。早速スープから一口行って見ます。
恐らく基本の「きんかたんめん」と同じように塩味付けがベースになっていると思いますが、マーボー味を再現するためでしょうか、ほんの少し味噌の味と香りが感じられます。
マーボーは四川料理の店で食べるような、山椒や唐辛子が強く効いたものとは違い、誰もが食べやすいもの。辛さと甘さも控えめで、コマ肉が相当量入っていました。辛さは聞かれませんでしたが、指定できたのかどうかは不明。私にはもう少し辛めでも良いと思いました。
相変わらず炒め野菜の旨味がしっかり効いていて美味しい。マーボーは意外なほど優しい味付けでしたが、ご飯にも良く合います。

麺は太麺でお願いしました。相変わらずモッチリして腰の強い麺。アツアツスープに負けず伸びにくいのでいつまでも美味しくいただけます。ただ、いつも好みの太麺を選択してしまう私ですが、今回はマーボーの味が優しかったので細麺でも良かったかも。

炒め野菜は上記の通り。炒める前の状態を見ると、ちょっと驚きの量です。食べ進み、丼の底を掬うと、野菜と一緒に炒めた挽肉が沢山沈んでいるのが分かります。この炒め挽肉もスープの美味しさに貢献しているのですね。

今回も残ったスープにご飯を投入して〆ました。
こうするとあまりマーボーっぽい味に感じなかったけれど、炒め野菜の旨味が凝縮したスープとご飯は絶対に合います。
今回も美味しくいただきました。


【2011.10.25再訪】
所用で平塚に出向いた帰り道、久しぶりに寄ってみました。
今年は本厚木駅近くに何度か仕事で出向いていましたが、私の仕事日はこの店の定休日の水曜日。残念ながら仕事の合間に出向く事が出来ませんでした。なので久しぶりです。
前回は「トマトたんめん」をいただきました。開店以来の定番メニューとしては、「カレーたんめん」を未だ食べていなかったので、それを食べる予定でした。

18:45頃店訪問。前客2人、後から2人。平日なので空いています。
券売機にはいくつかメニューが増えています。そういえばまだチャーハンも食べていなかったな…既に食べているお客さんのチャーハンも旨そうなので迷っていると、券売機に“限定”の文字を発見!私はこの限定という文字に弱いのです。予定を変更して「期間限定 大海老たんめん(800円)」の食券を購入。チャーハンも迷いましたが、この店のメニューは具沢山で、最後に白飯を投入すると美味しいので「半ライス(100円)」にしました。店主に食券を渡す際に、麺の太さと辛さの好みを聞かれますので、太麺+大辛でお願いしました。
私の直前に入ったお客さんとメニューが同じだったらしく、同じロットで調理してくれました。

待つこと10分程度で提供された注文の品。丼は定番メニューのものとは違い、変わった形の白い器でした。この丼はデカイ!凄い量です。早速いつものようにスープから一口。 
相変わらず豚骨及びガラから摂られたと思しき動物系出汁がしっかりと感じられて濃厚なタンメンスープです。そしてこの店の特徴、炒め野菜を作った中華鍋に直接出汁を注ぎ、味付けまで仕上てしまう札幌方式に通じる手法を採用する事により、その旨味成分を余すことなく丼の中に取り込んでいます。味付けは塩が中心と思われますが、少々醤油の香ばしさも感じられます。さらに海老を炒めた時に取られたと思しき味と香り…これはとても美味しい!絶品です!
辛さは大辛で注文しましたが、かなり辛い!私はこれ以上の辛さでは味が分からなくなってしまうのでNGですが、更に2段階上の辛さがあるので、激辛好きの方にはありがたいサービスでしょう。

麺は太麺。茹で加減はやや硬め程度。加水率が高く、非常にコシが強いもので私好みです。トロミが付いたスープなのでもの凄いアツアツですが、その中でもいつまでも伸びないのがありがたい。スープのトロミによって、麺はスープを十分に持ち上げてくれます。麺は細麺も選択できます。私はいつも太麺ですが、好みによって麺の種類を選択できるのは嬉しい。

具はキャベツ、モヤシ等数々の野菜類に加え、海老が沢山!芝海老の大粒なものが幾つも入っていて嬉しい。野菜の炒め具合とプリプリ食感の海老、そして唐辛子による辛味が合わさって、四川料理の趣です。それぞれ非常にバランスが良くて、ご飯が進んでしまいます。
このメニューには白髪葱と糸唐辛子が乗っかっていましたが、葱のシャキシャキした食感と糸唐辛子の香ばしさはこのメニューに良く合っています。

具をおかずにしてご飯を食べきってしまいそうでしたが、半分ほど残して最後にスープの中に投入してみます。
当然ですが非常に美味しい!麺とはまた違った美味しさがあって、毎回これが楽しみなのです。お勧めの食べ方。

期間限定なので毎回食べることが出来ないのが残念ですが、これは素晴しく美味しいメニューでした。
今回評価を上方修正しています。また別のメニューを食べて見たいと思います。


【2011.05.02再訪】
釣りの帰りに再びこちらの店を訪問です。
19:30頃店到着。駐車場は店脇の路地を入ったところにありますが、どこに停めたらよいやら非常に分かりにくい^^;
前客一組二名。メニューがかなり増えていて、普通のラーメンやチャーハンセットなんていうものまであります。しかし迷わず、前回から興味のあった「トマトたんめん(750円)」と「半ライス(100円)」の食券を券売機で購入します。店内は店主一人で全てをこなしていて大変そうです。しかし一切手を抜くことなく非常に丁寧な仕事をしています。

食券を回収される時に好みを聞かれましたので、“中辛”と“野菜多め”をお願いしました。店内の表示などを観察しながら待ちましたが、野菜多めが出来る旨はどこにも表示されていません。前回はあったような気がするし、実際に注文しているお客さんがいたので間違いはないと思いますが、野菜の高騰で中止したのかもしれません。店主は今回は快く受け付けてくれましたが、次回からは確認の必要がありそうです。

「トマトたんめん野菜多めお待ちどうさま」と出してくれたのは、丼から溢れんばかりに盛り付けられた真っ赤なラーメン。一見中本のラーメンでも出てきたのかと思うような“赤”ですが、もちろんトマトによるものです。恐らくトマト以外の具は基本の「熱烈たんめん」と同じだと思います。逆に50円増しでこれほどたっぷりなトマトピューレを入れているのは結構太っ腹かも。
野菜を多めにしてもらった結果、スープはパスタのトマトソースのごとくトロっとしたものになり、もの凄くアツアツです。釣りで冷えた体に嬉しい。
野菜を炒める時に使うごま油の香りが不思議とトマトの酸味と良く合います。中華料理の美味しい店で食べるトマトを炒め物に入れた料理に通じる旨さ。フレッシュトマトの味とはちょっと違うけど、酸味が効いて美味しい。
野菜と挽肉を炒めた時の旨味が凝縮されたスープはやはり旨い。その野菜にトマトピューレの味がしみこんで行って野菜もとても旨い。これは旨い。ご飯にも良く合うw

麺は太麺を選びました。この濃厚なスープには太麺の方が合うと思います。モチモチ食感が素晴しい麺。濃厚なスープに負けずに麺自体も美味しい。当然スープとの絡みは申し分ありません。量も多めなのではないでしょうか、かなりの食べ応え。

最後に残ったスープにご飯を投入。ご飯は“半”というには結構な量で、小さなお茶碗ですがたっぷりよそってくれます。トマト味のスープに混ぜると美味しいリゾットの出来上がり。2度美味しくいただけます。

スープも含めて完食。野菜もたっぷりいただいたのでもの凄く満腹になりました^^;
今回も美味しくいただきました。満足です。
店主は忙しい中非常に丁寧な接客で頭が下がります。気になるメニューが増えているので再訪必至です。チャーハンがとても気になりますw


【2011.02.15初訪】
いよいよ年度末に差し掛かります。普段はヒマな私もこの時ばかりは忙しくなります。週末も何もあったものではありません。
昨日決算を終え、やっと一息ついたので今日は今後更に忙しくなる前に休みを取る事に決めました。
そんな日はのんびりラーメンを食べて温泉にでも行こう!というわけで、久しぶりに『隠國』を目指します。既に開店しているはずの11:40頃到着。路地を入る所にノボリが出ていなかったので嫌な予感がしたのですが…14,15日お休みの張り紙orz
しばし呆然としますが、こんな時は今まで行きたくてタイミングが合わずに未訪の店に行ってみようと考えをめぐらせ、思いついたのがこの店。
今年は厚木で何度か仕事があるのですが、全てこの店がお休みの水曜日の仕事なのでタイミングが合いません。このタイミングを逃すとまたしばらく食べる事が出来ないかもしれないので、思い切って相模川右岸を南下します。
ちょうど12:00頃店付近到着。駐車場の場所が良く分からないので相模川の河川敷にある駐車スペースをを利用する事にします。昨日の雪は強い日差しにすっかり溶けて、照り返しが眩しい。春が近い事を感じさせます。

私が入った時には前客3人。その後続々とお客さんが現れ、ほぼ満席の状態となりました。常連客が多いようです。
券売機の前でメニューを確認しましたが、やっぱり初めてなのでノーマルなものを…券売機の一番左上にある「熱烈たんめん(700円)」と「味付き玉子(100円)」のボタンを押します。
食券を渡す際に麺の太さを聞かれましたので太麺を、その他の好みについては良く分からなかったので(後から分かりましたが、麺の硬さ、野菜の量、辛さの度合いを調整できるようです)全部普通でお願いしました。
待つことしばし。

調理中の様子は丸見えです。
冷蔵庫から笊一杯の刻み野菜を取り出し、それを強火の中華鍋でガンガン炒めています。これは最後に少々の片栗粉と炊き出した出汁…恐らく豚骨出汁…を合わせて完成。ちょっと札幌方式に近い作り方です。野菜炒めの餡には少々味付けもしているみたい。
麺茹では太麺だからでしょう、かなりの時間がかっかっています。

出てきたたんめん。丼の形が特徴的です。完全なる逆円錐形で、背が高いもの。これはこれで容量がありそう。
炒め野菜はキャベツがたっぷり入り、なるとの彩が綺麗です。
まずはスープから。
予想通り動物出汁がしっかり出て、昔ながらのタンメンとは一線を画す濃厚なもの。嫌な甘みもなく、炒め野菜の旨みがしっかり出ています。辛さ指定はしませんでしたが、一味がピリッと効いて結構辛く感じます。これはなかなか旨いですね!予想以上で驚き!

麺はモチモチした食感の太麺。スープを良く掴み、かつ実に食感が良いもの。太麺にして正解だったと思います。

チャーシューは入っていませんが、炒め野菜に沢山の挽肉が投入されています。その炒め野菜は強火で煽られたキャベツとモヤシが中心。少々トロミが付いているので、こいつがスープの蓋になっていつまでもアツアツ。野菜はかなりの時間火にかけられているのでクタった状態になっています。特にキャベツの芯などは加熱によってでん粉化し、もごもごした食感になっています。私はもう少し野菜がシャキっとしている方が好みですが、味が良く染みていて悪くはありません。せっかくなので野菜を多目にしてもらえば良かったと後悔。
刻み葱もたっぷり乗っけてくれます。なかなか太っ腹。これだけ手間が掛かったつくりで野菜を多めにしてもらえばCPも良いと言えるのではないでしょうか。
味付き玉子はほとんど色が付いていませんでしたが、しっかりと節の味と香りが染み込んで、自然な黄身の甘みが感じられて美味しい。

これは予想以上に美味しくて気に入りました。多くの人がご飯と一緒に食べていましたが納得。この炒め野菜はご飯が欲しくなるし、最後に残ったスープに投入しても絶対に美味しいと思います。
次回はトマト味かカレー味にしてご飯を一緒に頼む事にしますw

  • 熱烈たんめん
  • とまとたんめん
  • 爆盛野郎

もっと見る

ページの先頭へ