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シリーズ 二日酔いにはカレーだゼ!
二週間にわたり年末の挨拶回りと忘年会で諸方を巡り、土曜日の朝、堂島のビジネス・ホテルで目を覚ます。
途端、頭痛と全身の倦怠、そして喉の不如意を覚える。
前夜深酒の記憶が蘇えり、すわ二日酔いかと、香辛料で解毒を助け発汗を促し、炭水化物で肝臓の働きを活性化させる、と、いう、宿酔い対策の民間療法としては化学的裏付けを持つ、というか、「まだしも」なカレー食いを目指し、開店直後のカウンター席に腰を下ろす。
ホワイティうめだの中の系列店より遥かに新しく、広く、クリーンな店内。
みっちょんこと往年のアイドル芳本美代子さんを現代的にしてややキツ目に仕上げたような可愛らしいお運びさんの笑顔が、痛むアタマに眩しい。
が、コレだけでサーヴィス・レベルに★★★★★が謹呈されるのは、極めて合理であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー(世界基準©︎副島隆彦)である事、いうを待たぬ。
カレーライスはチキンに決めている。
決めているのに理由はない。あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、千円もしないカレーの具に採用されるギュー肉に、アメリカのドキュメンタリー映画「キングコーン」のストーリーを思い出すから、とは、オトナの分別で黙っている。
そう思いながら、店内に漂う甘さと抹香臭さが程よく混じりあったいい匂いを嗅いでいる内、朝めしを抜いた腹がぐうとなり出し、つい出来心でトッピングにとりからを所望してしまい、運ばれて来るとチキンカレーにとりからとは、まさに屋上屋を架すという奴でやや過剰に溢れ、とりからにかじり付くと、ちょっとした居酒屋で食わせる程度には佳良な出来栄えではあるが、しっかりお醤油で下味が効いたそれは、当店独自の甘く複雑なカレールーとはまるで調和せず、カレーの掛かっていない米飯の部分で食べるよう腐心するという本末転倒に我ながらあきれ返り、しかしカレーの効果で身体はやや楽になるものの、関節のダルさは取れず、食い終わり、勘定を済ませ、界隈のコンビニに立ち寄り、葛根湯液を試しに頓服してみると、あゝオレ、二日酔いというより風邪のひき始めだったんだね、はは、と、苦笑いが浮かばない、事もない。
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ムササビヒンソー
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店名 |
ピッコロ JR大阪駅店(piccolo)
|
---|---|
ジャンル | カレー、洋食 |
お問い合わせ |
06-6347-4780 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR大阪駅 南改札口横 大阪駅から53m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
席数 |
42席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 終日全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 席が広い、カウンター席あり |
料理 | カロリー表示あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 お子様メニューはございません。 |
ホームページ | |
オープン日 |
2012年3月2日 |
備考 |
paypay利用可 |
関連店舗情報 | ピッコロの店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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大阪に寄ると食いたくなるのは、すっぽん鍋だったり、ビフカツ・サンドだったり、白身のお魚の刺身だったり、地焼きのウナジューだったり、中華屋の焼きめしだったり、シウマイのおでんだったりするが(極私的好悪に基づく)もうひとつ加えると大阪風のカレーライス、だろうか。
何をもって大阪風というのかは、こちらの独断と偏見でしかないが、思いつくままに上げてみると
・甘辛い
・粘度がそこそこ高い
・その割にきめは細かくカレー汁というより洋食のソース的で
・割烹自体にどこかレストラント風、昔のホテル風なにおいがし、いうところのエスニックな風趣は「あんまり」感じない
と、言ったところか。
流行りのバシャバシャした汁の奴でも、抹香臭くて目がチカチカするような奴でも、昭和時代の記憶を引きずる中高年が好むスプーンの入ったお冷コップとともに出てくるライスカレー風でも、お蕎麦屋さんのアレでも、中華屋のソレでもなく、ともすれば普段、記憶の彼方に押しやられているのに、旅商いで当地に立ち、この手のカレースタンドが目に入ると落ち着きをなくし、ついフラフラと引き寄せられ、スプーン片手にパクパクやってしまう。
こちらもチェーン(なのかな? )の出す御菜もまさにその典型。
注文し、出てきたものは、先に著した特長を包含し、かつ、チキンカレーの身から、注意深く皮が剥がされ、除かれている点に、さらなる関西のデリカシー的なものを感じ、当店なり、ホワイティうめだの出店なりを通りかかるとつい立ち寄ってしまう「あとを引く」味。
この習慣性はもしかすると調理監修に鼻田香作氏* を招聘しているのではないかと、うっすら疑わない、事もない。
尚、具体的な御菜の詳細は、別掲の写真ないし、写真のコメント欄に当たって頂きたい。
* https://www.mandarake.co.jp/information/column/iwai/food/043/