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1位
4回
2022/07訪問 2022/08/15
【2022年7月9日】
旬の短い黄色いスイカを買いに来たついでに、久しぶりに訪問。
何度食べても美味しい。
何度食べても食べ飽きない"シバカリーワラ"、"エリックサウス"よりも微妙に上で居続けてくれるのが嬉しいです。
▼naga original pottage
これが正式名称なんスね!!
10種類ほどのラインナップから「かぼちゃ」を選択。
優しい味わいで美味しいです。
飲みやすい温かさで出してくれるのも地味にポイント高し。
▼ポークビンダーロ
もう30年近く前からこの店定番の豚肉料理。
いまでこそ、都内各所で「ポークビンダルー」なんつって、あちらこちらで食せますが、ここの美味しさにはかないません。
▼サブジ盛り合わせ
お任せで、常時5-6種類あるうちから3種を盛ってくれます。
今日は、大好きなキャベツとチャナ豆、初めてみたジャガイモでした。
ジャガイモは説明を受けたものの忘れてしまいましたが、その昔、マスターが渡印した際に知り合った方の家庭でふるまわれた、あまりスパイスを多用しないシンプルなジャガイモ料理、とのことで、幼児も食べられそうな、確かになるほどシンプルな味わいで美味しいです。
定番化しないかも、な料理がちょいちょい顔を出すところも、このお店の魅力だったりします。
ずいぶん昔、たま~にあったビリヤニとかカシューナッツのカレーなんかも懐かしいなぁ。
▼ピザ ヴェルディ
(トルティーヤなのかなぁ、)薄手の生地にホウレン草のクリームソース、モッツァレラチーズで焼き上げたナーガオリジナルの伏兵的料理。
まさにやみつき料理なんで、カレーをほっぽってでもたまに食べたくなるw
【2018年4月1日】
1月15日から2月16日の間に内装を変えたそうで、いってみると、白や木目を基調とした明るい感じに奇麗になっていました。
これは女性客やカップル客は、一層入りやすくなったのではないでしょうか。
▼ポタージュ
マスターにポタージュ・ブームが訪れて久しいですが、しっかり定着した感があります。
今日は、さつま芋と春キャベツを。
前者は一回焼き芋にしてからポタージュにしたとのころで、独特の焼き芋の香ばしさが異様に美味しかったです。
後者はアクセント程度にオリーヴ・オイルがかかっている爽やかな味わい。
▼ターリーセット
自由に選べる三種のカレー、人参サラダ、タンドリー・チキン、サブジ、プーリー、サフラン・ライスのセット。
カレーは、チリサンボル、ナス、いわしの三種にしました。
今日のサブジは、大好物のカボチャでした、ラッキー。
この三種がすべてココナッツ・ミルク・ベースなんですが仕上がり方はまったくの別物で、飽きずにペロリンといけちゃいます。
ちなみにチリサンボルは、他店では似たものすらない絶対オリジナルの、カツオとエビの美味さをギューッと煮詰めた濃厚な海鮮カレー。
ナスは、青唐辛子や大蒜、生姜をココナッツ・ミルクで煮込んだスパイシーで濃厚なベジタリアン・カレー。
いわしは、季節によっては仕入れに左右され売り切れていることがある、新鮮な鰯をココナッツ・ミルクで煮込んだ南インドはゴアの漁師料理。
▼Nagaセット二種
自由に選べる二種のカレーとサフラン・ライスのセット。
カレーは、レンズ豆とサグチキンにしました。
両方とも久しぶりに食べましたが、やっぱ美味しいですねぇ。
ちなみに、レンズ豆はサンバルと呼ばれる、ナスやオクラがメインの南印度の代表的ベジタリアン・カレー。
あとサグチキンは、ガーリック・ソテーした鶏肉をたっぷりのホウレン草とトマトで煮込んだ緑色のカレー。
▼チャイ
アイスとホットがあるのが嬉しいです。
同じものからその二つを飲み比べると、味わいが全く異なるのが不思議。
そこらのカフェが出すような、カレーの味がする水っぽいチャイとは別物。
個人的には、アイス・チャイが好み。
【2017年6月3日】
ランチから贅沢をしてしまいました!!
▼黒ごまのポタージュ
いつからか、マスターがこだわり始めたポタージュ・シリーズ。
黒ごま、うんまぁ~い!!
▼ランチターリー
人参とグリーン・ピースのサブジ、マトン・キーマが付いてくる、ランチのカレー・セット。
選べるカレー・ソースは、チリ・サンボル、茄子ココナッツの二種。
これにさらに、いまじゃ知名度も上がってきた20年以上前からの定番、プーリー。
そして、ターメリック・ライス、チャイでワン・セット。
▼タンドリーチキン
久しぶりに食べましたが、やっぱり美味しいですね。
他店と比べ小ぶりですが、味では負けていません。
食べやすさでは上回っていますね、殊に女性やご年配の方、小食男子は、このくらいで十分なはず。
【2016年7月17日】
前回の書き込みから1年以上経っているぞ!?
この間に何回も来てるし、書いたつもりになっていましたが、なぜだろう!?
▼ポークビンダーロ
最強の豚肉料理。
これは本当に美味しい。
▼サブジ
今日は、カボチャ。
これも昔から好き。
カボチャの甘味とスパイシーさのバランスが絶妙。
これ食べてから、嫌いだったカボチャが美味しく食べられるようになった気がします。
▼チリサンボル
完全オリジナル。
はっきり言って、これを食べにここまで来るようなもの。
▼ジンガカレー
これも美味しい。
ビブグルマンでは、これとチリサンボルがお勧めされていました。
そういえば、日本で初めてインド料理店として掲載されていることは、あまり知られていない事実。
▼ダル
レンズ豆のカレー。
かなり久しぶりに食べましたが、ここはオクラが入っているので、少し粘っています。
女性が好きそうな口当たりと優しい味と素材。
▼プーリー
これもそんじょそこらのインド料理店では食べられない、パンとしての完成度が高い逸品。
これとここのチャイをしっかりレぺゼンできなかったミシュランは、まだまだ力不足。
▼ライス
ターメリック・ライスとしてのレベルも上等。
▼チャイ
夏はやっぱ冷製。
【2015年5月5日】
嫁とランチで訪問。
連休半ばとあって、ランチで満席!!。
ということで、席が空いたら、連絡をもらうってことで、辺りを散策するも、結構あっという間に来店の電話。
オーダーしたのは、いつもの「ランチ・ターリー」。
今日は、セットのタンドリー・チキンが売り切れたとのことで、代わりにサブジ2個を付けていただきました。
▼サブジ
いつものジャガイモと、チキンの代打のカボチャをいただきました。
多くを語るなかれ、旨し!!。
▼チリ・サンボル
この店の名物、旨いに決まってる。
詳しくは、過去のレビューを参照のこと。
▼鰯のココナッツ・カレー
これも定番。
この季節にはぴったりですね。
ラスト1皿にありつけました。
骨ごといただけるほど、柔らなく煮られた鰯が最高の逸品。
▼サグチキン
ホウレン草のペーストとチキンのカレーです。
しっかりとペーストされたホウレン草が特徴的。
店によっては薄く延ばされていたり、ペーストが荒すぎてぐだぐだなカスのようなホウレン草が入っていたりとがっくしなパターンも少なくないですが、ここのはしっかりリッチな装い。
▼プーリー
これも最高、最強。
もはや、語り尽くしました。
▼ライス
これとて、同様。
▼チャイ
今日は暑いので、アイスにしました。
結構、知らない人が多いアイスの美味しさ、お試しあれ。
【2015年2月7日】
嫁とランチで訪問。
「ランチ・ターリー」をオーダー。
ライスにタンドリー・チキン×1、プーリー×1、サブジ×1種(店任せ)、カレー×3種(自分で選択)、チャイ×1杯の組み合わせ。
▼サブジ
今日はジャガイモでした。
昔から美味しい。
今もって劣化しらず。
▼ジャガイモのココナッツ・カレー
昔あったマトンのココナッツ・カレーの後継版。
油を極力使わず、このコクを出す術を知りたい。
美味すぎる。
▼マトンキーマ
超久しぶりに食べました。
水分は少なめ、味付けはピリ辛。
マトン特有の肉の旨味との相性を活かした仕上がりで、ライスが進みます。
▼ベーガン
茄子とココナツ、青唐辛子の爽快な辛さが特徴のカレー。
プーリーにもライスにも良く合います。
爽快な辛さの虜になります。
▼プーリー
ただ油っぽいのを出す店が多い中、しっかりパンとしての美味しさを感じられるプーリーです。
揚げパンフリークの評価を聞いてみたいです。
最強。
▼タンドリー・チキン
久しぶりに食べました。
美味しいです。
以前はものすごく美味しく感じましたが、実は最近のインド料理屋のタンドリー・チキンの質が上がっているので、昔ほどのインパクトはないかもです。
これはタンドールの有無など店の設備などによって、差が出てしまうのは致し方なしか。
贅沢を言えばそういうことも言えますが、これも美味しいには違いないです。
▼ライス
以前の直近の書き込みと一緒。
▼チャイ
同上。
【2015年2月5日】
久しぶりの訪問。
前回の書き込みから1年経ってしまいましたが、実はその間の訪問はもっと多いです。
さて、久しぶりの書き込みをば。
オーダーしたのは、カレーを2種選べる「おすすめの組み合わせ」。
▼フィッシュダル
ムング豆とジャガイモと真鯛のカレーです。
真鯛のスープで煮込んだため、口当たりヌメっとした コラーゲンたっぷりの極上ソース!!。
こういう本気の魚のカレーって都内でも出会えません。
非常にオススメです。
▼チリ・サンボル
ここのオリジナル。
多くのレビュアーさんが言う通り、オリジナルすぎて唯一無二の存在。
これも非常にオススメ。
▼ライス
いつもと一緒。
最高のターメリック・ライスです。
▼チャイ
日本一でしょう。
最高です。
【2014年2月9日】
久しぶりにランチで訪問。
相変わらず、唯一無二な美味しさを放つ魅力あるお店だったと思います。
あと、ルーが少ないというコメントを散見しますが、どうしてもカレーをしゃばしゃばして食べたいのであれば、カレーが複数種類のセット・メニューをオーダーしましょう。
で、オーダーしたのは「ランチ・ターリー」。
プーリー、タンドリー・チキン、チャイ、ライス、サブジのセットに、カレーをお好みで3種選べます。
▼プーリー
いつ食べても、最強のプーリーですな。
ただ、油の味しかしない、パンとしての魅力もないもの多い中で、これはパンとしても、しっかり美味しいです。
あの"ダバ・インディア"のですらいまいちなんですから、ここで食べましょう。
▼タンドリー・チキン
タンドールを置けるようなお店の大きさではないので、こういうスタイル(子供のお弁当に入っている鶏の骨付きもも肉の唐揚げで使うようなお肉使い)は工夫されたものだと思います。
熱々でジューシーさを楽しめる最初に食べてしまいましょう。
▼ライス
きわめて美味しいターメリック・ライスだと思います。
サフラン・ライスですが美味しくないとこ多いですが、ターメリック・ライスでここまで美味しいのは地味にレアだと思います。
▼サブジ
今日はジャガイモでした。
やっぱ、美味しい、これも。
▼ジャガイモのココナッツ・カレー
昔あったマトンのココナッツ・カレーの後継版。
あの独特のココナッツ仕上げのクリーミーな中毒性ある仕上がりがたまりません。
マトン版の復活を望みます(笑)。
▼フィッシュダル
いや~、久しぶりだなぁ。
ムング豆とジャガイモと真鯛のカレーです。
真鯛のスープで煮込んだため、口当たりヌメっとした コラーゲンたっぷりの極上ソース!!。
▼マドラス
祝、マトン・カレー復活!!。
最近は良いマトンがないとのこだわり(?)で、休止中だったマトン・カレーは一種類だけですが、復活していました。
トマトをたっぷりつかった、スパイシーなパスタ・ソースと見間違うような、トマトの酸味と甘みとコクの生きたカレー。
やっぱ、マトンは美味ぇ~なぁ、と。
▼チリ・サンボル
どうしても好きなやつなんで、追加。
もはや説明不要のカレー界のクラシック!!。
▼チャイ
昨日の大雪の後なんで、ホットを。
これも説明不要。
クラシック!!。
▼ココアのムース
この店にある唯一のデザート・メニューだったと思います。
思わず食事でお腹をパンパンにしてしまい、お腹が悲鳴を上げてしまうのですが、量が少量なので、まさにちょうど良いサイズ。
【2013年8月31日】
ディナーで、連れと訪問。
やっぱり、どこのインド料理屋と比較しても、ここが一番に変わりなし!!。
▼ピザ・ヴェルディ
インド料理屋ですが、細かいことは言いっこなしです。
単純につまみとして美味しいです。
生地は、トルティーヤのような薄いものなんで、パリパリ感の良さがなんとも言えません。
ソースは、ホウレンソウとクリームの素材の濃厚さと仕上げた方の軽さのバランスが絶妙。
▼チリ・サンボル
もう何度食べても、旨すぎる!!。
ワン・アンド・オンリー、そしてノット・オイリー。
だけど、この魚と海老の旨味はなんでしょう!?。
▼ジャガイモのココナツ・カレー
芋、美味い!!。
具はシンプルながら、満足感が高い不思議な代物。
▼ライス
いつものターメリック・ライスです。
両方のカレーとの相性ばっちり。
よく、ルーが少ないとおっしゃるレビュアーさんがいらっしゃいますが、ルーが多すぎる他の店の方がおかしいと思っています。
スープじゃねぇんだし、ライスとよくよ~く混ぜて食べるのよ、ほら、調度いい。
そんなにしゃばしゃばにしてくわねーって、普通。
▼プーリー
これもここのが一番。
バカの一つ覚えのように「ナン」とか言ってないで、これを食べなさいな。
【2013年6月2日】
久しぶりにランチで訪問。
カバブ2種とランチ・ターリー(カレー3種、タンドリー・チキン、チャイ、ライス、プーリー、サブジ)をオーダー。
▼タンドリー・チキン
パサパサとジューシーの間くらいの焼き加減。
美味しい店がいろいろと増えてきた昨今、昔ほど、印象深くはないですが、普通に美味し。
▼サブジ
今日は、キャベツのサブジでした。
マスタードが効いた、スパイシーな野菜料理です。
▼チリ・サンボル
鰹のなまりと干しエビ、ココナツ・ミルクのペースト・カレーです。
唯一無二の、ここだけでしか食べられない奇跡の一品。
▼ジンガ・カレー
海老とトマトのクリーミーなカレー。
いわゆるシュリンプ・カレーでも、ここまで海老とルーが一体になったカレーは珍しいと思います。
▼ベーガン
茄子とココナツ、青唐辛子の爽快な辛さが特徴のカレー。
プーリーにもライスにも良く合います。
爽快な辛さは、暑い日にピッタリ。
結構、基本のルーを何種類もの具に合わせて、種類豊富に見せている店が多い中で、意外や貴重。
実際、マトン、海老、チキンなどと具を変えたつもりでオーダーしても、ルーが似たり寄ったりというトホホな展開で嫌に目に合っている人は、ぜひ試してほしいです。
▼プーリー
揚げパンです。
最近はバトゥーラよりもこれを置く店が増えましたが、圧倒的にプーリーのが美味しいです。
また、都内のあちらこちらの店と比べても、パンとしての仕上がりは圧倒的!!。
▼ライス
ここは、ターメリック・ライスです。
▼ココアのムース
昔は、ヨーグルトだった気がしますが、今はこれ!?
3口、4口サイズ。
甘さ控えめで、さっぱりとしたデザート。
▼チャイ
ホットもアイスも頼めます。
今日は暖かい日だったので、アイスを。
シナモンの効いた美味しいチャイです。
都内で、ここと同じくらい美味しい店は、"シバ・カリー・ワラ"かな。
【2012年12月16日】
開業20周年、おめでとうございます。
このお店の特徴は、使う油の量が少なく、ヌーベル・シノワよろしく、エスニックと呼ばれる料理ジャンルでありながらも現代的に洗練されたインド料理を食べられるところ。
端的に言えば、たくさん食べても重くならないわけ。
そこらのインド料理屋で、ナンとこってりカレーを食べてお腹がもたれた経験、ございやせん!?。
田舎の小さなお店とあなどってはいけません。
今日は、定番チキン・カレーとお好みのカレー1種を選べるランチ・セットにプラスしてカレー1種追加。
▼チリ・サンボル
当然、大好物のカツオのなまりと干し海老、ココナツ、青唐辛子のペースト・カレーである、これをチョイス。
ライスにピッタリ!!。
▼ジャガイモのココナツ・カレー
新作らしいッス。
どうやら昔からあるド定番だったマトンのココナツ・カレーがなくなり、変わりに登場したのが、これと次の2つのカレーらしい。
野菜カレー好きには、たまらん美味しさ。
この店ならではの、ココナツ・カレーに見る味を引き継いだ魅惑のカレー。
▼ひよこ豆のココナツ・カレー。
こちらも、野菜カレー好きにはたまらんものがあります。
先述のカレーと似ているようで、全く別物。
▼人参サラダ
いわゆる、キャロット・ラぺ。
オイルと塩コショウ(?)のシンプルな味付け。
▼チャイ
今日は、ホットで。
これらで、たったの890円+新作カレー代。
しっかし、何度食べても飽きないなぁ。
お持ち帰りに、チリ・サンボル、ジンガ・カレー、ポーク・ビンダーロを買って帰宅。
お持ち帰り、お取り寄せが出来るのも、この店の強み。
【2012年8月18日】
都内や近郊の有名インド料理店の数々に足を運びましたが、有名店の多くに持っている印象は、とにかく油っぽい。
料理としてはヘビーで、決してレストラン飯とは言えない、ワン・ランク下の定食屋風情で洗練されていないメニューばっかなのが、日本のインド料理屋事情。
もう少し言えば、定食屋、屋台の食事レベルで見たってちゃんとした店は少ないのではないか!?。
有名インド料理チェーンしかり、アジャン○・コネクションしかり、ダメなとこが多い。
前者なんかは現地人もくわなそうなエセ料理だし、後者は本物を気取ったうんちく先行の素人料理だし。
だいたい両方とも料理の基本も押さえていないようなバイトあがりの連中が仕切っているってのが、世界に名をはせる日本発の和食やフレンチ、イタリアン、中華の洗練具合と肩を並べられない悲しさよ。
「東京カリ~番長」の連中だって全~然だもんな~、料理は。
あいつらはただの「ビジネスマン集団」ですよ、ホント。
その点、タイ料理屋、韓国料理屋事情は充実していますね、最近は。
そこへきて、この店の料理は、基本がしっかりしていると思います。
次に挙げるメニューは、この店でないと楽しめませんので列挙します。
▼チリ・サンボル
鰹のなまりと干し海老、ココナツ、青唐辛子のペースト・カレー。
魚の旨味と青唐辛子の爽快さがたまらん。
他で似た料理を見たことがない、完全オリジナル。
これを食べに都内から通うハーコーな常連さんもいるほどの中毒性がある!!。
このお店のターメリック・ライスにばっちり合います。
▼ジンガ・カレー
海老とココナツ、トマトのジンガ・カレー。
比較的、この店では新作の類。
海老好きにオススメ。
▼マトンのカバブ。
マトンの味は、ばっちりしますが、スパイスでの味付けのバランスが絶妙。
酒が欲しくなる!!。
▼ポーク・ビンダーロ
これも、完全オリジナル。
珍しい豚肉を使ったインド料理。
基本、酒のつまみメニューで出されているこれは、実はターメリック・ライスにカレーとして混ぜて食べても最高に美味しい逸品。
▼プーリー
真ん中がぷくっと膨らんだ、インドの揚げパン。
風味豊かで香ばしさが最高。
パンというカテゴリーでとらえても相当に美味しい部類だと思います。
この近所に"Zacro"というパンの名店がありますが、そこのクオリティに決して負けちゃぁいない!!。
真ん中のふくらみにポーク・ビンダーロを詰め込んで、ピタ・サンド風に食べると最高に美味しいので、お試しあ~れ。
▼チャイ
インドのミルク・ティ。
ス○ーバックスのようにカレーの味がしたり、シャレオツ・カフェで出されるようなロイヤル・ミルク・ティな勘違いチャイだったりが多いですが、ここのはしっかり煮出したチャイで、シナモンや甘さの加減がばっちり!!、ここのを飲んだら他では飲めません。
ホットでもアイスでも飲めるのですが、香りも味も温度で全く異なるので、別の飲み物として楽しめます。
以上の6つの料理は、いまのところ日本一と言える。
小さい店の割に、カレーの種類が多いので、「オラが逸品」を見つけても良し!!、マスターが他ジャンルのメニューにも挑戦しちゃっているので、そこに乗っかっても良し!!、と通えば通うほど、様々な顔が見える希有なお店。
店の内装の雰囲気とマスターのキャラには好き嫌いがあるかもですが、そこはご愛嬌ってことで。
2位
1回
2012/11訪問 2012/12/05
友人と総勢5人で早目の忘年会。
もはや、伝説とさえ言える関東屈指のヴェトナム料理屋へ行ってみました。
個人的には、どこもいまいちなお店が多いこのジャンル。
はてさて、評判、期待を良い意味で裏切ってくれるでしょうか。
結果的にハードル高めな視点で突撃。
オーダーしたのは、生春巻き、ベトナム風お好み焼き、エビのレモングラス煮、牛肉のレモングラス炒め、タケノコと豚バラのえびみそ炒め、揚げ春巻きと海老団子のコンボ 、レモングラスのビーフン、エビの牛肉巻き、フーダ・ビールやらのお酒。
フーダは、ヴェトナムの古都、フエの地ビールらしく、東南アジアにありがちな薄目な感じだけど独特の風味のある味。
当然、これから出てくるヴェトナム料理と良く合う合う。
最初に出てきたのは、生春巻き。
甘めのピーナッツ・ソースを、その入っている器に豪快に突っ込んで、びっちゃり、ごっそり拭い取るように付けていただきます。
程よくしっとりしたライス・ペーパーで包まれた、エビやら野菜やら香草やらを一気に頬張ると、様々な食材とソースが一体となって、予想以上の美味しさが迫ってきました。
ここで皆の期待感が一気に加速!!。
結論から言えば、これ以降に出てくるどの料理も強烈な美味しさ、口にするたびに皆が歓喜することになります。
続いて、お好み焼き。
大きな丸皿の半分にお好み焼きで、半分がサニー・レタスや香草の山、別皿でさらっとした甘酸っぱいソースが付いてきます。
タケノコと豚バラのえびみそ炒めのえびみその濃厚な炒め汁と一緒にタケノコ、豚バラを頬張ると、いままでの料理と同じように複雑な香辛料の絡みが鼻腔を抜け、あまりにも飲んでしまいたい衝動に駆られビールが進む、進む。
お好み焼きは半月上に丸められ、豚肉やらもやしやらが包まれた形状。
香ばしく焼かれた衣が美味しく、個性的なソースや具材の組み合わせが非常に美味い!!。
エビのレモングラス煮は、上にパクチーが盛られたスペイン料理のアヒージョみたいな料理。
辛めの味付けで、この辺りでライスが欲しくなってきます。
次の牛肉のレモングラス炒めで完全に旨味凝縮なソースと牛肉のしぐれ煮風な牛肉の組み合わせにノック・アウトされライスと追加。
牛肉のレモングラス炒め丼よろしくな合わせ技で一気に平らげてしまいました。
揚げ春巻きと海老団子のコンボは、おつまみメニューかと思いきや、乾いたライス・ペーパーを自分で水で柔らかくし、こんもりと用意された野菜をくるんで、オリジナル生春巻きにして食べるので、結構なヴォリューム感に大満足。
レモングラスのビーフンは、ソーメンというよりは細めのスパゲティ並みのビーフンとしては太目。
ヴェトナム風ソーセージの薄切り(と行ってもかまぼこみたいなサイズと見た目)が一緒にスープに沈んでいますが、もやしなどの野菜は別盛りで、食べる直前で混ぜ込んで食べるというスタイル。
今日はクソ寒かったので、こうした体の暖める汁物、麺もの、野菜たっぷりの料理は体に沁みます!!。
エビの牛肉巻きは、最後にメニュー表を見て、まったく想像が出来なかった料理だったので、お試しの意を込めてオーダーした逸品。
出てきてみると、ぷりぷりのエビが入った、ひき肉の団子、否、ハンバーグのような料理。
薄切りの牛肉を巻いたような料理を想像していたので、まったくの裏切りにクリビツ。
食べてみると、これもスパイシーでお肉のジューシーさも相まって、締めのメニューにしてはへヴィーでしたが、ペロリンと食べきってしまいました。
最初に総評を言ってしまいましたが、とにかくすべてが美味し過ぎる!!。
味がぼんやりした店が多い中、ここのは輪郭がはっきりしていて、タイ料理のようなパンチの効いたものから、さっぱりしたヘルシー・イメージなヴェトナム料理もあると。
その振り幅の広さは、何度もこの店に足を運んでも飽きないことでしょう。
再訪必至。
3位
1回
2012/12訪問 2012/12/11
今日は、午前中に予約していた健康診断が予定よりも早く済んだので、西麻布のここへダッシュで移動。
というのも、ここはお昼時になると行列になるほどの人気定食屋なのだ。
開店が11:15くらい(?)からなんで、二回転目のタイミングに会えば、並ばずか少し並んだだけで入れる、という読み。
11:30に現地に着くと、行列はありません。
んが、しかしお店の引き戸を開けると、2人待ちで、席はすでに満席!!。
ということで、数分待つことに。
その間店内を観察すると、カウンターや調理場の壁の棚に、白い丸皿に添え物の刻んだキャベツの山が合計24皿が並べられています。
ある意味で圧巻、そしてこれから迎えるランチ攻勢に対する臨戦体制であることを想像すると、ここはすごい人気店なんだと実感させられるのに十分。
オーダーしたのは、ミックス定食。
ライス、味噌汁、漬物、キャベツの千切り、カット・レモン、ハムかつ、コロッケ×2、チキンかつ、メンチかつ。
ライスは基本的にデフォルトが多めなので、少なめでオーダー。
炊き上がりは、いたって普通。
柔らかくもないし、固めでもないし、ちょうどいい加減。
味噌汁は、たまねぎとわかめのシンプルなものながら、ちょっと薄め。
そんなにおいしい方と言えるほどのもんでもない感じ。
キャベツは先述のとおりなんで、切り立たてではない、が乾いているわけでもない。
で、メインの揚げ物。
ハムかつは、一枚の半分。
厚手のスパムみたいなハムで、これはこれで正解のハムかつ。
薄いのも良いけど、厚いのも好き。
コロッケは、二口大のサイズで、芋の具合はマッシュ・ポテトのように滑らか。
ほくほくで美味しいです。
チキンかつも一枚の半分。
この後に取り上げるメンチの脂感との対比で言えば、さっぱり担当。
揚げ物全体の中ではバランス調整役だと思いますね、そういう意味じゃ。
で、メインとも言えるメンチの番。
結構なサイズ感のある俵型のメンチですな。
斜めに包丁が入れられて半分にカットされて出てきます。
切り口から見えるお肉は、まさしく粗挽きハンバーグのそれみたい。
さらに特徴的なのは黒胡椒の粒々が見えること。
食べるとその胡椒の味と香りが印象的、かつジューシーな肉汁の合わせ技が反則すぎる美味さ、否、旨さ!!。
異常にライスの進みが早まります。
なるほど、メンチの評判がすこぶる高いことを聞き及んでいましたが、まさにその通り。
これだけを食べにくるだけでも十分に価値ある逸品。
各席には、さるかに合戦の海苔ごまふりかけ、七味唐辛子、練りからし、とんかつソースが常備され、お好きにアレンジして召し上がれってことで、すきなだけぶっかけて食べましょう。
すがすがしい気持ちで食べ終わってお店の外にでると20人近くの行列!!。
早めに食べに行って良かったぜ!!。
4位
2回
2017/11訪問 2017/12/04
【2017年11月19日】
前回の書き込みから年に2~3回は来ているのに、書き込んでないですねぇ~。
はて、なぜ!?
あと、毎年楽しみなシュトーレンは、来週の23日から店頭に並ぶとのこと。
楽しみ~!!
▼乾燥ベーコンとチーズのパン
焼くと、ベーコンとチーズの香ばしい香りが立ち昇る美味しいパン。
▼ごまのパン
少し強めにサクサクとザクザクに焼き直すと、ごまの香ばしさがアップして、至極の美味さに!!。
▼4種のフルーツとホワイトチョコのパン
ちょっと菓子パンっぽいですが、パン生地が異様に美味しいので、ちょっと上品さが漂います。
【2012年11月4日】
その旨さの噂は、東京にまでとどろかす、名店中の名店。
「まだ行ったことはない」と言う、都内在住のパン・マニアで漫画家の友人もいつかは行ってみたいという。
ということで、連れてきちゃいましたー。
横須賀のかなり辺鄙な住宅街のど真ん中に在るにも関わらず、食べログでも異様に高得点を獲得している、不思議な店に!!。
結論から言えば、どのパンを食べてもシュアショットなうまさ!!。
パン自体の見た目やラインナップは、昨今のがんばりすぎのパン屋さんのと比べれば、オーソドックスな方と言えます。
くるみパン、食パン、チャパタ、バゲット、サンドイッチ、ピザ、ザマンド、ラスク、シュトーレンなど、ご飯党の自分でもこれらのパンが醸し出すうまさを楽しめるのなら、一日一食くらいはパンに差し替えてもいいかもと思えるほど。
食パンなんて、こんなに美味しいのが学校の給食で出てきていたら、きっと好きになっていただろうに、と思ってしまうくらい美味しいです。
今では「基本大嫌いです、食パン」な俺ですが、やっぱここのは食べられちゃうんだよなぁ。
そのままのふわふわでもいけるし、トーストにこんがり焼いてももおつなもんです。
まぁ、とにかくねぇ、具があろうがなかろうが、パンそのもの自体が尋常じゃないほどに、小麦の香りっていうーんですかぁ!?、香り高くて味もあって病み付きになる訳。
こんなクソ辺鄙なとこにきて食べるほどのインセンティヴがある!!。
一番は、焼きたてのバゲットかなぁ。
まわりのサクサクの食感と香ばしさ、中のふわっとした柔らかさとしっとりさ加減。
これらの絶妙なバランスによって、シンプルにパンそのものの魅力に出会えます。
パンに魅了されている人にとっては、再発見でしょう。
かくいう、漫画家の友人は感動しっぱなし、写真とりっぱなし、喰いっ放し、つぶやきっぱなし。
そういえば、ここのもう一つの特徴に試食の多様さがあります。
ほとんどのパンには、一口サイズにカットされた試食が用意されていて、置いてある種類を一通り食べるだけでもお腹がいっぱいになります。
ここですごいのが、お腹がいっぱいになれば、満腹感から実際に買う量がセーブされるかと思いきや、美味し過ぎて逆に思わず買い過ぎちゃうって衝動に駆られるところ!!。
夢のようなお店ですぞ!!。
さて、次はいつ行こうかな。
5位
1回
2015/02訪問 2015/02/07
ビストロと言いつつレストラン価格な都内のお店に見習って欲しい、優良店
【2015年2月5日】
久しぶりに家族で訪問。
一皿ずつのオーダーでしたが、つまんで呑んでの繰り返しであれば、どのメニューも一皿サイズで十分でした。
▼お通し
フォアグラのテリーヌ いちごとバルサミコのジャム添え バゲット付き。
バゲットは薄くスライスしたものが三枚。
ぬとっとした濃厚なテリーヌといちごとバルサミコ酢の爽やかな酸味が印象的なジャムの相乗効果がグッドなつまみメニュー。
乾杯のお酒のお供であり、最初の食事が来るまでのつなぎとしては贅沢な一品。
▼長ネギのマリネ
2センチくらいにカットされた長ネギをオリーヴ・オイルでマリネした冷製サラダ(?)。
上に生ハムも乗っていて、非常に美味しいつまみでした。
▼スペイン イベリコ豚の生ハム
ナッツの香りのする期待以上の生ハムでした。
久しぶりに香りが素晴らしい生ハムを口にした気がします。
▼タコのアヒ-ジョ
オリーヴ・オイルとたっぷりのバジルが使われたタコのオイル煮。
地モノのタコのおいしさはさることながら、ソースも非常に美味しい。
別でオーダーした、カリカリのバゲットとの相性が恐ろしいほどでした。
▼カキとエビのオリーブオイル煮
グラタン皿で焼き上げられたカキとエビのオイル煮料理。
これもソースの仕上がりが素晴らしく、カキとエビのエキスが移り込んでいて、バゲットが進む、進む!!。
先述のタコ料理と同時に出てきたので、家族全員でバゲット含めてものすごい勢いで完食。
▼パン
いわゆるバゲットです。
ここのはカリカリに焼いたものを出していただけます。
個人的にはこのスタイルが好みです。
ガーリック・バター・ヴァージョンもあります。
▼スズキのポワレ 山菜のベニエ添え
魚は丸ごとだと勝手に想像していたところ、二口大くらいにカットされたものをポワレにしてものでした。
またベニエは、いわゆる天麩羅ライクな仕上がり。
魚、山菜ともに香ばしい仕上がりで、お酒がこれまた進む。
スズキの調理が素晴らしく、味付け、焼き上がり加減など最高です。
▼地鶏と三浦大根のポトフ
煮込み料理です。
具は他に香味野菜が気持ち程度に、あとは菜の花。
少し早い春を感じさせる料理でした。
さすが横須賀は、春野菜の出が少し早いですな。
具そのものも当然美味しいのですが、鶏肉と野菜から出た旨味が詰まったスープがたまらんです。
思いもよらない最後の一工夫に、そのスープにご飯を入れておじや風にした締めが最高でした。
めったにこのお店ではお米料理に出会えないのですが、そういう意味でもラッキーな料理でした。
【2012年12月16日】
マイメンと一緒にディナー。
前回の書き込みから、パッと見で3年弱のブランクがある感じになっちゃってますが、この間にはここにずいぶんとお邪魔しては食って飲んできております。
最大の特徴は、飽きない美味しさ!?。
で、今日の前菜は、鶏皮のスモークとジャガイモのペーストが乗ったカリカリのバゲット。
特に前者は初めての味。
食感はカリカリのお菓子のような感じなんだけど、味は鶏の皮の感じはほとんどなく、それこそスモークの香りそのものだけ。
最初は「ん!?」と思ったけど、意外やクセになるぞ、これ!!。
ジャガイモのペーストはそつなく美味いッス。
オーダーしたのは、ソーセージとレンズ豆のホワイト・ソースがけ、エゾ鹿の赤ワイン煮、ジャガイモのポタージュ、生ハムとルッコラのサラダ、イベリコ豚の生ハム、ガーリック・トースト、バニラ・アイス 1982年もののシェリー酒がけ、りんごとシナモンのクレーム・ブリュレ。
ソーセージは、この日の団体客用に仕込んだというメニューにないお料理。
さらっとしたまったく重くない柔らかい味のホワイト・ソースとソーセージのスパイシーさのコントラストが酒の進みを早めます。
エゾ鹿は赤ワインでくったくたに煮込まれていて、お肉の部分も美味しいですが、やっぱり脂身がトロっと美味い。
添えられたマッシュ・ポテトと赤ワインソースの組み合わせもたまらん。
ガーリック・トーストを浸して食べてもグッド、グッド。
中休み的なポタージュとサラダを挟んで、イベリコ豚で酒かっくらってデザートへ。
自家製バニラ・アイスと甘くて薫り高いシェリー酒の鉄板の組み合わせにノックアウト。
ごろっと入ったりんごのかけらとトロトロのクレーム・ブリュレの組み合わせもありそうでないなぁ、なんて。
香ばしいカラメルとの相性も抜群。
このほかにもビールやらワインやら紅茶やら飲んで、大の大人がお腹ふくまらせて4,200円/人とは安いじゃないのよ~。
さて、また来よっと。
【2010年1月29日】
旨いと噂に聞いてはいたのですが、なかなか足を運べなかった久里浜にあるビストロ。
やっと行ってきましたよ。
シェフの方は、京急観音崎ホテルなどで腕を振るっていたとのことで、飾るばっかりの料理に飽きちゃったんで、本当に旨いものを提供したいという思いで独立されたらしいッス。
ソムリエの女性もそれに共感して一緒に辞めてがんばっていらっしゃる、とのこと。
結論から言うと、マジで旨い。
久里浜/横須賀という立地から言えば、一食当たりの単価は高い方になってしまいますが、都内と比べればそれでも十分にリーズナブル。
今日は初めての訪問だったので無理して色々オーダーした手前、そこそこお金がかかりましたが、そんでもやはり安い。
肝心な味については、申し分ないクオリティだと思います。
わざわざカジュアルにフレンチを食いに都内や横浜、湘南一帯に行く必要がなくなりました(でも行くけど)。
いや有名店というだけでまずくて大した事ない店が数多く存在する中、ビストロというコンセプトをしっかり体現しているところに信頼感抜群!!。
お通しにカブのフロマ−ジュ。
これすんげえ旨いです、これ食っただけでこのお店が間違いないと思いました。
カブの葉を素揚げにしたものを上に乗せていて、これが本体のクリ−ミーな味と食感と対比して印象深いおいしさを生み出しています。
前菜に白蛤と白菜のエチュベ(※蒸し煮)のグラタン(※焼き)。
アーモンド・オイルで白蛤(ホンビノスガイのこと。外来種ですな)をオーブンで焼いた料理。
白菜にはベーコンのみじん切りが入っていて、お肉のコクと白菜の甘味のコントラストが非常に旨し。
メインに鴨のコンフィ、これもおいしいです。
が、これよりおいしいものにすでに出会っているの感動レベルってほどでもない。
食後酒を2種類試飲させていただきましたが、両方ともおいしかった。
今度はしっかりお支払して飲もう。
最後に無理を言って、デザートを盛り合わせにしていただきました。
ワン・プレートにガトー・ショコラ(温かい!!角のさくさく具合がおいしい)とバニラ・アイス(バニラ・ビーンズがたっぷり!!)、りんごのコンポート(※砂糖煮)がそろって登場。
特にコンポートがおしかったなあ、程よい酸味と甘味の妙が締めにぴったりでした。
お店の方々と色々お話をしましたが、横須賀という立地でいろいろと苦労されている様子。
ビストロ自体が自分と同じ世代に理解がなく、やってくるのはおっさんばかりとのこと。
お肉料理と共にワインを雑に飲むのが好き、といったら相当喜ばれました。
う〜ん、横須賀って...とも思いますが、そんでも横須賀が好きはかわらないのです。
都内の若者が集まるようなビストロと同じようには成立しないのかもしれないっすね、横須賀は。
そんなんだから、いいお客さんになれるよう、今後はちょくちょくと伺うことにしよう。
6位
1回
2012/03訪問 2012/12/03
何度足を運んでも、たくさんのお客さんでにぎわっています。
駅から遠くても関係ないという、典型的なお店と言えるかもしれません。
加えて、今日はこの店の名物(?)のマリアチによる演奏もありました。
お隣の席で、Hugo Blanco "Coffee Rumba"を披露していたりと楽しそう。
本題、オーダーしたのは、グァカモ-レ、ケソ・フンディート、セビーチェ、タコス・デ・レス、アロス・ア・ラ・メヒカナ。
グァカモ-レはメキシコの代表料理で、アボカドのディップをトトポスと呼ばれる、トルティーヤ・チップに付けて食べるスナック料理。
ケソ・フンディートはメキシコ風のチーズ・フォンデュで、とろとろのチーズとチョリソをトルティーヤで包んで食べます。
セビーチェは、白身魚をライム・ジュース、トマト、オリーブなどでマリネしたカクテル・サラダみたいの。
クラッカーにのせて食べる、これまたスナック。
タコス・デ・レスは、ビ-フのタコスで、ソースがたまらず美味し!!。
アロス・ア・ラ・メヒカナは、トマト風味のメキシカン・バタ-・ライス。
どれもこれもそれなりのヴォリュームがあって、おなか一杯。
にも関わらず、お財布にやさしい。
何度来ても発見のある、希有なお店。
都内でもメキシカン・レストランでは上位の美味さではないでしょうか。
7位
1回
2013/06訪問 2013/06/23
【2013年6月22日】
前回の訪問からずいぶんと経っちまいましたわっ。
連れとディナーで訪問です。
▼パンの盛り合わせ
グリッシーニ、フォカッチャ他計4種類。
▼前菜の盛り合わせ
リゾットコロッケ、黄色パプリカのリコッタ・チーズ入りの肉詰め、レバーのパテとバゲット、イカと大根のトマト煮、ホウレン草のオムレツ、赤玉ねぎとトマトのマリネ、白身魚とトマトのマリネ、ライス・サラダ、キャベツの酢漬け(?)のワン・プレートもの。
ヴァラエティ、ヴォリュームともにお得感あります。
このお店は、冷製のお料理が特に美味しく感じるのは気のせいでしょうか。
▼ホロホロ鳥とポルチーニ茸のリゾット
二人分にお皿を分けて配膳していただけました。
一皿をシェアしても良かったのですが、さりげないサービスに感謝です。
お米の芯の残り具合は、結構感じない方だと思います。
人によっては、柔らかいと言いそうです。
個人的には気にならないくらいですが、文句を言いそうな人も、正直いそうな気もします。
味は抜群に美味しく、やさしめの味付け。
▼自家製サルシッチャとポロネギのキタッラ
キタッラとは、ちゃんぽん麺くらいの太さと歯ごたえが特徴の、四角い角のあるパスタです。
オイル・ベースのソースで、サルシッチャの塩気と葱の香りが移っているので、思わず、バゲットですくいきって食べてしまいました。
▼クレーマ・キャラメッロ
デザートの中でも大人気なのか、入店時には大きなサイズでショー・ケースに鎮座されていましたが、オーダーするころには最後のひとつに。
サイズは、1.5人前ということで、そのまま全部いただくことに。
カラメルは強めに苦みの効いた香ばしい味。
プリン本体は、とろとろプリン・タイプではなく、少し固めでプッチン・プリン並み。
触感は好きなタイプではなかったですが、味は抜群。
連れは、ずいぶんと気に入っていたようです。
【2011年12月4日】
何度も行こうと思っては、思った時にはすでに別の店で食べ終わっていたり、満員だったり、ランチをやっていないことを知らなかったりで、いつまで経っても食事が叶わず。
今日は、たまたま覗いてみたところ、人気店のディナー・タイムだというのに、テーブル席が3つも空いていたので、連れとサクっと入店。
しかし、その後ものの20分もすると残りの席もすべて埋まってしまったことを考えると、我らは単にラッキーだっただけに違いありません。
そんだけ、いつも混んでいるというお店なんですわ。
お初だったので、散々迷ったあげく、前菜の盛り合わせ、生ハムとほうれん草のペーストのメッツァ・ルーナ、スズキのアクア・パッツァ、ティラミスをオーダー。
▼パンの盛り合わせ
お通し(?)のようなものかもしれません。
まず、パンが4種ほどはいったバスケットが登場しました。
▼前菜の盛り合わせ
頼んだシャンパンだけでは口さびしいので、思わず結構なペースで食べてしまったところに、やっと登場。
大きな白い丸皿には、トマトのマリネ、茄子のマリネ、ブロッコリーのマリネ、ズッキーニのマリネ、玉子焼き、トマトといんげんと茄子のカポナータ、2色のパプリカのリコッタ・チーズ入りの肉詰め、牛肉とパプリカとセロリの炒め物、人参のムース、ソーセージと野菜とチーズを詰めたアランチーニが所狭しと、かつ彩り豊かな盛り付け。
どれもこれも美味しいですが、一番は人参のムースだったかなぁ。
さりげなく、ブロッコリーの鮮度の良さにびっくりもしたけど。
▼生ハムとほうれん草のペーストのメッツァ・ルーナ
パスタです。
メッツァ・ルーナとは、メッツァが半分、ルーナが月と意味。
その名の通り、パっと見は水餃子みたいな三日月型のパスタでした。
餃子よろしく、中には具が詰めてあって、生ハムとほうれん草のペーストで作られた具は、食べたことのないお味で軽く衝撃的!!。
ソースは、これまた食べたことがないくらいの上品なバター・ソースがベース。
このお料理は美味しすぎましたよ、ホント。
▼スズキのアクア・パッツァ
メイン・ディッシュです。
アサリ、フルーツ・トマトで程よく海の香り付けと酸味のアクセント付けがされています。
これらの旨味が効いているので、魚の出汁が良く出たスープと相まって、うまいのなんのって。
最強の塩スープと言えるかもしれん。
スズキの身はふっくらと仕上がっていて、スープと一緒に口に含むと極上の味の調和がすんばらすぃ~!!。
▼ティラミス
これまた大正解な代物!!。
マスカルポーネとスポンジの比率、柔からさ、滑らかさ、甘さが全て最高点(?)に仕上がっていて、満腹の後でも決して重くならない加減が絶妙~。
店員さんの、付かず離れずの丁寧な接客と、フランクながらも言葉使いがずいぶんとしっかりしているところに非常に好感触を得ました。
まさに、良い店の典型。
8位
1回
2012/11訪問 2013/01/25
昔はよく食べに来ていた横浜は反町の辺鄙な場所にあるトルコ料理屋さん。
ダイエー横でワゴン車で営業しているドネル・ケバブ屋の本拠地でもあるお店。
都内の数々のトルコ料理屋さんに行きましたが、どこもかしこもいまいちな結果を迎えることが多いのですが、昔も今も、ここで供される料理はばっちり!!。
オーダーしたのは、エキメッキ、イスパナック・エズメ、ハイダリ、アダナ・ケバブ、ドネル・ケバブ、エフェス・ピルゼン。
エキメッキは、トルコの定番のパンで、真ん中がぷっくらとして空洞の香ばしいパン。
胡麻が振りかけられているので、その分、香ばしさ倍増なパン。
これをペーストである、エズメとハイダリに付けていただきます。
前者は、ほうれん草とオリーヴ・オイルのペーストでエキメッキとの相性はこっちのが上だったかな。
後者は、ガーリックやスパイスで味付けしたヨーグルト・ペーストで、こっちも酸味が印象的ないかにも中近東な味付けで○。
オーダーしたケバブはワン・プレート・ランチな感じで、キャベツの漬物やサラダ、ライスが一緒に盛られて出てきました。
ライスと相性ばっちりな味付けがされた、前者の辛口なラムひき肉を剣のような串で焼かれたケバブ、後者の回転させながら肉塊を焼くお馴染みのケバブともに焼き加減、味付け抜群。
先日トルコに行ってたべたそれぞれよりも、ここ日本で料理として洗練されたのか、メリハリのある仕上がりに大満足。
ちなみに現地のは、どーも薄味で、いまいち味の輪郭がわかりずらく、ぼんやりした味が印象的で、個人的には日本の方がエスニックに仕上がっているように思いますので、日本のが美味しいと思います。
中華、フレンチ、イタリアンと同じ進化を、ここ日本でトルコ料理もしているのかもしれません。
入荷のタイミングでエフェスのダークが切れていたのにはがっくしでしたが、やっぱ、その国の料理と酒の組み合わせは鉄板です。
この食べログでやけに点数が低いのが気になりますが、立地さへ気にしなければ、どんどん足を運んでみて欲しいお店。
たまに、ベリー・ダンス・ショウが見られるのは、もはやお約束(?)。
9位
1回
2013/02訪問 2013/02/16
【2013年2月14日】
仕事帰りにちょっくら寄り道。
今日のお通し産品は、焼きホッケ、山くらげのきんぴら、サヨリとヒラメの刺身。
どれもそつなく美味し!!。
焼酎がぐびっと早くも2杯。
このお店ではお馴染みの、カニ味噌サラダ、砂肝の唐揚げ、カニクリームコロッケをオーダー。
やはり、ここのカニコロは最強かもしれんと思いながら帰るのでした。
【2012年12月28日】
久しぶりの訪問。
会社も仕事納めで早目に終わったので、夕食がてらに。
お店を覗くと、カウンターにおじさん2人のみで、あとはすっかすか。
入店すると、いつもの「おかえりなさ~い」の声。
まずは、勝手に出てくるお通し3点(里芋の煮物、刺身、ひじき煮)セット。
里芋の煮物は、里芋の他に具として、シメジ、豆腐、ニンジン、長葱、こんにゃくが入っていて、片栗粉(?)でとろみをつけた今日のようなクソ寒い日に体にやさしいほっこりとした温かい逸品。
刺身はタイの昆布締め、すっきりとした感じに仕上がっており、地味に美味しい。
ひじき煮は、べちゃべちゃなタイプではなく、程よく乾いた感じので、ひじきの他に具として、こんにゃくやニンジン、油揚げの細切れ、大豆が入って具だくさん。
オーダーしたのは、銀だらの西京焼きと焼きおにぎり、生ビール。
それぞれ同時に登場し、それこそ定食な感じな夕食。
皮の脂が美味し過ぎる銀だらと、じゃこや白胡麻の入った握り強めのおにぎりで晩酌。
(確か)普通のライスがないので、これがご飯代わり、でも形の問題なんで組み合わせとしては申し分なし。
相も変わらず、奇をてらったような料理はありませんが、基本に忠実な居酒屋メニューの料理としての完成度、安心感は抜群。
しめて3,000円ほど、今夜もごっそ様!!。
【2012年6月1日】
前から気になっていて店の前に行くも、いつも大混雑か、定休日で訪問できず。
昨日は、彼女とたまたま店の前に行ってみると、やっぱり大混雑。
が、店の軒先のベンチで一人呑みしているおじさん(お爺ちゃん!?)が、「席を空けられるか確かめてあげるよ」と声掛けいただき、お言葉に甘えることに。
ものすごい常連さんなんだろうなぁと思っていたら、お聞きするとオーナーさんでした(笑)。
席が用意できるまで待たせて悪いからと、ビールを奢っていただき一緒に外呑み。
いいなぁ、こういう店、人気あるのがわかるなぁ。
二階の小部屋に通され、まずはお通し3品セット。
ツナとゴーヤのサラダ、アジとイカのお刺身、餡かけのおからのがんもどき。
どれも素朴に美味しいです。
オーダーしたのは、蟹味噌サラダ、えびしんじょ揚げ、砂肝の唐揚げ、出汁巻き玉子、焼きおにぎり。
地味ながら印象的な料理だったのはサラダ。
蟹味噌ソースがたまらなく美味い!!。
しんじょ揚げも安心感ありまくりの直球勝負な仕上がり。
青のり塩に付けて食べるんですが、シンプルに美味い。
砂肝は、出汁入りのたっぷり盛られた大根おろしの上にゴロンと10個くらい乗っかって登場。
多めの大根おろしのおかげか、思いのほかさっぱりいただけるのがうれしい。
出汁巻き玉子は少し味が薄めで物足りなかったですが、醤油をたっぷりかけると、こういうことかと。
これもアリ。
おにぎりは、かつおぶしやごまをまぶした混ぜご飯を焼いたもの。
砂肝と一緒に頬張りまくりで、あっちゅーまに全部完食!!。
どれもこれも美味しさで言えば衝撃的な料理ではないですが、何度も食べたくなるようなシンプルな構成と味付けで逆に基礎体力は高し。
店員さんの気遣いも丁寧だし、コミュニケーションもとりやすい。
名物の入店時の「おかえりー」、退店の「いってらっしゃいー」もグッド!!。
これは通える!!。
10位
1回
2012/11訪問 2013/04/13
今日の晩餐は、社会人になって初めて入社した会社の同期と後輩と。
場所は、渋谷~青山の狭間にあるクラブ、青山 蜂の近く。
青山 蜂とは、六本木通りを挟んで反対側くらいんとこ。
オーダーしたのは、前菜三種盛り、自家製パン、はまぐりのレモン・バター蒸し、豚肉のコンフィ ロースト野菜添え、サンマの釜飯、ペコロスとマッシュ・ルームのロースト・チーズかけ、コロダッチの焼きリンゴ&アイス・クリームとお酒各種。
▼前菜三種盛り
この日は、イクラの粕漬けと豆腐のカプチーノ仕立 ランプ・フィッシュ・キャビア添え、田舎風豚肉とレバーのパテ、キャロット・ラペ、焼きナスの冷製マリネをチョイスしていただきました。
前菜のカプチーノ仕立は、コンソメのジュレも乗っているモダンな和食をもイメージさせるような豆腐料理、口当たりがクリーミーでシンプルに美味しかったです。
パテは、一緒に頼んだパンとの相性バツグン!!、これぞフランス料理。
フランス風の人参サラダであるキャロット・ラぺ、ナスのマリネも基本中の基本、安心感のある美味しさ。
▼自家製パン
美味しかったので、思わずおかわりしました。
▼はまぐりのレモン・バター蒸し
あふれ出たスープがこの上なく旨味凝縮な感じが○。
これまたパンを浸して食べると、感動的な美味しさが!!。
▼豚のコンフィ
焼き&煮込みがばっちりで、トロトロのホロホロで非常に柔らかく、豚肉好きにはたまらん食感とお味。
緑黄色野菜、根菜が満載で、お体にやさしい(?)食材の組み合わせ。
▼サンマの釜飯
季節もののメニューだと言うんでオーダーした逸品。
この店名物のダッチ・オーブンで炊いたご飯もの。
付け合せの生姜の千切りと梅干をつまんで一緒に食べると、和食の炊き込みご飯そのもの。
▼ペコロスとマッシュ・ルームのロースト・チーズかけ
ペコロスという小玉ねぎとマッシュ・ルームにこれでもかとチーズがぶっかけられた、これもダッチ・オーブン料理。
チーズのおこげと塩味が最高な酒のつまみ。
▼コロダッチの焼きリンゴ&アイス・クリーム
最後に、このお店の一押しだというデザートの焼き林檎。
カラメルのコゲの香ばしさとアイスの甘さが相まった温か冷たい締めらしい締め。
結構、気を使ってくれる感じの接客だったので、特に女性にはウケが良さそうな感じでした。
個人的には、ほっといて欲しいタイプなんで、ノーコメント。
とは言っても、良いお店。
まだまだ、投稿し切れていないお店があるので、2012年度は暫定的なランキングです。来年にかけて、過去の訪問履歴を追加するので、最終版はまた、一年後。