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きゃおりん。のレストランガイド
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きゃおりん。 (女性) 認証済
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1回
昼の点数:4.5
2013/08 訪問
ミシュラン店『Les enfants gates(レザンファン ギャテ)』|きゃおりん。の幸腹手帖
August28,201308:30:44ミシュラン店『Lesenfantsgates(レザンファンギャテ)』テーマ:【フレンチ・ビストロ】代官山と渋谷の間に位置するミシュラン店『Lesenfantsgates(レザンファンギャテ)』でおランチ。「テリーヌ」を主体とした珍しいフレンチのお店。テリーヌというと、ワインのつまみやなんだかわき役のような印象さえもってしまいがちですが、そのテリーヌに敢えて特化してメインにもってくるというこの斬新なコンセプトに、非常に興味がわきます。でもよくよく考えたら、テリーヌって、色んな食材がギュッと凝縮されていて、かなり手が込んでいるフードです。お店は、以前にもご紹介したことのある『ChezAZUMA(シェ・アズマ)』のスグ近くにひっそりと佇んでいます。本当に静かなこの通り。その中でも一際重厚感が漂う入口に、気迫さえ感じられます。扉を開けると、向こう側は明るく、温かみ溢れた、でも品があって落ち着いた空間が広がってました。卓上もまるでアート。一つ一つのテーブルに配されたガラスのオブジェたちはそれぞれ異なっていて、それを見ているだけでも心まで優雅な気持ちに。まずはドリンクメニュー。ノンアルコールワインなど、色んなドリンクがある中、やはりここは料理をしっかりと味わいたいので、「ミネラルウォーター オレッツァ(ガス入り)フランス 硬度664/840円」チョイスしたランチのコースは「ムニュ ボンヌ テリーヌ/3990円(サービス料別途)」 -アミューズ・ブーシュ -スープ -テリーヌ -グリーンサラダ -デザート -ドリンクという構成です。最初のアミューズ・ブーシュは、軽めのテリーヌから。鹿児島の一本釣りの鯵を包んだテリーヌはびっくりするくらいプリップリで弾力のある食感。このサイズでしっかりとこの歯ごたえを感じられるところに新鮮さと身の引き締まり具合が伝わってきます。そこに上にトマトのシャーベットがトッピングされていて、酸味とシャリっとした舌触りがアクセントに。周りのソースがキュウリというところもまた珍しい組み合わせで、フレッシュで爽やかな印象と斬新さを感じた一品でした。こういうコースのパンは、パンにうるさいワタクシとしましては、大概の割合で低評価になることが多いのですが、コチラに関しては、その一般的な評価が覆される結果となりました。一言で申し上げますと、手を抜いていません。最初にサーブされたプチバゲットに関しては、まず、最後まで表面の「バリッ」という音が消えることなくカリカリに焼かれていて、小麦の香りがぷわわ~んと鼻からも口からも・・・いっぱいに広がります。せっかく温かい状態で提供されても、少しづつ食べていると結局冷めてしまって食感も一口目と異なってしまうのが嫌で焦ってバクバク食べてしまいがちなパンですが、熱々度合も求めていたレベルで、最後まで食感も美味しさも崩れることなくいただけました。また、乾燥オリーブを添えたバターと一緒にいただくとより一層味に深みがプラスされますね。お次のスープです。カボチャのスープに浮かんでいる泡は、なんとフランス最古のブルーチーズ‘ロックフォール’しかも枝豆がゴロゴロと隠れていました。コクのあるカボチャに、ブルーチーズの独特の香りが本当にいい具合に調和して、無難になりがちな味にアクセントをつけていて、見た目でも楽しめたスープ。この意外な美味しさは本当にクセになりそうなくらい美味で、一番印象に残った一皿になったかもしれません。お替りでサーブされる異なるパンも、バゲット同様、好評価は変わりませんでした。もっちりとした食感に少しオーツっぽい香りも漂います。2個お替りしちゃいました。メインのテリーヌは選択性で、今回ワタクシがチョイスしたのは、料金を少し追加して「オマール海老とウイキョウ、玉葱をアンチョビ風味の緑のソースで(+525円)」おぉ~!!見た目もアート。美しい。テリーヌとは思えないくらいび~っちりと具材が詰まっていて、崩れないどころか、密着度合の強さが半端なくてなかなかカットもスムーズにいかないくらいでした(笑)ぷりっぷりで強い弾力感を放っていた海老さん。そこに玉ねぎの甘味とケッパーの酸味と、そしてバジルの風味が一体となって、さっぱりとした中に色んな香りや味が入り交じったワンプレート。ショットグラスに入っていたのは、そのままでも、テリーヌのソースとしてもいただけるオレンジと人参のムース。コチラは強いクミンの香りがして一気にエスニックテイストに。同行者や注文していたこの季節限定の「~夏の風物詩~活〆鱧と長芋、インゲン、水菜 梅肉のヴィネグレットソースで」コチラも見た目も芸術作品です。テリーヌでお腹も満たされるのか心配でしたが、けっこう満腹感はあります。グリーンサラダにはアーモンドといった、砕いたナッツも散りばめられていて、シンプルな中に、歯触りというところでワンアクセントつけていました。食後のコーヒーとティーに関しては、一つ一つ実際に香りを嗅いで選んでください、ということで、じっくり吟味します。最初から最後までテリーヌづくしの、白桃のテリーヌそしてワタクシのデザートは・・・ホワイトチョコレートの冷製スープに・・・薄い円盤状のサクサクビスケット生地の下からマンゴーアイスがお目見え。大きめのタピオカがプカプカ浮いている中、出没したのがなんと・・・ラビオリ!!シャキシャキっとしたフレッシュな歯ごたえが活きたフルーツが中に潜んでいました。あまりの不思議すぎる独創的なアイデアで圧巻のデセール。チョコレートスープといっても、チョコレートの香りがほんのりするかな~?程度のあっさりとした甘さ控えめなチョコスープ。カシスとレモンのサクサクメレンゲ一口菓子で最後は〆ます。空間、味、見た目、サービス。全ての完成度が非常に高いところが、さすがミシュラン店だと改めて感じられた、そんな一軒でした。そうさまでゴザイマシタ~~■Lesenfantsgates(レザンファンギャテ)■〒150-0033東京都渋谷区猿楽町2-3■03-3476-2929■http://terrine-gates.com/index.htmliPhoneからの投稿
記事URL:http://ameblo.jp/sugimarikyaorin/entry-11599543879.html
2013/08/28 更新
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家族・子供と
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日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
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カウンター席
ソファー席
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August28,201308:30:44ミシュラン店『Lesenfantsgates(レザンファンギャテ)』テーマ:【フレンチ・ビストロ】代官山と渋谷の間に位置するミシュラン店
『Lesenfantsgates
(レザンファンギャテ)』でおランチ。
「テリーヌ」を主体とした
珍しいフレンチのお店。
テリーヌというと、ワインのつまみや
なんだかわき役のような印象さえもってしまいがちですが、
そのテリーヌに敢えて特化してメインにもってくるという
この斬新なコンセプトに、
非常に興味がわきます。
でもよくよく考えたら、
テリーヌって、色んな食材がギュッと凝縮されていて、
かなり手が込んでいるフードです。
お店は、以前にもご紹介したことのある
『ChezAZUMA(シェ・アズマ)』の
スグ近くにひっそりと佇んでいます。
本当に静かなこの通り。
その中でも一際重厚感が漂う入口に、
気迫さえ感じられます。
扉を開けると、
向こう側は明るく、温かみ溢れた、
でも品があって落ち着いた空間が広がってました。
卓上もまるでアート。
一つ一つのテーブルに配されたガラスのオブジェたちは
それぞれ異なっていて、
それを見ているだけでも心まで優雅な気持ちに。
まずはドリンクメニュー。
ノンアルコールワインなど、
色んなドリンクがある中、
やはりここは料理をしっかりと味わいたいので、
「ミネラルウォーター オレッツァ(ガス入り)フランス 硬度664/840円」
チョイスしたランチのコースは
「ムニュ ボンヌ テリーヌ/3990円(サービス料別途)」
-アミューズ・ブーシュ -スープ -テリーヌ -グリーンサラダ -デザート -ドリンク
という構成です。
最初のアミューズ・ブーシュは、
軽めのテリーヌから。
鹿児島の一本釣りの鯵を包んだテリーヌはびっくりするくらいプリップリで弾力のある食感。このサイズでしっかりとこの歯ごたえを感じられるところに新鮮さと身の引き締まり具合が伝わってきます。
そこに上にトマトのシャーベットがトッピングされていて、酸味とシャリっとした舌触りがアクセントに。
周りのソースがキュウリというところもまた珍しい組み合わせで、フレッシュで爽やかな印象と斬新さを感じた一品でした。
こういうコースのパンは、
パンにうるさいワタクシとしましては、
大概の割合で低評価になることが多いのですが、
コチラに関しては、
その一般的な評価が覆される結果となりました。
一言で申し上げますと、
手を抜いていません。
最初にサーブされたプチバゲットに関しては、
まず、最後まで表面の「バリッ」という音が消えることなくカリカリに焼かれていて、
小麦の香りがぷわわ~んと
鼻からも口からも・・・いっぱいに広がります。
せっかく温かい状態で提供されても、
少しづつ食べていると結局冷めてしまって
食感も一口目と異なってしまうのが嫌で
焦ってバクバク食べてしまいがちなパンですが、
熱々度合も求めていたレベルで、
最後まで食感も美味しさも崩れることなくいただけました。
また、乾燥オリーブを添えたバターと一緒にいただくとより一層味に深みがプラスされますね。
お次のスープです。
カボチャのスープに浮かんでいる泡は、
なんとフランス最古のブルーチーズ‘ロックフォール’
しかも枝豆がゴロゴロと隠れていました。
コクのあるカボチャに、
ブルーチーズの独特の香りが
本当にいい具合に調和して、
無難になりがちな味にアクセントをつけていて、
見た目でも楽しめたスープ。
この意外な美味しさは
本当にクセになりそうなくらい美味で、
一番印象に残った一皿になったかもしれません。
お替りでサーブされる異なるパンも、
バゲット同様、
好評価は変わりませんでした。
もっちりとした食感に
少しオーツっぽい香りも漂います。
2個お替りしちゃいました。
メインのテリーヌは選択性で、
今回ワタクシがチョイスしたのは、
料金を少し追加して
「オマール海老とウイキョウ、玉葱をアンチョビ風味の緑のソースで(+525円)」
おぉ~!!見た目もアート。美しい。
テリーヌとは思えないくらいび~っちりと具材が詰まっていて、崩れないどころか、密着度合の強さが半端なくてなかなかカットもスムーズにいかないくらいでした(笑)
ぷりっぷりで強い弾力感を放っていた海老さん。
そこに玉ねぎの甘味とケッパーの酸味と、
そしてバジルの風味が一体となって、
さっぱりとした中に色んな香りや味が入り交じったワンプレート。
ショットグラスに入っていたのは、
そのままでも、テリーヌのソースとしてもいただける
オレンジと人参のムース。
コチラは強いクミンの香りがして
一気にエスニックテイストに。
同行者や注文していた
この季節限定の
「~夏の風物詩~活〆鱧と長芋、インゲン、水菜 梅肉のヴィネグレットソースで」
コチラも見た目も芸術作品です。
テリーヌでお腹も満たされるのか心配でしたが、けっこう満腹感はあります。
グリーンサラダには
アーモンドといった、砕いたナッツも散りばめられていて、
シンプルな中に、歯触りというところで
ワンアクセントつけていました。
食後のコーヒーとティーに関しては、
一つ一つ実際に香りを嗅いで選んでください、
ということで、じっくり吟味します。
最初から最後までテリーヌづくしの、
白桃のテリーヌ
そしてワタクシのデザートは・・・
ホワイトチョコレートの冷製スープに・・・
薄い円盤状のサクサクビスケット生地の下から
マンゴーアイスがお目見え。
大きめのタピオカがプカプカ浮いている中、
出没したのがなんと・・・
ラビオリ!!
シャキシャキっとした
フレッシュな歯ごたえが活きたフルーツが
中に潜んでいました。
あまりの不思議すぎる独創的なアイデアで圧巻のデセール。
チョコレートスープといっても、チョコレートの香りがほんのりするかな~?程度のあっさりとした甘さ控えめなチョコスープ。
カシスとレモンのサクサクメレンゲ一口菓子で
最後は〆ます。
空間、味、見た目、サービス。
全ての完成度が非常に高いところが、さすがミシュラン店だと改めて感じられた、そんな一軒でした。
そうさまでゴザイマシタ~~
■Lesenfantsgates(レザンファンギャテ)
■〒150-0033東京都渋谷区猿楽町2-3
■03-3476-2929
■http://terrine-gates.com/index.html
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