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素材も素晴らしいクリスマスディナー
なかなか書き進まず、いや結構外食が多くて、やっと昨年のクリスマスのお話。
フレンチで楽しみたいということで3ヶ月以上前から予約をしていた大倉山にあるお気に入りのル レカミエを訪問した。
相変わらずシェフとマダム、そして本日はお忙しいのであろう、前回もワインをサーブしてくれた男性が優しく迎え入れてくれた。本日はクリスマス!他のお客さんは家族連れが多いようだ。お子さんもいらして羨ましすぎる。自分は小さい頃にフレンチなぞは食べたことがない。
さて最近は定番の窓際のテーブル席へ案内されてメニューを見るといきなり期待が高まる!
値段も8,000円とクリスマス仕様だが前菜から肉のメインまで素材だけで頬が緩む。これにシェフのマジックとマダムと男性のサービスが加わったら間違いないディナー。
見事なラインナップは、この通り。
フォアグラのテリーヌ
カニのクリームスープ
オマールの尾 ロースト
和牛のロースト
デザート
最初はいつも通りハウスの白ワインハーフと共に始めてもらった。
この年になっても少々ざわつくクリスマス、そして嫁さんと一緒に過ごした1年間に乾杯。
トップバッターのフォアグラが暫くしてやってきた。マダムが可愛らしく、田舎パテもいいけれど、やっぱりこれが好きと言葉を添える。はい、大賛成です。何とも肌理の細かいしっとりとした食感。濃厚なのに何故、後味はしつこくない?そしてサイドのはずのインゲンまでもが旨い。玉ねぎのドレッシングがかけられていてフォアグラに合いつつ、舌をリセットしてくれる。
こんな皿が続くならいきなり赤もありそうだと、メニューをお願いしたら忙しいのにシェフがキッチンから出て来てくれて相談。すいません。前回おススメのChateau Les Vimieres Les TronqueraはないらしくChateau Vieux Potana 6500円を選んでみた。
続くも普段とは異なるカニのスープ。フレンチに詳しくないが結構カニもあるのかな?自分は初めてだ。見た目にも味は複雑そうである。口に含んでみるとクミン、ローズマリー、セロリがいつもの通りたっぷり効いている。が、塩っけは少ないのにカニの味がしっかり後から追ってくる。素材を活かすギリギリの塩加減だと思う。
さてWメインの魚介はオマール!ここではお初だ。尻尾付きの殻が見事である。色も鮮やか。それに身も太くて、いかにもプリプリで実際プリプリ。ソースにはフレンチらしくバター、そして海老のみそが入っていることと思う。頼んだ赤はスパイスの香りと柔らかめのタンニンを感じる豊潤でしっかりしたものであったが、このソースもなかなか負けていない。ボルドーだけどメルローが多いお陰かも。
そしてメインの肉。皿も温めてくれている心配りが嬉しい。
和牛の見た目もオマールに負けず劣らずいい。焼きとは違った滑らかそうな感じと赤~桃色が食欲をそそる。早速食べようと口に近付けたときに鼻を通る匂いもたまらない。端に付いた脂と共にいただけば赤身肉の旨みと程よい脂の甘みが混ざり合って旨い!やはり赤ワインもこちらの方が抜群に合う。
デザートはマロンクリームやチェリーが使われた3種。自分はデザートに利用するチェリーが大好きで、こちらも絶品。マロン好きな嫁さんも最後まで満足してくれた。
今宵も〆にアルマニャックをいただいて見事だったディナーを思い返した。
想像以上に素敵なクリスマスを過ごすことが出来た。
帰りに皆さんの笑顔もいただいて、数ヶ月遅れのメリークリスマス!としよう。
ご馳走様でした!!
パワーアップしたディナーコース
3ヵ月前に予約したル レカミエのディナーへ嫁さんと向かう。当店の予約は緊急事態宣言の合間を縫って運よくキャンセルしないで済んでいる。ここでアルコール=ワインが飲めなかったら寂しい限りである。
17時に予約して10分以上早く着いてしまった。開店前だろうなと思っていたらシェフが見つけてくれて店内に迎え入れてくれた。寒い中でも待たされた横浜のイタリアンをちょいと思い出す。店内でマダムもタイミングがいいですねえ!と自分達の予約運を笑顔で話しかけてくれる。全くです。
さて、今回は嬉しい変更があった。メニューの構成が変わったのだ。前菜、パン、スープ、メイン、デザート、飲み物が基本であったが、税込5,500円のお値段そのままに前菜のオプションにスープが入り、スープの代わりに魚料理かパスタを選べるようになった。パワーアップである。
フレンチと言えどシェフのパスタが食べたいなと魚料理を諦めた悔しさが伝わったのか、マダムが追加しましょうか?提案してくれる。何も言っていないのに機微が効いてらっしゃる。しかも少額のプラスであった。有難うございます!
嫁さんはスモークサーモンにきのこのパスタと大好きな鴨のロースト。鴨を取られた感もあったが、自分はパスタと真鯛の海老ソースに加えて、食べたことのないパプリカのムースと仔羊のクリーム煮を選んだ。
本日はシェフお薦めの赤ワインをいただく予定であったが、その前に白ワインハーフを注文する。すると今まではいなかった年輩の男性がワインをサーブしてくれた。どうやら忙しい時にお手伝いをしているそうだ。成程、今日は直ぐに満席になった。
さて前菜。嫁さんのサーモンは既に食べたことがあるが、変わらず中々の量で別皿にしてくれるレタスと合いそうだ。ただ今回はパプリカのムースの方がインパクトが大きい。滑らかで甘みのあるムースにトマトソースの酸味が実によく合う。白ワインとも勿論バッチリ。一口分けた嫁さんも羨ましがっていた。
次に期待のパスタ。ソースはこってりしているかと思いきやあっさり。だからこそ柄の長いなめこの味そのままに瑞々しさも感じることが出来る。ただ、あっさりだけにあらず。燻製のベーコンがパンチになって絶品と言える一皿であった。
ここで白ワインのペースを見誤り、いや自然の成り行きか、魚料理分が怪しくなったので、お薦めという赤ワインChateau Les Vimieres Les Tronqueraもいただいた。先ほどの男性がグラスのボトムをつまむようにしてスワリングしてくれた。曰く「赤ちゃんを起こすように」だそうである。空けたばかりのワインなのに見事に香りが開いていた。真似できないテクニックである。
メインで初の魚料理は野菜もたっぷりの真鯛海老ソースだ。色的に鯛にして味が濃過ぎないかと思ったが、鯛の身と皮の風味を妨げるものではなく、きちんと引き立てるバランスの良いソースであった。魚料理もいいなあ。
最後はこれも初の仔羊のクリーム煮。クリーム系は苦手なことが多いのだが、決して甘過ぎず煮込んだ仔羊と相性がいい。珍しくライスも添えられていたのだが、これがまたソースに抜群!悪い意味ではなく上品過ぎず、モリモリ食べたくなる組み合わせ。ランチで定期的に食べたくなるような一品であった。
最後にチョコレートムースとアップルババロアとエスプレッソ、そして本日もアルマニャック?をいただいた。デザートが2種になったのも嬉しい。しかも層を重ねて凝っている。デザートだけでも店を開けるのではなかろうか。
次回の予約をして笑顔で帰宅したのであった。
ご馳走様でした!!
初夏のル レカミエで新たな味を楽しむ
初夏の折、3ヵ月前に訪れた際に予約をしていたル レカミエで嫁さんと夕食をいただいた。この時は近くで建設中の新しいピザ屋に目が行って店の前を通り過ぎてしまった。それくらい通りに普通に溶け込んでしまう店構えだ。初めて行く方はご注意を。でも店内は食器を含めて可愛らしくも落ち着いた空間である。
季節毎にしか来れないが、少しずつ変わるメニューが楽しみだ。この日のメニューも見たことがない皿達がちらほら。マダムの説明を聞きながらも前菜で気になるのは豚のモモとパセリのパテだ。田舎風パテで1本飲める美味しさなので選びたかったのが、嫁さんが被らせてくる... 彼女の得意技だ。2人で一緒もいいが、ならば自分は大好きな田舎風パテにしよう。提供された豚のモモとパセリのパテは夏っぽく透明感がある。少しもらったがパセリが効いて味も爽やかだ。うん、これもいい!こちらは白ワインがあうかも。
次にスープ。こちらにもカボチャのクリームスープがあるじゃないか。ここで迷う。前回絶品だったオマール海老のスープと比べなくてはならないのだ。嫁さんは前回の美味しさに負けてオマールを、自分は新しい味も試したくてカボチャを選んだ。これが正解!勿論、違う味同士で比較できるものではないが、他でいただくカボチャのスープとは一線を画す。適度なクリームはカボチャの味を引き立てて、香りはほのかにスパイシー。脇役ながらもしっかり香草が効いているようだ。当てにならないがクミンだろうか?このバランスは玄人ならだろうなぁ。
メインにも牛の尾 赤ワイン煮込みがある!嫁さんは骨付き仔羊のソティ。
今までいただいたメインも無論どれもフレンチなのだが、この牛の尾は中でも本格派の味わい。ゼラチン質たっぷりのしっかりした脂の味に負けないたっぷりの赤ワインソースが深みを増している。白ワインの後に以前も頼んだシェフお薦めのCh. Les Vimieresとがっぷり四つだ。牛の尾だから仕方がないのだが、不器用な自分には食べるのに苦労するのが玉に瑕。ただ外科医の方が来た時には綺麗に食していたそうだ。流石!
デザートはこれまた夏っぽく葡萄たっぷりのゼリー。酸味が少なく白ワイン?も効いて大人の味。いただいた貴重なアルマニャックと共にゆったりとした時間を過ごさせていただいた。
今回も秋の予約をお願いして、笑顔で見送ってもらった。身近にあって欲しい店の一つである。
ご馳走様でした!!
春になって新たな皿を愉しむ
梅の花と共に見つけたル レカミエ。春を迎え、早くも3回目の訪問。
いつも通り柔らかい店内に入りマダムの笑顔に迎えられる。
メニューを見ると色々と新しいメニューに変わっている。少し間を空けた甲斐があった。
本日も税込5,500円のコース。
嫁さんは「生ハムとメロンを使ってのサラダ」と「オマールエビのクリームスープ」、「本日の魚料理」を頼むそうだ。本日の魚料理はスズキとのこと。自分は「ノルウェー産サーモンのスモーク」と同じスープに「仔羊の骨付きロースのソティー」をお願いした。それとハーフの白ワインハーフも忘れない。
サーモンは意外にも豪快な身!サラダは別皿。ちまちませず、塩っけはきつくなくスモークが効いたサーモンを口一杯に頬張れる。切り口の厚さは丁度いい。白ワインが進んでしまう。美味しいと言うので嫁さんの生ハムとメロンも一切れもらってしまった。この組み合わせは微妙なこともあるのだが、しっかり厚みと塩気のある生ハムと瑞々しくほどよい甘さのメロンの組み合わせであったこの一皿はそんな不安は一掃してくれた。合わせ方が大切だと言うことが良く分かる。
そしてこの日の一番のお気に入りはスープ。今までは優しい、もしくは滋味的な味わいのスープであったが、今回は趣向が変わってオマールエビの味とクリームのコクが詰まり切った一杯。自分の舌はやっぱり濃い物好きだ。これだけでも再度訪問したいくらい。
今宵選んだ赤ワインはオレンジ色のNが印象的なエチケットのFitou Vieilles Vignes7,000円というもの。味わいは濃厚でタンニンしっかりでスパイシーにも感じた。個人的にかなり好きな赤である。後で調べるとシラーも入っていた。
メインの仔羊をこの赤ワインと合わせる。皿は前と比べると野菜も多く彩られており華やかだ。仔羊は肉もソティーの味も厚みがあり赤ワインに負けていない。肉と赤ワインを愉しむお手本のよう。嫁さんのスズキはしめじたっぷり。皮の焼き具合が最高だそうだ。メインの魚も満足のようである。
デザートも変わってリンゴのパイとベリーソースのパンナコッタ?。エスプレッソの前に注文したグラッパと共に美味しいディナーを惜しむのであった。肩が凝らずに優しい気持ちになれる空間だ。
今度は夏に訪問しようとまたもや予約を入れてしまった。
今から楽しみである。
ご馳走様でした!!
今回はゆったりとディナーを楽しむ
嫁さんと梅を見に行った時にランチをいただいたル レカミエ。食後に即予約をしたディナーにお邪魔した。17:30から20時近くまでゆったりとディナーも楽しんだのであった。この日も4テーブルが満席で回転はなし。皆さん寛いでいくようだ。
メニューの構成は前菜、スープ、メイン、デザート&飲み物とランチと同じであるが、同じ2月に行ったものの選べる皿は一部を除いて異なる。値段は5,000円。バゲットとセットのソースとデザートが2種類あるのも違う点。どの店も基本そうであるがランチがお得なのは否めない。もしこのお店が気になっている方はランチから入ることをお勧めする。自分はゆったりディナーでも十分お得だと思う。
前菜は前回少し上げたパテを気に入った嫁さんが田舎風パテを譲らず。ワインに合うそれを自分も食べたかったが違うものを食べる方が面白いというもの。メインも鴨を譲ってくれず、だったので自分の前菜は鴨とホタテのサラダにして、メインを牛の舌 ワイン煮込みにした。
まずは白のハウスワイン(Vin de maison)のハーフ2,500円で乾杯した。今回は帆立の入ったサラダなので白ワインスタートで前菜がより際立つ。帆立の焼き加減が絶妙で非常に香ばしい。鴨も頑張っているし大好きなのだが、この帆立は旨い!嫁さんもパテに大満足。良かった、良かった。
直ぐに白ワインは空けてしまい、前回とは異なる赤ワインをということでCh. Les Vimieres 8,000円を注文してみるとシェフが「美味しいですよ」とにっこり応えてくれた。これは間違いない。
スープはランチの野菜スープとは変わって魚のスープ。出汁の旨みが出ているが塩っけは少ない。そこにマダムに教えてもらった方法であるソースをバケットに乗せてスープに浸して食べる。このソースはニンニク、マヨネーズ、タバスコなどを混ぜたものだそうで、フレンチのソースを良く知らないがオリジナルなのかもしれない。塩っ気の少ないスープに合わせるとコクとキレが増す。ただし余りソースが多いとスープの旨みが負けてしまうので注意。面白いソースだ。
さてメインの牛の舌はなかなか大きくて嬉しい。ホロホロに崩れていく肉が赤ワインのソースと完全に融合していく。舌を奪われる至福の時。これに頼んだ赤ワインが勿論合う。フルボディとは言ってもタンニンはきつくなくフルーティーさも感じる。香りもスパイシーだ。たまたまだがこの皿の重みと丁度いい。そして思うのである、美味しい皿が一皿合えばボトル1本いけてしまうと。そっと添えられたマッシュポテトも凄く滑らかでソースを絡めとってくれる。決しておまけとは言えない。はしたないが嫁さんの鴨ももらった。オレンジソースとの組み合わせが大好きなのである。オレンジはそのままフレッシュ。やっぱいいコンビだわ。次回両方あったら必ず迷うことだろう。
デザートはランチのゼリーにショコラケーキ。これならグラッパと合わせようかと思っていたらシェフが隣に来て「コニャックでもどうですか?」と。申し訳ないくらいのサービスに大感謝。数少ない経験でもコニャックが旨いことは知っているが如何せん自分で頼むことはない。自分の舌ではどんな銘柄・ランクかは分からないが酸味はきつくなく、大変まろやか。鼻から抜ける香りは木や果実が混ざった感じ。デザートと共にじっくり味わわせていただいた。少し勉強しようかな。
次回は春の季節で予約をした。
横浜にいる間に各シーズンで訪問したいな。
ご馳走様でした!!
本格フレンチと梅を愉しむ
2月だと言うのにかなり暖かい。梅を見に行きたいという嫁さんに連れられて大倉山公園に向かうことにした。ならばランチを大倉山付近で楽しみたい。それなりに時間をかけてル レカミエというフレンチを探し出した。前日の深夜に決めたので予約をしなかったこともありドキドキとワクワクが入り乱れる。
翌日は余りにも気持ちが良いので一駅前の菊名から歩いて店を目指す。知らない街を歩くのは楽しいものでランチという目的があるので尚更嬉しい。
店は大倉山駅を通るメイン通りにあった。他の方も書いていたがフレンチやってます!という雰囲気は全くないので見逃してしまいそう。駅からは5分もあれば行けるだろう。
店内を覗いてシェフらしき方に予約していないが大丈夫か?と尋ねると笑顔で大丈夫との返答をもらう。一安心だ。早速4人掛けのテーブルに通されて一息つく。少し歩いたので程よい感じ。店内は薄いピンク調で外の光を優しく取り込んでいる。テーブルの組み合わせは変更出来るかもしれないが基本4テーブルでこの日は満席。隣とのスペースもあって少数の方で愉しめる店のようだ。非常に落ち着いて食事が出来る。
テーブル席には飾り用の洒落た器がありマダムがメニューを置いてくれる。優しい感じの方だ。実際全てのサービスが柔らかかった。質問をすると丁寧に教えてくれるし、ワインのこととなるとシェフを呼び出してくれる。お2人で仲良く回しているようだ。
ランチメニューはポタージュ、メイン、カフェが付いた1,500円のBランチと前菜とデザートも付いた2,300円のAランチの2種類。2,300円という価格ならばAランチ一択。前菜とメインの内容をマダムに教えてもらいながら嫁さんはスモークサーモンのサラダと牛のパルマンチェ、自分は田舎風パテと鴨のローストペッパーソースをお願いした。ワインはフランスワインなので余計に分からなかったが赤と値段でGigondas 2013 7,000円にしてみた。その時は当然値段など知るはずもなかったが後で調べるとかなりお得な価格で提供してくれていると思う。ワインがお好きなようだ。
5分もすれば前菜が提供される。味は分からないが嫁さんのサラダは見た目が美しい。自分のパテも野菜に飾られて中央に見事に鎮座している。どの器もシンプルながら料理に合っている。
そしてもうこのパテが絶品すぎる。旨みがぎっしり詰まって適度な酸味。粗さもいいし香草も効いて鼻に抜ける香りもいい。勘で頼んだGigondasの深み、重みとバッチリ合う。間違いなくこのパテだけで1本空けられる。
続くポタージュは一転してレタスメインの優しい味わい。他の野菜もたっぷりだそうで、こちらも香りが良い。嫁さん曰く薬膳スープ。それも良い表現かもしれないがセロリも効いたスパイシーさもあり、ちょっと不思議な味わい。
メインの鴨もパテに負けずワインとの相性はバッチリ。ソースはフレンチらしく濃厚なものの胡椒は粗挽きで大胆に使われておりピリッとパンチが効いている。それでも鴨の主張は収まらずソースとがっつり横綱相撲を展開していた。口に運び噛むほどに幸せになれる。バケットもお代わりをいただいてしまった。
嫁さんのメインはグラタンのようだが、マッシュポテトの白さと焦げ感が良い。
最後のデザートはグレープフルーツタップリでさっぱり。コーヒーと共に美味しかったランチの余韻に浸った。
いやあ素敵なフレンチの店を見つけたものだ。帰り際はお2人で見送ってくれる。客の反応も見ている良店である。早速次の予約もしたのであった。
帰りは満開前ではあるものの、かわいいらしい梅の花を愛でながら公園を散策。あまりにも気分が良くて帰りは1人で10km以上を歩いて帰った。良い日であった。
ご馳走様でした!!
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freeland0412
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店名 |
ル レカミエ(Le Recamier)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
045-542-5357 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「港区元麻布3-2-3」から移転しています。 |
交通手段 |
東横線 大倉山駅から徒歩3分 エルム通り沿い 大倉山駅から268m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
20席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
ドリンク | ワインあり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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約1年前。大倉山公園に嫁さんと梅の花を眺めに来た。その時に見つけたのがル レカミエ。一目惚れした我々は凡そ3ヵ月に1度季節毎に訪問してきた。お店を締めなくてはいけない日々が多かった中、毎回その合間を縫えたことは奇跡だと思う。そして、その度に素晴らしい料理とサービスを受けた当店に来て早や1年。この日も梅の花を観賞した後にランチで利用した。最早、梅の方がおまけである。
店内に入るとシェフとマダム、ワインにお詳しいダンディなスタッフが優しく出迎えてくれる。
テーブルは何故か固定の窓際席。それでも本日は見たことがないかわいい装飾皿も迎えてくれる。オーダーを終えると片されてしまうので何時も何だか惜しくなる。
2,530円のランチメニューから嫁さんはそば粉のガレットと本日の魚料理、自分は猟師風サラダと牛のもも肉赤ワイン煮込みをお願いした。最初にハウスワインの白ハーフをお願いするのも毎度のこと。
味は間違いないので皿の話は抜きで後段の話だけで終えようかと思ったが、自分のためにも一言書いておこう。サラダは葉に隠れてしまっているが大きめのプリ海老がドレッシング、そして白ワインと相性良く、スタートから嬉しくなるのも毎度のこと。
そしてメインには申し訳ないのだがスープがメインでは?と思わされるのも何時ものこと。たっぷりの野菜と香草の効いたスープは、この一皿でもう食事である。どれ位の時間をかけているのか?
そしてそうは言ってもメインはメイン。タンニンの強い2017 BARREJAT MADIRAN 6,000円は牛と赤ワイン煮込みに間違いがあろうはずがない。大きめの人参とじゃがいもも肉に負けず、ワインと合う食べ応えに味付けだ。
最後にデザートとエスプレッソで一息ついていると、店も落ち着いたのでシェフがホールまで顔を出してきた。そして、この日は店の奥で男性が1人で食事をしていたので珍しいなと思っていたら、何と息子さんだと言う。たまに味見?に来るらしい。勿論冗談だと思うが、息子さんも東京で有名なフレンチ店で料理人をしているそうだ。更にはシェフとマダム夫妻の東京時代のレカミエ話も伺った。何とも暖かい時間と空間であった。
そんなル レカミエにはまた必ず来たいのだが、いや来るのだが、横浜を離れることとなったので何時の日かは分からない。暫しの別れとなるため、当店に通い続けているという女性も交え、皆さんで記念撮影をさせていただいた。笑顔あり、格好良く引き締まった顔あり。飾りたくなる1枚となった。
いつもは3ヶ月先の次を予約して帰るのだが、この日は次の予約をできずに店を去った。
ご馳走様でした、そして有難うございました!!
横浜に来る時に、また来ます!