無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
026-245-2453
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
恋焦がれた宿に桜が満ちて
恋焦がれた宿に桜が満ちて
今年の春は大事なイベントがいくつかあって、それをお祝いするために家族揃って仙仁温泉岩の湯に集まりました。
4月の中頃で、ちょうど旅館の周りに咲く桜が出迎えてくれました。
中に入り、プルーンの羊羹と抹茶の甘酒をいただきながらチェックインし、案内されたのは仙山亭。
2つの部屋がつながった部屋で、テラスもあります。
部屋で少し寛いだあと、いつものようにまず洞窟風呂にゆったり浸かり、夜ご飯に備えました。
夜ご飯は料亭です。
訪れると窓越しに桜が見える部屋に案内されました。
メインの料理は、①牛ヒレステーキ、②鹿肉のロースト、③牛肩の煮込み、から選べるようになっていて、4人とも牛ヒレをお願いしました。
テーブルの上にはすでに日本料理が並んでいて、地元のお酒をお願いし、さっそくいただくことにしました。
大きなお皿は、蕗味噌がのった粟麩や、よもぎ豆腐などで色鮮やかです。
こごみのプリッとした食感は春を感じさせますし、豆腐と異なるよもぎ豆腐の味が印象的です。
もう一つは、信州サーモンと菜の花です。
信州サーモンを包む若々しい味わいの菜の花が、甘味と酸味のジュレで引き立っています。
いつもの玄米のスープの後には、鯉、イワナ、信濃ユキマスのお刺身です。
ポーションたっぷりで、日本酒もよく進みました。
次がお待ちかねのヤマメの塩焼きです。
1人1本なのですが、本当は3本くらいいただきたい料理です。
まず、背に食いつき、その後に腹と尾をいただきました。
柔らかく、ほどよい塩味と川魚らしい脂分と身がとても美味しいです。
次の料理は天ぷらで、まずそのポーションに驚きました。
こしあぶら、ウド、アスパラ、イワナです。
パリパリした食感と、くせのある山菜の渋味など、なかなか食べられない味です。
道明寺蒸しは、ホワイトアスパラなどの下にうなぎがあり、桜餅の味です。
新玉ねぎのスリ流しのあとが、もう一つのお待ちかねの牛フィレです。
今までよりも厚みが増したことを感じながらも、柔らかいし脂とワインとの組み合わせは言うことなしです。
最後にふきの炊き込みご飯と、ジェラートや苺のデザートをいただきました。
今回も十分満足して部屋に戻り、家族風呂に入った後、熟睡です。
10年に渡り恋焦がれた仙仁温泉岩の湯に、再び
前夜は美味しい夜ご飯をいただき、もう一度、洞窟風呂に入って眠りにつきました。
この宿の布団はふんわりとしていて、重さを感じず寝心地よくて、ぐっすりと眠ることができます。
朝ご飯の8時半に間に合うように、ゆっくり寝覚めました。
前夜と同じ部屋に案内され、朝ご飯です。
今回も大きな箱に入った料理が出され、箱を開けてくださる瞬間がとても感動的です。
山で採れた材料で作られた料理が並んでいます。
この少しずつ多彩な料理で、本来なら朝から日本酒をいただきたいくらいです。
別のお皿にはシナノユキマスと真黄色の玉子焼きの焼き物です。
シナノユキマスは、甘味とほどよい脂ですっきりとしていて、朝ご飯にちょうどよい感じです。
美味しいお米のご飯と山の料理をふんだんにいただきました。
その後は、3種類ある家族風呂に一つずつ入り、時間を過ごしました。
どのお風呂も開放感があり、ジャグジーがあったりして、温泉を楽しめます。
内湯と外湯に交互に浸かったりしながら、近くに残る雪を満喫しながら、身体をトリートメントすることができました。
その後、本などが用意されている部屋でお茶をいただきながら、チェックアウトまでゆっくりしました。
何度も訪れたくなる宿です。
10年に渡り恋焦がれた仙仁温泉岩の湯に、再び
1年ぶりの岩の湯です。
抹茶の飲み物で迎えられ、温泉に浸かった後、お待ちかねの夜ご飯です。
地元の日本酒が用意されていて、同席の2人はお酒が飲めませんので、3人分を一人でいただくことになり、うれしいですね。
料理の方は、まず、すっぽんのテリーヌなどの前菜、玄米のスープで、お酒によく合って、お酒も料理もよく進みます。
その次は、鯉と大王イワナのお刺身です。
プリプリした川魚がふんだんにお皿に盛られ、3種の味で楽しめます。
その次が、これをいただくためにこの宿を訪れていると言っても過言でないヤマメの塩焼きです。
香ばしく焼かれ、塩味のシンプルな味付けながら川魚らしい脂の旨みもあって、両手に持ちながら、がぶがぶと食いつきます。
松代の長芋を使用した松代蒸しや、馬刺し、ウニ、さらに鯉のスープは、日本酒との相性がよく、3人分のお酒がなくなりました。
次はもう一つのお待ちかね、牛肉です。
地元のビールとともにいただきました。
厚いながらも柔らかく、牛肉の旨みを感じる食べ応えのある牛肉です。
その後の岩魚の炊き込みご飯が、また格別です。
優しい味付けで、それまでの濃い料理を治めながら、量の充実感を補っています。
最後にデザートをいただいた後、落ち着ける場所でゆっくりしたあと湯に浸って、幸せな眠りに付きました。
10年に渡り恋焦がれた仙仁温泉岩の湯に
感激に浸り深夜まで館内のあちこちで寛いだ前日。
寝心地のよい敷布団と軽くふんわりとした掛布団に包まれた眠りからゆっくり覚めると、とてもよい気分の朝です。
9時過ぎに朝ご飯のため料亭に向かいました。
前日と異なり案内されたのは、広いダイニングルームです。
席には箱に詰められた6種類の和の料理。
それに蕎麦の実の湯豆腐です。
朝から十分なボリュームで感激の朝ご飯です。
まず、すりおろしたりんごのジュースから。
前日の夕ご飯もそうでしたが、野山の食材が多く、塩味、甘味、酸味、苦味、とろみなど多彩な味わいでご飯に合う料理が、少しずつ数多く用意されています。
途中、大きな玉子焼きなどが届きました。
まるで家庭料理のようで、こちらもご飯によく合います。
湯豆腐はプチプチの蕎麦の実が面白い食感です。
ふんわりしたご飯をおかわりして完食しました。
最後は甘さがとびきりのシャインマスカットとプリン。
ゆっくりコーヒーをいただき、1時間かけての朝ご飯を終えました。
その後3度目の洞窟風呂に入り、高い位置のくつろぎスペースで眺めを楽しみ、お昼寸前まで過ごして宿を後にしました。
手軽な価格では決してありませんが、チェックインからチェックアウトまで飽きさせないし、出発しなければならないことがとても残念に感じる宿です。
かけがえのない夢の20時間でした。
10年に渡り恋焦がれた仙仁温泉岩の湯に
予約の取れない旅館で有名な岩の湯。
以前、この旅館の中にある喫茶店を訪れた時、駐車場で案内していただいたスタッフの方から、「たまにキャンセルが入って、空いている時もあるんですよ」と教えていただいたことがありました。
仕事が一段落した日、このスタッフの言葉を思い出し、岩の湯に電話してみると泊まれるとのこと。
午後と翌日の仕事は先送りして休みにし、車を走らせました。
国道から駐車場に入り、車を停めようとしていると、スタッフが近寄って来てくださり、それ以降を案内してくださいました。
橋を渡り建物に入ると、ラウンジのようなスペースへ。
さっそくハイビスカスのハーブティーです。
りんごの小さな角切りがいっぱい浮かんでいます。
りんごの羊羹とリンゴジャム付いていて、最初から多彩なおもてなしです。
部屋に案内された後、夕ご飯までお風呂に入って身体をトリートメントすることにしました。
男女に分かれたお風呂の先にある男女混浴の洞窟風呂は、まるでディズニーランドのアトラクションのような空間で、あちこち歩を進めたくなる愉快な空間です。
足元には砂利が敷き詰められ、足の裏が気持ちがいいです。
温泉の温度が低めなので、長い時間を楽しく過ごせます。
待ちに待った夜ご飯の時間です。
夕ご飯は、建物内の料亭でいただきました。
部屋に案内され、まずは菜花とりんごのお浸し、栗きんとん、クリームチーズと柿などの前菜から。
竹の筒に入った地元の酒蔵の濁り酒で乾杯して始めます。
次は、玄米スープと岩魚の姿作り、鯉のあらいです。
湯引きした岩魚などを、醤油、味噌と酢のタレ、ドレッシングでいただきます。
地元の酒蔵の渓流の辛口のお酒を燗でお願いしていると、次は岩魚の塩焼きです。
串に刺された岩魚をかぶりつくのですが、ふっくらと焼かれ塩味のみながら風味たっぷりで、もう1本、2本いただきたくなります。
さきほどの岩魚の骨を煎餅にした料理の後、柔らかい食感の馬刺しのウニ巻きや、煮物とすりながし、さらにはコンソメ風の味付けの鯉のスープのあとが、岩魚の塩焼きと双璧の牛フィレです。
赤ワインをいただきながらの牛フィレは、焼き加減を自分の好みに調節できます。
赤色が残る牛肉は、厚みがありながら柔らかく、シンプルな味付けですが美味しくて、満足感がさらに引き立っていきます。
ご飯は、岩魚のご飯です。
野菜、魚、肉など一連のたっぷりの料理の後、振り返ってみると、〆のこのご飯は、大葉の香りと岩魚の風味がして、最高の極まりと思います。
豆乳と蜂蜜のお汁粉やフルーツのグラタン、牛乳のアイスクリームをカモミールとレモングラスのハーブティーとともにいただいて、ようやく夜ご飯が終了です。
洞窟風呂で楽しんだあと、夜ご飯でお腹はいっぱい、とても美味しかったこともあって、疲れた身体が蘇った感じです。
その後、深夜まで館内のあちこちにある寛げるスペースを移りながら、ゆっくりこの旅館の良さを楽しむことができました。
口コミが参考になったらフォローしよう
iidagmt
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
iidagmtさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
花仙庵 仙仁温泉 岩の湯(かせんあん せにおんせん いわのゆ)
|
---|---|
ジャンル | 料理旅館、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
026-245-2453 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
長野電鉄 須坂駅よりバス15分 終点下車 |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥40,000~¥49,999
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX) 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり、オープンテラスあり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える |
お子様連れ |
子供可 |
備考 |
カフェは「櫓(やぐら)」で宿泊客以外も利用可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
朝の眼覚めです。
マットレスが良いのでしょうか、敷布団が身体にフィットしますし、掛布団が軽くて温かくて、この宿での眠りは、いつもとても質が高いです。
気持ちよく朝を迎えた後、朝ご飯は前夜と同じ部屋です。
窓の向こうに、川の上にせり出して咲く桜を眺めながらの朝ご飯です。
まず、りんごとにんじんの野菜ジュースから。
最初の料理は、こごみ、コシアブラと筍、菜の花、長芋など。
さらには、そばかゆも出てきて、ご飯だけだともったいない。
家族の許しを得て、ぬる燗のお酒をお願いしました。
朝から日本酒とこうした地元の山菜や食材の料理を少しずついただけるのは、とても心地よいですし、何よりもいろいろな味わいを楽しめますし、美味しい組み合わせです。
焼物のシナノユキマスと玉子焼きが追加され、鍋物もちょうど食べられるようになりました。
ほどよい脂ののったシナノユキマスは朝ご飯に最適ですし、鍋は身体が温まります。
最後にフルーツなどをいただき、終了です。
その後チェックアウトの正午まで、湯に入りながら、外に出て辺りを眺めながら、ゆったりと過ごしました。
早朝は雨だったのですが、段々晴れてきて湿度も下がり、青空の下での露天風呂が気持ちよかったです。
チェックアウトして宿の外に出て駐車場に向かうと、朝降った雨のせいで桜の花びらが落ち、小径や庭の辺り一面に均質に敷き詰められた感じになり、見える景色にピンク色が多く混じります
雨露の輝きもあって鮮やかに映りますし、これ以上の眺めはないかもしれない。
桜の花びらで彩られた美しい庭を眺めながら、駐車場から道まで案内していただき、車の助手席から見えなくなるまで見送られながら、宿を後にしました。
1泊2日で滞在時間は、21時間。
美味しい料理と日本酒と、心地よい接客と設えに、最後の最後に貴重な桜の眺め。
この宿に泊まることが止められません。