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2位
1回
2015/12訪問 2015/12/23
2015年12月
この日の夕食は敬愛するご夫妻よりお誘いをいただき、神保町へ。
今回のお店は『神保町 傳』さん、私は2年ぶりの再訪でしたが、その間にも予約を試みて撃沈していました(~_~;)
そんな超人気店にお誘いいただき、勇んで訪問した次第。
いつもあっざーす<(_ _)>
店前でご夫妻と合流、店内へ。
するとなんとも楽しい演出が・・・、詳細は書けませんが(・_・;)
カウンター席へ着席しますと、あっ、箸がジャイアンツのマークに包まれていて感激(●^o^●)
飲み物はGRAN CUVEE VELENOSI、Scariazzo FIANO Rivea PUGLIA 2013、一喜 純米大辛口、
臥龍梅 超辛口 五百万石 純米吟醸、陸奥八仙 限定芳醇超辛 純米生原酒、SANCT VALENTIN 2013 SAUVIGNON
をいただきつつ、この日いただきましたのは、
①蟹クリームコロッケ 酢橘 塩
スタートは蟹クリームコロッケで。
箸で割りますと、なんとも贅沢に蟹が使われていることでしょう(@_@)
口中でも蟹の旨味が広がりました。
②蕪 白子餡
トロトロの蕪と白子餡の共演。
何とも言えない味わい深い1品でした。
③傳タッキー
でましたぁ、"傳タッキー"(笑)
パッケージから笑わせてくれますね(#^.^#)
本当、傳ズニーランドですな(^_-)-☆
④熟成鰤のヅケ 背中 腹
4日間熟成させた鰤、4切れとも違う部位だとのこと。
口の中での旨味の広がり方、鼻に抜ける感じ、絶品でした(*^。^*)
⑤唐墨と焼き餅
唐墨を焼いた餅でまいてありました。
私は唐墨を久しぶりにいただきましたが、旨味がつまってますね。
餅との相性もバッチリですね。
⑥鰆 根セロリと酒盗ソース 黄金蕪
焼き物は鰆。
酒盗のソースが引き立ててくれていました。
⑦畑野菜 ロマネスコ チコリ
見た目にも美しいサラダ。
たっぷり野菜が嬉しい1皿。
⑧牛肉と葱の吸い物
上品な出汁と牛肉の旨味がたまりません。
葱の甘さと食感もいいですねぇ。
⑨桜海老御飯、味噌汁、お新香
この日の御飯はピンク色の美しい桜海老で、いい香りが広がりました。
これも絶品ですね、お替りもさせていただき、おにぎりにしたて持ち帰らせていただきました<(_ _)>
⑩リンゴ、栗ムース、チップ
温かいリンゴのデザートで締めくくりです。
前回は1人でお邪魔しましたが、この日はお店の常連の楽しいご夫妻とご一緒ということで、より"傳ズニーランド"を堪能できました(笑)
さらに途中で私も面識のあるレビュアー様がご来店、世の中狭いですねぇ(^O^)
今回も貴重な席にお誘いいただきまして、本当にありがとうございました<(_ _)>
来年も宜しくお願い致します(^_-)-☆
以下は過去のレビュー
2013年10月
縁起の良い777件目のレビューにもってきましたのは、
以前からの課題店である、『神保町 傳』さん。
(ちなみに問題があるレビュ-として1件削除されていますので、本当は778件目なのですが( ̄∇ ̄))
当然のことながら、超人気店ですので事前に予約をしておりました。
食べログの地図を見ながら伺いましたが、よく分からず周囲を一周してようやく板塀で囲われた一軒家の前へ到着。
大将から店の場所が分かりにくく申し訳ありませんとお詫びの言葉がありましたが、感じが良い方で一安心。
大抵の場所には1人で乗り込んでいく私ではありますが、やはりとっかかりは緊張します、そりゃあσ(^◇^;)
かなりの小心者でシャイな男ですからねぇ(〃・ω・〃)
こうして和ませていただけると、食事への期待も高まるっていうものです。
カウンター席へ案内され、食前酒の説明がありました。
私はお酒は控えていることを告げると、「ノンアルコールでもご用意できます」とのありがたいお言葉。
どのようなお客にも対応できるように準備されているのですね。
事前に電話予約の際に確認はされていましたが、改めてお任せのコースであること、苦手の食材について再確認の後、
待ちに待ったこの日の食事がスタートしました。
食前のジュースの後は、ノンアルコールビールをいただきつつ、
いただいたコースの内容は、
①傳もなか
諸先輩レビュアー様のレビューを拝見していて、出てくるとは思っていましたが、
袋に入ったそのビジュアルは、まさにもなかそのもの( ̄∇ ̄)
中にはフォアグラと栗、塩っ気のいぶりがっこが入っています。
私は秋田の燻した漬物、いぶりがっこが大好きですし、それとフォアグラをあわせて、
それが違和感なくいただけることが凄いなと思いました。
②秋茄子と穴子 冬瓜のあんかけ
出汁は強めにとられているなという印象で、インパクトを感じました。
秋茄子、穴子、冬瓜は最高級食材と呼ぶものではないと思いますが、どうしてどうして見事な逸品に仕上がっています。
③傳タッキー
こちらも出てくるとは思っていましたが、出てきたカーネルおじさんばりの大将の笑顔と、
「DFC」の文字の入った箱には笑ってしまいました(苦笑)
鶏肉の中には、秋のキノコ、舞茸・シメジ・エリンギ、食感の木の実などか入っているとのこと。
面白さだけでなく、ちゃんと美味しい1品でした。
④鰹のタタキ 菊のゼリーを添えて
大将曰く、「戻りきっていない鰹ですが(苦笑)」とのことでしたが、大根おろしとポン酢、菊のゼリーを添えられていただく鰹。
鰹の旨味成分が充分に引き出されていると感じました。
⑤鴨のハンバーグ
朴葉(?)に包まれた料理は、解禁になったばかりの北海道の鴨のハンバーグでした。
赤味噌の味付けはご飯が欲しくなりました(*^ー゜)
蕎麦の実がアクセントになっていました。
銀杏には人の顔が表現されていました(まさかの人面銀杏(苦笑))
⑥野菜サラダ
揚げたり、焼いたりとそれぞれの野菜の美味しさを引き立たせる仕事をされているサラダ。
ここにもオバQ(?)みたいなのが潜んでいました( ̄∇ ̄)
ゴボウ・紫芋など、ほとんどはあまり見たこともないような野菜たちが彩りも鮮やかにならんでいました。
⑦クジラのスープ
ここで鯨がでてくるとは思いもしませんでした(O_O)
鯨は口の中で噛むと、ジュワーッと旨味がでてきました。
⑧秋刀魚の肝いりご飯
今年はすっかり高級魚となってしまった秋刀魚。
例年よりいただく機会が減っておりました。
そこへ大将が抱えてきたお釜いっぱい見事なまでの秋刀魚と、その肝が配列されて炊き込まれていました(*゜д゜*)
いやいやいや、美味しくないわけないですよね。
⑨信玄餅を模したデザート
ピスタチオと干し葡萄を使ったデザート。
あわせると信玄餅のように感じられる、面白い1品でした。
この日は隣の席に、当日来日したばかりという香港からの2人組の女性客がいらしていました。
そのお客さんへの対応は、女性スタッフの方が流ちょうな英語でされていました。
もなかや傳タッキーの説明、隣で聞いていて笑っちゃいましたよ( ・∀・)
香港からのお客さんたちも楽しそうによく笑っていました。
ちなみにこの方々、来日中にカンテサンス、神楽坂 石かわ、さいとうに訪れるとのこと(O_O)
すごい食べ歩きの旅をされているなあと驚き、羨ましいと思うとともに、
日本の飲食業が国外でここまで魅力あるコンテンツと認識されていることを嬉しく思いました。
今後、こういう方々も益々増えてくるでしょうから、サービスの方は英語をマスターすることも必須となるかもしれませんね(;´Д`)
そういう意味でも外国の方への対応をそつなくこなしつつ、常連客や、私のような新参者にも対応を怠ることがない、
エンターテインメント性だけでなく、ホスピタリティーが高いお店だなと思いました。
お会計は15,000円ほど、満足度は高かったです。
次回は是非、傳さんのことを知らない素敵女子を連れて行って、驚かしてみたいものですね(*^ー゜)
御馳走様でした(゜゜)(。。)ペコッ
3位
1回
2013/07訪問 2013/07/28
2012年8月
私の人生初めての高知旅行、といいますか、初めての四国への訪問の宿泊場所に選んだということではなくて、
そもそも、こちら『オーベルジュ土佐山』さんの予約がとれたので、高知に行ったというほど行きたかったオーベルジュです。
前から気にはなっていたのですが、決め手は少し前にみたテレビ朝日の『旅サラダ』という番組でとりあげられていたからです。
本当は連泊したかったのですが、1泊しかとれませんでした。
15時に高知城から歩いて10分弱のところにある、『オリエントホテル高知』さんまで送迎にきていただきました。
そこから高知の市街地を抜けて、30分以上、山道など通って、のどかな里山にあるオーベルジュに到着。
車を降りますと、本当に自然の緑の中にあります。
ここまで自然の中にあるロケーションは久しぶりです.
外観、ロビーの雰囲気、客室へ移動途中の空間、すべてに気分が高揚しました。
客室内にはテレビ・時計がなく、日常の時間に追われた生活を少しの間は忘れて、
何もしない贅沢を味わえるコンセプトのようです。
部屋からは山の緑と、ヴィラへの吊り橋がみえます。
虫の声や、小鳥のさえずりが聞こえてきます。
部屋にCDのデッキがあり、私も何枚かは持参していましたが、1人3枚までレンタル出来るとのこと。
サラ・ブライトマンとセリーヌ・ディオン、ビリー・ジョエルをお借りしました。
人生初ののオーベルジュでの宿泊であり、1番の楽しみは食事でした。
ですが、予想以上にお風呂もすごく良かったです。
最近入ったお風呂では1番ですね。
特に緑に囲まれた露天風呂は最高でした。
特に翌朝入った朝の露天風呂からの、朝靄がかかった景色は最高でした。
残念だったのは、到着した夜に土砂降りとなり、夜の露天風呂から星を見ることが出来なかったことでしょうか。
こちらのお風呂のシャンプーとコンディショナーには蜂蜜が入っているようで、
私の髪質にあっているように感じましたので、売っていないか確認したところ非売品とのことでした。
さてお待ちかねの夕食。
夕食はダイニングルームのカウンター席でいただきました。
さすがに私以外に1人で来ている人はおらず、年配のご夫婦や若いカップル、女性グループばかり。
ちょっと引け目は感じましたが、そこはそういう場面すらも愉しむしかありません(*^ー゜)
私は予約時に、『朝採れ野菜をたっぷりと使った地鶏の塩鍋プラン』にてお願いしておりました。
土佐ジローという地鶏を食べてみたかったからです。
いただいた飲み物は、
・生ビール700円
・土佐の夏酒飲みくらべ グラス3杯1,380円
こちらは、美丈夫夏酒(濱川商店)・安芸虎(有光酒造場・阿波山田錦)・土佐しらぎく(仙頭酒造場・涼み純米吟醸)のセット。
日本酒を飲み慣れない私には、比較しても違いが分かりませんでしたが・・・(〃・ω・〃)
料理はまずは、
①食前の水
わき水だそうです。
食前酒は定番ですが、食前のお水といわれて、。ちょっとびっくり。
②食前にフルーツの酵素 温州みかんと文佳人みかんリキュール
これはさっぱりとしますね。
夏バテの体には、とてもよいと思います。
③先附
・そうめんかぼちゃ 美味出汁 有機生姜
つるっといただきました。出汁がいいです。
・澄江さんちの露地の浅漬け胡瓜
胡瓜大好きな私にはたまりません。もっと食べたかったです。
④前菜
・浜改田の泥目 土佐のぬた掛け
お昼にも某店でいただいた泥目。
さすがにこちらでいただく方が数段美味しいです。
・須崎のうつぼと針生姜の水晶寄せ
うつぼを水晶寄せでいただくとは。
なんかオシャレですね。
・土佐の珍味(ちゃんばら貝)美味煮
お昼にちゃんばら貝もいただいていましたが、こちらの方が美味です。
・博志さんちのいたどり炒め煮
シンプルな炒め煮ですが、これは美味いです。
食感もとてもいいです。
・もんちゃんちのブルーベリー
このブルーベリーさほど甘く感じなかったのですが、何故かとても美味しい。
④御造り
・土佐清水のびっちゅう鯖 あしらえ一式 月灯りの土佐醤油と和からし 静岡県産本山葵
この鯖は絶品でした。
〆鯖も大好きですけれど、生の鯖もまた格別ですね。
もっと食べたかったというのが本心です。
⑤台物
・裕一さんの土佐ジロー塩鍋 季節のオーガニック野菜と共に 七輪で炭火焼もどうぞ(三色塩で)
土佐ジローを七輪で焼いたり、塩鍋でいただきました。
この土佐ジロー、なんとも骨つきがいいというか、すごい肉ですよ。
アスリート的筋肉質といいますか、いい運動をして、ノーストレスで育ったんではないかと想像しました。
こちらオーベルジュ土佐山さんのHPによりますと、
『土佐ジロー』とは・・・高知県原産の天然記念物「土佐地鶏」の雄とアメリカ原産の在来種「ロードアイランドレッド」の雌を交配して生ま
れた一代雑種。有精卵を採卵するために、雌25羽に対して雄1羽の基本比率で雌雄同居飼育します。 土佐山で大崎さんが育てる土佐
ジローには、餌に有機野菜や自然のミネラル豊富な野草、配合飼料(ポストハーベスト・遺伝子組み換え作物を含まない)を、飲み水に
生物活性水 (http://yumesanchi.jp/activities/soil/index.html)を加えた山水を与えています。
とのことです。
七輪で焼いたものも美味しかったですし、塩鍋でいただいても美味しかったです。
塩鍋には、ゴーヤやオクラ、ミニトマトなど季節のオーガニック野菜をいれました。
この野菜からもよい出汁がでているのか、鍋のスープの旨味が一段と増した感じがしましたね。
鍋でいただく野菜としては珍しいものが多かったと思いますが、いずれも美味しくいただきました。
⑥御食事
・土佐山自慢卵掛け御飯
『お米は、森和雄さんが円行寺で作った『日本晴れ』
卵は、久万川の裕一さんの土佐ジロー卵
お醤油は、香川県琴平町の丸京醤油』だそうです。
この醤油はお隣の『とんとんのお店』で売っていたので、買って帰りました。
土佐ジロー卵も売っていましたが、持って帰るのが大変なので、こちらは諦めました。
うーん、今まで数多く卵掛け御飯はいただいてきましたが、今回が1番かもしれません。
TKG好きにはたまらんですなぁ。
・勝子さんちのお新香
・浅利の赤味噌汁
これもよい出汁がでていました。
⑦甘味
・ミニトマトのはちみつと白ワインのコンポート
いいですね、野菜のデザート。
・みわくのこ 細木さんちのスウィートコーン
とうもろこしがデザートになるんですね。それほど甘いということです。
この他、追加で注文しましたのは、
⑧初夏のもち鰹焼切り2,680円
野菜が美味しく食べれる塩ポン酢でいただきます。
途中で追加したのですが、運ばれてきてびっくり。
大皿できちゃいました。
大体2名から食べる量とのこと。
頼んだ時に、量が多いと言ってくれればちょっと考えたんですが・・・σ(^◇^;)
さすがに全部は食べきれずに残してしまいました。
こちらにも胡瓜やプチトマト、ブルーベリーまでふんだんに野菜たちが使われています。
鰹ももちろん上々でした。
お腹いっぱいで部屋に戻ってからは、
外が雷も鳴るような土砂降りだったこともあり、夜の露天風呂を諦め、
部屋でゆっくりしていました。
さすが雨音と雷の音しか聞こえないので、遠慮なくCDの音量をあげて聴いてました。
翌朝、雨が止んでおりました。
早速、早朝のお風呂へ向かいます。
先客は誰もおらず、貸切状態でした。
特に露天風呂からの朝靄がかかった山の景色は最高でした。
素晴らしい眺めでした。
お風呂からロビーへの通路に、アイスが売っており、
そこで『土佐ジローのタマゴを使った濃厚なバニラ』を選び購入。
朝食前でしたが、部屋でいただきました。
まさに濃厚で美味い。風呂上がりに最高です。
そして朝食。
朝食も昨夜と同じカウンターでいただきました。
ベーコンエッグや鯵の干物は自分で焼いていただきます。
自分で干物を焼いたことないんですが、絶妙の焼加減だったと思います<(`^´)>
ご飯はお替わり自由ということで、3杯いただいちゃいました。
こういう食事をしていたら、きっと長生きできるんだろうなと思いました。
チェックアウトは11時ですが、高知中心部まで送迎していただく場合は車が10時出発です。
名残惜しかったですが、早めにチェックアウトして車に乗り込みました。
私見ですが、ここに連れてきて喜ばない女性がいたらみてみたいですね。
「こんな素敵な所に連れてきてくれてありがとう」と言われる確率が高いと思います。
まあ、私自身にはそんな連れてくる相手はおりませんが・・・( 。-_-。)
またこちらに泊まりに、それも次回は連泊してみたいですね。
2013年7月
1年ぶりにやってきました、そして念願の連泊です。
今回もお風呂に浸かりながら鶯が鳴いているのを聴いたり、ツバメがせっせとヒナにエサを運んでいるのを眺めたり、
部屋でCDを聴きながら、読書にいそしんだりしてのんびり過ごしました。
1日目の夕食は、オールフリー420円を飲みつつ、
①食前酒
・土佐山嫁石の梅で漬けた自家製三年もの梅酒
②先附
・澄江さんちの胡瓜浅漬け
この胡瓜、私のような胡瓜好きにはたまりません。
これだけでも、もっと食べたいです。
③前菜
・浜改田の泥目 土佐のぬた掛け 北海道つぶ貝の旨煮 勝子さんちの芋茎とお揚げの煮物
土佐市の白いとうもろこし(ドルチェコーン) 十市名物旬の山桃コンポート
白いとうもろこし、甘くて美味しいです。
④煮物椀替り
・堀りたてきたあかりの茶巾蒸し(流転ファーム 澄江さんの畑)山の湧き水と宗太鰹と利尻昆布のお出汁で琥珀餡掛け
ジャガイモと帆立、そして栗が入っています。
⑤お造り
・土佐もち鰹 博伸さんちの小夏の香り あしらえ一式 四万十のマルバン醤油(本印) 山葵
この鰹、なんともいえない旨さですね。
⑥焼物
・土佐山の耕作さんの鮎塩焼き
こちらの目の前の鏡川でも鮎釣りをされている方をみました。
天然鮎いいですねぇ。
あわせ酢、照焼ソースでいただきますが、何もつけなくても充分美味しいです。
⑦油物
・(四万十)川エビと山野菜 伊野町のとうもろこしのかき揚げ 青さのりのお塩
(室戸岬海洋深層水)(土佐田野海岸 太陽結晶塩(塩次郎))
とうもろこし、揚げても甘いです。
⑧預け鉢
・土佐山の婦人会、あじさい会がこしらえた田舎風の野菜寿司
みょうが、コリンキー、こんにゃくの寿司です。
コリンキー、色も綺麗で美味しいです。
⑨肉料理
・土佐山の棚田をイメージしたアシンメトリーに盛り付けられた野菜たち 有機生姜若鶏のジンジャーソテー
かなり生姜が効いていました。
黒潮町の塩、海老とトマトのソース、バルサミコ酢などでいただきました。
⑩止椀
・山の岩清水と土佐久礼宗太鰹のお出汁で蛤の清汁仕立て 旬の蓴菜 博伸さんちの小夏の香り
いい出汁がでています。
⑪御食事
・土佐山自慢卵掛け御飯 土佐の名物、おいしいはぶ茶 本日のお新香(おかか・昆布)
(お米は、土佐山の和田晃栄さんの『ひのひかり』 卵は、久万川の裕一さんの土佐ジロー卵
お醤油は、香川県琴平町の丸京醤油)
こちらの卵掛け御飯、かなりお勧めです。
卵食べすぎだなあと思いつつ、お替わりしちゃいましたσ(^◇^;)
こちらの同じ醤油を買って帰り、都内の高知県アンテナショップで土佐ジロー卵を買い、自宅でもTKGやっていますが、
やはりこちらでいただくのは格別です(*´∀`*)
⑫甘味
・池川町の煎茶アイス&チュイール ミニトマトのはちみつと白ワインのコンポート
翌朝の朝食は、土佐ジローの卵でハムエッグと、七輪で鯵を自分で焼き、いただきました。
こんな朝食食べたら、1日がんばれそうですね。
昼食も館内ですませました。
かれーらいす980円+サラダ・スープ付450円をいただきました。
このカレー、野菜たっぷりでかなりお勧めです。
スープはコンソメなどもありましたが、味噌汁は田舎、赤、白と味噌の指定もできるので、田舎味噌にしました。
そして2日目の夕食は、オールフリーが品切れ。
鏡川ジンジャーエール500円という、地ジンジャーエール(?)をいただきました。
これ大正解、かなり生姜が効いているジンジャーエールで好き嫌いはわかれると思いますが、
私は気に入りました。
風邪ひいた時に飲みたいですよ(*^ー゜)
2泊目は懐石でも、鍋物でも選べるとのことで、土佐ジローのすき焼きでお願いしました。
①食前酒
・食前にフルーツの酵素 旬の出始めぶどう(岡山県のピオーネ) 白ワイン
②前菜
・手結の名物海月の土佐酢浸し 北海道つぶ貝の鉄砲味噌和え 土佐ジローの玉道旨煮
土佐山旬野菜でお白和え 生ハム添え
③御造り
・近海旬赤伊佐木 博伸さんちの小夏の香り あしらえ一式 四万十のマルバン醤油(本印)
この伊佐木、滅茶苦茶美味しかったです。
④預け鉢
・土佐山の婦人会、あじさい会がこしらえた野菜の田舎寿司
⑤台物
・裕一さんの土佐ジローすき焼き 季節のオーガニック野菜と共に 七輪で炭火焼きもどうぞ(三色塩で)
昨年は土佐ジロー塩鍋をいただきましたので、今回はすき焼きにしました。
すき焼きの前に七輪で野菜と土佐ジローを焼いていただきます。
3種類の塩でいただきますが、土佐ジローも野菜たちも素材がいいのが分かる美味しさです。
野菜はみたこともないような野菜もあったり、種類がふんだんです。
すき焼きにしても文句なしです。
卵も土佐ジローを何個も使っちゃいました( ̄∇ ̄)
昨年も思ったことですが、この土佐ジローの肉の骨離れしないことといったら、すごいですよ。
⑥御食事
・雑炊 土佐の名物、おいしいはぶ茶 勝子さんちのお新香
この日も卵掛け御飯も選べましたが、折角なのですき焼きの鍋を活かした雑炊をお願いしました。
こちらの仕上げにも土佐ジローの卵が使われます。
かなり濃いめの味付けでしたが、それでもペロッと完食してしまいました(;´Д`)
⑦甘味
・土佐ジローのプリン
最後にバーナーで表面を焼きあげて供されます。
いくらなんでも卵、摂取しすぎでしょうかσ(^◇^;)
そして、翌朝。
この日も朝の露天風呂を楽しんだ後、朝食へ。
この日は525円の追加料金でとろろご飯にしていただきました。
金目鯛を焼き、湯豆腐、納豆など美味しい朝食でした。
また癒やされに来たい宿です。
4位
1回
2013/07訪問 2013/07/27
2013年7月
以前より伺いたいと思っていました和食のお店、『GINZA 水野』さんに行ってきました。
常連のレビュアー様にお願いして、連れて行っていただいたのです。
この日いただきましたのは、
①ごま豆腐と野菜
夏にぴったりのさっぱり、ひんやりとした1品。
こちらのスタートで、この日の料理全体への期待がさらに高まりました。
②鱧と松茸のお椀
鱧と松茸、まさに鉄板の組み合わせですよね。
それにしても、もう松茸の時期なんですかねぇ。
早くも今年初の松茸をいただくこととなりました。
やさしい出汁のお椀、とても美味しくいただきました。
③造り(ムラサキウニ・鮪・鯖他)
いやあ、贅沢なウニですよ。
こんな贅沢な食べ方したのはじめてです(*⌒▽⌒*)
ウニだけじゃなく、鮪も鯖もみな美味しかったです。
④鮑・北寄貝の煮物
これも贅沢な1品。
鮑を噛むと芳醇な旨味がとびでてくる感じです。
⑤鯵寿司・蛸のやわらか煮
鯵寿司いいですねぇ。
蛸のやわらか煮も美味でした。
⑥車海老のかき揚げ
車海老を贅沢に使ったかき揚げ。
隣で常連レビュアー様も唸っておられましたが、これは車海老の旨味がギュッとつまった1品です。
天ぷら屋さんでいただく海老を使ったかき揚げとは一味違う、美味しさでした。
⑦鰆の西京焼きと米沢牛
鰆も米沢牛も、焼加減が絶妙でした。
肉と魚の両方を焼き物でいただけるとは思いませんでした。
⑧鮎の焚き込み御飯と味噌汁、漬け物
鮎を贅沢に使った焚き込み御飯、こんなすごいの初めてです(*´∀`*)
常連レビュアー様も、これには驚かれた様子でした。
鮎の香ばしさ、旨味がご飯とあいまって、最高の1品に仕上がっています。
私、なんと4杯もいただいてしまいましたσ(^◇^;)
それくらい、美味しいんですよ。
魚のアラのお椀も2杯いただいてしまいました。
こちらも美味しかったです。
⑨水菓子
抹茶のデザートとメロン。
鮎の焚き込み御飯4杯をたいらげた後でかなりお腹いっぱいでしたが、別腹でいただきました(*^ー゜)
こちらには是非、季節を変えて再訪したいものです。
大満足の夕餉となりました。
お連れいただきましたマイレビュアー様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
5位
1回
2013/12訪問 2020/04/20
2013年12月再訪
この日は人生3度目の総武線・平井駅での下車、いずれも『レストランコバヤシ』さんへの訪問。
マイレビュアーの素敵なご夫妻とのランチで伺いました。
前回は1人でディナーに伺いまさかの貸切状態だったのですが、今回は満席のようでした(*^ー゜)
やはり時期的にジビエを食べたいということで、マイレビュアー様がご手配をして下さいました。
ご夫妻はワイン、私はミネラルウォーターで食事をスタート。
いただいたのは8,400円のコース、その内容は、
①青森県産アワビとその肝・根菜のカネロニ仕立て キャビアのせ
いいですねぇ、アワビと肝、そして根菜が絶妙のコンビネーションです(*^O^*)
キャビアの塩気もいいです。
②カニのブイヨン エストラゴン風味 ブロッコリーのニョッキと共に
このカニ、何という蟹か説明いただいたと思うのですが、忘れちゃいました(;´Д`)
それでも、見事にカニの旨味が凝縮された絶品のスープということに間違いありませんヾ(≧∇≦)
後で調べたところ、エストラゴンとは、
『キク科の多年草。全草を乾燥して香辛料として用いる。
甘い香りがあり、サラダ・ソース・野鳥料理の臭み消しなどに使う。
酢に浸したタラゴンビネガーは有名。タラゴン。』とのことでした。
余談ですが、この1週間前に某店でずわい蟹を使ったコンソメをいただいていたのですが、
それとは段違いの美味しさでした( ̄∇ ̄)
③ぎっしり詰まったジビエ(青首鴨・猪)のテリーヌ サラダ添え
青首鴨と猪の他、雉なども入ったジビエのテリーヌです。
私はジビエのテリーヌというのは、今まで食した記憶がありません。
それぞれの野生肉の旨味が引き出された、見事な逸品だと思いました(*´∀`*)
④青森大間のメバル蒸し煮 茸、野菜と共に
私はメバルといえば和食の煮付けのイメージくらいしかありませんでしたが、
フレンチの蒸し煮でも旨味が引き出されてました。
野菜や茸にも旨味が浸透していましたね。
⑤根室産シュヴルイユ(蝦夷鹿)のロースト マロンとキノコ添え ソースポワヴィラード
かなりのポーション、がっつり系のジビエ、蝦夷鹿の登場です(O_O)
ソースボワヴィラードとは、獣の骨を赤ワインやフォンと共に煮詰め、胡椒(ポワブル)を効かせたソースです。
じっくりと丁寧にローストされた蝦夷鹿の美味なることといったら、
まさにジビエを食べているという喜びが湧いてきたお皿でした(o゜▽゜)o
⑥りんご(紅玉)のタルト フランス産バターの香り ヴァニラアイスクリーム添え
選べるデザートからの私のチョイスは、紅玉のタルト。
この前の週、りんごの生産量日本一の青森遠征をしておりましたし、ここはりんごでしょう。
といいつつ、ご夫妻がチョイスされた昔風カスタードプリン ヴァニラアイスクリーム添えと、
丹波栗パイ包み ヴァニラアイスクリーム添えもシェアしていただいちゃいましたけれどヾ(≧∇≦)
⑦コーヒーと小菓子3種
いやあ、大満足のランチとなりました。
この日はこの食事を最後として、夕食は抜いたほど満腹となりました。
次回は人生2度目、ジビエの王様・山シギを食したいなと思います(*^ー゜)
お誘いいただきましたマイレビュアー様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
またご一緒下さいませ(^∧^)、オ、ネ、ガ、イ。
以下は過去のレビュー
2013年8月
この日はJR総武線の平井駅までやってきました。
お目当ては『レストラン コバヤシ』さん。
レビューをするのは初めてですが、こちらに伺うのは2度目。
ちなみに平井駅に降り立つのも、人生2度目です。
初回の訪問は今から10年くらい前になるでしょうか。
ジビエの時期に友人に誘われて伺い、人生初の山シギ(ベキャス)を味わった店です。
その味わいの奥深さに、山シギというのがどんな鳥なのかも知らなかった私は驚嘆したのを記憶しています(O_O)
その後、山シギを食す経験はしておりませんので、今のところ最初で最後の山シギとなっております。
今回は夏場の訪問ですので、ジビエの時期ではありません。
事前に予約をして1人で伺いました(また1人かよって、どなたかおっしゃいましたか?(゜´Д`゜))
驚いたことに、この日は他にお客さんがいらっしゃらず、終始貸切状態でしたσ(^◇^;)⇐疫病神?
事前にシェフのお任せコースをお願いしておりました。
ノンアルコールビール525円とミネラルウォーターのパンナ630円を飲みつつ、いただきましたのは、
①お通し 和歌山県産アユのパテ メロンのパートドフリュイ、きゅうり・ういきょうのサラダ添え
こちらのスペシャリテのようですね。
鮎をこういう形でいただいたことはありませんでしたが、内臓の苦味がほどよく美味しいパテでした。
ここでメロンのパートドフリュイが甘さで苦味を引き立てるのにでてくるのは面白いと思いました。
添え野菜もさっばりと美味しかったです。
②本日のスープ ヴィシソワーズ サザエのコンソメゼリーとアワビのせ
ジャガイモと、あえて葱の青い部分だけを使ったヴィシソワーズとのこと。
この日もかなり暑かったので、とても嬉しい1皿でした。
サザエの旨味と、アワビの食感と風味も味わえ、贅沢なヴィシソワーズとなっておりました。
③本日のオードブル 勝浦産カツオの燻製マリネ スパイス・オレンジ風味の茄子のソース
カツオの燻製、とても良い香りがしましたし、旨味もよく引き出されていました。
そして茄子のソースと、アクセントパセリのソースがよくあいました。゜
④本日のオードブル ウサギとフォアグラのゼリー寄せ ソーテルヌワイン風味 ルッコラのソース 大根のマリネ添え
見た目にも繊細な1皿。
ウサギとフォアグラ、別に食べてもあわせて食べても絶品でした。
ウサギで出汁をとっているという話でしたけれど、こんなにいい出汁がでるんですね(O_O)
ゼリー寄せの上に盛られた紫色の野菜は、私は紫キャベツだと思ったのですが、トレビスとのこと。
少し苦味がありましたが、シャキシャキとした食感がとてもいいです。
ルッコラのソースも引き立てていました。
⑤市場より本日の鮮魚 新潟県佐渡産アラの蒸し焼き 南フランス風野菜と車海老添え
こちらも色鮮やかに盛り付けられていました。
この時期、アラ(クエ)がいただけるとは思いませんでした。
そして、さらに珍しいと思いましたのが、アラのレバーのパテです。
白身魚の中でも旨味の強い魚だと思いますが、蒸し焼きにされることで見事な味わいとなっていました。
そして初めてのアラのレバー、言うことなしです(*^ー゜)
色鮮やかな野菜と車海老もすべてパーフェクトでした。
フレンチでは珍しいと思いますが、パクチーもきいていました。
⑥本日のメインディッシュ フランス ラカン産エトゥフェ鳩のロースト レバーペースト 季節の野菜・キノコ添え
この鳩の皿は、笹身・手羽先・腿肉・胸肉・レバーペーストと、様々な部位を愉しめるものとなっていました。
同じ一羽でも部位によって、こんなに違うのかと驚きました(*゜д゜*)
今までいただいた鳩の中では、1番だと思いました。
かなりのボリュームでしたが、飽きることなく愉しめました。
フレッシュポルチーニ、無花果も良いアクセントとなっておりました。
⑦デザート・食後のお飲物、小菓子
この時期一押しとのことで、桃のコンポートをいただきました。
あわせて万願寺唐辛子のムースののったグレープフルーツのゼリーもいただきました。
いやあ、デザートに万願寺唐辛子を使うとは、発想がすごいと思いました。
飲物は、支配人・刀根さんのオリジナルブレンドのハーブティーをいただきました。
こちらもすっきりとした味わい、食べ過ぎの胃腸の動きを助ける効果を感じました。
次回はジビエの時期ら再訪したいと思いますが、さすがに山シギは1人利用では難しそうですので、
どなたかご一緒いただける素敵女子の方を募集しまーす(*⌒▽⌒*)
って、こんなおっさんとジビエってくれるような、そんな物好きいないかぁ( 。-_-。)
これでお会計は12,800円くらいでした、素晴らしいCPだと思います。
前述の冗談はさておき、再訪必須のお店です。
御馳走様でしたm(_ _)m
6位
1回
2013/09訪問 2020/04/20
2013年9月
これまでの名古屋遠征の際には、ひつまぶしや手羽先、味噌煮込みうどんなどの名古屋飯を中心として、
食の計画を立てておりました。
今回の名古屋遠征で行きたいと思って、事前に予約をしたのはイタリアンの『エノテーカ・ピンキオーリ』さん。
イタリアはフィレンツェにある本店はミシュラン三ッ星を獲得しています。
以前は東京店もありいつかは行きたいと思っていたのですが、残念ながら数年前に閉店。
フィレンツェにはツアー旅行で1度赴いたことはありますが、今後イタリアを旅する計画は現状なし。
というわけで、今回の名古屋遠征に組み込んだ次第です。
本当はディナー希望でしたが、この日は生憎ディナーは貸切とのことでランチ利用となりました。
お店は名古屋駅近くのビル、ミットランドスクエアの42階にあります。
こちらの41階と42階には、『福臨門酒家 名古屋店』や『京都 吉兆 名古屋店』、
など蒼々たる名店が軒を連ねています。
店内は賑わっていました。
42階からの名古屋の眺望が素敵な窓近くの席に案内されました。
天井も高く贅沢な空間、かなり緊張しました(;´Д`)
この日は見ただけで3組の誕生祝いの食事をされていました。
そのたびにケーキが登場していましたから。
そんな中お昼とはいえ、かなり浮いた感じのおっさん1人でしたねぇσ(^◇^;)
さて、めげずにこの日いただきましたのは、コースの|季節のご提案10,000円です。
パンはオリーブオイルと黒胡麻、ドライトマトの3種でした。
自家製のジンジャーエールとミネラルウォーターをいただきつつ、
いただいたコースの内容は、
①アミューズ 絹姫サーモンのマリネととうもろこしの冷製スープ
絹姫サーモン、初めていただきました。
ホウライマス(ニジマス)とアマゴ、イワナの掛け合わせとのこと。
②i帆立のハーブ香り焼き グリーンアスパラガスのサラダと ふわっとした雲丹
どうです、この美しいビジュアル。
この日のコースに対する期待が高まるではありませんか。
帆立の焼加減の絶妙なことといったら。
雲丹も、細切りされたアスパラもいいですねぇ。
コリアンダーもアクセントとしてきいていました。
③タイムの香りをつけたナスにあたたかいモッツァレッラチーズ
秋茄子は嫁に食わすなとも言いますが、こういう茄子のいただき方は初めてかもしれません。
モッツァレラチーズのフライも、1口噛むとジュワーッとチーズが飛び出してきて美味でした。
④コチのソテー リボルノ風イカのソース
絶妙な加減でソテーされたコチ、とても美味しいです。
イカで作られたアンチョビソースのような、ソースがよくあいました。
野菜とともに鮮やかな色のアマランサスという穀物のつけ合わせが綺麗でした。
⑤リコッタチーズとサフランのアニョロッティ海老とミントのソース
コースの中のパスタです。
キャンディの包みのような形をしたアニョロッティ
見事に海老、甲殻類の旨味を抽出したソース。
ミントの香りもアクセントとなった美味なる1皿でした。
⑥名古屋コーチン セージの香り トウガンとパンチェッタ
名古屋の鶏といえば、やはり名古屋コーチンでしょう。
そんなに大きくないサイズでしたが、噛み応えがありジューシーなあたりはさすが。
お好みでイギリスの塩マルドンなどをつけていただきます。
抗酸化作用のある薬草セージも使われています。
冬瓜とともにオクラも名脇役でした。
⑦コーヒー風味のムース 塩キャラメルのクレモーゾ グラッパ風味のソース
これは子供には向かない、大人のデザートでしょうね。
⑧小菓子とコーヒー
コーヒーの後、ハーブティーも供されました。
この素敵な店内の雰囲気、高層階からの名古屋を眺めつついただくコーヒーとハープティー、
なんとも優雅な気持ちになりますね(*^ー゜)
雰囲気も良く、料理にも満足しました。
全体的に非常によかったのですが、途中で何かトラブルがあったようで私の席の近くで部下を叱責する声が、
何度か聞こえてきました。
こういうやりとりはもう少し離れた所でやって欲しかったですね(×_×)
それだけが少し残念でした。
7位
1回
2013/03訪問 2020/04/20
2013年3月
この日は、1人で銀座にあるイタリアンの『アロマフレスカ』さんを予約しました。
前から1度は行ってみたいと思っていたお店ですが、ロケーションや店名の醸し出す雰囲気に気圧され、
さすがに1人では行きにくいなあと躊躇しておりました。
それでも、やはり1度は行ってみたいと思い切って電話で予約した次第です。
平日でしたが、1回転目は席が埋まっており、20時30分から21時の案内なら可能とのことでした。
まあ、その方が気楽に食事ができるかもと思い、お願いしました。
こちらはコース料理のみ、コースは定番のコース16,000円と季節のコース20,000円の2種ですが、
この日は食材の関係で定番のコースのみとのことでした。
確認の為に途中で連絡を入れると、前のお客さんのペースがゆっくりめということで、21時にお邪魔することにしました。
前は何度も通ったことがありますが、初めて入る銀座トレシャスの12階へ向かいます。
エレベーターまで細めの通路を通る、なかなか入りにくい雰囲気のあるビルですな。
12階に上がるとそこにはすぐに案内の方がいらして、名前を告げると時間が遅くなったことの詫びの言葉と、
丁寧な挨拶があり、ホスピタリティの高さを感じました。
席に案内されますと、まわりはカップルや常連さんらしい男女のグループ、女性だけのグループ、
女性2人の誕生会など、私のような1人でラフな格好での来店者はいませんでしたねぇ、当たり前かぁσ(^◇^;)
真ん中に見事な花が飾られているなど、オシャレな空間は女性を連れてきたら喜ばれるでしょうな・・・。
さて気を取り直してコースに含まれるという、食前の飲料をいただき、コースのMenu Aromafrescaがスタートしました。
ちなみにその後は、ブラッドオレンジジュース600円を2杯いただきました。
コースの内容は、
①最初の一皿 タラの白子のフリット
イカ墨も使われていました。
タラの白子は冬場には比較的いただく機会も多い食材ではありますが、このフリットは小さいですけれど、
とてもインパクトを感じました。1口囓ると、ジュワッと白子がはじける感じがしました。
②焼きタラバ蟹のサラダ アロマフレスカ風
炭火で香ばしく焼かれたタラバカニをサラダ風にいただきます。
グレープフルーツの酸味とタラバの甘みが織りなすハーモニーは魅惑的でした。
③穴子の香草蒸し フレッシュトマトの香り
穴子は少し塩っ気がきついかなとも思いましたが、フレッシュトマトの酸味が打ち消してくれる感じでした。
④初春の香りを少し 筍のスープ
ひめかわの部分、素材そのままの味。
まさに春の香りを感じることができるスープです。
⑤毛蟹とラディッキオのスパゲッティ
うーん、毛蟹の旨味が凝縮されていますな。
ラディッキオという食材はこれまで食べた記憶がないのですが、この訪問の少し前にみたフジテレビドラマの『dinner』の中で、
主演の江口洋介さんが演じるシェフが、「ラディッキオォォォ」と叫んでいたような気がします。
英語だとチコリーというようですね。
こちらはなかなか私には表現が難しい食材でありました。
贅沢なパスタであることに間違いありませんね。
⑥じゃがいもを詰めたラヴィオリ バジリコ風味
鮮やかなバジリコバターのイエローグリーンと、ジャガイモの美味なるラヴィオリですね。
⑦真鯛と帆立貝、地蛤と春野菜のココット焼き
ココット焼きって、フレンチまのイメージがあったのですが。
まあ、フレンチでも食べたことなかったんですけれど(笑)。
お皿に盛りつける前のココットに入った状態をみせていただきましたが、これはテンションが上がりました。
とても良い香りがひろがり、みるからに美味そうな魚介と菜の花のビジュアル。
ヨダレがでてきましたよ。
お皿には、魚介と一緒にココットで焼かれた菜の花のピューレがソースとなっています。
真鯛も帆立も勿論美味しかったですが、1番は蛤ですね。
これはたまらないです。
⑧柑橘のシャーベット
お口直しの1品。
⑨和牛のビステッカ アロマフレスカスタイル
アロマフレスカスタイルというだけあって、お皿とは別にびっくりする供され方で肉がやってきました。
綺麗な色、食欲をそそるビジュアルですね。
あえて焼き面を裏にするという方法も面白いですね。
西洋わさびなど何種かが添えられていましたが、これは岩塩でいただくのが1番肉の美味しさがしみると思いました。
⑩野菜のココット
真っ黒焦げにみえる新たまねぎ。
50分以上かけてじっくり火を通したそうです。
フォークとスプーンを使って、まっ白な中身をいただきます。
とても甘みが強くて、美味なる1品でした。
⑪お楽しみの皿
こちらは、①チーズ②シャーベット③ミートソースのスパゲッティから選べるとの説明。
といっても、随分前から他のテーブルで説明されているのが.聞こえていたので・・・(苦笑)
でも面白いですね、まだワインを愉しみたい人はチーズ、お腹いっぱいの人はシャーベット、
私のようによく食べる人はもう1回、パスタをいただけるというのは。
しかもこのスパゲッティは量も調整できるということでした。
私はミートソースを⑤のパスタと同じくらいの量でお願いしました。
ミートソースといっても、さすがの風格のある1品でした。
これは嬉しいですね。
⑫デザート
たしか4種か5種の中から好きなもの、トリュフのデザートだけプラス料金がかかる以外は、何種いただいても同じとのこと。
個の段階では結構お腹いっぱいでしたが、コーヒーゼリーとマンゴープリンの2種をいただきました。
コーヒーゼリーはエキゾチックな香りがするという、コブミカンの葉を使っているとのことでした。
⑫食後のお飲み物
普段はコーヒーをいただくことが多いですが、この日はコーヒーゼリーをいただいていたので紅茶をいただきました。
お会計の時にびっくりしたのですが、サービス料なし、途中でいただいたミネラルウォーターもコースに含まれているとのこと。
したがって会計はコース16,000円+ブラッドオレンジジュース600円×2=17,200円でした。
うーん明朗会計、思わず「安っ」と声に出してしまいました。
帰りには原田シェフがエレベーターの所で見送って下さいました。
その日、予約時間までの時間つぶしに立ち読みした雑誌に原田シェフがでていたのでその話をしたら、「ありがとうございます」
と言われてしまったので、「いえ、立ち読みしただけで買ってないんです(苦笑)」とたわいもない話をして、店を後にしました。
今度は1人じゃなく、誰か素敵な人と来たいお店ですヾ(≧∇≦)
御馳走様でした。
8位
1回
2015/07訪問 2018/02/18
2015年7月再訪
荻窪の『北京遊膳』さんでのオフ会に、2年ぶりに参加させていただくこととなりました<(_ _)>
私が階段を上がって店に入って行きますと、お1人初対面の方がいらっしゃっていました。
自己紹介をしますと、開口一番「そのハンドルネームにして後悔していませんか?」とのナイスツッコミ(笑)
「後悔してないわけ、ないやろ~」って感じですな(;一_一)
他、幹事のマイレビュアー様他、ご面識のある4名の方との6名でのオフ会でございます。
店内、あっという間に満席になっていました(@_@)
この日、私もお酒1日解禁しちゃうことにし、生ビール(中)税込750円で乾杯。
その後は紹興酒10年ボトル、税込4,500円を何本か空けました(#^.^#)
紹興酒飲んだのなんて、何年ぶりだろう(~_~;)
学生時代のバイト先でカメで納品される老酒を瓶につめる作業が日課で、くそ暑い日もくそ寒い日もベランダで作業していたので、
若干トラウマなんすよねぇ(苦笑)
さてこの日いただきましたのは、
①前菜3種 叉焼、大根とクラゲの和え物、湯葉巻き
こういうシンプルな中華の前菜、1人で中華に行くと食べる機会ないんですよね。
だって前菜だけで結構お腹いっぱいになっちゃうから、まず注文しないんです(笑)
そういう意味では嬉しいですね。
1品1品しっかり美味しく、嬉しい1皿でした。
②自家製トマトソースのエビチリ、税込2,800円
見た目は普通のエビチリ。
その実態はトマトを使ったイタリアンチックにも感じたエビチリなのでした(#^.^#)
前回もいただきましたが、他店では味わえない1品かと思います。
③白身魚と卵白のふわふわ炒め
まさにふわふわの食感。
こちらも前回もいただいていましたが、さすが絶品ですね。
④北京ダック
でましたぁ、幹事様が事前にオーダーしてくださっていた特別料理、こちらの看板メニューでありましょう(#^.^#)
まずはその焼き上がりのビジュアルを写真におさめます。
そしてカットされた皮はみそ、胡瓜、葱、荷葉餅を伴って再登場。
くるくるっと包んでパクつきますると、なんともいえない美味しさに顔がほころんじゃいますね(●^o^●)
私は3枚いただいちゃいました。
後ほど、北京ダックの身もいただきました。
前述の学生時代のバイト先にて北京ダックを初めて口にした私ですが、身を食したのは初めてかもしれません。
この身が供された頃には皆様かなり満腹状態とのことで、ほぼ私がテイクアウトさせていただきました<(_ _)>
⑤生ウニと玉子の薄塩炒め、税込2,900円
玉子の中でウニが見事に活かされている印象。
これも絶品ですね。
⑥ニガウリと牛カルビの豆板醤炒め、税込3,300円
ゴーヤの苦味とカルビの旨味が絶妙な1皿。
ああ、私にとっては禁断の紹興酒が進んでしまうっ(笑)
ああ、そんなに注がないでくださいっ、ああでも飲みたい(苦笑)
⑦ブロッコリー・グリーンアスパラ・サヤ・ピーマン・キュウリ・チンゲン菜の炒め、税込2,160円
緑の野菜たちをやさしい塩だれの味付けでいただきます。
シンプルな炒めものも、こちらでいただくと特別なものに進化しているようです(^_-)-☆
⑧若鶏の唐揚げ北京風、税込2,100円
定番の唐揚げをお店のスタイルで。
もう1回、ビールを注文したくなるような1品でした(笑)
⑨北京風冷しそば、税込2,000円
〆は夏らしい冷しそばで。
鶏の出汁に山椒が効いています。
うーん、食欲をそそられますね。
これは夏バテの時にでも食べられそうな1品ですね。
⑩杏仁豆腐、税込540円
遠慮なく、私1人だけいただいてしまったデザート。
だって別腹ではないですか(笑)
お会計は1人あたり11,000円ちょっと。
結構飲んじゃったみたいですね(笑)
でも美味しかったし、楽しかったからいいやぁ(#^.^#)
お誘いいただきましたマイレビュアー様、ご一緒下さったマイレビュアー様方、楽しいひと時をありがとうございました<(_ _)>
以下は過去のレビュー
2013年3月
この日は6名でのオフ会にお誘い頂きました。
場所は荻窪駅からほど近くの、『北京遊膳』さん。
といってもかなり細い路地に位置し、初めてお邪魔したのでこの通りであっているのか、不安を持ちつつ歩を進めました。
こちらは食べログTOP500に入っている、中華の有名店です。
来てみたかった店なのですが、1人では敷居が高いなと思っておりました。
お誘い頂き、ラッキーです\(^o^)/
注文は、レビュアー様方にお任せしました。
いただいた料理名のメモをとっておりませんでしので、ご一緒させて頂いたレビュアー様のレビューよりパクリましたm(_ _)m
私はウーロン茶とお水で通しました。
この日いただいた料理は、
①前菜3種 大根とクラゲの和え物、湯葉巻き、自家製叉焼
どの前菜の水準も高く、特に大根とクラゲの和え物はさっぱりとしていてよかったです。
②白身魚と卵白のふわふわ炒め2,310円
こちらは、本当にふわふわの食感でした。
味つけもやさしいもので、かなりの美味。
マダムが丁寧に作り方を説明して下さいましたが、覚えられませんでした(;´Д`)
③北京ダック
こちらのお店の代名詞の料理でしょう。
まずは焼き上がった一羽をみせていただきました。
うーん、見事な照りとビジュアル、食欲がそそられます(*´∀`*)
まずバオビン(皮)にダックをのせて、自家製のみそをつけ、その上に胡瓜とネギをのせて巻いていただきます。
私もそれなりに北京ダックは食べてきていますが、これまでの経験上、こちらの北京ダックが最高位かなと思います。
ダックの味と皮のパリパリ感、そしてみそが美味いんですね。
こんなに北京ダックを何枚もいただいたことは初めてで、とてもラッキーでした。
④生トマトソースのエビチリ2,500円
生トマトソースの海老チリというのは初めていただきました。
なんとなくイタリアの風も感じる(?)、海老チリでした。
⑤春竹の子と牛カルビの炒め2,800円
春らしい竹の子の食感と、カルビの絶妙な炒め加減。
⑥カニ肉と白アスパラの卵白煮2,600円
カニ肉入りの卵白煮という同じような料理は食べたことはありますが、
白アスパラとあわせたものは初めてだと思います。
白アスパラは美味いですね。
全然関係ありませんが、ドイツ料理のシュパーゲルが食べたくなりましたσ(^◇^;)
⑥杏仁豆腐530円
上にフルーツがのった杏仁豆腐です。
さっぱりとした定番デザートですね。
私はお酒はいただきませんでしたが、あまり量を召し上がらないレビュアー様がいらしたので、
その分かなりの量をいただくこととなりました。
結果、かなりのCPとなりました( ̄∇ ̄)
お誘い頂いたレビュアー様、本当にありがとうございました。
そして、ご一緒させていただいたレビュアー様方、楽しい時間をありがとうございました(゜゜)(。。)ペコッ
9位
1回
2013/07訪問 2020/04/20
2013年7月
この日は、以前から行きたいと思っておりました日本で唯一のオーストリア宮廷料理のお店であります、
『ハプスブルク・ファイルヒェン』さんに1人で乗り込みました<(`^´)>エッヘン。
私は旅行先として、東欧や北欧は未経験でありますので、オーストリアもいつかは行きたいとは思いつつ、
今のところは赴く予定もありません。
オーストリア料理、しかも宮廷料理など当然未食であります(^_^)ゞ
エレベーターに乗って、7階まで上ると同乗の女性も7階でおりられました。
てっきり食事される方なのかと思いきや、こちらのお菓子を買いに来られた様子。
たまたまお邪魔した日、私が入店した時間は他にお客がなく、貸切状態(⇐私、貧乏神?σ(^◇^;))
店内の内装はさすがの雰囲気、私1人ではかなり場違いな気もしてきましたが、
堂々としているように装いましたσ(^◇^;)
その後、1組著名人の方々が入店されましたが・・・(^_^;
私の目線のほぼ直線上の席に座られ、かつ私が1人なので遮るものがなく、否応なく視界に入ってくるので、
目のやり場に困り、それはそれでかなり戸惑いました(;´Д`)
初めての経験である、ニワトコの花のソーダ880円をいただきつつ、
私がいただきましたのは、15,000円のコースです。
コースの内容は、
①キッチンからのご挨拶
写真1番右のは人参のジュースだったかな、時間が立って忘れてしまったのですが(;´Д`)
美しい一皿でしょう。
②梅山豚の骨付き熟成ハム“ウィーナーバインシンケン”(コース外です)945円
コース外ではありますがと説明をうけ、オーストリアの伝統料理とのことで興味津々。
ただお昼もしっかり食べていましたので、少なめでとお願いしました。
すぐ目の前でサーブされ、綺麗に盛り付けていただきました。
これは追加でお願いして正解でしたね(*^ー゜)
折角の熟成ハム、食べないで帰るというてはありませぬ。
③鱸のシュニッテ 赤パプリカのアオフラオフを包み込んでトマトのヴィネグレット
どうです、写真をご覧下さいな、鮮やかな一皿でしょう(*^O^*)
淡泊な白身の鱸の身とトマトの酸味がよくあいますね。
夏にぴったりの1品でしょう。
④胡瓜の冷製スープ ディール風味 ガルネーレンプッファーを添えて
この日、1番インパクトを感じましたのが、この一皿です。
こちらも見事なスープの色だと思いませんか。
胡瓜が嫌いな人は全く受付ないでしょうが、私のような胡瓜好きにはたまりません(@^▽^@)
胡瓜には体を冷やす効果があるのでしょうが、冷製スープとしての完成度は一食の価値ありと思います。
これはまた味わいたいスープです。
⑤貴腐ワインビネガーで煮込んだ穴子と焼き茄子のマリネ シュタイヤーマルク風ペースト
穴子と貴腐ワイン、なんて魅惑的な取り合わせなのでしょう。
オーストリアではあまり穴子は食べる食習慣があるようではありませんが、鰻などで供されるようです。
穴子のいただき方として、とても面白いですよね。
⑥レモンのソルベ ニワトコの花の香り
ニワトコの花のソーダも美味しかったですが、このお口直しもさっぱりとしていいですね。
⑦佐助豚肩ロースの赤ワイン煮込み ゲミューゼグリュステルと共に
このメインも上品ですよね。
熟成ハムとはまた違うブランド豚ですね。
やわらかく煮込まれていて、1口噛みますと深みを感じる旨味がジワーッと飛び出してくるようです。
⑧サワーキルシュとカイザーオムレット バニラの香り
このデザートも美しいビジュアルでしたね。
⑨食後のお飲み物と小菓子
スタッフの方々のつかず離れずの対応も素晴らしく、1人でも気持ちよく食事ができました。
とはいえ、次回は季節を変えて素敵女子でも連れて、再訪したいものですね(*^ー゜)
御馳走様でしたm(_ _)m
10位
1回
2013/09訪問 2020/04/20
2013年9月
大阪に始まり、名古屋を経ての今回の遠征。
最終の食事場所として事前に予約をしておりましたのは、中華料理の有名店、岐阜市の『開化亭』さん。
名古屋駅から東海道本線に乗り、岐阜駅まで向かいました。
岐阜駅からは、タクシーで「市役所裏の開化亭さんへ」とお願いしました。
17時の予約時間より早く到着、昼食の後にスイーツまで食しておりましたので、
少しでもお腹を空かせようと、しばらく付近を歩き回って時間つぶし。
17時きっかりに店内へ入り、カウンター席に案内されました。
既に先客がありましたし、8席のカウンター席は17時10分頃には満席となっていました(O_O)
ノンアルコールビール500円をいただきつつ、
事前にお願いしておりました15,000円のコースがスタートしました。
コースの内容は、
①鮑と冬瓜とキヌガサ茸の上湯スープ
上品な上湯スープの中に、高級食材の鮑と、冬瓜、キヌガサ茸が入っています。
このスープを1口いただいて、あまりお腹が空いていないと心配していたことを忘れてしまうくらい、
この日のコースへの期待が高まりました。
②キャビアの冷製ビーフン
中華でキャビアをいただくのは初めてかもしれません。
少量でしたが、インパクトのある1品でした(゜ロ゜屮)屮
③長良川の天然鮎の春巻
何かでみたことがあって、この鮎の春巻が食べたかったんですよぉ。
岐阜を流れる長良川の鮎を中華、それも春巻としてしまうあたり、面白いと思います(*^O^*)
鮎の内臓の苦味がアクセントになり、とても美味しいです。
④オマール海老の上湯炒め
中華でオマール海老をいただくのも、あまり記憶にありません。
カナダ産のオマールでした。
オマールの見事なまでにプリッとした食感と、旨味、そして上品な味付け。
フィンガーボールで洗いきれないほほど、手をベタベタにしてしゃぶりつきました( ̄∇ ̄)
⑤フカヒレのステーキ 水菜と松茸の上湯あんかけ
フカヒレの姿煮も大好きですけれど、ステーキにしてもいいものですね。
表面が少しカリッとしていて、中はふんわりしているのがいいです。
かなり上質なフカヒレのようで、肉厚で上湯の旨味をすいこんでいます。
松茸をあわせているあたりが、こちらのお店らしく感じました。
⑥鮑の肝入りオイスターソース炒め チンゲンサイのソース
これも絶品でした。
鮑と鮑の肝、そしてオイスターソースが絶妙。
そしてまわりのチンゲンサイのソースの鮮やかなコントラスト。
一緒に供された中華風パンを使って、皿に残ったソースをとって綺麗にしました。
⑦鴨の燻製 黒トリュフ 季節野菜添え
鴨も中華でいただくのは、あまり記憶にありません。
燻製にされているので、その香りが格別。
添野菜は地元の味噌が味付けに使われているようでしたが、素材本来の味か引き立てられているように感じました。
⑧イチヂクの紹興酒漬け
お酒飲まないようにしていますが、ひれくらいはいいでしょう( ̄∇ ̄)
⑨杏仁豆腐
⑧で終わりと思っていたら、まだ続いていました(;´Д`)
さすがにかなりお腹いっぱいでしたが、ペロリと平らげました。
⑩凍頂烏龍茶のシャーベット
さすがに⑨で終わりだと思って、2階のお手洗いに行って戻ったら、まだ続いていました(゜Д゜;)
まあ、サッパリとしているのでこちらもペロリといただきました。
帰りのタクシーの運転手さんによりますと、こちらを利用されたお客さんの反応は良いものと悪いものが、
半々くらいの割合とのこと。
一般に舌の肥えていそうな年配の方は酷評する人が多く、若いお客さんは絶賛される人が多いとのこと。
私は中華としては初めての食材を使った料理などいただけて、わざわざ来た甲斐はあったと思いました。
2021年5月再訪
Instagram、https://www.instagram.com/xiaoshan7910/?hl=jaも宜しくお願い致します<(_ _)>
4年6か月ぶりに再訪しました。
マイレビュアー様に貴重な席にお誘いいただき、かなり久しぶりの再訪をさせていただきました<(_ _)>
検温と手指消毒の上、店内カウンター席へ。
時節柄、オールフリー500円を飲みながら、この日いただきましたのは、25,000円のおまかせコースで、その内容は、
①毛蟹の雲丹和え
スタートはたっぷりの雲丹、その下に毛蟹のほぐし身が隠れた1品。
出汁のジュレがその旨味を引き立て、隠れていた胡瓜と加賀太瓜の食感がコントラストにもなって、涼やかな美味しさを楽しめました(=゚ω゚)ノ
②フカヒレと鼈のお椀
気仙沼産の青鮫というフカヒレは分厚く繊維も太くて、上品な出汁の旨味を吸って心地のよい歯ざわりとともに楽しめました(●´ω`●)
そしてコラーゲンたっぷりの鼈、骨についた身が美味しくてしゃぶりつきました(〃´∪`〃)ゞ
③造里 車海老 アオリイカ マコガレイの味噌漬け
車海老は色鮮やかで大ぶり、その身の甘さを塩、山葵醬油で味わいました。
アオリイカは美しい身で、口中にねっとりと広がる甘みをこちらも塩と山葵醬油で楽しみました。
マコガレイは裏漉しした金山寺味噌とネギを合わせた味噌に漬けてあり、日本酒が飲みたくなる美味しさでございましたΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
④蛤とキャビアの冷たいうどん
テンションの上がる1皿が供されましたヾ(≧▽≦)ノ
よく混ぜていただきますと、驚くほど濃厚な蛤の出汁とプリップリの蛤の身、キャビアの塩気が稲庭うどんに絡んで、得も言われぬ美味しさなのでした(*・∀・*)ノ
⑤アマゴ揚げ ばちこの春巻 空豆コロッケ
郡上八幡産のアマゴ、清流でしか獲れない希少な魚で、専門の漁師の方が2人しかいらっしゃらないとか\(◎o◎)/!
軽く酢橘を搾って、頭から尾びれまで丸かじり、その美味しさをありがたくいただきました<*)) >=<
高級なばちこを包んだ春巻、初めていただく美味しさ、これも日本酒が飲みたくなっちゃいました(*ノωノ)
空豆のコロッケもとても風味がよいものでした。
⓺伝助穴子のあおさ揚げ 谷中生姜 出汁入り温泉卵
300g超のビッグサイズの穴子の総称、伝助穴子は福井産とのこと。
あおさの風味とともにその肉厚でフワフワの身を、栃木県足利市の三田鶏園さんの力丸くんという卵を出汁入りの温泉卵に仕立てたものに絡めていただくますと、控えめに言って絶品でございました(*>∇<)ノ
谷中生姜も美味しくいただきました。
⓻佐賀牛のしゃぶしゃぶ 赤茄子 オクラ
佐賀牛の下には熊本県産の赤茄子が隠れていました。
肉はやわらかく旨味も強いもので、赤茄子との食べ合わせもサイコーのものでした(●´∀`●)∩
⑧蛸の炊き込みご飯 味噌汁 香の物
〆は蛸の炊き込みご飯が供されましたC:。ミ
蛸の旨味とともに山椒のアクセントがとても心地よく染み入る味わいに感嘆せざるを得ませんでしたヾ(´▽`*)ゝ
食べきれなかったご飯はお土産にしていただきました<(_ _)>
翌朝いただきますと、より味が浸透した感じで、実に味わい深く贅沢な朝食となりました(・∀・)イイネ!!
⑨和三盆のプリン 宮崎マンゴー ラム酒のゼリー
デザートは超高級マンゴー・太陽のタマゴを使い、その下に和三盆のプリンとラム酒のゼリーという贅沢で大人のスイーツを楽しませていただきました(๑´ڡ‘๑)
時節柄、お酒をいただけなかったのは残念でしたが、素晴らしい料理に出会うことができました。
貴重な席にお誘いいただき、ありがとうございました<(_ _)>
2015年11月再訪
この日は初めてお目にかかるマイレビュアー様にお誘いいただき、三田の『晴山』さんへ。
2013年2月の初訪問以来に行けることとなり、楽しみにしておりました。
JR田町駅から向かい、お店で先にいらしていた素敵なイケメン紳士のマイレビュアー様と合流させていただきました<(_ _)>
この日いただきましのは、5,800円のランチコースでその内容は、
①先附 せりと帆立の長芋和え おぼろ昆布のジュレ 蕎麦の実をのせて
最初からテンションがあがる1皿。
せりと帆立の食感が絶妙なハーモニーですね。
蕎麦の実が某園の”お茶漬け”に入っているものみたいなアクセントに面白かったです(笑)
②椀物 しめじと銀杏の真薯
なんとも秋らしい椀物ではありませんか。
こちらの出汁の美味しさは天下一品だと思います(#^.^#)
③強肴 鰆 葱味噌 揚げた九条葱 鶏味噌を詰めた椎茸の天ぷら
旬の鰆を斬新なスタイルでいただきました。
鰆は脂がのり、絶妙な焼き加減。
あわせる味噌がとてもいいですね。
椎茸も噛むと旨味が広がって、とても美味しかったです。
④焼物 宮崎牛のローストビーフ 聖護院大根 ほうれん草
和のローストビーフらしく出汁がかかっていました。
これはまたなんとも言えない1品、肉の旨味が口全体に広がりました(*^。^*)
⑤炊き合せ じゃがいも饅頭 かます しんとり菜
名物の一つのじゃがいも饅頭には焼いたかますをあわせていただきした。
私は好きですね、じゃがいも饅頭。
⑥食事 秋鮭と蓮根の炊き込みご飯 味噌汁 香の物
こちらも秋らしい〆の1品。
我々2人だけの為に炊きあげてあるのも嬉しい限り。
2杯いただき、満腹となりました。
こちらの味噌汁と香の物も好きですね。
⑦水菓子 和三盆のプリン 林檎のソース
和のプリン、これもいいですね
ランチでは初めての利用でしたが、とても満足しました。
お誘いいただきましたマイレビュアー様、本当にありがとうございました<(_ _)>
宜しければ、またご一緒させて下さいまし(^_-)-☆
以下は過去のレビュー
2013年2月
この日の夕食は、事前に予約をしておいた『晴山』さん。
マイレビュアー様の評価が非常に高いお店で、伺うのが楽しみでした。
場所は、私があまり行くことのない三田。
最後にこの付近まで来たのは、一昨年の3名でのオフ会以来かと。
今回はJR田町駅から向かいました。
ちょっと分かりにくい場所だなと思いましたが、地図を頼りになんとか予約時間前に到着しました。
地下の入口への階段を降りて入店。
綺麗なカウンター席にはまだ先客がおらず、私が1人目でした。
飲み物はノンアルコールビールをお願いし、予約時にお願いしていた15,000円のコースがスタートしました。
コースの内容は下記のようですが、あくまでご主人の口頭での説明を記憶したものですので、
間違えているかもしれません(;´Д`)、ご容赦いただきますようお願いしますm(_ _)m
①積丹半島の鮑と雲丹
いきなり高級食材の鮑と雲丹でスタートとは。
どちらも好物ですので、おのずとテンションが上がりました。
いやあ、美味しいです。
②長崎のクエと鹿児島の筍のお椀
またまた高級食材のクエ。
そしてそのクエに負けない存在感を示していたのが、こちらの鹿児島の筍。
えぐみもなくなんともいえない旨味と食感。
やさしい出汁と相まって、たまらないお椀です。
③氷見のメジ
自宅に帰ってから調べましたら、黒鮪の幼魚をメジマグロというようですね。
結構、脂ものっていて美味しかったです。
④明石の鮃とあん肝
鮃にあん肝を巻いていただきました。
これも美味しいです。
⑤松葉蟹の揚げ物
最近いただいた揚げ物の中ではピカイチ、絶品です。
揚げ加減も絶妙、中の蟹の美味いこと、美味いこと。
もう1個食べたい、持って帰って食べたいと思いました。
⑥北陸のノドグロと自家製のカラスミ、タラの芽
ノドグロはこの次の週に産地でもある新潟のお店でいただきましたが、断然、こちらの方が上です。
大ぶりなノドグロなのでしょうか、脂ののりも最高、焼加減も絶妙でした。
⑦筍と自家製のくちこ
ここでも登場した筍。
焼いても美味いですねぇ。
そして、昨年、『くろぎ』さんでもいただいたくちこ。
それまで存在すら知らなかったものなのに、この数ヶ月で2回もいたただくとは。
手間がかかっていて、とても美味しく感じました。
⑧じゃがいものはりはり
なんとも言えない、じゃがいもの食感と旨味を感じる一品でした。
⑨聖護院大根と宮崎牛の焚きあわせ
大根と牛肉がお互いを引き立てています。
⑩たらこと筍の焚き込み御飯 香の物 味噌汁
食事の途中、後から入ってこられた常連さんが、「この前、お土産にしてもらったご飯、すごく美味しかったよ」とおっしゃり、
ご主人が「ああ,たらこと筍のご飯でしたね。今日もご用意していますよ」というような会話をされているのが聞こえていました。
その時には、「たらこと筍の炊きこみご飯?なんかピンとこない組み合わせだなぁ」と思いました。
が、炊き立てのところをみせていただくと、あまりに美味しそうなのでテンションが上がりました。
そしてなんとも言えない美味しさ、まさに絶品です。
私も2杯いただいたところでお腹がいっぱいとなり、残りは持ち帰らせていただきました。
家に帰ってからいただいても、炊き立てでなくても充分美味しかったです。
これはまた食べたいご飯ですねぇ。
香の物と味噌汁も手抜きがない美味しさですね。
⑪沖縄の砂糖のプリンととちおとめ
このプリンも和食らしくて、美味しかったです。
途中でカウンター席はいっぱいになりましたが、1人で来ていても気にならないくらい、こちらの料理には集中できました。
おかげさまで、時間があっという間に過ぎました。
是非、季節を変えて再訪したいお店です。
御馳走様でした。