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店名 |
亀八食堂(かめはちしょくどう)
|
---|---|
ジャンル | 焼肉、うどん、ホルモン |
お問い合わせ |
0595-82-0828 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
亀山駅から1,913m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
1961年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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亀山を代表する味と言えばやはり「味噌焼きうどん」ですよね。
そもそも亀山は高速道路網が整備されるかなり以前より中京地区と関西地区をつなぐ交通の要衝であり、国道1号線、23号線、25号線などが交わるこのエリアはかつては多くのドライブインが立ち並んで賑わっていたそうです。
そのようなお店の中でも特に長距離トラック運転手さん達から人気が高かったのが亀山独自のスタイルでいただく焼肉ホルモン。
一般的な網ではなく鉄板の上で好みの部位の肉をキャベツやモヤシといった野菜とニンニク入りのピリ辛味噌ダレと一緒に炒めるようにして焼いていくスタイルの焼肉は過酷な勤務に従事するガテン系の運転手さん達に大人気で、さらに食べ進めていくうちにあふれ出てくる肉やホルモンの脂と残った具材にうどん玉を投入して作られる焼きうどんが特に評判となって、このエリアを通過する全国の長距離トラックの運転手さん達の間で口コミで広がっていったのが始まりだということですね。
そういう経緯もあって今でも昔ながらのスタイルでいただくことのできるお店には名物ではありながらメニューとしての「味噌焼きうどん」は存在していません。
もっとも最近ではブームに乗って亀山市内の喫茶店や食堂で「亀山味噌焼きうどん」というメニューを出されるお店も増えてきているようですけどね。
というわけで今回は昔ながらのロードサイドドライブインスタイルの代表的なお店のひとつで、JR亀山駅からも頑張ればなんとか歩いていける距離にある「亀八食堂」さんへと久しぶりにお邪魔してまいりました。
大型トラック数十台が止められる広大な駐車場はかつてのトラック街道ならではの名残りを感じさせてくれていますね。
そこそこ広さのある店内では多くのお客さんが鉄板で焼くスタイルの焼肉を楽しんでいらっしゃいます。
もちろん「亀八食堂」さんでも「味噌焼きうどん」などというメニューは存在しませんので、今回もいつも通りに「豚肉」「豚ホルモン」「うどん玉」そして電車プラス徒歩で来たという特権を活かして瓶ビールもいただくことにします。
注文して間もなく、すでに熱くなっている鉄板の上に「豚肉」と「豚ホルモン」、そしてオリジナルの味噌ダレ、キャベツとモヤシを投下されていきます。
これらを絡めながら炒めるようにして焼いていきます。
まずは焼けた肉やホルモンを野菜とともにいただきます。
ホルモンのプリプリっとした食感、さらに旨み、これにキャベツの甘みも加わって、ガーリックの効いたピリ辛味噌ダレがとてもよく合いますね。
もちろんビールとの相性は最高です。
白飯にももちろん合いますがここはやはりクルマで来るべきではないです。
肉や野菜を半分近くいただく頃には程よくいい感じで肉やホルモンからあふれ出た脂が鉄板上に広がってきます。
ここですかさず袋入りの「うどん玉」を投入、残った具材と絡めるようにして炒めて「味噌焼きうどん」の完成です。
ホルモンの脂の旨みと味噌ダレを纏った焼きうどんは文句なしに美味しいですね。
今回はビールだけでしたが白飯も一緒にいただくとお腹も心も十分な満足感を得られそうです。
長年にわたって過酷な長距離トラックドライバーの胃袋と心を満たし続けてきたガテンメシ。
変わらないお店の雰囲気とともに楽しませていただけました。