味甘(みかん)さんのマイ★ベストレストラン 2012

味甘の食事

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味甘(みかん) (女性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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衝撃的に美味しかったイタリアンとフレンチ、あとはジビエのお店を選びました。
サイトの作り上順位がついてますが、実際は順不同です。

マイ★ベストレストラン

1位

イル プレージョ (代々木上原、代々木八幡、代々木公園 / イタリアン)

3回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2021/01訪問 2021/05/10

料理とワインの無限の組み合わせ

緊急事態宣言中でも
一番奥のテーブルでのお一人様なので
一切の不安もなく、寛いで過ごすことができました。

いただいたのはシェフのお任せディナーコース(11000円)に
ワインペアリング(ハーフ7000円)。

今回もイタリアンの技法に「和の素材」を絶妙に組み合わせたお皿を楽しみました。
特に前半は、野菜を多用した中で、鮎のうるか、5日干し大根など
「和」でアクセント付けしたお料理が。

そして後半になるとイタリアンの本領発揮。
秋田産ウサギのコルツェッティ、
アルバ産白トリュフ(←追加料金あり)のタヤリンはさすがの味。
一度で良いからそれぞれを山盛り食べて
お腹いっぱいになってみたい。

メインはビュルゴー家のルーアン鴨。
ビュルゴー家が飼育のノウハウを結集した
純血100%の原種でシャラン鴨のルーツになります。
柔らかいけど食べ応えのある肉質。

ウサギ、白トリュフ、ルーアン鴨、それぞれが育ち、狩られた景色が
目に浮かんでくるお料理になっていました。


ワインは支配人の高見真吾さんが注いでくださいました。
とても物腰の柔らかいかたになります。
前任の藤本さんがいらっしゃらなくなり初めてお会いしましたが
ワインも詳しく楽しく、一緒にタブレットでイタリアの地図を見ながら
ご説明いただけました。
シェフの繊細なお料理に北部のワインがとてもよく合っていたと思います。


今回もとても良い時間を過ごすことができました。
またお伺いいたします。
久しぶりのお伺いになりました。
お料理は岩坪シェフのお料理を存分に楽しみたかったので
フルフルでいただける、おまかせディナーコースBで。

イタリアンの技法に「和の素材」を絶妙に組み合わせたお皿で構成されていました。

ピエモンテ州伝統のタヤリンには白神山地産の山菜を合わせて。
オルツォット(押し麦のリゾット)の中には細かく切ったぶりがっこが混ぜてあり
最高の食感と風味を加え、それに初めて見るくらいの大きな蛍烏賊を合わせていただきます。
イタリア産仔牛には王様椎茸とそのクレーマを合わせて。
椎茸を、主役の仔牛を喰うくらいこんなに美味しいと思えるのは
私が日本人だからでしょうか。

そしてワインはもちろんソムリエ藤本さんにアッピナメントでお任せ。
藤本さん、信頼してます。
1杯の量は控えめで料理に合わせて色々なワインを注いでいただき
スペシャリテのカボチャとフォアグラには
すっきりとした中に甘みを感じるワインを合わせてもらいました。

おかげさまで最高の時間を過ごすことができました。
ありがとうございます。

金曜日の夜だったのでお店は満席で、ご接待らしきテーブルも。
外国籍のお客さまもいらしていて、藤本さんが英語で接客されていました。
高い期待を持ってこちらのお店を訪れる皆さんに
それを超える満足感を提供していただける本当に素晴らしいお店だと思います。

またお伺いいたします。
【2013年12月】

オープン1年で早々と星を一つ獲得。おめでとうございます。
予約の時点から「美味しい料理とワインを楽しみにしています」と期待を伝えてお伺いしました。

昨年と同じ時期に伺ったので似た素材でのメニューもありましたが前回とは全く違うものをチョイス。
また、それに合わせて藤本さんに次々とワインを注いでいただき無限のような組あわせに大満足。

スタッフの方も増え、これからが益々楽しみになった今回の食事でした。


【2012年11月】

中目黒のカシーナ・カナミッラで料理長をされていた岩坪シェフ(あ、イチロー!!(笑))と
天現寺のincantoでサービスをされていた藤本さんが新しくオープンされたお店です。
両店ともお伺いしたことがありとても良かったので期待満々で迎えたこの日。


お店:

代々木上原の駅前商店街を少し歩いたところにあるビルの2階にあります。

厨房を囲んでL字のダイニングスペース。
テーブルにはお花の代わりに茄子やパプリカなどの野菜が飾ってあり
ライトにはパスタが使われていたり、小物の一つ一つが凝っていて素敵です。


料理:

6500円のプリフィックスコースがメインですが
それらの選択肢をアラカルトでいただくこともできます。

今回はいろいろ食べたかったのでプリフィックスコースで。
アミューズ/前菜1/前菜2/パスタ1/パスタ2/メイン/プティフール/デザート/カフェ
という仕立てのコースでした。

どのお皿も本当に美味しいのですが衝撃的な出色は下記。

 ポルチーニ茸のベルベータ エビの旨味を添えて
 →秋といえばのポルチーニは非常に香りが高く、それを濃厚なスープとエビと一緒にいただきます。
  あまりの濃厚さにやられてしまいました。

 月の輪熊のラグーパスタ
 →臭みはなく旨味だけが濃縮された熊のラグーをパッパルデッレに合わせていただきます。
  上に掛けられた少量の小口ネギがまた全体の味を引き締めてくれます。 

他にいただいた秋トリュフのカリヤンもメインの鳩ももちろん唸るほど美味しい。
安定感のある、満足度最高のお料理でした。


お酒:

マネージャーの藤本さんにはincanto時代からワインのサーブをいただいているので
今回も本当に多種多様なイタリアワインの品ぞろえから我々の好みを踏まえて
料理にベストマッチのグラスワインをいろいろご用意いただけました。

でっかいワインセラーから真剣にワインを選ぶ藤本さん。信頼してます。


まとめ:

藤本さんは私たちがいただくワインの銘柄を都度シェフにフィードバックされてました。
シェフもそれを踏まえて料理の最終調整をされるのでしょうか。

料理もサービスも今まで一流のお店で腕をふるっていらした方々のお店ですので
全てにおいて華やかかつ安定感があり、リラックスして楽しむことができます。

代々木上原で食事をしたのは初めてでしたが、今後は季節ごとに通うことになりそうです。


  • しょりしょり
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

レストラン ヒロミチ (恵比寿、目黒、代官山 / フレンチ、野菜料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/09訪問 2012/09/29

乙女な内装とキリっとした力強い料理

「五十嵐一派の追っかけ」としてお伺いしてみたいと思っていたお店です。

お店:

ピンクのクロスが使われたテーブルは全20席とそう多くありません。
柔らかい雰囲気の店内は、やはり女性率高し。


料理:

店内は女性向けの柔らかい感じなのですが、出てくるお皿はキリっとして力強し。

前菜2皿、メインが魚・お肉の両方で構成される大変盛りだくさんのコースでした。
しかもデザートの前にサプライズのごとく予定になかったプチデザートが!感激。

 アミューズ・グール/本日のオードブル/温かい前菜/
 本日の鮮魚料理/メイン/予定になかったプチデザート/デザート/カフェと小菓子

ボリュームもすごいですが、一皿一皿とても丁寧に作り込んであり
出色はやっぱりメインのブルターニュ産鴨の燻製柑橘の香りで
素晴らしい火入れに絶妙な燻製と柑橘の香りをプラスした
初めていただく鴨料理でした。美味しかった。

あとデザートの桃のコンポートも、桃ってウーロン茶がこんなに合うんだと驚かされる逸品でした。


お酒:

食前酒(シャンパンを桃のシャーベットで割ったもの)と白と赤のグラスがセットになっていました。
食前酒はシャーベットがシャリシャリしていて感動的に美味しい。
白はスッキリした私の好みのど真ん中。赤も私が一番好きなGevrey-Chambertinでした。
シャンベルタンを注いでいただいた時、サービスの方が「今日は当たりですよ」とおっしゃってましたが
はい、その通りでした。ありがとうございます。

その他にも沢山のグラス用ワインが用意されているのが見えました。
今回私は予めワインは決まっていましたが、自由に選べる場合も沢山選択肢はありそうです。


まとめ:

ホントに美味しかったです。
ご一緒した方が「ロブションより良いかも・・・」とつぶやいたのも聞き逃しませんでした。
(私は恵比寿のロブションは未訪のためわかりませんが)

お店を出るときには小玉シェフまでお見送りくださって、こちらも恐縮です。

今回のコースには含まれていなかった
スペシャリテの人参のムースとコンソメジュレ、ブータンノワールをいただくために
ぜひまたお伺いしたいと思った訪問でした。


  • (説明なし)
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3位

deco (渋谷、明治神宮前、神泉 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/10訪問 2013/10/06

若きシェフは野山を駆ける

【2013年10月】

今年もジビエのシーズンが始まりました。ということでまずはdeco詣でからスタート。

今回の目玉はアナグマロワイヤル。アナグマはイタチの仲間とのこと。
ホロホロとした肉質で、それを濃厚なソースで煮込んである「これぞジビエ」の野性的な一品。
もうひとつは山鳥のパイ包み。今までこちらのお店でいただいたものの中で一番熟成していました。

いつも違うもので楽しませていただける、大好きなお店です。


【2012年11月】

今月はヤマシギ(ベキャス)をいただきに伺いました。

シギの肉は小ぶりですが非常に味が凝縮されていて、サルミソースなしでも十分なくらい。
なので「そのまま」と「ソースを付けた」ものの2wayで楽しみました。美味ーい。
相変わらず頭から真っ二つにされていて、シェフから脳味噌もどうぞと言われたので
まずは頭蓋骨部分からかぶりつきました(笑)

あと、猪のロースハムも熟成されていて脂身の部分まで味が濃厚で美味しかったなぁ。

食後にシェフとお話しして先週末の猟のお話しを聞き
そして来月の狩猟計画もお伺いしてお店を後にしました。
次の獲物を美味しくいただける日を楽しみにしています。


【2012年10月訪問時】

このお店のことを知ったのが今年の夏ごろ。
それ以来、ジビエのシーズンを心待ちに待って待って待って待って、ようやくの訪問。
ホント、待ちきれないってこういうこと。


お店:

ビオディナミコのお向かいの3階建てのビル。全て系列店ですが、地下1階がdeco。
入るとまずワインセラー。その奥に厨房に向かい合う形でカウンター席。その右側がテーブル席。
かなりこじんまりとしていますが、柔らかい照明で居心地の良い空間。

テーブル席は12名の大勢様のグループでしたが、グルメ会(オフ会?)的な集まりっぽかったです。
我々はカウンター席に着席。カウンターには熟成中のジビエたん達が!!ビジュアルに大興奮。


料理:

この日は山鶉と雷鳥が食べごろとのことで、「雷鳥のロースト 血のソース」を選択。
(カウンター上の写真、左から2番目の黒い鳥)

オーダーは一羽単位で、それを2人でシェアしました。
出てきたお皿は、まるごと一羽を調理して、それを頭から足先までを真っ二つにしたもの。
脳味噌まで食べてねってことかしら。しかし凄いビジュアル。。。
クセが強いとされる雷鳥ですが、そんなこともなく焼かれたものを濃厚な血のソースとあわせて
半身でもかなりの量なのに美味しくスイスイ完食。

その他は蝦夷鹿と月の輪熊のテリーヌを始め、秋らしいキノコや秋刀魚のお皿をおいしくいただきました。


お酒:

グラスシャンパーニュで乾杯の後、料理に合わせてソムリエール白仁田さんにいろいろ注いでいただきました。
白、赤ともに目の前に6本くらいボトルを並べて説明していただき好みに応じて選択。
熊、雷鳥という強い食材に合わせるため、力強いものを選びました。

また、お店に入ってすぐの立派なワインセラーには沢山のワインがストックされているので
ボトルの選択肢も相当なものだと思います。


シェフとソムリエール:

初訪問の我々のところへ途中シェフが御挨拶に来てくださいました。ご自身も狩りに出るそうです。
で、なんかお若く見えるのでお歳を聞くと30歳とのこと。えー!ビックリです。
とりあえず今年の冬に予定されているジビエのメニューをお伺いし、今後の訪問計画の参考に。

ソムリエールは、一言で言うとエレガント。美しい笑顔で落ち着いていて接客されていてとても心地よい。
今後の食べごろメニューをメールでご連絡いただけるようにお願いさせていただきました。


まとめ:

これだけの食材をドーン!と豪快に食べさせてもらえるお店に初めて巡り合いました。
居心地もサービスも良く、ワインも料理に合うものが沢山揃っている。

シーズンが来るのを待っていた甲斐があった。
今後もいろいろなジビエをいただくべく通います。


  • アナグマロワイヤル
  • アナグマ
  • ジビエ

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