『「京小町もり」の、ちりめん山椒』ちろりちょこさんの日記

ちろりちょこ、うろちょろり

メッセージを送る

日記詳細

母の知り合いに、長きにわたってこのちりめん山椒を贈って下さる方がいて、
私もご相伴に預かってきました。
何度か聞かされた話によると、芸妓となった娘のために母がもたせたちりめん山椒が花街で評判となったのが始まりだそうですが、私の母の言うことは全くあてになりません。
本当ならいいなとは思いますが…
あまりに慣れ親しんだ味で、あれば頂くというものだったのですが、
2~3年前のある日、炊き立てのご飯とともに食べ始めたところ、ふと、「これってマジで美味しいんやない?」
熱いお茶を挟みつつ食するたびに、封印が解けるような、靄が晴れていく感じがして、「滅茶苦茶、旨いやん!」
その発見は嬉しい反面、今頃になってかい!という自分への腹立たしさも…

それから、自分でも購入するようになりました。
ネットからでも購入できますし、一度買い求めるとはがきが送られてくるようになります。
湿り気を残して柔らかく、きめ細やかなちりめんに、ほんのりと良い加減に山椒の風味。
京らしい、上品なご飯の友です。
ページの先頭へ