こだまひろしさんが投稿した季膳 いかわ(東京/駒込)の口コミ詳細

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季膳 いかわ小台、宮ノ前、荒川遊園地前/日本料理

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 3.8
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2007/03 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気3.8
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

若き俊英に感謝

もうすぐ野球のシーズンが到来する。世間の注目は、渡米し赤靴下に入団した銘柄牛と同じ名の某投手に集中しているが、実は本年の隠れた最大の注目株は、大きな林檎に本拠地を持つ世界一有名な球団に入団した当店と同じ名前の左腕投手である。私の見立てが正しければ十五勝前後は固いのではないか。


いかん、いかん、店舗と関係のない事象を書くと日記への移管(駄洒落ではない)を強制されかねんからな。しかし、一方で当該店の食味以外にどのような個性・趣味・嗜好を持った人間が情報を発信しているのかということは、レビューが参考になるかどうかの判断基準として重要だと思うのだが、現状の自己紹介欄は私には小さすぎるし――まるでフェルマーの「余白」のようだ――日記は固定的でないため、探すのが大変である。

三月某日、予定していた草野球がメンバー不足により成立しなかったため、大塚のバッティングセンターに出かける。まだ、前の試合で掴んだ好感触の余韻は残っているが、ちょっとバットが重い。汗を掻いた後の一盃を求め、開店直後のくうを覗くも予約で一杯とのこと。さて、どうしようか。五十蔵が頭に浮かぶも最近ちょっと通いすぎなので、自宅から徒歩圏との条件でピックアップしていた当店に伺うことにする。

実はこの店には最初のレビューが上梓された時点から注目していて一度訪問したことがあるのだが、方向音痴の上に間抜けなこだまゆえ、頓珍漢な方向をさまよった挙句、漸くたどり着いた時点で定休日であることに気がついた次第。期せずしてロケハン済みだったわけだ。

さて、初訪の印象は大変上々。詳細は先行レビュアー氏の的確な論評を参照願うとして、私は追加すべき情報――あくまで個人的な印象・感想なので他人様の参考になるかどうかまったくもって疑問だが――のみ付け加えたい。

お通しの出汁と私の舌との相性の良さに、まず少々驚く。妙な喩えだが、「程よい粗雑さ」を伴った「良質」なもので、その後の注文が楽しみになる予感がした。予感は的中し、刺身・焼物・揚物・煮物・酒肴・牛肉・御飯物・香の物と一通り注文したが、ハズレがない。アルコールは日本酒を三合ほどと泡盛のシークワーサー割を二杯ほど。腹一杯で酔いも少々まわり、こりゃ一万円近いかなと思ったが、会計は七千円を少し超える程度とCPの良さを感じるものだった。

翌週、愚息・家人を伴い、座敷へ。品数の豊富さがありがたい。三人の間での嗜好の違いやアレルギー等の問題で「楽しく一緒に食事」はなかなか難しいのだが、各人に程よい満足感をもたらす内容となった。詳細は割愛させていただくが、腹一杯まで食って飲んで、三人で会計は一万二千円程度。

〆のバラチラシ――ハーフをさらに家人とシェア――と千葉産のシタツキ、もとい、アサツキ――店主によれば、通常スーパー等で広く流通しているものは水耕だが、こちらでは土耕のものを使用されているとのこと――入りの味噌汁が、特に印象深かった。

なお、店内BGMに何故かインストロメンタルの「ルパン三世のテーマ」が採用されていた。当家は三人揃ってアニソン大好きなので、一層心地よいものであった。

積年の宿願であった「打倒!デニーズ田端店」が果たされたこと、および、自宅から徒歩圏にあること、吝嗇こだまの外食予算に合致することの3点を考慮、総合評価・味は「ちょっぴり」甘めの4点とした。


余談:
先行レビュアー氏注目の「きっかけ」は、具体的な食味評論ではなく、自己紹介欄に採用されている「食味とまったく関係のない」「某有名書籍」の「写真」(http://u.tabelog.com/00000334/diarydtl/2788/)である。個々のレビューにおいて、当該店に関する事象のみに記述が「厳密」に限定された場合、とりわけ日記欄を持たない少数の論評のみでどのような個性・趣味・嗜好を持った情報発信者であるのか、私にとっては「具体的情報」が削減されることになるわけで、現在の規約の「四角四面」な適用だけはなんとしても勘弁願いたい次第。

こういうサイトの楽しみ方の「重要なひとつ」は、食味「のみ」ならず、自らの趣味・嗜好と相性のよい他のレビュアーを探すことにあるのではなかろうか。

2007/03/22 更新

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