レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2010/09訪問 2010/10/30
お店:
十番商店街に面した、トラットリア ケ パッキアのあるビルの最上階、9階にあります。
ケ パッキアと同じくらい広いのかと思ったら、最上階は面積が小さかったです。
私たちは今回もカウンターだけど、何より素晴らしかったのは
六本木ヒルズ~東京タワーを目の前に眺めるテラス席or窓側の席。
このビルの付近にはあまり高いビルがないため、解放感最高のパノラマ状態。
特にこの日は気候も過ごしやすかったので、窓があちこち「全開」。
あれ、うらやましかったッス。
そのほか、薄手のカーテンで仕切られた半個室もありました。
暗かったので半個室内がどうなってるか不明ですがお忍びの方向けですね。
料理:
す ご く お い し か っ た で す。
お店はカジュアルな感じでしたが、料理は本格。
どの料理を食べても自分の味覚の「美味しい」にドンピシャというのは
本当に食べている方も嬉しいものです。
イワシのマリネサラダ
→イワシが絶妙の塩加減。ドンピシャ。
ホウボウのアクアパッツァ
→お店のブログを拝見すると魚介に力を入れられているようで
このアクアパッツァもものすごくおいしかった。
こだわりのカルボナーラ
→クリームと塩の加減が絶妙。こちらも味覚の美味しさセンサーに直球状態。
デザート
→名前失念。ラムレーズンの入ったアイスクリーム。
甘酸っぱいソースをからめて食べます。これね、絶品。
その他グリッシーニとフォカッチャの盛り合わせも頼みました。
アツアツにして出していただいたので美味しかったけど、
これにオリーブオイルつけて食べたかった。
(西麻布のランデブーみたいに、塩とハーブ入りの)
次行った時は相談してみよう。
お酒:
まずはスパークリングで乾杯★
私の大好きな、泡が細かくて、すっきりして、遠くにほのかに甘みがある。
お代わりしてしまいました。
そのあとはメインの魚に合わせて白をグラスで。
白のグラスワインは1000円/杯で、1種類しかありませんでしたがおいしかった。
「すっきり辛口」派の私と「コクがある」派のお連れ様の二人が飲んでも
それに応える美味しさ。好みの違う2人が同時に飲んでも美味しいというのは素晴らしい。
サービス:
ご夫婦でやっていらっしゃいます。
なるほど、お似合いの美男美女。
カウンターに座ったのでシェフと奥様両方に接客いただきましたが
お二人ともさわやかでね~~。感じがよく似ていらっしゃいました。
シェフは以前ルーマニア大使館で料理人をされていたとのこと。
(奥さんも、時期は違うけどルーマニア大使館で働かれていたことがある)
総括して:
また良いお店見つけちゃった。
景色なしでも十分素敵なお店ですが、それをあの絶景を眺めながら楽しめるなんて。
ほんとにちょっとびっくりします。
こんなところにこんな眺めを楽しみながら美味しい食事ができるお店があるなんて、って。
※10月の気候の良い夜に再訪※
今度こそテラス席を狙っていたけど、先客がいらっしゃいました。うらやましい。
今回は
岩ガキ、海老を詰めた烏賊のトマト煮、
手長海老のトマトクリームリングイネ、仔羊の赤ワイン煮、デザート
をいただきました。
相変わらず、全ての料理が私の「”おいしい”のド真ん中」にバシっと入ってくる。
「ここがもう少しこうだったらな~」というのが一切無し。
本当に御見それいります。
岩ガキは採算度外視の6Pがとてもリーズナブルなお値段で。
いつもあの値段では出せないのではないかと思い、
あえてココには値段書かないでおきます。
なお今回、仔羊の赤ワイン煮は美味しくて巨大な骨まで手に持ってガリガリ齧りついたけど
単純に、このお店にそういう姿は似合わないと感じ(←迷惑客?)
次回からはやっぱりメインは魚介のアクアパッツァにしようと思いました。
3位
1回
2010/02訪問 2010/04/24
レビュー160件目にして、初の★★★★★(星5つ)です。
星5つをつけたくなるお店に出会える日を、ずっと心待ちにしておりましたが
そんな記念すべきお店は、今回自分の誕生祝いをしてもらうべく訪れた
こちらのエル・ブランシュとなりました。
お店:
麻布十番のパティオ脇の大丸ピーコックの向かいのビルの5階。
5階でエレベーターを降りると、オレンジの服のフロアの方が暖かく迎えてくれます。
奥が落ち着いたテーブル席のエリア。
そこを通ってカーテンを開けると、シェフズ カウンター。
落ちついたテーブルエリアと臨場感あふれるカウンターの前では
雰囲気がまったく違うので
ご自身がどういう状態で食事をしたいかを
あらかじめお店とよく相談して決められるのがいいでしょう。
ちなみにお連れ様はカウンターマニアなので、当然カウンター席にしました。
料理:
・前菜 プチトマトのクリーム詰め
・契約農家の無農薬野菜と水のジュレ
・魔法のフォアグラ
・シャラン鴨のロースト
・鳩
(正式名称不明。メニューに載ってなかったと思うけど、事前に食べたいことは伝えおいた)
・デザート バースデー演出付き
をいただきました。
⇒フォアグラ
とろける。みんなが絶賛の理由がわかる。
目の前で調理されるので、その過程も楽しい。
⇒もうひとつのお目当てだった鳩。
ある巨匠ブロガーが「この鳩を食わずして、鳩を語ることなかれ」と書かれているのを
拝見したことがありますが、そのとおりです。巨匠ブロガーを信じて正しかった。
ちなみに私の鳩のお皿には、レバーやハツも使われていました。絶品。
⇒鴨
公私に渡り世界中でおいしいものを食べ回ったお連れさまをして
「いままでこんな美味い鴨食べたことない」を言わしめた逸品。
その他も全て当然おいしかった。
お酒:
シャンパンで乾杯の後、ブルゴーニュの赤(シャンベルタン)をボトルでいただきました。
この赤がまろやかで非常においしく、鴨と鳩の味をさらに引き立てる
大当たりのワインでした。
たぶん1万円くらいだったと思われ。お値段以上の満足度の高さ。
総括:
シェフと会話を楽しみつつ、鉄板でのすばらしい調理を眺めつつ
おいしいものをいただくことができて、カウンター席で正解だったと思います。
今回初めて星5つをつけたい、と思ったのは
料理だけじゃなくて、それ以外の全てが融合して
最高の状態だったからなんだなぁと。
最後に誕生祝いとしてバラを一輪いただき、幸せな気持ちでお店を後にしました。
ブックマークしてから1年近くたつもののなかなかチャンスがなく
お盆真っ最中の8月13日(金)にようやく訪問がかないました。
みんな帰省とかで付き合ってくれないので、この日記念すべき御一人様デビュー。
でも、きっと一人でも大丈夫だろうと思って。
お店:
とっとと仕事を切り上げて18時過ぎに入店。
この日最初のお客だったため、皆さんで丁寧に迎え入れていただけました。
入ってすぐがテーブルのあるフロア
奥にキッチンに向かい合ったカウンター席。
内装は全体的にインテリアやワインがいろいろ置いてあって
それらがギュッとかわいくまとまっている感じ。
オーナーソムリエのイメージそのもの。
グラスもカトラリーもものすごくかわいくて、お見事。
料理:
3800円のコースにしました。
そんなにたくさん食べれない私としてはこれでちょうどよかった。
・フォカッチャ
→塩とハーブが入ったオリーブオイルにつけて食べるんだけど、最高。
・つきだし(タコと野菜のマリネの串刺し)
・前菜(田舎風パテ)
→味もしっかり、量も多く、付け合わせのプルーン?までウマシ。
・メイン(ブイヤベース)
→看板メニューだけあって、素材も味も最高。
・デセール(桃とアイス)
→美味しさのため一瞬で完食。
をいただきました。
他にもいろいろ美味しそうなメニューもありましたが、
初回のため、まずはすべて選択肢の一番上に載っているお店のイチオシから選びました。
フォンダンショコラが食べてみたかったのですが、夏は食べられないらしいので
それはまた寒くなってからですね。
いずれにせよ全てものすごくおいしかったです。
ハーブが要所要所に絶妙に使われていて、記憶に残る味。
これから通って全種類を制覇をしたいと思います。
お酒:
一杯目はスパークリング。これがとてもおいしかった。
すっきりしてほのかに甘みもあって。最後までこれで通してもよかったくらい。
2杯目は田舎風パテに合わせる赤ワイン。
ちゃんとオーダーする前にテイスティングさせてもらえました。
3杯目がブイヤベースに合わせる白ワイン。
何も好みを伝えてないのに、私の好みドンピシャのものでした。
オーストラリアワインそのものが私の好みにあうのでしょうか・・・
これは今後お店に通って確認したいと思います。
総括して:
こんなに前から「行きたい」と思っていたのに
なんでもっと早くお伺いしなかったのか、後悔。
総合評価は★4.5と表記していますが、実際は限りなく★5に近い★4.9です。
西麻布に大好きなお店が加わりました。
ちなみに、かなり酔っ払っていて、そのまま近所の浅乃にフラフラと乱入し、
シンコの握りと日本酒をいただき速攻去りました。
浅乃の板さん(ヒロシ)も私が一人で突然現れてビックリしてた。ハハ。
※その後再訪して、写真追加してます。フォンダンショコラも食べた~♪