ちろりちょこさんのマイ★ベストレストラン 2017

ちろりちょこ、うろちょろり

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

なにわ料理 有 (大阪天満宮、南森町、天満橋 / 日本料理)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/10訪問 2018/12/31

なにわ料理「有」の四季・その2

(2018年10月)

1週間前に予約して、10月1日に伺いました。
台風一過の月曜日だったにもかかわらず、ほぼ満席でした。
頂いたのは、鯛の松皮造り、戻りかつお、松茸土瓶蒸し、
和牛生うに炙り巻き、茄子田楽、かにコロッケ、かちん粥。
昨年はちょうど台風が重なってタイミングを逸しましたが、
今年はなんとか此方で土瓶蒸しを頂くことができました。
私にとっては、秋の大事な楽しみとなっています。
この日も美味しい酒と料理を堪能できました。

(2017年7月)

7月22日(土)、19時に伺いました。
冷やし茶碗蒸し、刺身盛り合わせ、蛸柔らか煮、岩牡蠣、
鮎塩焼き、鱧鍋、デザートをコースで。
岩牡蠣は、これまで食べてきたなかでもマイベストでは?!
プリっとした部分は海のミルクなんて形容では語れない濃厚な旨さ♪
磯の香る貝柱側がまた、これはこれで美味しい♪
ぽん酢、カクテルソースは申し訳ないけど不要でした。
鱧鍋がまた、お見事。
淡路の鱧、淡路の玉ねぎ、レタス、それに松茸!
鱧の浮袋、白子も添えられていました。
そもそもベースの出汁が秀逸なので、この味が濁る余計な野菜は不要。
玉ねぎだけ先に放り込み、鱧はしゃぶしゃぶで。
松茸は、慎重に頃合いを見計らって…。
レタスもさっと出汁にくぐらせるくらいで引き上げます。
そういう鱧鍋だからか、河豚・鱧専門店にあり勝ちな、どこか野暮ったい味とは無縁。
輪郭がくっきりしていて、素材の味が引き立っていました。
当然ながら、良い加減に酔ったところで頂いた雑炊もまた、美味でした。


(2017年2月)

2月22日(水)、20時半に家内とふたりで。
お通しは、ちぢみほうれん草と干し柿の和えもの。
何気なく出てきて見た目も地味ですが、美味しい…
今回頂いたのは、

・刺身五種盛り(とり貝、針いか、よこわ、〆さば、ひらめ)
・子芋の生湯葉あんかけ
・宮崎豚ばらの煮込み
・目板かれい唐揚げ
・煮穴子と若ごぼう玉子とじ
・ふぐの白子茶碗蒸し
・若ごぼうのあんかけご飯
・かちん粥

刺身は、よこわ(対馬)以外、とり貝、針いか、ひらめが泉州で鯖は加太のもの。
必要に応じて活きの良いものを仕入れ、それが地産地消にも繋がっている?
若ごぼうも、なにわ野菜ではないものの八尾が特産地なのだそうです。
お酒は、「せき」をぬる燗で。
しっかりと旨みのある酒でした。
豚ばら煮込み(角煮)は、ぷるぷると揺れるほどにとろっとろ。
有尾時代からの定番、目板かれいの唐揚げは、ビールで!
骨まで美味しいと言うか、パリパリの骨が美味しい♪
で、あんかけポン酢出汁が掛かった、ふぐの白子茶碗蒸しで、再び日本酒へ…。
〆には、かちん粥なるものがふと気になり、頂いてみることに。
粥のなかに餅ですと?
私は知らなかったのですが、これも昔からの定番なのだそうです。
一見しただけでは梅干しをあしらった粥ですが、いい塩梅に焦げた餅が封入されていて…
食べ始めると、そのお焦げの風味がじわじわと粥に馴染んでいき、成る程これは沁みるわ~♪


(2016年10月)

10月15日(土)、事前に電話をして19時前に伺いました。
この時期は、此方で松茸の土瓶蒸しを頂くのが、毎年の恒例行事となっております。
松茸は、「今週に入って、やっと良いものが入るようになった」とのこと。
今年は、台風の直撃で東北産が壊滅的だったためです。
大将が今年の松茸に関する裏事情を語ってくれました、書きませんけどね。

先ずは、車海老と本つぶ貝の刺身を。
車海老の刺身は、頭と尾だけ軽く湯引きされていて、さすがな仕事っぷり。
海老や牡蠣って、ちょっとだけ熱が入った状態が一番美味しいな♪
半ダースくらい食べたい…
つぶ貝も、今年は回転寿司やら小料理屋で何度も食してきましたが、
別物か?って思うくらいに甘い旨みがしっかり!
ただ…、一週間前にも戻り鰹を頂いたので今年は敢えて回避しましたが、
他のお客に供される鰹が実に旨そうで少し未練を残しました。

土瓶蒸しの松茸は、信州産でした。
瑞々しくて、それゆえに香りが濃く、しっかりとした歯応え。
お出汁の美味しいこと、このうえない♪♪

あとは、黒牛のぬる燗をちびちびやりながら、
鯛のお頭の塩焼きをじっくりとしゃぶり尽くす作業に没頭。
おおよそ、1時間半の幸せなひと時でした。
翌日、実家に行く予定がありましたので、母のために松茸ご飯のお土産を。
帰宅後、私の中の悪魔がそそのかす誘惑を抑えるのに苦しみました^^;


(2016年7月)

7月30日(土)、18時半に予約して娘とふたりで。
お通しの、オクラ新芽と柿しめじのお浸しでビールを飲みながら、
いつもの通り長い巻物に書かれた品々を吟味。
刺身は、取り敢えず鱧の焼き霜、雲丹の烏賊巻き♪
この二品は、私にとっては夏の定番です。
これが美味しくなくなったら、日本の海かこの店か私自身のいずれかが危ない‥
けれど、今年も例年通り美味しく頂けました^^
それに、鳥羽産の岩牡蠣も。
ぷりっぷりながら噛めばとろりとして、ミルキーなところと磯っぽいところと。
これが、旨かった~!

娘が此処の出汁に惚れているので、鱧とじゅんさいの椀物、さえずりと水菜の椀物をシェア。
このお店の本領発揮で、もう素晴らしいの一語に尽きますな。
ピンク色のさえずりと出汁、はりはりの相性の良いこと♪
ほかに、季節野菜の炊き合わせ、新銀杏、京茄子と茗荷の煮浸しで日本酒を飲み、
最後に出てきたおこぜの唐揚げをビールとともに‥
秋には、松茸の土瓶蒸しを頂きに、また伺うつもりです。


(2015年10月)

10月17日(土)の19時半、ひとりで。
ちょうど頃合いになっているはずの、土瓶蒸し目当てで伺いました。
お通しでビールを飲みながら巻物を吟味。
先ずは、戻り鰹、とり貝の刺身を、惣譽のぬる燗で。
すべらんなぁ~
去年の戻り鰹が凄すぎたにしても…

土瓶蒸しは、此処でと決めています。
と言うか、私にとっての土瓶蒸しのイメージは此方のもの。
(イカリスーパーの土瓶蒸しなども頂きますけどね^^;)
もっと高級でもっと美味しい土瓶蒸しもあるのでしょうが、
それでも土瓶蒸しのために毎年通うのは此方でしょう。
あ~、これで満足^^

ところが、今回も驚愕の逸品に出会ってしまいました。
鳴門・白甘鯛のお頭焼きです!
先ず、鰭先をかじってみたら…その香ばしさに、おお~♪
慌てて酒を含み、口の中で鰭酒に。
そして、骨についた皮と身が、感動的に美味いではないか♪♪
ちびちびと酒を呑みながら、もう無心で…
骨を分解しては、しゃぶり尽くしていきました。
素材が良いのはもちろん、焼きの技術あっての代物なのだと再認識。
振り返れば、有尾の時代から焼き魚はあまり食さなかったな。
これからは焼き魚(特に、お頭)も積極的に…などと思いながら、骨をチューチュー。
気が付けば、鎌の部分の身が最後に残っていました。
むしろ、身よりも骨、皮のほうが美味しかったかも。

30分掛けて、もう食べるところはないと思うくらいにしゃぶり尽くしたつもりだったのですが、
一度下げられた骨が出汁とともに再登場。
しつこく骨にこびりついた皮や細かい身が、出汁でふやけて浮き出ていました。
もう意地になって、徹底的にこそげとってやりました。
この吸い物が、また美味しかった♪


(2015年8月)

8月8日(土)の19時、ひとりで。
毎年、十三の花火大会の日には有尾に伺うのが恒例となっていましたから。
先ずは、モロヘイヤのお浸しをアテにビールを飲みながら巻物を吟味して…
刺身は、鱧の焼き霜、雲丹の烏賊巻きを。
どちらも夏の定番メニューですが、それだけに頂かない訳にはいきません。
メニューになくても素材があれば、せがんだりしたことも。
鱧の焼き霜に真子入りポン酢が添えられたのは、初めてのような?
山葵醤油で頂くのが好みだったけれど、これもありだと思いました。
真子入りポン酢を舐めるだけで、立派な珍味になっていますし♪
続いて、麦わら蛸の柔らか煮、蒸し鮑のバター焼き。
一週間の仕事を終え、寛いで美味しいものばかり頂けて、至福のひとときでした。

8月21日(金)、家族の要望で21時に予約して伺いました。
2週間前に行ったばかりなんですけどね^^;
突き出しは、アスパラと南瓜の和え物。
娘が、出汁を味わえるものが良かったのに…と呟いたのが怖かった。
たぶん、昨年5月の有尾デビューの思い出と比較しているのだろう。
刺身は、鱧の焼き霜、明石鯛、新さんま。
鱧の焼き霜は、肝ポン酢になっていました。
熟成されたとろりとした明石鯛が、絶品!
鯛やさんまには、燗酒のほうが良かったかな…
その後は、各自が食べたいものをチョイスして、
びわ湖のすっぽん小鍋、地鶏のカレー煮、焼き茄子のお浸し、かき揚げ、鴨つくねなど。
娘は、すっぽん鍋をいたく気に入った様子。
ラーメン、カレー、ハンバーグの息子は、地鶏のカレー煮に感動。
こんなカレーは食べたことがないと…
そっちの括りかいっ?!
〆に雑炊と鱧そうめんを分け分けして、みな満足♪
抹茶を頂いて、帰路につきました。


(2014年12月)

北新地の喜川有尾が移転して、大阪天満宮のお膝元に新装開店されました。
店名は尾がとれて、「有(ゆう)」。
娘の帰省に合わせ、12月26日に家族4人で伺いました。

外観、店内とも歴史が醸し出す威厳のある風情はなくなったものの、
あか抜けて明るく、小綺麗になりました。
席数を減らして、より目が行き届くようになり、機動性も向上。
若い女性店員さんも登用されていましたが、この人が柔らかい物腰にして、なかなかに良く動く。
そして、店内は禁煙になりました。

突き出しは、おめでたい紅白なます。
ビールで、お店の繁栄と家族の健康を祈って乾杯。
巻物に目を通してオーダーしたのは、

・刺身の盛り合わせ
・鯨と水菜はりはり鍋
・酢牡蠣
・茄子田楽
・鴨ねぎ焼き
・かにコロッケ

刺身は、鯛、鯖きずし、よこわ、さわら焼き霜、針いかの五種。
紫蘇の葉と花などをあしらった有尾らしい盛り付けは、概ねそのままに。
ただ、大根の飾り切りによる梅の花が添えられ、天神さんをイメージさせてくれます。
味についても、間違いなく有尾の美味を保持♪

他の料理も有尾時代と変わらぬ質だし、品書きも相変わらずの長い巻物で安心しました。
鮑の殻に盛られた和風コロッケは、かにコロッケに変わったとの事。
蟹の身がたっぷり混ざっていました。

この日とにかく感動したのは、「鯨と水菜はりはり鍋」!
こんなクオリティーの鯨は、捕鯨禁止後では初めてです。
島之内や千日前の鯨専門店で、諦めがついていたというのに…
それにしても、何処からどうやって仕入れたのだろう?
ホンマ、ここの大将の仕入れには幾度となく驚かされます。
鯨さえ良ければ出汁は御手の物なので、その時点で旨いの確定です。
そして、実際にコロの入った出汁で作ったはりはり鍋は、超旨かった♪♪
鯨の肉は、全く臭みがなくて鹿の子の赤身も脂身もこのうえなく美味しい。
軽く煮る水菜以外は余計な野菜は入れない(梅の花の人参は例外)ので、
出汁は水っぽくならずに旨みを吸って濃縮していきます。
その出汁があまりに美味しいので、つい飲み過ぎてお替りして…
〆にそうめんまで、出して下さいました。

その結果、皆お腹パンパンになり、第2波のオーダーを控えることに。
ふぐ白子の料理に、若干の未練を残しながらですけどね。
最後に、あまおう(苺)に餡を乗せた甘味と抹茶を頂いて、フィニッシュ。
ええ店が、更に進化を遂げましたね^^]

  • 鯛の松皮造り
  • 戻り鰹
  • 松茸土瓶蒸し

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2位

豚足のかどや (大阪難波、なんば(大阪メトロ)、JR難波 / 豚料理、もつ焼き、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2017/03訪問 2017/04/10

かどやワールド…、喧噪のなかで何故か安らぐ。

(2017年3月)

初訪ですっかりかどやワールドにハマってしまって…^^;
3週連続で、土曜日の19時前後にかどや詣で。

2月25日(土)は、生センマイ、豚足、ハラミ、コリゴリ、焼きセンマイ、スープ。
生センマイには、塩、化学調味料、胡椒入りの胡麻油。
これで、生レバー食べたかったな…。
生センは、夏にキンキンに冷えたビールと共に頂くのがベストかも?
この日は、にんにくを頼むことを覚えました。
「にんにく下さい」というと、冷蔵庫から容器ごと出してきて、ぽんと置いてくれます。
それから、焼き物は一品(3本)ずつオーダーすることに。
やはり冷めると味が落ちるので…。
ハラミも美味しかったけど、どちらかと言うとツラミが好きかな?
コリコリ(大動脈)が、この店では何故かコリゴリ。
コリコリした食感が焼酎によく合っていて、こりごりどころかまた食べたい。

3月4日(土)は、子豚ちゃん(豚のコブクロ)を目当てに伺いましたが、売り切れ。
豚足のあと、マルボー(豚のシマチョウ)、肝半焼き、タンを。
マルボーは臭みなく、脂がのってクニュクニュ。
肝の半焼きは、いいの?と戸惑うくらいに半生。
タンは、逆に焼き過ぎ?な感じで固めでした。

それから2回は我慢しましたが、3週目の3月25日(土)にまた行ってしまった…。
豚足、ホルモンが美味しいのもあるけど、あのわいわいがやがやが妙に心安らぐのです。
誰かを連れて行こうとは思わないし、お隣りさんと話そうとも思わない。
喧噪のなか、自分の世界に入り込み、ひとり酒を楽しみたい。
私にとっては、そういう位置づけの店になりつつあります。
客観的?な評価(味、雰囲気、接客)から導かれるはずの総合点が4.0と高過ぎるのは、
数値化されないパワーのような何かに魅了されているから…。

この日も子豚ちゃんは売り切れ。
生セン、豚足、ツラミ、センマイを頂きました。
豚足は「柔らかいところ」を頼むこともできるようです。
今度、お願いしてみよう…。
豚足を生センのタレで食べるのも、ありかな?

ツラミはやっぱり、「オイシイ」です♪
たっぷりの味噌ダレ、葱と共に頂くセンマイも、焼酎に合うこと♪
スープは、胡椒たっぷりでお願いしました。
こってり具合いは、日によって異なるみたい。
そのうち、ラーメンダレを持ち込んで、スープに混ぜてみたいと思っています。


(2017年2月)

大阪駅前第3ビルのかどやで頂いた、ホルモン&焼酎お湯割りが沁みまして♪
なら、豚足も好きだし、此方のかどやも一度は行っとこか…と。
もう何年も前からBMしていましたが、ディープさが恐くて足踏みしていたんです。
2月18日(土)、西梅田から先頭車両に乗り難波で下車。
31番出口から南海難波駅に向かって歩いて行ったら、探すまでもなく店に着きました。
19時半に入店してみたら、店内はごった返していてほぼ満席。
人差し指を立てて「ひとり」と伝えると、カウンターの隙間の席に通されました。
座る前に「ビール?」と聞かれ、「小瓶で、それと豚足を。」
かばんを壁のホックに掛けるのにやや手間どって…、
振り向いたら葱の入った味噌ダレ、追加用の葱、キャベツ、ピンクの手拭いが置かれている。
それから、10と数えないうちにビールと豚足が到着したのでありました。

先ずビールで喉を潤して、熱々の豚足を。
プルプルフニフニで、これが旨いこと!
味噌ダレも良いけど、軽く塩を振ったほうが旨みがよく分かる。
で、合い間の口直しに味噌ダレ&葱を挟んだりして。

豚足を食べ終えて、ツラミ、ミノを頼み、焼酎お湯割りで。
焼酎は、佐四郎という麦焼酎。
ツラミは、店の符丁が「オイシイ」なのにも頷ける!
適度に脂が乗っていて、噛み応えがあり肉の味もしっかり♪
ミノは串先の方は脂ミノで、その脂が融けていく…。
本来のミノの部分も、上ミノレベルで旨い♪

続いて、ココロ、センマイを、お替わりの焼酎お湯割りと共に。
ココロも、やはり串先に脂身。
臭みがないどころかもはやホルモンぽくもないが、旨い♪
センマイの串先は、薄皮の部分がコシャコシャっと。
続く2切れが肉厚の部分で、噛み応えがあって旨い♪
味噌ダレと葱が一番合っていたのが、センマイ。
中南米系の声がよく通る女店員さんが「美味しいよ~」と勧めてくれたのですが、
確かに…。って言うか、全て美味しかったんですけどね^^

隣りの客が〆にスープを飲んで帰って行ったのを見て、私も「スープ下さい。」
ここは、他の客を見て学習していく店なのです。
「にんにくちょうだい」「胡椒振って」「肝、半焼きで」とオーダーする客もいれば、
オレンジジュース、ウーロン茶を持ち込みの客も…。
で、スープと言うのは、豚足の煮汁でした。
熱々のテロテロで、少し塩を足して味を整えたら、これまた美味しいこと!
豚足の屑肉も混じっている!
九州豚骨ラーメンの、こってり系スープのごたぁ~♪

よく言えば昭和の大衆酒場的な雰囲気で、ごった返した店内。
私に与えられる空間は、肩幅+左右10㎝ほど。
当然、テーブル上の領地もかなり狭くて、皿やら瓶、ちろりの整理に苦労します。
(串、瓶、ちろりを数えて勘定するので、引いてくれません)
目線を下に向ければ、床には煙草の吸殻がちらほら。
店員は年季の入ったおっさん数名に中国系?東南アジア系?中南米系?で、
接客はお世辞にも良いとは言えない。
喧噪のなか、狭いスペースに身を縮めて…。
なのに、なんでこんなに居心地が良いのだろう??
また来てしまう予感しかしない。

  • 豚足
  • ツラミ
  • センマイ

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3位

BACK9 (北新地、西梅田、大阪梅田(阪神) / ホルモン、バー、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2017/04訪問 2017/07/10

穴場的にして、駅前ビルで最強?

(2017年6月)

6月2日(金)、仕事で遅くなってしまいましたが、この店を知ってからはそれも悪くない。
また、あそこに行こかぁって、楽しみを抱きつつ仕事を完遂。
21時半に伺ってみたら、前回と全く同じく一番奥が空いていて、同じ席にふたりで…。
で、前回と同じく「お疲れサービスセット」をコールしておいて、
今回は上ミノぽん酢、ハラミ、まる腸、とん平焼きをオーダー。
ビールで乾杯♪
上ミノぽん酢、さっぱりしていて旨いなぁ♪
まる腸は、くどくない脂がじゅわ~。
とん平焼きは、結構分厚い豚ロースがどんと入っていましたよ。
この日の串カツは、広島産牡蠣、海老、淡路の新玉葱。
この串カツが、そこらの串カツ専門店より旨いんですよね~♪
この日も、ビールからの、ジントニ、モヒート。
やっぱり、良い店です!


(2017年4月)

4月7日(金)、22時に家内と二人で伺いました。
狭い間口に、黒に白抜きで「ホルモン」の目立たない暖簾。
ただ通り掛かっただけでは、気付かずスルーしてしまいそう。
店内も、狭い間口そのままにずっと奥まで狭く、
手前は向かって左手に、奥は右手にカウンターテーブル。
そのテーブルの奥行も必然的に短い。
でも、この小さなホルモンバー?が、実は凄いんです!

料理のオーダーは、22時20分までとのこと。
「お疲れサービスセット(1500円)」をコール。
① 490円までのドリンクを2杯
② 490円までの料理を1品
③ 串揚おまかせ3種盛
って…、串揚げがほぼサービスやん?!
ドリンク1杯目は、泡だけ黒ビールという黒泡ゴールドを。
「ビール界の、なにわブラックや~」てな感じかな。
料理は、二人でハラミ、ミックスホルモンS、生センマイ、いか焼きをオーダー。
いずれも490円で、うち2品はセット扱い、残り2品は差額を払えばOK。

初めに出てきた串揚げは、牡蠣、茄子、うずら卵。
ソースと塩、レモンが添えられ、茄子には味噌。
仕上げにすり胡麻パラパラで、盛り付けが美しい。
頂いてみれば、衣がサクっと軽くて、牡蠣も茄子も熱々で旨い♪
生センマイには、酢みそとチュジャンタレが用意され、
とにかく美味しく食べて欲しいという気持ちが伝わってきます。
しっかり水気が切られていてタレが絡み、これも美味しい。
ハラミは、柔らくてジューシー♪
盛り付けも含め、490円でいいの?って感じ。
ジントニックで頂いてみると、意外に合う…。
生搾りレモン&ブラックペッパー入りの、肉専用ジントニなのだそう。
肉、ホルモンにはビールか焼酎と決まっていた私に、新境地が拓けました^^
いか焼きは、阪神百貨店のいか焼きとは違って、薄いお好み焼きに烏賊がゴロゴロ。
いやぁ~、何食べても美味しいですねぇ~。
ミックスホルモンは、まる腸、しま腸、コリコリ、ハツ、赤センが少しずつ。
ぜ~んぶ、好きですよ^^
新境地が拓けた勢いで、モヒートとともに。
悪くない…。

接客も、途中でおしぼりを持ってきてくれるなど、抜かりない。
値段に比して、味、サービスが釣り合わないほどに素晴らしい。
こういうお店こそ、真の高CPと言えましょう。
なので、なかなか入れませんし、滞在も2時間まで。
穴場的ながら、知っている人にとっては全然穴場でない。
むしろ、大阪駅前ビルの居酒屋としては最強なのでは?

  • 店の暖簾
  • 上ミノぽん酢
  • ハラミ

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4位

ザ テラス (甲陽園、苦楽園口、小林 / 洋食、アメリカ料理、レストラン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2017/08訪問 2017/09/23

雰囲気、サービスも良く、ローストビーフが絶品♪

8月29日、13時半に息子と共に伺いました。
美しい草木に包まれ、こじんまりとした玄関から入ると、
すぐに待機していた制服姿の店員さんがお出迎え。
食事に来た旨を告げると先に立って案内してくれました。
まっすぐ薄暗い廊下を進むと左手にカフェの部屋があり、
私たちはその先正面から右手に大きく拡がったお食事スペースへ。
一面ガラス張りの窓際のテーブルに「どうぞ」と。
ヨーロッパ風のなんとも優雅な空間です。
ふかふかの椅子には、背もたれのクッションまで。
貴族にでもなったようで、なんとも心地良いこと^^
窓の外には、眼下に大阪湾まで見渡せるテラス席があります。
春や秋は、さぞ気持ち良いことでしょう。

ローストビーフのセット(140g、3500円)をオーダーしました。
サラダorスープは、サラダ。
パンは、3種のなかからガーリックトーストをチョイス。
食後の飲み物は、ティーソーダで。
ところが、すぐに店員さんが戻ってきて…、
「ただいまローストビーフの調理中で、焼き上がりまで30分程掛かりますが、
如何致しましょうか?」と。
この辺の時間感覚も、ヨーロッパ風?
普通のお店だったら他のメニューに変更していたかもしれません。
けど、此処ってあまりに居心地が良いものだから…
飲み物を先に出してもらって、待つことにしました。

息子となんて、そんなに話す事柄もないので、ぼけ~と時を過ごし。。
あれ?忘れられてない?と思い始めた13時51分にティーソーダ。
これが、ライムとミント添えでお洒落なだけでなく爽やかで美味しい♪
それからまた、ぼけ~と待つ続け…、14時17分にようやくローストビーフが到着しました。
ホースラディッシュのクリームが乗り、周りにはたっぷりのグレイビーソース。
付け合わせは、マッシュポテトにクレソン。
早速、出来立てほやほやのローストビーフを頂いてみると…、マジで旨い!
ニュージーランド産の穀物牛のストリップロインなのだそう。
この赤身肉の旨みこそが、牛肉本来の味わいなのですね^^
わしわしと噛み応えがありますが、むぎゅっと柔らかい。
噛むたびに肉汁がじわじわ。
グレイビーソースもよく合っている。
ホースラディッシュは、擦ったものを少し添えるくらいでも良いかも?
マッシュポテト、パンもソースを絡めて頂き、ちょうどお腹いっぱいに。
何気に訪問してみただけだったのですが、いろいろと記憶に残るランチとなりました。

  • ローストビーフ140g
  • サラダ
  • ティーソーダ
  • 店の外観

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5位

いっぽし (新在家、六甲道、石屋川 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/05訪問 2017/06/23

魅惑の鶏白湯♪

ここのところ、頻繁に通ってきた「しぇからしか」や「もっこす」にもさすがに飽きてきて…
ふと思い出して久々に此方に伺ったのが、4月25日のこと。
ヌォ~~、旨~い♪
それから、5月7日、5月16日と間をあけずにリピート。
なんたって、鶏白湯のスープが絶妙に美味です!
少しとろみのあるポタッとしたスープで、鶏の旨みはしっかり、臭みなし。
ほのかな魚介が、旨みを深めています。
で、最後の決め手は仕上げの鶏油(チーユ)♪ 
しぇからしかと同様、この仕上げの油がかなりポイントとなっているよう。
中細ストレート麺もしっかりとした食感で、啜り応えがある。
具は、チャーシュー、半熟煮卵、海苔、千切りの九条ネギ、輪切りのネギ。
チャーシューも美味しいんだよなぁ♪
なので、トータルとしても相当に完成度の高い一杯だと思います。
それに、約3週間の間に3度頂きましたが、見た目も味も再現性が高い。
カウンター内の整理の行き届いた様やラーメンを作る時の丁寧さ、
アルコール消毒のマメさなど、その仕事ぶりにも感心しました。
ところで、無料トッピングのにんにくについてですが、
一度スープに投入してしまうと「覆水盆に返らず」です。
4月に伺った際に、これをやってしまって大変後悔したので、
5月16日の訪問時には、レンゲの中でスープに溶いて味変を楽しみました。
此方のスープが美味しいと思うけどにんにくも試したい人には、お勧めです。

6月15日、またまた再訪。
ヒキュウも席が空いていたので少し悩みましたが、
いっぽしのつけ麺を食べてみたくて…。
つけ麺の麺は平打ちで輝きがあり、しっかりとしたコシに、滋味深い風味。
熟成されたような…、繁田の麺もこんな味だったな♪
つけ汁はラーメンスープより醤油濃いめで鶏弱め。
う~ん、麺主役だから仕方ないか。
炙りチャーシューは角切りのものがゴロゴロ。
で、麺を食べ終えて、スープ割りを頼んだら…、
魚介スープで割ってくれて、仕上げに鶏油!
ノワァ~~、やっぱり旨~い♪

  • らーめん(2017,5)
  • つけ麺(2017,6)
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