“大トロ”、“中トロ”、“赤身”の食べ比べ！！ : まぐろ食堂 七兵衛丸

三崎港の“まぐろ食堂 七兵衛丸”さんで、豪華な“本まぐろ”のランチをいただきました。
三崎に所用があり、時間があれば美味しい“三崎まぐろ”を食べようと、用事半分、“まぐろ”半分の少しウキウキした気分で出掛けたものです。
用件が意外にも早く終わり11時から、お店探しです。
すると、いつもは“京急まぐろきっぷ”のお客さん等で、ゴッタ返すような大人気の“まぐろ食堂 七兵衛丸”さんの店先に、人がいないのです。
順番待ちリストも置いていますが、記入された方はいません。

チャンス！！と、早速に店内へと入ると、２階席へと案内されます。
先客はいますが、観光客と言うより、多くはビジネスマンが早めのランチを摂っているようです。

　　スタッフが早速の御用聞き、「まぐろきっぷのご利用はありますか？」との問い合わせ？
　　“まぐろきっぷ”の持ち合わせは無く、注文したのは
　　　　１）本まぐろ定食　3,500円
　　　　２）珍味三種盛り　 700円
　　の二品です。
　　“本まぐろ定食”の3,500円は、食べログの昨年11月に投稿された写真では4,000円のところ、
　　500円安くなっているのです。
　　計画では3,000円の“まぐろ丼”でしたが、500円は大きいと、“本まぐろ定食”の方にしたもの
　　です。

５分も経たずに“珍味三種盛り”が到着、続いて“本まぐろ定食”も来ました。

　　“本まぐろ定食”には、“まぐろのお刺身”、“小鉢”、“漬物”、“味噌汁”が付いています。
　　　　　
　　　“まぐろのお刺身”は３種類、大きなお椀のような刺身皿にクラッシュアイスを置き、
　　　　　その上に“大根のツマ”、“大葉”を敷き、その上に“お刺身”を種類毎に乗せています。
　　　　　さり気なく“貝割れ大根”、嬉しいのは“山葵”の量が多いのです。
　　　　　“まぐろ赤身”は３切れ、“中トロ”４切れ、“大トロ”が２切れです。
　　　　　各“まぐろのお刺身”は分厚く切られ、各“まぐろ”とも、その帯びている脂で照り輝いて
　　　　　います。
　　　　　見ただけでも美味しいのが判ります。
　　　　　食べる順番は、サッパリしたものから濃厚なものにとなります。
　　　　　先ずは一切れずつ、味わいながらいただくのです。

　　　“まぐろ赤身”を最初にいただきます。
　　　　　“赤身”とは言え、充分な脂乗りです。
　　　　　“中トロ”と言われ、出されても気付かないと思います。
　　　　　充分な旨味があり、コクも充分感じる美味しさです。

　　　“中トロ”も同様、身が柔らかく、“脂”が乗り、ネットリとしています。
　　　　　充分な旨みを持つ、とても美味しい“お刺身”です。

　　　“大トロ”は、口の中に放り込めば、“脂”が自然と蕩けていくようです。
　　　　　纏わり付くような“脂”は甘みが強く、マッタリとし、美味しいです。

　　　“山葵”を多く使用しています。
　　　脂のりも多く、“まぐろの味”が濃厚なためもありますが、”山葵”はホンノリと甘みすら感じ
　　　ます。
　　　単に”お刺身”の添え物では無く、”山葵”自体も美味しいのです。　　
　　　“お刺身”に、”山葵”をのせ、”お醤油”につけ、”ご飯”にダイブしても美味しくいただきました。

　　“小鉢”は、“まぐろの角煮”です。
　　　　色の薄い煮汁で、炊き上げているようです。
　　　　ホンノリとした甘さで、ホロホロとしています。
　　　　噛むほどにまぐろの旨味と優しい甘さが口の中に拡がります。

　　“漬物”は”柴漬け”でした。

　　“味噌汁”は”わかめ”、”わかめ”が肉厚で、量が多く、嬉しいお椀でした。

　　“珍味三種盛り”は、“まぐろの胃袋酢味噌”、“まぐろの心臓しぐれ煮”、“まぐろの卵煮”です。

　　　“まぐろの胃袋酢味噌”、丁寧に下処理された“胃袋”は臭みもなく、“千枚”や“ホルモン”のような
　　　　　食感、味わいです。
　　　　　シコシコと柔らかく、噛み残りも無く、スッと口の中に入っていきます。
　　　　　優しい味わいの“酢味噌”で、サッパリと美味しくいただきました。

　　　“まぐろの心臓しぐれ煮”、“まぐろの心臓”を甘辛く煮付けたもの、若干硬くなってしまったの
　　　　　か、若干歯応えを感じます。
　　　　　食感はシコッとしています。

　　　“まぐろの卵煮”、甘辛く煮込まれ、味が浸みています。
　　　　　口の中で解けるような“卵”のツブツブした楽しい食感です。
　　　　　こちらも味付けは薄めのようで、食べやすいです。

本日は“まぐろ”三昧、それも“本まぐろ”の三種の刺身、納得のいく美味しさでした。
ご馳走様でした。