こいのぼりさんのマイ★ベストレストラン 2013

今年のマイベストに入るであろうお店を発見！メインのお肉はもちろん、他の料理も
◎で、面白いお酒もありCPも良いし、肉好きならぜひ伺っていただきたいです。

最近意識的に伺っているのが肉バル・肉ビストロ。
焼肉ばっかの肉料理にもそろそろ限界を感じ始め（牛を食せる量が落ちてきた）
新しいジャンルの開拓をしている次第です。

福島はほんと色んなお店がありますね。
こちらも詳しいことは分かりませんが、オープンして間もないかと思います。

急遽の食事、仕事終わりの当日予約でも入れましたが、ほぼ満席でございました。
カウンターでのお食事です。

基本はメインディッシュを作ってもらっている間に、いくつか他の料理を楽しみ
メインを食べた後に締めといった流れのようです。

タスマニア産仔羊の炭火焼をチョイス。それとボリューム抑えめのフランス産
うずらの炭火焼も食べましょう。

その間に前菜盛り合わせと夏野菜のサラダをいただきます。
別で頼もうと思っていた豚肉のパテをはじめ、他に５種類も盛られた前菜は、
普通に美味しくいただけて、これでもお酒が１杯飲めてしまう？

夏野菜のサラダ、自分はトマトが嫌いなのですが、こちらのトマト、スパルタトマト
という銘柄の使用しているようで、試しに食べてみたら。。。うまーい！
とっても甘く、真ん中部分の緑色っぽいどろっとした部分がないので平気でした。
他にも水茄子など、どれもみずみずしい野菜たちでした。

さて、こちらのドリンクにスパークリングワイン＋果汁＋リキュールのドリンクが
ありまして（総称失念）頼んだ２杯の美味しいこと！どちらも酒が苦手な方でも
とっても飲みやすいと思います。自分も甘いのが好きですし、スパークリングワインの
おかげで炭酸も入っているし、そして450円という安さも素晴らしいです。

うずらがやってきました。
細い骨にしっかりとした身がついていて、このビジュアルみると、あーうずらだ！なんて
思いますねぇ。当たり前なんだけど。
食べてみるとじゅわっと肉汁が出てきますね。普通の鶏のもも肉のような滑らかな
舌触りとは違う、ちょっとしっかりとした食感がいいですね、もちろんジューシーです。

あとは仔羊のみ。
わー、ボリューム満点のお肉が登場です。とってもレアに焼かれていて、食べにくい
臭みはありません。とっても柔らかい赤身を噛み締めながら、その時に感じる仄かな
クセが、仔羊を食べているんだなーと思わせてくれます。
脂部分も食べやすいですよ。牛と違ってしんどくないのがいいですねー。

肉はどちらも塩の味付けくらいしかしていないと思います。
肉質・旨味をしっかり堪能することができました。

お店の方もみなさん気さくで（全員ではなかったか）何を頼もうか悩んだ時は
聞いてみれば丁寧に答えてもらえると思います。
帰りもしっかり見送ってもらえました。

お客さんは女性がメインで、この雰囲気なら女子会でも使えそうな気がします。
ただ、換気がいまいちなのか入り口をたまに開けないと煙が充満してくるのが残念か。
美味しいものいただけているので、一部カウンター席以外は気にならないかとは
思います。

久々に満足度の高いお店に出会ったなー◎

とっても狭い店内、１人で切り盛りされるから時間がかかる、といったマイナス
要素をいとも簡単に打ち消してくれる極上の料理たち。2013年マイベスト候補。

あまりこういうジャンルのお店に行くことはないわたくし。
行くとしても特定の連れとのみ。でもそのたびに日本酒と一緒に食べる
料理も悪くないなぁなんて思っておりました。

今回は初めてパターンを変えて、別の連れとの食事でチョイス。
場所がちょいと難ありですが、そんなに気にする必要もないでしょう。

最初に書いたとおり、とってもお店は狭いです。カウンターのみ。
そこに１人でお店をされておりますから（週末は女性補助がつくらしい）
混雑時は提供に時間がかかります。
何かと待てない方には居心地は良くないと思われます。

それでも、料理をいただいた後はまた行きたいってきっと思うことでしょう。

基本的には刺身も天ぷらも盛り合わせをベースに頼めばよいかと。
天然魚盛り、1,000円で６種の魚介を２きれずついただけて、鮮度も申し分無し。

人生で初めて美味しいと思ったツナサラダは、ポテトサラダとのセットで
いただいて欲しいです。
ふわっとしたツナが絶品です。

キスの天ぷらは３種の塩でいただきます。いやーうまい！

ここでやっと日本酒を注文（最初は梅酒）
飲みやすいのでーってお願いしたら出て来ました。
今でも料理と別に単独で飲んでしまうけれど、柔らかい甘みもあってグー。

さーここで馬刺が登場。
けとばし屋チャンピオンをはじめ、とっても美味しい赤身の刺身を提供
してくれるお店はあるけれど、これほどの綺麗なサシの入ったのは初めて。

しばらく時間を置いてからいただくと、甘みとともに肉がとろけていくのを
実感することができるでしょう。
欲を言えばもう少し厚い方がいいけど、この価格で提供できる限界のところ
だそうです。

こちら、例えばわさびはゴロー氏ご自身で静岡まで行って仕入れたり（確か）
馬刺に添えられていたにんにくのしょうゆ漬けなど、随所にこだわりを
お持ちでして、これもまた素晴らしい脇役たちなのです。

野菜＆魚介天ぷらも２人前を1000円以下でいただけます。
終盤に頼めば充分な量。何食べても美味しかったですよ。ほんと。

最後に頼んだ麻婆豆腐。
連れは、今まで食べて来た中でいちばん美味しいと言っておりました。
豆腐も自家製、山椒もだったかなぁ。ちょっと味の違いを忘れてしまったが、
中華料理店のそれとは明らかに違う味で、更にそこらのと比べても
こちらの方が全然美味い。
再訪した際には更新させていただきます。

最後に飲んだりんごジュース。
これも他ではそうそうお目にかかることはないんじゃないかゴロー氏が言う、
みかみ家のりんごジュース。
濃縮還元のとは全く別物の、とっても優しい甘みのあるジュースです。

これ、大学時代にお気に入りだったお店でも扱っていて、９年ぶりの再会。
（今は閉店。わたくしが５年前に食べログに載せてます）
いやーまさかこんなところで飲めるとは！

ってなことで、本当に大満足の料理と飲み物たち。
ゴロー氏も忙しく料理されている中、お客さんと楽しいコミュニケーションを
取られております。

お一人様の常連さんもおりましたし、ここはほんと、再訪したいお店です。
こういうジャンルはまだまだ未熟ですけど、色々巡った中でも上位に
居続けるのではないでしょうかね〜。
天満のやまなかも素晴らしかったし、ちょっとずつこういう
お店の良さも分かってきたわたくしです。

なんて言うのは美味しそうな表現じゃあないですね。個人の物差しで言えば、今まで食べて
きたピザの中ではトップ３に入っています。予約必至で関西屈指。黄金ソースに驚き！

開店前にはいっつも予約のお客さんで前の道が溢れかえっておりますこちら、
１週間前に12時スタートで予約しておりました。
入ったのは最後でしたが、カウンター＆窯の前に座ることができまして。
一番の特等席じゃないですか◎

せっかくの兵庫ですし、D.O.C.にしましょうなんて思っていたけど、ナポリの黄金
トマトソースを使用した、マルゲリータ・ドゥオーロをチョイス。
もう１枚はビスマルクです。この日のランチメニューになっていました。
（サラダ・ドリンクがランチセットとしてついております）

こちらの生地は、他の認定店やナポリピザのお店と比べたら薄め？
口に当たる瞬間〜噛み切る間の食感が心地よく、具材とのハーモニーが秀逸。
厚手のパスタ生地（ラザニアと言った方がイメージに近いでしょうか）のよう。
色々と計算されているんでしょうね。
生地自体の味わいは淡白だと思います。

ビスマルク。。。美味い！
トマトソースがないメニューは複数で伺う際は必ず頼んでいただきたいと思うのですが
（自分はピザ＝お一人様メニューのひとつ）
こちらはお子さんも喜びそうな一品。何で半熟卵と絡めていただく料理って幸せを
感じるんでしょうね。言い過ぎか。

ドゥオーロ。。。美味い！！！
最初、黄金の意味って黄金比が絡むソースだと思っていたら、まさかの黄色いトマトソース！
テンション上がりますね◎
食べてみると、酸味はほとんどなく、甘みの強いソースです。これいいですね〜。
さらにフレッシュトマトも窯で焼かれているので甘みが増し、バランス感ばっちりの生地と
水牛モッツアレラやバジルとの五重奏が最上級の美味さを提供してくれました。

欲を言えば、生地の味わいが今回はよく分からなかったので（不満ではない）次は
そっちを意識してみたいですけどね。とあるお店で食べた生地の味が余りに凄くて、
以降はどうしても比較してしまうんですなぁ。

前菜盛り合わせやスイーツ（塩ミルクジェラート）も◎でした。
特に後者丸ごとお持ち帰りしたかったー。まろやかな塩分の後に濃厚なミルクの甘さ。
なのにさっぱりしていて、毎日食べたい！

目の前で焼いているので、ライブ感もバッチリでした。
１分30秒前後、窯の中に入れて焼いておりましたよ。

予約すれば確実に入れます。ただ、しなければ確実に入れません（開店同時では）
店の前のお客さんの多さにずっと敬遠してきたのが、本当に悔やまれます。
まだまだ食べてみたい関西のピザ屋さんはありますが、今の時点ではナンバー１です。

他の方が「肉食系ビストロ」と仰っていますが、まさにこのお店を端的に表しているかと。
色んな肉の味わい方を楽しめて、味も極上のものばかり。2013マイベストに入るお店です。

靱公園の北側、京町堀界隈は引越先の候補にも入れていたエリアで、仕事帰りに途中下車→
食事をしたいなぁなんて思っておりました。
肉を食べたい！って思っていたら何とも興味深いお店を発見。最初にも書いた、
「肉食系ビストロ」というタイトルを書かれていたレビュアーさんの、その言葉だけで
充分に魅力を感じての訪問です。

頼んだ料理は３品＋デザートですが、お腹は充分に満たされます。
豚の田舎風パテは必ず食べていただきたい一品で、リーズナブルなお味見サイズが
あるのがとっても嬉しい。今回がそのサイズですが、充分なボリュームがあります。

味は今まで食べてきたパテの中でも一番のお気に入りかも。
肉の旨味が強烈で、これは豚肉なのか？って思うほど。食感も滑らかとかではなく、
ごつごつというか、ワイルドな仕上がりでハンバーガーにしても間違いなく旨いはず。

次に出て来た豚肉の総菜盛り合わせ。こちらでも５種類ほどの豚料理が
いただけますが、どれも絶品で、特に印象的だったのがブーダン・ノワールという
血のソーセージ。クセがあるのかと思っていたけど食べやすく、別の意味でクセになる
一品でしたね。ご自身の舌で確かめていただきたいです。

メインで頼んだ、鴨胸肉のローストともも肉のコンフィ。
ともに臭みなんて全然なく、とっても柔らかい前者と、パリパリの表面とホクホクの身の
後者が、食べる楽しさを与えてくれるのは間違いないでしょう。
ボリュームもしっかりで、充分な満足度を得られるはずです。

締めのスイーツ、自分はヴァシュラン。メレンゲを固めて作ったお菓子です。
ショートケーキのような味わいです。スポンジがないので、お腹いっぱいでも
さくっといただけるのが嬉しい。
そこらのケーキの味は軽く凌駕しておりました。

靱公園沿いとは言え、西側エリアになるので若干交通の不便さはあるものの、
それを補って余あるクオリティーの料理に、胃も心も満足できるのは間違いないです。
全体的に肉の料理が多いので、頼み方とその日の気分（何を食べたいのか）
だけ気をつけていただければよいかと思います。

あー、肉食系ビストロっていうタイトルつけたかったなぁ。

(2013.12再訪)熟成牛恐るべし！最近の牛肉の中では一番のクオリティ。他の料理も
抜かりないし、雰囲気も抜群。ランチでもばっちり味わえますよ◎2013マイベスト。

引越してきて以来、ランチでは近場のお店に伺ったものの、なかなか夜は
お一人様の勇気が出ず、結果、昼でも行けるようなお店にたまに行く程度。

お一人様でも入れそうなお店に向かう途中に見つけたこちら、
最近は黄色いネオンだったり、電球で店名が表現されたところに惹かれる
傾向がありまして、まさに今回もそのタイプ。

見てみると熟成肉を使った料理のお店とのこと。カウンターに
お一人様もおられたので入ってみることにしました。

最初はハンバーグの予定も、白飯が欲しくなりそうだし、赤身肉のグリルをチョイス。
提供に時間がかかる（30分くらい）ということで、豚肉と鴨のパテをいただきます。

おー、美味しいじゃないですかー◎鴨のせいなんですかね、最近食べたパテと
比べると香りが違ったような？？でも滑らかな舌触りと肉々しさをしっかり
感じることができて、ビストロ・デ・シュナパンでいただいた以来の
満足度かも。

グリルが出てくるまでぼーっと待っていたら、店主が水牛モッツアレラチーズを
サービスしてくれました。
東京のお店で作られたもののようで、なかなかお目にかかるものではないとのこと。
ベリーを下に敷いて、甘いソースと一緒にいただくのですが、これまた美味しい！
チーズはクセは全くなく、無駄に水分がないのでソースとの相性もよくて
スイーツとしても充分すぎるほどに成立する一品。

この日はメニューには記載していない、裏メニューのような扱いだった模様です。

しばらくしたらメインのグリル到着。
熟成牛って数年前から食べてみたいと思うも、長居のお店を人におすすめしたりとか、
福島のお店に伺ってみたら休みだったとかで自分自身は食べたことのなかった食材。

食してみると、とっても柔らかく、旨味が凝縮されたお肉でした。
最近、似たような肉の塊といったタイプのステーキをいただいておりますが、
どれも意外に固かったりして、満足度は決して高くなかった（部位はイチボとかモモ）
のですが、こちらのは60日の熟成のおかげなのか、噛むたびにジュワッと溢れる
肉の味わいと、それを容易く感じることのできる肉質に、あっという間に150gの
肉塊がなくなってしまいました。
最近の牛肉の中で、久々にまた食べたいと思える料理です。

恐らく他のメニューも期待してよさそうです。
雰囲気もいいし、この一画はまるで恵比寿を思い出させてくれました。

平日限定のランチ。
数ヶ月ぶりの訪問＆スーツ姿でもお店の方は覚えてくれておりました。
今回はハンバーグをチョイス。

成形したものを焼く→オーブンで二度焼きを経て提供されたそれは、
しっかりとした食感で、肉を喰らう感がばっちり。せっかくの熟成肉、ミンチ
だとどうかなーなんて思っていたら、そもそもタイプが違っていて、
流石の仕上がりでした。

野菜サラダもたっぷりで、女性のお客さんが多かったけれど、ウケもいいでしょうね。

食後にはスイーツつき。
ちょっとサービスしてくれました。いい梨が入ったと。
（この日の通常はガトーショコラでした）
確かに、みずみずしさが抜群で、果物を好んで食べない自分も、これはうまい！
って思えました。

マスターはお客さんにはとっても対応がいいのですが、店員さんには
厳しいようで、目の前の調理場でやり取りされている姿は、あまり客前では見せて
欲しくないなぁとも思ったり。

またゆっくり夜に伺おう◎

(2013.10再訪)自らの意思では入ることのなかったであろう、シンプルな料理の中に
◎な美味しさが詰まった良店。えびパン必食！男性客多いのは。。。なるほど〜。

もともとは連れがご飯奢ってくれるってことで伺ったお店。
最初は正直、そこまで魅力的なお店に見えませんでした。
というか、相手のことを考えたら、こういうところを選ぶのが意外でした。

外観は古びた喫茶店のようです。
ところが中に入ってみると意外に雰囲気があっていい感じ。

こちらはえびパンが人気のようです。
中華料理でもあるようで、揚げるのが主な調理法とのことですが、こちらのは
鉄板で焼いて提供されます。

意外にエビのすり身でしょうか、たっぷりバケットの上にのっていまして、
外はカリッと、中はぷりっとした食感で、エビの旨味が凝縮された、初めて食べる味。
これはこちらの看板メニューだと思います。必食です◎
個人的には今回の料理ではいちばんお気に入りです。

その前にいただいた前菜の盛り合わせ。
アンチョビのピザは久々にクリスピー生地でいただきましたが、アンチョビがしっかり
利いていて美味ですし、ミートローフの肉々しさもよい感じ。
これだけでも満足できますね。

ラムチョップは専門店顔負けのジューシーさと、ほんの少し感じる独特の香りが
たまらないし、イカとクレソンの鉄板焼きは、後者を初めて主役としていただきましたが、
箸が止まらない美味しさでしたよ。

カウンターの上のかごにマッシュルームなどの食材が置かれていました。
締めにパスタをいただこうと頼んでいた時、お連れ様がそれを入れてくださいと
お願いした＆調理している時に、茄子が好きなんだよねーと同じく言っていたら、
茄子もさりげなくたっぷり入れて提供してくれたパスタ。ペペロンチーノです。
これもまた美味しすぎて、調理法を聞いたら、忘れてしまったけれどシンプルで、
ここまでできるものなんだーと感心。

直近ではお酒を中心にちびちびと料理をいただきました。
豚肉のバルサミコ煮とか、トリッパのトマト煮の煮込み料理は初めていただくも
これまたとっても美味しい！後者はやや薄味で、もう少し。。。っていう意見も
あったものの、個人的にはばっちりの美味しさ。

ほんとここは何を食べても自分好みでよいですな◎
今回もペペロンチーノをいただきました。野菜を入れないシンプルな仕上がりで
やっぱり色々入っている方がいいなぁなんて。

そういえばこの日の女性客、入店時にいた２名だけで自分らも含め、後からの
お客さんは全員男性ばかり。

女性オーナーさんお一人で営業されているこちら、カウンターに座って
おしゃべりしながら美味しい料理をいただくお客さんが多いんだろうなと、
お店を出た後の上司の方々の会話を聞いて初めて気づいた次第です。

そろそろ自分も行きつけのお店ってのを探してみようかな。
ここも家から近かったら候補になるんだけれど。。。もちろん料理で！

2,500円のコースランチ、予想以上の満足感！時間があるならおすすめです。
スペイン料理店とは思えない洗練された空間で、おいしいひとときを◎

とっても大きな仕事をやり遂げた先輩に対して、日頃の感謝とお疲れさまの
気持ちの込めて美味しい物を食べてもらいたいと、ご馳走させていただくことに
なりまして。

お手軽な価格で、かつ相手のキャラクターを考えながら当日に選んだのが
こちらでございました。

さすがに4,800円コースをご馳走する財力はありませんので（苦笑）
2,500円コースにワインを合わせてのランチです。

つきだし・前菜・ご飯（リゾット）・メイン・カフェです。

メニューを撮ってくるのを失念しております。ざっくりな伝え方になります。。。

つきだしとして出て来た、キヨエオリーブのアイス。
これが本当に美味しくて！

少し前にこのオリーブをしているお店に出会っていたので、オイル自体の存在は
知っておりました。
あっさりしたジェラート状のアイスにかけるとほのかに甘みを感じることができて
でもオイル自体のしつこさなんて全くないので、すっと食べることができます。

最初にこれが出てくるのはテンション上がりますー。

前菜は３種類から選べます。わたくしはガスパチョです。
今回はオーソドックスなトマトですかね、爽やかな酸味。いくらでも飲めそう。

メイン。これは豚のグリルですかね。
脂身がしつこくなくて、あっと言う間に食べれました。旨味・甘みが凝縮されて
いたし、赤身自体もとっても柔らかかったです。
肉自体のおいしさがよく分かりました。

おっと、ご飯を忘れてました。メインの前に登場です。
海老と豆のご飯でした。

これまたうまーい！
リゾットというか、雑炊というか、食感で言えば後者？な一品、出汁に
もなっている桜えびとにんにくの組み合わせがたまりません。
これは先輩もかなり絶賛しておりました。
キヨエさんと並んで、今回のお気に入りのメニューです。

ミニサイズのスイーツたち。ちょっとずつ色々食べれるのは
プチ贅沢な感じでいいですね。メロンシャーベットがよかったです。

こう見ていくと、ご飯以外は意外に全体的に薄味というか、あっさりとした
仕上がりになっていた気がします。
スペイン料理のイメージではありません。こうも洗練されているのは初めて？
梅田のアマ・ルールもそうだったか。
バスク地方の料理は高級感のあるジャンルなのでしょか。
文化的な側面が強い国だし、なので（？）接客も付かず離れずで、
陽気な雰囲気はありません。

ワインを数杯頼んで、２人で7,000円台。
おしゃべりしながらゆっくりランチする贅沢、いいですね◎
先輩も久々にこういうランチができて嬉しかったと言ってもらえたし、そっちも
満足の結果となりました。

夜メニューをちらっと見たら、メインがかなりいい値段。
わたくしはお昼にランチ使いするので精一杯。。。
ここならまたお一人様でも、たまにはの贅沢で使いたいなぁ。

思い切り背伸びして食した、最も輝く星を持つ料理たち。出会ったことのない食事を
楽しみながら、同時に決して遠いところにあるお店じゃないという魅力にも気づいた。

単純に星をもつことが料理の美味しさとか、サービスの良さに比例しているなんて
全く思っていないことはご理解いただきたいのですが、憧れを持ってそのお店を
見ることは間違いなくて、一生憧れのままでいるはずの、最も多くの星を頭上に
与えられたお店へ伺うチャンスを得たのは、昨年末のこと。

それから２ヶ月。遂に訪問の時です。

ディナーもランチもコースのみ。
お互いアルコールは飲まずに料理を楽しみます。

エントランスを抜けた後のウェイティングスペースは、気持ちを食事に向ける前の
空間として面白い仕掛け。
全体として高級感があって落ち着かないとかではなく、寧ろその逆で、温かみが
ありながらも洗練された空間は、自分にとっては敷居を低くしてくれたというか、
とっても食事をしやすい雰囲気だったと思います。

ピスタチオのマシュマロから始まり、メレンゲと苺のデザートで終わる食事と
その後の紅茶まで全部で１０種類。
どれも芸術的な美しさをもった料理ばかり。

ピスタチオのマシュマロはムースのようなふんわりとした食感が、
まずは大きなインパクトを与えてくれ。気泡を含ませた黒豆のパンは、その
気持ちを更に高め、後からやってくる料理達の期待を一気に高めます。

白子のソテー、自分にはやっぱりこうやって火を通してくれている方が
好みで、福島の泉と同等の美味しさはありました。
ブラウンマッシュルームのパスタ、友人は想像通りの味と言っていたけれど、
こういう素材を食べることがない自分には想像ができず、中に隠れている
トリュフ等としっかり混ぜていただく濃厚な味わいは、ただただ感服するばかり。
濃厚なパスタなんて今までにも食べたことあります。それとは違う、
オーラのようなものを纏っていたということでしょうか。

メインの蝦夷鹿。断面の赤身と、お皿の緑の調和から、数種のネギのソースまで
まさに芸術作品と言ってよいでしょう。
口にすれば赤身の柔らかさと旨味を感じることができます。
ネギも食感・調理方の異なるものが数多くあって、食べる楽しみもありました。

デザート２品目のメレンゲと苺。雪のようなメレンゲをかき分けると、下に
ベリーたちが現れました。濃厚な甘みのあるジェラートと共にいただいたそれは
過去に食べてきたデザートと比べても最上級の美味しさでした。

最初にも書いたのですが、こんな料理を提供してくれるお店であるけれど、
決して入りづらいとか、食事をするのが緊張するというような雰囲気やサービス
ではありませんでした。
これは期待はずれということではなく、自分のような人間にとっては嬉しい誤算で
いつも通りの感覚で食事をいただくことができました。

かと言って、特別な食事としてこちらを使えないのかということではありません。

私なんかの言葉よりも、最高の星を与えられている事実と、恐縮ながら私の稚拙な
技術による写真から充分にご理解いただけるかと思います。

あまり夕食をしないエリアだと、特に食事で後悔したくないもの。三宮で焼肉
ならこちらで◎４点台のお店よりも全然よいんじゃないかと思ってます。

兵庫県民である時間も残りわずかとなってしまいました。
とはいえ今のところは関西生活が終わると、言っても言われてもいないので
まぁ大げさなことではないけれど、たまには三宮で夕食をと思いまして。

焼肉は界隈では満月とたじま屋くらいですかね。
他にいいところは？と思って探していると、あっと言う間にこちらがヒット。
三宮の焼肉といえば！くらいの有名なお店のようです。
兵庫県は牛よりも鶏の人気店が多い印象ですね。そういえば。

なんて書き方をしていますが、だいぶ前に予約しようとしてできなかった経緯あり。
なので今回は１週間前くらいに予約しました。金曜訪問です。

メニューだけみると、１皿の値段は決して安くはないです。
ただ、意外に少ないオーダーで満足できちゃいました。
他の方が3000円台で食べれたなんて書いていて、そんな嘘だろうと思っていたら
後半とはいえ同じ結果になったのには驚き。
お酒飲んでないっていうのもありますが。

稀少部位がリーズナブルにいただけるのが理由のひとつでしょうか。
僕みたいな年齢になってくると、そんなに脂っぽいものも要らなくなるので、
このボリューム感だと満腹感も早くなるようです。

みすじは薄い方がいいなーなんて思うも、やっぱりとろける食感や肉の甘さでは
他の追随を許しません。
稀少部位盛りも3000円強でいただけるのは嬉しい◎単品で頼むと2000円を超える
サーロインが入っているというのもポイントです。
その日のおすすめなので、毎回とは限りませんが。

一番人気という焼きしゃぶ、これは必ず頼みましょう！
このメニュー、他のお店も含めて外れるということは皆無に近いです。
薄くても肉質に自信があるから、牛の旨味を堪能してもえるということから
出しているのかな？
大根おろしの入ったタレと豪快にパクリしてください。さいこーです◎

こちらは全体的に肉自体の甘みを感じやすいなと思いました。
あとはみなさんそれぞれのお好きな部位を惜しげなく頼んでいただければ、
満足いくことは確かだと思います。

稀少部位は基本、塩や醤油、わさびでいただきます。
タレもありますし、食べ方のレパートリーは豊富に用意されています。

あと、こちらのキムチはかなり甘い部類に入ります。
時間を経過したことによる酸味とかは一切ありませんでした。
僕にはとーーっても好みの味で、持って帰りたくなるくらい。

提供スピードも一気に持って来られることもなくよかったです。
みなさん愛想もよかったし。

と書いていて思ったのは、焼肉店での注文の仕方っていうのは、
食べたい種類をある程度回数を分けて頼む
食べたい種類を一気に頼む

どっちがいいんでしょうね？
普通に考えたら間違いなく前者の方が鮮度を始めいいかと思うのだけれど、
何かしら焼肉界のルールなんてもんがあるんかなぁ。。。

ここで１日を終えると、楽しかった日はより楽しいものに、つらい日はすっと
忘れさせてくれる、どんな自分にも適応できる、まさに理想的な空間での珈琲。

今では食事の後のバーといったような、２軒目もお酒で過ごすスタイルも多く
なってきたけれど、カフェでまったりと珈琲を飲みながら過ごす時間もとっても好き。

１人であるならば尚更のことで、今回は以前より興味のあったこちらをチョイス。

深夜まで営業している珈琲店で、ここ以上のところは少なくとも関西にはほとんど
ないのではないか？と思える程の空間でした。

落ち着いた雰囲気の中で珈琲を飲みながら過ごすことに特化したようなお店で、
でも決しておしゃべりをしてはいけない訳ではないけれど、入ってみると、
ここの世界観にぐっと魅了され、自分のセカイに深く身を置いて過ごすことに
なるはずです。

現に、日曜の夜にも関わらず次へと入店するお客さんたち。
若い方かたお年を召した方まで、キャラクターは多種多様。
寧ろ自分のような若者より、ぐっと歳を重ねた方の方が空間としてはしっくり
くるのが不思議であり、魅力的でもありました。

お店に置かれていた本を読みながら、その日のことを振り返りながら頂くカフェオレ。
カフェで過ごすこと、それは即ち穏やかに１日を終えることであり、バーで
過ごす時間とは自分の中では明らかに違う時間の使い方。

楽しい時はより楽しいものになる。
それはカフェでもバーでもさほど変わらない。けれど、つらい時のカフェとバーは
感覚的なものではあるけれど、無理矢理忘れようとする、身体から出そうとする
後者に対し、前者は一時の休息というか、リセットするといったような、
翌日からの前向きな（全てではないが）リフレッシュの場のような違いがあるのかな。と。

完全に忘れてしまいこともあるから、どちらがいい・悪いということはないのだけれど、
ここで過ごすと、どんな自分でもここちよいプラスの状態に持って行くことのできる、
そのための理想的な空間な気がします。

だから、本来はあまり多くの人に知られると、スペシャル・ワンとしての価値が
落ちてしまうのだけれど、ここを訪れる方の中にいると、彼らもまた、
お店を形成する一つのピースのようにも思えます。
たまたま今回のお客さんがの可能性が高いですけどね。。。

ふと頭にこちらのお店が浮かんだら、迷わず足を運んでください。
きっと心地のよい時間を過ごすことができるはずです。