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昼の点数:5.0
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¥6,000~¥7,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 5.0
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|雰囲気 4.5
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス5.0
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| 雰囲気4.5
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク- ]
特別
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宝石のようなヅケ。これを食べにきました。
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ウニとマグロの山かけ。雲丹が甘い。
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鰻とキュウリの巻物。海苔ですらものすごく美味しい。
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ふっくら、つやつやの煮はま。
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2011/03/29 更新
幸せ度の高いレストランって何だろう、
と思いめぐらせるとき、連想の最後に出てくるのはいつもこの店のことだ。
ここの店のカウンターに座った時の気分って簡単には言葉にできない。
最初にこの席に座ったのはいつだったかな、たしか7、8年前、仕事で時々金沢に来ていたときのこと。
ご主人の握る素晴らしい寿司に感激して、それ以来、金沢に来られそうな機会を見つけようなものなら飛行機や宿の予約をとるより先にここに電話して席を確保するようにしている。
今回は3週間ほど前に電話予約しました。
大切な人とふたり。彼にとっては初めての金沢と北陸の2日間の小旅行。
予約の11:30amにうかがってカウンターに座って、まずはプレミアムモルツ。
ご主人は相変わらずお元気そう、御年79歳だとあとで知りましたが・・・溌剌と好きな仕事に励んでいらっしゃることがしっかりと伝わってきます。
さて、お寿司はヤリイカからスタートします。
目の前でイカをさばいてるのみると、まずはイカを3枚に薄くそいで、それをとんとん、と小気味よく刻んでいく。
そうすると優雅な菊の花びらのような、ほっそりした白いイカ短冊の、お寿司ができあがる。
ちょっと酢橘かな、を絞って塩で味付けした上品なお寿司は食べるのがもったいないくらい、とにかくお・い・し・い。
とろっとしたイカの旨味を、主張しすぎない、でもしっかりしたすし飯がうけとめてる絶妙の調和の具合です。
続いて炙りトロ。これも旨い。
そして甘エビ。甘くて、ねっとりしていて新鮮で、とても豊かな味わい。これは東京では絶対食べられません。
ばい貝と続く。香りのいい貝・・・幸せです。
ほっとする味わいのあたたかい白子のすり流しをいただいたあと、
寒ブリ。この冬は北陸の鰤、大量だったそうで。なんかいつもよりちょっとあっさりした感じではありました。
続いて目にも鮮やかな雲丹とマグロの山かけ。
雲丹がほんっとうに甘い。雲丹って初夏とかあったかい時の方がおいしいのかな、なんて勝手に思い込んでいたけど、この雲丹の美味しさには目が覚めた思いです。
鰻とキュウリの巻物は香ばしく、あおさのお味噌汁で一応ひととおりとのこと。
追加でづけと煮はまをお願いしました。
ここのづけ、宝石のように綺麗で・・・大好きなんです。
味もね、自然なマグロの甘みが醤油につけることで引き立って、なんで?てぐらい滑らかなゼリーのような口当たり。
いやはや。
あんまり寿司の経験値高くないんだけど、ここのづけが特別だってことは私にだってわかる。
これを食べにきたんです。って今回も思った。
煮はまも美味しかった。ふっくらして、豊かな味わいです。
これも、いやはや。
言葉にならないよ。
あくまで個人の印象ですが、世界一幸せ度の高い寿司屋ではないかと思う。
いままでいろんなところで美味しい寿司もまずい寿司も、楽しい寿司も、可笑しな寿司も、嬉しい寿司も、なんかちょっと悲しい寿司も食べたけど。
幸せ度で言うと、次点はきっとLAのマツヒサでひとりでカウンターで食べたとき(あの時はなんかすごく幸せだった、)
でもトップは間違いなくここのカウンター。
特別な、特別な席だと感じています。